男がDVにあうわけない
はじめて気づいたのは数年前
はじめは縮こまるようにしていたが
数か月に一度だったのが、月に数度、最近では毎晩のように締め出されている
いや、ゴールデンウィークには潮干狩り道具が玄関前に出されていたから
妻は何らかの精神疾患でも抱えているのか
これだけの頻度だとこの記事を書いている増田以外にも気づかれているだろう
今のところ実害はないが、気味が悪くて仕方がない
セント●●●●●●●ネビス、22世紀に生きる私たちにはその名前を完全に発声することはできません。この島の名の一部は“おぞましい”負の歴史を背負っています。歴史を十分に深く学んでいる私たち世界市民にとって、忌まわしきその名を口にすることは相応しい行為とは言えないでしょう。
さて、この島は”発見“された当初から「呪われた島」として各種文献に記述されてきました。科学的根拠を持たない言説に惑わされることのない現代の私たちにとって「呪い」などという言葉自体が失笑の種ではありますが、確かにこの島にまつわる数々の悲劇はなんらかの超自然的意図を感じてしまいたくはあります。
”発見者“●●●●●の船団の乗組員13名が島の小さな池で折り重なるようにして全員溺死したという不審極まる事故を皮切りに、おぞましい帝国主義国家による不当支配時代には、寄港した貿易船が丸ごと行方不明になることが信頼に足る記録に残されているだけでも7回、前千年紀末にも航空機が島の上空で消息を絶つという事故が相次ぎました。それを元に周辺の海域が「魔の海域」「船の墓場」などと呼ばれていたこともありましたが、正確で理に適った知識を持つ現代の私たちからすれば、ほとんどの事故の原因が「呪い」などではないことははっきりとしています。最初に挙げた溺死も、風土病による皮膚の熱症とそれに伴うパニックによるものと結論が出ています。
今、私は「ほとんど」と書きました。不正確な記述ではないかと訝しまれた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし残念ながら、現在の私たちが持つ集積知を以てしても、その理由が判然としない事案が一つだけ存在してしまっております。もちろん、日々進歩し集積知を深化させている私たち世界市民がこの謎を解き明かす日が近いうちに訪れるのは間違いありませんが、今は公正に、原因不詳の事象として、西暦1777年7月の、ある私掠船の船体及び乗組員の失踪について以下に記述しようと思います。
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判断が早い
えらい