はてなキーワード: エビリファイとは
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FXをやっている。今年は割と好調で、トータルでは数万円のプラスだ。
といっても、今年の利益が吹っ飛ぶ程度でマイナスにはならない。たかが知れている金額だが、問題は金額の大小ではない。
負けたという事実、いや、思い通りにいかなかったのが癪なのだろう。
こういうとき、ひどく自虐的になる。PCやディスプレイ、マウス、机、いす、など周りにあるものを壊したい衝動に駆られる。
知人からアドバイスをもらった。「壊してもいいようなPCを横に置いておいて、それを壊したらいいのでは?」
要するに壊す用の物を置けということだ。
しかし、それでは意味がない。おそらく俺の気は全く晴れないどころか、無駄な労力を費やしたことにより、余計に腹が立ってくるだろう。
多少攻撃的な言動をするようにはなっても、他人を傷つけたりしたいとは思わない。
トレードでは損をしたくなって、破産して死んでやろうという気になる。
デタラメなトレードを繰り返して、損失を積み重ね、すっきりしつつも後々悔やんでしまう。
さっきは、衝動的に自分の目を潰しそうになった。運よくか、潜在意識がヤバいと判断したのか、手は外れておでこに当たった。
先日、こういうことがよくあるということをカウンセラーに相談した。
たまにカウンセリングで吐き出してすっきりして、病院で薬変えてもらえとのことだった。
エビリファイとかいろいろ飲んでるんだけど、それでも足りないらしい。
この自虐的衝動によるデタラメなトレードの損失がなければ、今年は数万どころか15万20万は儲けていただろう。口座残高の1.5倍くらいだ。
今後、FXで生計をたてていこうと思うなら、避けては通れない道だ。
これまでいろんな病院行ってみたんだよね。
最初の小さなクリニックでは「相手の考えてることがわかる」と言ったせいか、統合失調症とか診断されて、リスパダールとかエビリファイとか飲んでたんだけど、副作用がやばすぎてやめたし、そもそも自分が統合失調症ってのもなんかちがうなあって感じだった。
そのあとアスペじゃないかと思って、大人の発達障害を扱ってることで有名な病院に行ったんだけど(というのも、ネットでよくあるアスペ自己診断のテストでぼくは超高得点だったから)、アスペじゃないねと言われた。最近なんでもかんでもアスペって言われたりして、アスペじゃない人が自分はアスペだと言い張ってて、病院は困ってるらしい。
で、森田療法やってみるかって感じでそういうの扱ってる病院行ったんだけど、自分で勉強してみるとなんかちがうなあって感じでやめた。
で、今の病院に通い始めてもう3年になる。投薬治療とカウンセリング。先生はやさしくて話は熱心に聞いてくれるからわるい病院だとは思ってない。最初の診断で、複雑性PTSDかなみたいに言われて(そんな病気存在しないらしいけど)、でもまあいまはふつうに社交不安障害+うつ病ってことになってる。社会復帰のためにそういう施設でSSTとかやってるんだけど、まあなんかうまく行く気がしない。
大学卒業後、父親にはかなり怒られてパニックになったりしたけど、障害者手帳取ってからはなんか優しくなったので、そういう意味ではよかったのかなと思うけど、でもまあプリントアウツにたいした意味はないかなあと思う。
両親は経済能力がないのに子供を4人も作って家庭を持とうとするし、父は異様に愛想がないし、母は暴力的でカルト宗教にはまっている、今の言葉を借りればDVをする人間だった。
自分もおかしかった。友達を作ろうとせず、矛盾に満ちた言動を繰り返して計画性がない人間だった。知的障害とは方向性が違う、破綻した行動を取る障害を持った性格で、それが何だったのか今の自分でも言葉を当てはめる事ができない。自暴自棄という自覚もなかったから違うとは思う。
今はどうかというと、統合失調症の人が飲む精神安定剤、エビリファイを処方してもらって取り合えず落ち着いている。
この薬は、医者が「自分の判断で合った薬を言ってください。処方の判断材料にします」と問うて、感情には作用しなかったものの混乱が最も治まるという理由で俺が申告したものだ。
それでも過剰で病的な不安や悲しさに時折悩まされる事はある。そのための薬は現在処方してもらっていないし、効く物をいくつか経験したけど依存性があるものばかりだったから結局自制で何とかする事にした。
しかし自制といっても高が知れていて、収まるまで眠るか、散歩をしてボーっと何も考えず上の空になるしか方法がない。
俺はどうなってしまうんだろうか。この先も、今までの様に下らない野暮用に時間を割かれて自分のやりたい事もできずに一生を終えるんだろうか。
不安な気分は偉大なオクスリの力で解決しちゃおう!レッツショックサイエンス!ケミカルハイ!
