はてなキーワード: 共同親権とは
父親にしろ母親にしろ、「子供が何よりも愛おしくて、何よりも大事」ということについてはあまり反論も無いかと思う。
もちろん自分の子供をないがしろにしてネグレクトするような親もいるが、圧倒的多数の家庭では男親にとっても女親にとってもやはり自分の子供が1番可愛いし、特別な存在なのである。なんなら「子供が救われるのであれば、自分の命もいらない」みたいな人も沢山いる。
つまり、
この条件は大多数の家庭で成立するはずだ。
そして次。
2.離婚したら今の日本では特別な事情がない限り女親が親権を持つ
これも事実である。ネグレクトや何かしらの障害など特別な事情がない限りほぼ女親が親権を持つのが今の日本である。母親が不倫して離婚騒動になったのに、親権まで持っていかれて父親が自殺してしまうような事例もある。
この、1.2の条件が組み合わさるとどうなるかと言うと、「どんなにヤバい嫁でも離婚できない」という状況が産まれるのである。
増田の奥さんは結婚と同時に退職しその後専業主婦という名のニートを2年続け妊娠・出産。
出産後働かないのは良いとしても、朝は低血圧を口実に起きてこず、子供の送り出しを増田が行い、午前中いっぱいは昼寝しているかNetflixを見ているかである。自分の昼ごはんはウーバーイーツで全部済ませ、家事といえば晩御飯を作るくらいであとは全て増田と近所に住む実母と家事代行任せ。
実家が近いため、増田が出張会食その他で夜居ない日にはこれ幸いとばかりに実家に子供を預けて友達と飲みに出たり、そこそこの頻度で独身の友人と海外旅行に行くなどし、習い事も送り迎えは全て増田。
苦言を言うとすぐ喧嘩になり、子供を連れて実家に立て篭もることを繰り返している。
でも、こんな状況でも離婚するとなると母親に親権を持っていかれてしまうのが日本なのだ。「そんなこと言うなら離婚しよう。親権は渡さないからね」の一言で、父親はもう、何も言い返せなくなるんだよね。だって、離婚したら親権を取られちゃうから。子供と離れたくないのであれば、どんな母親であろうと我慢して結婚生活を続けるしかないのだ。
増田の会社はいわゆる大手企業で平均年収1,000万を越えるような会社なのだけど、同僚は専業主婦の奥さんに財布を握られていて、月の小遣いがランチ代込みで3万円である。
新入社員が入ってくる今頃の時期は頻繁に飲み会も発生するし、そういう場合は大抵どこの会社でも新入社員から会費を取らないのが普通だと思うが、その同僚は「言っておくけど、俺はお前ら新入社員より貧乏なんだからな。月の小遣い3万円だぞ」と言って笑いを取っている。
そんな風に見かけ上は明るく振る舞っているけど、実際のところは何度も何度も離婚を考えているらしい。ただし話し合いになると相手がヒステリーを起こし、「離婚」と言うカードを見せびらかしてくるのでもう何も言えない関係になってしまったそうだ。「嫁にはもう何の感情もないけど、子供が大きくなるまでは諦めてる。中学生くらいになったら離婚しようかな」と自嘲気味に笑う。
「ヤバい旦那」のエピソードはSNSに頻繁に流れてくるけど、「ヤバい嫁」のエピソードがそれほど流れてこないのは、単純に「旦那」側は仕事その他で忙しく、発信してる暇すら無いからである。可視化されていない「ヤバい嫁」は相当数存在するはずだし、増田のように「離婚したいけど子供を人質に取られてて離婚できない」と言う世帯が日本には何十万、何百万とあるのではないかと思っているのだけど、共同親権が一般化し、「離婚後の親子関係がどうなるかは全て母親のさじ加減」という現状が改善されたら嬉々として離婚を選択する家庭が爆増するのではないかと思っているし、早くそうなって欲しいと願っている。
現状では子供を人質に取れる母親にパワーバランスが偏りすぎてるんだよ。こんなのめちゃくちゃだよ。
【追記】
「なぜ父親単独親権ではなく共同親権を求めるのか」という部分について。
そりゃあ増田ひとりで育てあげられるなら自分ひとりで育てたいよ。
でも仕事がある。増田の会社は書いた通りそれなりの大企業で収入も高めとはいえ、仕事はそこそこハードだ。
時短勤務にしたら収入が激減するだろうし、収入の低下を受け入れて時間の融通がきく仕事に転職したとしても子どもに相当な我慢と負担が発生するのは目に見えている。
そしてこれも本文に書いた内容で少し読み取れるかもしれないが、奥さんは実家が太いのだ。
義理の父親は経営者で現役で働いており、専業主婦の義母は甲斐甲斐しく奥さんの世話を焼いている。
増田が奥さんと喧嘩して実家に転がり込むのを喜んでいるフシもある。
奥さんが気軽に「じゃあ離婚ね」という言葉を口にするのは「離婚しても自分は大丈夫」という自信があるからだろうし、それは事実そうなのだ。
子どもの面倒は義母が見るし、お金は義父からいくらでも出て来る。都内に、夫婦では持てあますサイズの一戸建てがある。
問題があるとすれば父親のいない家庭で母親は留守がち、義父と義母に育てられるような環境で子どもがちゃんと育つのか、という部分で、
それが増田を離婚に踏み切らせないひとつの大きな問題なのだけど(もうひとつは増田が子どもから離れたくないこと)、
共同親権が話題だけど、離婚する様な親なんて両親のどっちもクソなんて珍しくもない訳じゃん。
離婚調停中は両親ともに親権を停止し、子供が両親から離れて生活できるようにすべきだと思うんだよな。
親といっしょに生活してたら子供は親の異常性に気づかないからね。
その上で子供がどちらの親と暮らすかを決める様にすべきだし、共同親権の有無も子供が選べる様にすべきだ。
そして子供が両親のどっちも嫌だと言ったら、両親のどちらの親権も剥奪できるよう法整備すべきだろう。
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/kaiji213.htm
