2017-04-04

花見は好きじゃない、のに、混ざりたいというエゴイズム

実は花見あんまり得意でありません。

一番の理由は寒さだ。

気温がとにかく寒い。クッソ寒い

寒さに極端に弱い人間にとって、この時期野外で飲むのは、生きながら味わう地獄しかない。

そうなると全てが面白くなくなり、完全に心がスニッカーズ泉ピン子になる。

あと、冷えて全然美味しくない自称料理自慢の手弁当を食わされるのも苦痛だ。

もうさあ寿司取ろうぜ、いい歳の大人は…みたいな感情が口に出さずとも全身からオーラの如くほとしり場の空気悪化しかねない。

寒い泥酔した友人がウザい・トイレもままならない・冷えた弁当全然味しくねぇ。

と、ヘレンケラー三重苦を上回る苦痛さに、ここ数年誘われてもことごとく辞退している。

でも、花見をしている人を、外から見守るのは本当に楽しいんだよな。

土曜日の昼下がり、隅田川散歩した。

江戸遊びをしたり、太鼓と笛に合わせて踊っていたり、雀卓持ち込んだり、おっさんの二人組が目を細めて川辺でぷかーっとタバコふかしたり。

みんなこの世の極楽みたいだ。

でもあの仲間に入るのはごめんなんだよな。あの仲間に入りたい気持ちはあるのに。

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