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2019-09-06

フェミニストが嫌われる理由

嫌われる理由がよくわかった

フェミニスト弱者男女に寄り添ってない、強者女性ばかりの味方である

→現状の日本フェミニスト強者女性を救う方向にしか動けておらず、(正社員女性の育休など)ケアワーカーなどの低賃金などを訴えるフェミニストはごくわずである

最近は未婚女性非正規労働との結びつきを訴える人も増えたが、なんとなくだが経済学者社会学者でも男性ばかり訴えてる気がするんだが…

②どうみてもフェミニストのせいで悪くなった状況もあるのに、それをフェミニスト責任と認めない

専業主婦の減少など

日本アンチフェミ先進国家で良いんじゃないかな、同僚の産休育休時短なんてみんなうざいって思ってるでしょ?はよやめろって思ってるでしょ?子供抱えながら働いてる女性旦那が稼いでくれれば良いと思ってるでしょ?

男も男を立ててもくれないのに家事に協力しろなんてウゼーと思うでしょ?帰ってきて手伝いなんてやりたくないでしょ?

グローバル化なんて糞食らえの世の中なんだから日本他国が推進してるからって無理に進めなくて良いと思います

2019-07-21

京アニ放火犯みたいなの家族ケアするか精神病棟に閉じ込める

しかないよねぇ。

犯人郵便局役所パートめしていて強盗で服役してから生活保護訪問看護まで受けていて、現在制度行政他人)ができる生計医療支援は十分に与えられていた。

それでも統合失調症治療勝手に止めて妄想悪化させてああいう凶行に至ってしまった。

こういう厄介な病人に寄り添ってなだめすかして励まして治療を続けさせるような水準のケアは、他人精神科医看護師ケアワーカーに求めるのは無理で、家族が引き受けるしかない。

家族ケアが無ければ、いくら行政支援しても一部はああなってしまう。

いや、わかるよ。ああいう男が家族にいて、日々暴力脅迫を受けて、ご近所トラブルを起こす度に頭を下げて回って、薬をちゃんと飲ませて悪さをしないように親族が交代で寝起きして監視して……それって地獄だよね。

結婚以外に生きる道が無かった時代女性の中にはああいう男のケアに宛がわれた女性も少なからいたことだろう。

親は成人した我が子が困窮して狂人になろうが犯罪を犯そうが世間から後ろ指を指されることも無いので放っておけるし、女性不本意相手との結婚を強いられることも無くなった。たくさんの人たちが地獄から解放された。

その代わり、何十人もの世界中で愛された作家職人理不尽に焼き殺される地獄が出現した。

じゃあ、今更ああいう男は親か嫁がケアして世間迷惑を掛けるな――というのも無理な話で、精神障害が原因の犯罪者を精神病棟に閉じ込めて治療強制する方向に行くしかないのだろうね。

2018-07-14

学童先生待遇を良くするためにもっと負担したい

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180713-10000001-mbsnews-l27

アラフォー共働き家庭の母のほうです。関西所在住で、小学校低学年の子供を放課後、公設の学童に預けている。先生たちはとても良くしてくださって、子供学童が大好き。

でもこの記事を読んで、もう本当に指導員の先生申し訳ない。うちは世帯年収は2K万円を超えている。でも学童に支払っている額は約1.1万円/月。平日、ときには土曜日も預かってもらってこの額。自治体基準に従って決まっている額だが、いくらなんでも安すぎる。

もっと払ってもいいのになといつも思ってる。支払いが難しい家庭には負担を軽くすべきだけど、払える家庭の負担もっと重くていいよ。払う。ケアワークを軽視するシステムに乗っかって、ケアワーカー搾取する側に回るのは嫌だな。どうしたら先生たちの待遇を良くすることに貢献できるのかな。