ということで、神経科に行ってきた。精神の不調が身体の不調として顕在化されてきたということもあり、そろそろ限界かな、と思っていたのだ。毎日いつどこにいても心が安らぐことがなく、常に緊張していて、息の仕方も分からなくなり、寝ても三時間程で目が覚める。更に人前で話すと顔の筋肉と声がプルプルと奮え出してしまうので、自分の言いたいことも伝えられない。
ああ!こんな僕がこのしがらみだらけの世の中で生きていくにはどうすればよいのだろう!?
そんな時に頼りになるのは他人の上っ面だけの励ましなんかじゃなく、オクスリさ!人格改造マニュアルで培った知識を駆使してお医者様からオクスリを貰うんだ!オクスリを飲んでケミカルな人間になれば僕だってアッパーになれる!もう僕にはクスリしかないんだ!
そうと決まれば作業は緊急を要する。なぜならば次の週にはゼミの個人発表があるからだ。それまでになんとかしてクスリを手に入れないと、皆の前で恥をかき、影で「あいつすげー震えてたよなw」などと噂されてしまうんだ。その事態を回避する為にも、一刻も早く近くにあるクリニックに予約を入れなくてはならない。
「あ、あああ、あの、よ、予約お願いしたいんですが!」
「今大変予約が混み合っておりまして、一番早くて6月の中旬にお取りすることができますが」
…ああ、ストレス大国日本。どこに電話してもここ二週間程は予約でいっぱいだ。生きる気力が沸かないのは僕だけでなく、みんな同じなのか。現代日本の裏側を垣間見た気がして憂鬱になる。
そうして何度も電話をかけていくうちに、今すぐにでも診療可能なクリニックが一つ見つかった。数々の診療場が予約で一杯のなか、ここだけが空いている状態にあるということは不可解だけれど、そうも言っていられない。ホームページを見てみたら物凄くがさつに作られていて更に不安になったけれど、オクスリを貰えるならばどこでも一緒だ。
決意を固めて、自転車を漕いでクリニックへ向かう。BGMは戸川純。
着いたらそこはかなりアングラなところだった。マンションの一室みたいなところでやっていて、ボロいし狭いし、「この場所は明らかに精神に良くないだろ!」と思わずツッコミを入れたくなるようなアングラっぷりだった。…なるほど!だから空いていたのか!
受け付けで手続きを済まし、番号札を渡される。「名前は個人情報なので、お呼びする際には番号で呼ばせていただきます」とのことだったけれど、あまりの狭さのせいで医者の診断の様子が待合室まで筒抜けの所で個人情報も糞もないだろ!と憤怒する。「また薬いっぱい飲んじゃって…」などと聞きたくもない他人の鬱事情が聞こえてきて、こっちまで深く静かに憂鬱になる。
そのうち僕の番号が呼ばれた。カーテンの向こう側へ行くと、なぜか知らないけれど明らかにお医者様は苛立っていて、「お前が精神を落ち着けた方がいいんじゃないか?」と、思わず心の中でツッコミを入れてしまった。なにからなにまで、まるでコントのようだった。症状を吐露したらわりと呆気なくお薬は貰えた。
かくして手に入れたのは精神を落ち着ける薬であるドグマチールとエビリファイ、副作用止めの薬2種類、睡眠薬一種類。一番欲しかったレキソタンは貰えなかったけれど、今日は睡眠薬の偉大さを知りました。
と、いうわけで。