はてなキーワード: 三國無双とは
27歳男。
違う趣味を持てばいいとかそういう問題じゃなくて、ゲームをまた楽しめるようになりたいんだけどモチベーションが上がらなくて歯がゆい。
また時間を忘れて熱中できるようなゲーム本来の面白さを思い出させてくれるソフトはないですか?という話。
ゲームをなかなか買ってもらえない家庭で育って、友達の家に常に最新機種があるのが羨ましくて仕方なかった。
保育園から小学生低学年のときは、いとこの家でちょこっとやらせてもらうゲームボーイやスーファミのファイナルファイトが楽しかった。
小学生中学年になってめったにしないおねだりをしてスーファミを買ってもらって、土日各1時間だけという制限の中でやってた。
でも共働きの家庭だったから、留守家庭卒業後は小学校からダッシュで帰って親が帰ってくるまでゲームやったりしてた。
最初に買ってもらったスーパードンキーコング2は、最後らへんが難しくて進められなくなったから、友達から借りたFFをやってた。
FF6は、全員レベル99にしてからラストダンジョンに行こうと思って数人レベル上げが終わったところで、自慢するために友達の家に持っていくときに落としてデータが消えたから挫折した。
FF5は、攻略本を見ながらプレイしたらラストダンジョンの敵が強すぎてラストダンジョン直前で挫折した。
ミスティックアークは難しくて挫折した。これは大学生のときにリベンジした。
小学4年生のときに、発売から時間がたって値下がりしてたクロノトリガーを980円で買って面白さを吹聴して回って、自分のクラスでリバイバルブームを起こさせたりした。ラスボスは3体いるうちの真ん中が本体じゃないということになかなか気づかずに苦労した。
友達の家でやらせてもらったプレステのチョロQが楽しかった。その友達の家にネオジオがあったんだけど、クソ長いロード時間しか覚えてない。
小学6年生のときにプレステを買ってもらって、アークザラッド1をやってCGの綺麗さを興奮して親に報告した。
朝3時に起きて、隣の部屋で親が寝てる中こっそりゼノギアスをやった。話はよくわからなかったけどゲームとして面白かった。
中学生になってFF7インターナショナルを買ってもらった。エアリスが死ぬことは知っていたから最初から育てなかった。ショックも受けなかった。海チョコボはチョコボ仙人のヒントだけをもとに独力で配合して作った。達成感があった。運動部だったから、引退後の夏休みはずっとやってた。
友達の家でプレステ2の三國無双をやらせてもらって感動した。人数多かったからなかなか自分の順番が回ってこなくて歯がゆい思いをした。
お小遣いをためてFF8を買った。等身が上がった人間が普通のフィールドで動いている、動かせることに感動した。お子様だったからかFF7ほどは面白くないように感じた。
高校2年生のときにプレステ2を買ってもらった。でも運動部に入っていたのと受験モードにすぐ入ったからなかなかやれなかった。
大学生になってプレステ2のソフトを買いまくってやりまくった。
値下がりもしてるしプレステ2とかプレステの名作を買い漁るのが趣味になってた。
この頃からプレイするよりも買うことが目的になってきた。積みゲーがどんどん増えていった。
でもアナザーセンチュリーズエピソードの2と3、シャドウハーツは1と2まで、最後までやったな。シャドウハーツフロム~はなんかイマイチでラスダン前で挫折。
就職したら一人暮らししてプレステ3とか買いまくってやりまくるとか息巻いてた。
でもいざ就職して自分の自由に使えるお金と時間が増えたときにはもうゲームへの興味が薄れてしまっていた。
就職した後にはじめて買ったDSとPSPはほとんどやらずにほこりをかぶってる。
自由にできる環境になったときにはもうモチベーションがなくなっているってすごく不幸だ。
なんとなく面白そうだな、やってみたいなというゲームはいろいろある。
金銭的にも買えないことはない。
でもいざ手を出すまでのモチベーションがわかない。
仮に買ったとしても実際やり始めるとプレイが面倒になるのが想像できると考えてしまうから。
そうなんだよ。
ゲームをすることがめんどくさくなったんだ。
やりたくないわけではないけど、めんどくさい。
据え置き機だから設置がめんどいとかじゃなくて携帯機でもしかり。
RPGが好きだったんだけど、今RPGをやると、製作者の手のひらで転がされてるだけに思えてつまらない。
クエストとかフリーシナリオとかそういう問題じゃなくて、RPGというシステム自体の問題だと思う。
アクションゲーも、ひと通り動かしたらもう満足してしまって、ボスを倒してストーリー進めるとかをやらなくてもいいやーとか思ってしまう。
ギャルゲーもボタンポチポチでシナリオ読むのがかったるい。エロゲーも同じ理由でやらなくなった。
ゲームを楽しみたい気持ちはあるのに、身体(頭、精神状態?)がついていかない。
年齢問わずに楽しめるはずのゲームでは、身体じゃなくて心がついていかなくなる場合があるという。
楽しみたいのに、めんどくさい。
どうしようもなく歯がゆい。
友達と一緒にやる桃鉄を久しぶりにやったりしたけど、負けたら負けたでそこまで悔しくない。
ピコピコ少年とかハイスコアガールとか読むと、著者のゲーム経験が羨ましくなる。
あーでも自分はまだ割りと買ってもらってたほうなのかな。。。
休日をひきこもってテレビも見ずにダラダラゴロゴロしてるだけの生活よりはハリが出るんじゃなかろうかと思ってるんだけど。
めんどくささを超えて熱中できるようなゲームをすること自体の楽しさをまた思い出させてくれるゲームはないですか?