2017-05-10

http://anond.hatelabo.jp/20170510152617

 措置入院を減らすべき、というのはもう何十年も言われていて、治療者側からは、治療のための要求として、地域治療への移行を求めてきたのに対し、おっしゃるとおり、行政側は医療費削減の文脈で、医療保護入院等への移行を進めてきたので、措置入院が約10分の1になっても、その分以上に医療保護入院が増えているので結局措置入院を減らす、という数値目標のために治療性格無視した措置入院、そこから拙速退院となっているのでしょうと思います

 イタリアだけでなく、基本的精神保健支出入院医療から地域治療へと変更していく方向はオーストラリアカナダでも勧められているようです。オーストラリアのMental Health Strategyによって、地域治療への支出入院治療への支出がほぼ均衡するようになって、利用者満足度が大きく向上したというような報告がでているようですね。(National mental Health report 2013)

 アメリカは州によって大きく異なるようですが、少なくともカリフォルニアフィラデルフィアニューヨークなどの主要な州では、措置入院のような入院(involuntary treatment)を2週間とか1ヶ月とか継続するには、医師裁判所に出向いて、人権抑制必要性説明せねばならないというような制度が整備されているようです。しかしそれでも、必ずしも患者家族QOLが低下しているということもないようですし、実際に人口あたりの精神病床数はドイツイギリスよりも相当低くなっているようです。。

 措置入院件数の違いは精神保健指定医の偏在ももちろんそうでしょうし、彼らのポリシーによっても大きくかわるだろうということはそのとおりだと思いますが、他の先進国と同様に、精神治療に関わるケアワーカー等への投資を進めていくべきなんだろうと思います。もちろんリソースの拡大も必要でしょうし、病院(1兆円)から地域ケア(500億円)へと移行していくべきだと思いますオーストラリアでは、配分を変えたことで、ケアワーカーの数は2倍以上になったようですし、イギリスでも医師よりも患者家族ケアワーカーがより多く増加しているようです。海外先進国にできて、日本にできないということはないように思うんですが。

2016-07-29

例の事件きっかけに。僕は少しだけ考える。<感情労働視点から

わたし精神科看護師をしています

相模原市事件を受けて、様々な意見が出ていて、いろいろと考えさせられています

とくに「重度の障害を持つ方に対するケアワーカーの陰性感情」についての議論には、様々な方向から風が吹き荒れているようにも感じました。

そこで私は、今回の事件を受けて「感情労働」とケアワーカーメンタルヘルスについて、少し整理してみようと思いました。

(様々な論点があると思います犯人病理などについては僕には分かりかねる部分が多すぎるので言及は避けます

感情労働(Emotional Labour)とは 1983 年アメリカ社会学者A.R.ホックシールドにより提唱された概念です。[1]

この概念は非常に有名ですので、ご存じの方も多いと思います

 

肉体労働はその肉体での労働を対価として賃金が発生します。

頭脳労働ではその頭脳での労働を対価として賃金が発生します。

感情労働は――肉体労働頭脳労働と同様にーーその「感情」が賃金と引き替えに売られるのです。

感情が「交換価値」を有していると考える訳です。

言い換えれば、感情労働を行う労働者は「上手にその感情管理し、それを提供し、自らの感情と引き換えに雇用者から賃金を得ている」とも言えるでしょう。

この感情労働を行う労働者としてホックシールドは,客室乗務員さら教師看護師なども例として取り上げていました。

さて、私自身も経験がありますが、重度の障害を持つ方に対し、長期間日常生活ケアを行っていると「穴を掘っては埋める」作業毎日しているような気持ちになることがあります

そんなとき患者(あるいは利用者場合もありますが、ここでは患者統一して表記します)に対して陰性感情がムクムクと湧いてきます

これは、患者自身が強烈なストレスや混乱の中にいて、言い様のない攻撃性を援助者に向けていることとも関連します。

患者が抱えるストレスや混乱と同じような感情看護者は感じてしまうのです。

「なんで、言うことを聞かないんだ!」「どうして、噛みつくの!」「何度言ったらわかるの!」と心のなかで大きな声で叫んだことは数えきれないほどです。

ケアする人とされる人の間にはーーもちろん、その関係に限ったことではありませんがーー「感情対称性」があります

(逆に考えれば、「自分自身感情から患者の感じていることを推察することができる」ともいえます。)

