かれこれ20年以上追っかけているネット上のSNSアカウントが複数名いる。
個人サイトをHTMLタグ手打ちで書いてたような頃から、個人ブログ時代を経て、未だにネット上で生存確認ができるのはすごいことだと思う。
(もちろん突然消えたりして消息不明の人も何人かいるけど。一度消えて名前が変わっても趣味嗜好が同じ時点で再会する確率もわりと高い。)
20年も見てるとなんとなくその人の大体の人生がぼんやり見えてくる。
自分がストーカーだったら間違いなく住所も職場もすぐに割り当ててたと思う。
いままで見てるだけで何もこちらからアクションしたことはないけれど、
今は投げ銭やらマシュマロやらskebやらがあって、匿名のまま接触できるっていうのも本当に不思議な感じ。
別にテレビに出てる芸能人だって20年以上活躍してる人はザラにいるし、
ライブでアーティストを応援するっていうのと仕組みとしては何も変わらないんだろうけど
その辺の一個人が、リアルに交わることがないまま、だけど同じ世界のどこかに存在してて、ネットの世界で匿名で関わり続けられる、
「典型的なオタクの男に実は娘がいて、ひょんな事から一緒に暮らすことになった」ってのは当時は商業クラスだと珍しくて、娘は可愛いし、周りの登場人物も魅力的だし、主人公もクズな部分はあるけどもそれを反省したうえで父親として成長していく部分は面白かったんだけども、終盤の展開が……
娘の実の母親に悪役を押し付け過ぎだったし、主人公もこれまでの成長がリセットされたかのようなグダグダっぷりを見せた上にかつての過ちを繰り返してしまうし、仕事面でもステップアップを断って元の黙阿弥に戻ってしまうし……
なんていうか「ずっとこのままでいて欲しい、自分もこのままでいたい」という願望が悪い方向に進んでしまったかのようで残念だった。
自民に限らず、国政は新しい産業をろくに育てず、小手先小手先で30年間来てしまったからな。産業というパイが増えないなら、その上に乗ったトッピングである雇用も賃金も増えない。
プリンターはインクで稼ぐ。(今思えばサブスクっていえなくもないけど)
地方はUターンやIターンで帰ってきたエンジニアが中堅どころ。
この中堅は家庭の維持だけが大事なので上に上がる気もないし下を育てる気もない(自分のポジションが危ぶまれるから)
中堅はジュニアクラスのエンジニアに対しては「能力がないからジュニアクラス、一生それやってたら?」というスタンスであり、ジュニアクラスとかシニアクラスは流動性のあるポジションではなく身分固定制
上司にもそれを報告する。仕事ができてイケてる若者でも関係ない。
ちなみに上司も「若い人間に安く働いてもらえてラッキー、40ぐらいまでこの値段で働いてくれないかな(その後はクビ)。」ぐらいしか思ってない。
優秀な人間がいたらとりあえず上に上がってもらった方が仕事も多く受けられるし儲かるわけだが
地方の中堅エンジニアは現状維持だけが大事でそんなこと一切考えてないので