それとも、これまでの文章をすべて台無しにするようでなんだけど、もともとそこまで自分はゲームが好きじゃなかったってことなんだろうか。
昨日の夜、通夜に出席してきた。あと30分程で彼の葬儀が始まる。
でも、僕は葬儀には出席しない。広島から東京へ帰る新幹線の中でこれを書いている。
通夜にはたくさんの人が出席していた。
式場には車で向かったのだけれど、駐車場が一杯なので申し訳ないが近隣の駐車場を利用してくれと誘導員に言われた。
お経が終わっても、焼香を行う人の列が残っていたのは初めてだと、坊主は言っていた。
中学時代の同級生がたくさんいたし、おそらくは友人であろう同年代と思しき若い人達も多く見かけた。
本当に、本当にたくさんの人が、彼の死を悲しんで集まっていた。
けれど、その中の誰一人として、彼の自殺を止めることはできなかった。
きちんと誰かに確認をとったわけではないので、もしかしたら違うのかもしれない。
仕事に出て来なかったのを不審に思った同僚が彼の家を尋ねると亡くなっていたらしい、と書いてあった。
喪主である父親の挨拶の中には「事故」という単語も「病気」という単語も含まれていなかった。
彼は、自らの意思でその人生を終えた。何が彼をそうさせたかは分からない。
中学時代はそれなりに仲良くしていたが、卒業後ほとんど彼と交流はなかった。
最後に会ったのは確か大学二年か三年のときで、そのときの話だと彼は短大を出てもう働いていた。彼女がいるとも言っていた。
そしてそれから数年。中学を卒業してからほぼ10年。きっと、色んなことがあっただろう。
色んな人と出会って、色んな出来事を経験して、色んな苦悩があったのだろう。
でも、僕には分からない。彼の中学卒業後の人生を、俺は殆ど全くといって良いほど知らない。
坊主は彼の父親の知り合いのようだった。
万人向けで形式ばった、という感じのない、人間味を感じさせる説教だったと思う。
けれど、僕は涙を流すことが出来なかった。
自殺した人間に、この世での全ての人間関係を自ら断った人間を前に、自分はあまりにも無力だと感じていた。
彼の遺影を眺めながら、僕はただ、悲しい気持ちで途方に暮れて、そして、周りの人間に怒っていた。
親族や彼の父親の関係者以外の、彼自身の友人として参列した、自分を含めた全ての人間に怒っていた。
お前たちは何に泣いている?彼の死に対してか?だとしたらそれは間違いだ。
泣くな。彼は望んで死んだのだ。
例えどんな価値観を持って生きていようとも、自殺なんての簡単にできることじゃない。
彼はそれを行った。彼の胸中は想像を絶する凄惨なものになっていたはずだ。
その彼の亡骸を前にして、ただもう会えなくて悲しいなどと泣くのは間違っている。
彼はそれを選んだ。お前達にもう会えなくなって構わないと、彼は決めたのだ。
お前達の中には、僕を含む誰一人として
「あの人に二度と会えなくなるのは嫌だな。やっぱり死ぬの辞めようかな」
そんな奴らに彼の死を悲しむ資格はあるのか?
お前達が涙を流すとすれば、彼の自殺を引き止められなかった、自身の不甲斐なさに泣くべきだ。
彼は死にたいと願ったのだ。自らの手で決行しなければならないほど強く。
ここにいる人間は誰一人としてそれを止められなかった。
そんなことを思っていたので、久しぶりに会う人間も沢山いたが彼らとは殆ど話をすることもせず、
通夜が終わると早々に逃げるように式場をあとにした。
あの場で歯を見せて笑う人間達の顔など見たくもなかったし、
久しぶりに会った友人達と、歯を見せて愛想笑いをしそうな自分が何より嫌だった。
名古屋を出てしばらく経ち、時刻は13時半を回っている。
まだ、葬儀は終わってない時間だろうか。もしかしたら、もう火葬場かもしれない。
通夜のときに会った同級生の一人が、一緒に火葬場まで行ってやろうと、他の同級生に声をかけて回っていた。
平日の昼間にも関わらず、葬儀に出席して火葬場まで付いて行く人間が何人いたのだろうか。
そしてその中に一人でも、彼の死を思い留めさせることができる人間はいなかったのだろうか。
そんなことも少しだけ思ったが、葬儀にさえ出席していない僕にはそんなことを言う資格はないなと思い直した。
僕はせめて、彼のことを覚えておこうと思う。
この稚拙な文章を、書いて残しておこうと思う。
背が低くて、でも走るのが早い、野球部の、
明るくて、人を笑わせたり茶化したりするのが得意な、
25歳で自殺した彼のことを。
でも、俺はお前のこときっと忘れないよ。