こうした無意識プロセス理解をすることは自身感情コントロールするために役に立ちます

しかしながら、このことに一人で気がつくことは、かなり困難であると私は考えます

感情労働概念や、感情対称性について、ストレスマネジメントについての十分な教育や、あるいはスーパーバイザーを交えたデブリーフィングセッションを行っていく必要があると思うのです。でも、現実には、そうしたことはケアワーカーの間では殆ど行われていません。

積み重ねられた陰性感情は、罪悪感や攻撃性、無力感に変化していきます学習された無力感自尊感情の低下や自己効力感の低下も引き起こします

そして、それらはある日、まるで波が引くようにものすごい力で『反転』することがあるのです。

また、前述までと矛盾するようですが、近年の研究では「感情労働は一概にメンタルヘルスに対して悪影響となるものではなく、顧客スタッフとの相互関係から職場にとって良い影響も与えうる」ともいわれるようになってきています。その肯定的な側面として達成感の向上や患者とのつながり感覚を強めること、職務満足感を高めることなどが述べられているのです。

感情労働はそれそのものが罪な訳ではない」と私は考えます

「よくコントロールされること」「よいものとして認知されるようにすること」が大切なのだと私は思うのです。

介護労働者待遇改善などの労働衛生管理については各所で述べられている通りだと私も思います

しかし、ケアワーカーメンタルヘルスに関しては金銭面だけでは解決できないものもあると私は考えているのです。

私は、今回の事件のもの犯人に対して、ある種の憎らしさや強烈な嫌悪感を感じています

当然、許されることではありません。

ただ、私は同時に、どうして今回のような凶行に至ったのかにとても興味があるのです。

同じような事件を繰り返さないために。

自分自身が、同僚が、家族が、被害者加害者にならないようにするために。

社会としてどうしていくべきか。

医療システムはどうあるべきか。ケアはどうあるべきか。

ケアワーカーメンタルヘルスに関してはどう捉えたらよいのか。

わたしたちがコントロールできることとコントロール出来ないことはなにか。

リエゾンなどに携わる専門職が率先し、十分な議論を行い、実施可能な具体策を挙げていけるといいなあと僕は思ったり考えたりしています

武井麻子先生は『感情看護』[2]の中で、Winnicottを引用しています。(P.263)

最後にそれをご紹介したいと思います

ウィニコットは、無慈悲にも自分を怒らせる赤ん坊ケアする母親について、このようなことをいっています

 母親赤ん坊を憎むことを、それをどうこうすることな容認できなければならない。母親赤ん坊に対して憎しみを表現することはできない。[中略]母親に関して最も注目すべきことは、自分赤ん坊によって大いに傷つけられながら、子ども報復しないで大いに憎むことができる能力、そして後日にあるかもしれない報酬を待つ彼女能力である

 同じようなことが看護師にもいえるのではないでしょうか。自分を傷つける者(それは患者であるかもしれませんし、そうでないかもしれません)を憎むことを看護師容認しなければならないのです。」

<参考文献>

[1] A. R. Hochschild, 室伏亜希石川准, 管理される心―感情商品になるとき. 2000.

[2] 武井麻子, 感情看護―人とのかかわりを職業とすることの意味 (シリーズ ケアをひらく). 2001.

[3] パム・スミス, 武井麻子と前田泰樹, 感情労働としての看護. 2000.

[4]Huynh, T., Alderson, M., Thompson, M. (2008)Emotional labour underlying caring: An evolutionary concept analysis. Journal of Advanced Nursing, 64(2), pp.195-208

[5]Benner,P.&wrubel,J.難波卓志訳,現象学人間論看護,医学書院,1989.

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