https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/213/gian.htm
https://anond.hatelabo.jp/20240412201840
海外に出て現地の男と結婚した日本人の女が、子ども連れて実家に帰らせて頂きますムーブをやりまくるから、
もう長いこと欧米主要国家から日本が名指しで児童誘拐国家呼ばわりされ非難轟々で対応策を求められてた。
それで言われるがまま欧米に倣って共同親権を導入して、日本女に誘拐された後でも子どもが元の国に帰国できるよう制度を整備してるってこと。
妻に子供を連れ去られた父親「戦いごっこで子供を蹴った」「チ○チンを触られるのを止めようとして胸を触った」「警察も児相もそれを虐待扱いする!理不尽だ!」
https://togetter.com/li/1585612
「暴力なんてないのに、DVをでっち上げられて連れ去られた!」と語る父親。しかし…「自閉症の次女に叩く蹴るした」 https://togetter.com/li/2237552
「ツンボの妻に虚偽DVで難聴娘を連れ去られた!」というアカウントの話がDVと性的虐待のオンパレード
https://togetter.com/li/1593595
父親「妻に娘を連れ去りされた。妻に大声で5時間怒鳴った。怒鳴られた側は反省するべき」
https://togetter.com/li/1787179
法制審議会にかけられて以降だけでも3年弱に渡り37回も議論されてきた末に可決された法案が拙速扱いだからな…
共同親権と言った元々リベラル寄りの女性が敏感になる問題に対して、感情的な意見や活動が目立って議論が成り立たないのはまぁそんなものかなと思う。いつもの女性仕草だからね。
しかし、何かにつけて理性に基づいた議論で妥協点を探るべきと主張しがちなオタクネトウヨ寄りの男性が、こと生成AIの話になると、クソみたいなお気持ちパブコメを連投したり、生成AIのみ著作権の非親告罪化とかのぶっ飛んだ話を持ち出して来たりして、それに対して少しでも異を唱える人は議論の余地がない敵認定をして叩きのめしているのを見ると、主義主張の一貫性ーーーーーーーーーーーーーーーーってなる。
政府を敵と設定し、力を合わせて悪政に立ち向かおうって言う反政府活動は、中毒性の高い薬物のようなものなのかなと最近思う。一度、その快楽を覚えてしまったらもうやめられないんだろうね。そこには性別や常日頃の主義主張による差なんてのはないのかも知れない。
でも議席を持ってる政権与党が積極的に推進する事案に対して、絶対反対、議論も拒否、議論に参加する奴も敵って態度を取ってれば与党案がそのまま通るサポートにしかならないことはもうちょっと考えようよ。
女からはDV養育費払いもしない男クソ!だし男からは誘拐してる女さんw海外から怒られwwだしもうどっちもあ~^で
つまり結婚するだけ子供産むだけ人生が煩わしいことに巻き込まれるから独身最強みたいな気持ちになると思うんですけどうちの国はそれでいいんですかね…
いいのか
共同親権のニュース記事見て思ったけど何で法案のリンク貼らないんだろ
衆議院のサイトも参議院のサイトもちゃんとページ作ってるのに批判するにしても「法案が通った!問題だ!」とか「法案が出てる!問題だ!」とかしか書かないのよね
気持ちは分かるのが、親に問題がある場合には単独親権も認められるとのことなので、頑張って欲しい。
※今回の増田のケースだと、「法定養育費」は助けになるだろうか。つーか、養育費の支払い拒んでるやつが親権欲しいっつって与えるもんなんだろうか。だとするとガバガバだが。
https://www.asahi.com/articles/ASS3846YTS32UTIL00B.html
全部は読んでないけど変更箇所とその趣旨。
https://www.moj.go.jp/content/001386798.pdf
以下は余談。
1
単独親権のメリットがあった(ヤバイ親から子を連れて逃げられる)一方でデメリットがあった(ヤバイ親が子を連れて逃げ得することがある)ことが今回の法改正の流れで、
国内におけるこのメリットとデメリットの天秤は、欧州と比べて同じ構造なの?という部分がいまいち分からなくてモヤってる。
何となく、欧州は本邦に比べて穏便な離婚が多くて共同親権が妥当だけど、本邦はヤバイ奴からどうにか逃げるための離婚が多くて単独親権が妥当とか、割とそんなんじゃないの?という気がしている。根拠はないが。
2
あとこれ、しれっと過去の離婚に遡ってるけどいいのか。「離婚」というイベントに対する法案じゃなくて、「親権保持」という状態に対する法案だから遡及効にならないってことなんだろうか。
3
家裁が死ぬ、というのはその通りで、家裁が死なないために調査をガバガバにする可能性は容易に想像され(彼らだって人間だ)、ガバの調査で「問題あり」とはやりづらいだろうことを考えると、不幸な人は結構出るんじゃなかろうか。
すでに暗数レベルでは女性のDVは相当数に上ることがわかってる。
ただ、それを表面化することは社会に残る非常に根強い男性差別のため躊躇う男性が多かった。
けど、親権が取れるとなればこれらのDVはまったく別の意味を持ち始める。
DVや子どもへの虐待があれば単独親権になるから今と変わらないって。そもそも発端は、日本人母親による子の連れ去りの多発が世界中から非難(欧州なんて名指しで非難)されていることから国内での法整備が必要になったことだから、国内でもDVなどのない単なる子の連れ去りをしているケースでは事情が変わってくるけど、DVや虐待があるケースでは何も変わらないよ。共同親権にすらならない(当初に親権停止や喪失を狙っていける)。