2009-06-06

神経科に行ってきた

 不安な気分は偉大なオクスリの力で解決しちゃおう!レッツショックサイエンスケミカルハイ!

 ということで、神経科に行ってきた。精神の不調が身体の不調として顕在化されてきたということもあり、そろそろ限界かな、と思っていたのだ。毎日いつどこにいても心が安らぐことがなく、常に緊張していて、息の仕方も分からなくなり、寝ても三時間程で目が覚める。更に人前で話すと顔の筋肉と声がプルプルと奮え出してしまうので、自分の言いたいことも伝えられない。

 ああ!こんな僕がこのしがらみだらけの世の中で生きていくにはどうすればよいのだろう!?

 そんな時に頼りになるのは他人の上っ面だけの励ましなんかじゃなく、オクスリさ!人格改造マニュアルで培った知識を駆使してお医者様からオクスリを貰うんだ!オクスリを飲んでケミカル人間になれば僕だってアッパーになれる!もう僕にはクスリしかないんだ!

 そうと決まれば作業は緊急を要する。なぜならば次の週にはゼミの個人発表があるからだ。それまでになんとかしてクスリを手に入れないと、皆の前で恥をかき、影で「あいつすげー震えてたよなw」などと噂されてしまうんだ。その事態を回避する為にも、一刻も早く近くにあるクリニックに予約を入れなくてはならない。

「あ、あああ、あの、よ、予約お願いしたいんですが!」

「今大変予約が混み合っておりまして、一番早くて6月の中旬にお取りすることができますが」

 …ああ、ストレス大国日本。どこに電話してもここ二週間程は予約でいっぱいだ。生きる気力が沸かないのは僕だけでなく、みんな同じなのか。現代日本の裏側を垣間見た気がして憂鬱になる。

 そうして何度も電話をかけていくうちに、今すぐにでも診療可能なクリニックが一つ見つかった。数々の診療場が予約で一杯のなか、ここだけが空いている状態にあるということは不可解だけれど、そうも言っていられない。ホームページを見てみたら物凄くがさつに作られていて更に不安になったけれど、オクスリを貰えるならばどこでも一緒だ。

 決意を固めて、自転車を漕いでクリニックへ向かう。BGM戸川純

 着いたらそこはかなりアングラなところだった。マンションの一室みたいなところでやっていて、ボロいし狭いし、「この場所は明らかに精神に良くないだろ!」と思わずツッコミを入れたくなるようなアングラっぷりだった。…なるほど!だから空いていたのか!

 受け付けで手続きを済まし、番号札を渡される。「名前個人情報なので、お呼びする際には番号で呼ばせていただきます」とのことだったけれど、あまりの狭さのせいで医者の診断の様子が待合室まで筒抜けの所で個人情報も糞もないだろ!と憤怒する。「また薬いっぱい飲んじゃって…」などと聞きたくもない他人の鬱事情が聞こえてきて、こっちまで深く静かに憂鬱になる。

 そのうち僕の番号が呼ばれた。カーテンの向こう側へ行くと、なぜか知らないけれど明らかにお医者様は苛立っていて、「お前が精神落ち着けた方がいいんじゃないか?」と、思わず心の中でツッコミを入れてしまった。なにからなにまで、まるでコントのようだった。症状を吐露したらわりと呆気なくお薬は貰えた。

 かくして手に入れたのは精神落ち着ける薬であるドグマチールエビリファイ副作用止めの薬2種類、睡眠薬一種類。一番欲しかったレキソタンは貰えなかったけれど、今日睡眠薬の偉大さを知りました。

 と、いうわけで。

 不安な気分は偉大なオクスリの力で解決しちゃおう!レッツショックサイエンスケミカルハイ!

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