現代日本で「音楽」というとどうしても西洋音楽由来のクラシックが本筋になってくるのは仕方ないと思う。
でも、西洋音楽が積み重ねてきた音楽理論が音楽のすべてだと思うなよってのは感じる時もあるし、そう信じて疑わない連中は傲慢だと思ってしまう。
でも、多分、クラシックどっぷりの連中からしたら、クラシックの文脈を学ぶこともせずに音楽を語ることの方が傲慢、と感じるのかもしれないけど。
ドラマとか見ない自分ではあったが、推理小説が好きなのもあって推理サスペンスドラマは見てた
その中の一つ「ケイゾク」。風呂に入らずに髪はボサボサ、でもめちゃくちゃ頭が良くて「私、わかっちゃったんですけど」というのがカッコよかった
その主役が中谷美紀演じる柴田純。OPも中谷美紀が歌う「クロニックラブ」、この時は何となく好き程度だった
その中の一つ「エウレカセブン」数年前に劇場アニメ化されて、劇場に行くほどじゃないけど配信は心待ちにして見てた
2作目の「アネモネ」、とあるシーンの劇伴が「どっかで聞いたことあるなあ……」ってモヤモヤしながら数日たった
ふと気づいた!「クロニックラブ」だよ「ケイゾク」のOPだよ!
と思って調べたらクロニックラブの作曲は坂本龍一で、もともとは「バレエ・メカニック」という曲をアレンジしたものらしい
もうわかったと思うけど、エウレカセブン48話のタイトルは「バレエ・メカニック」
そのアネモネを主役にした劇場版がアネモネで、劇伴に48話タイトルの元になった「バレエ・メカニック」を使ったって事らしいんだわ
そりゃ坂本龍一のバレエ・メカニックを知ってた人なら当時からわかってたと思うけど、自分自身はここでケイゾクとエウレカセブンがまさかの坂本龍一で繋がったんだ
なんなんって見てほしいポイントを強調してるだけでは
こういうの本当に好きで、ポリコレバトルで「弱さ」こそが公金補助を引き出せる時代になると、コメディアンもアスリートも自分の持つ中で最弱の属性を看板に掲げるようになる。
その風潮の中で、人生の欲しいもののうち9割以上を手に入れてきた令和結婚難過疎化少子化時代の共働き都心部既婚富裕層が、なお満足できず贅沢品である子どもの補助もフルでゲットするために、子どもは弱い、ワーキングマザーは弱いと、弱さを掲げて社会に対する責めの姿勢に転じる。
それを見ると弱者男性に弱者度0点、貧困ママにすら弱者度20点前後を施してきた泉や福島や岸田や志位ら一同も、さすがに共働き都心部既婚富裕層ワーキングマザーには満場一致で弱者度100点満点をつけざるをえない。