はてなキーワード: 青軸とは
私はプログラマだが、キーボードにはあんまりこだわりはない方だったと思う。
大学時代に HHKB Lite2 を使っていたが、それ以外は特にキーボードにこだわりを持たずに生きてきた。
その大学時代に使っていた HHKB Lite2 も結局大学のコンピューター室にあるキーボードがそれだったからそれにしただけなので、やはりこだわりなどというものは持っていなかったに等しいだろう。
ただ、プログラミングをその HHKB Lite2 という英語配列のキーボードで覚えた関係上、それ以降のキーボードも英語配列でなければイヤだということと、やはり HHKB Lite2 の影響で、Aキーの左側に Control キーがないとイヤだということ、この2点は私がキーボードに求める数少ないこだわりだったかもしれない。
なので、それ以降に買った MacBook では英語配列のものを買っていたし、Aキーの左側に Control キーがないとイヤだというのは、 MacOS の設定でなんとかやってきた。
これは余談だが、 MacOS はデフォルトで Emacs 風のキーバインドを採用しているのに英語配列ではAキーの左隣が Caps lock になっているのは非合理的だと感じる。本当になんでだ。日本語配列だとAキーの左隣にちゃんと Control がいるのに。
話を戻すと、 MacBook のキーボードを英語配列にして買っていたので、今までは特にこだわりもなく MacBook のキーボードを使ってきた。
しかし、今度仕事で使うことになった MacBook が日本語配列だったのだ。
これは多分厳しいものがあると感じた。なので、英語配列のキーボードを買うことにしたのだ。
自分が今まで時折、アキヨドでキーボードを気まぐれに試打した感覚から、自分は多分青軸のメカニカルキーボードが好みなのだろうと思っていた。
そして今日、改めてアキヨドでキーボードを触ってみて、その予感は確信へと変わった。
様々な機種を試打してみた結果、 Keychron の K8 Pro という機種の青軸版の打鍵感の適度な軽さが気に入り、これを買うことにした。
正直、とてもうるさい。だが、とても楽しい。
ただキーボードを打つ。
それだけのことに楽しさを見出せるなんて想像もしていなかった。
出会いはゲームですが、彼とはとても仲良しで月に3回デートをしています。
同棲についても前向きに検討中です!2部屋にゲーミングPC置けて尚且つ回線工事できる物件がなかなか見つからなくて困ってます!
というのはどうでもよくて、その彼氏にガチ恋する女が現れましたって話。
私は彼とお付き合いする前から、彼に憧れて競技としてゲームに取り組んでいました。そのため彼のチームメイトや彼と仲良いプロゲーマー達ともファン兼選手として仲が良く、お遊びで一緒に練習試合に出たり、試合後にだらだら別のゲームをして遊んだり、Twitterでもふざけたリプをし合っています。
配信でも「増田さん来たよー」と誰かが言うと「増田さんこんばんはー」「増田さん寝ないのー?」等と私に声を掛けられることも多いです。
ここまで読むとオタク女の妄想???って感じで終わると思います。
でもそんな妄想みたいなシチュエーションにオタク女は憧れるわけで、遂にそのポジション志望の女が現れました。
クソ女さんは私がいない配信では彼にスパチャを送り、私が競技シーンから完全に引退するため選手としてのTwitterアカウントをログアウトする旨をツイートしたらツイートの文章を模倣、ブログのレイアウトや内容も丸被り、彼にLINEを聞くなどなど、まるで私のコピーが生まれて彼に媚びを売っているようです。
驚きを隠せません。クソ女さんは私と彼の交際を知らないために彼の女友達のポジションとして悪口を吹き込んでいるようです。
クソ女さんェ……ってレベルじゃねーぞ!と思わず古のネットスラングを組み合わせてしまうくらい驚きマンボー!
いやもう本当はかなり精神的に落ち込んでしまい、誰に相談すればいいかもわからず、毎日とってもたのしーじ!エイペ新シーズンでランクマやるぞ!地獄のバロラント!とか言ってられないです。全然楽しくない。
青軸のカチャカチャ音も聞きたくないし、カジュアルをソロで回せば野良に「女は帰れ!」と煽られるし、Twitchのアイコンなんて見てるだけで腹が立つやら悲しいやらです。
彼との仲が悪くなったわけでもないのですが、なんだか毎日毎日自分の偽物みたいなツイートやブログが更新されると頭がおかしくなりそうです。ブロックすればいいじゃんって思うかもしれませんが、いやもうめちゃくちゃ見ちゃう。すっごく見ちゃう。
自分の周りの人達が「どこかで見た言い回し」「増田とあの人仲良かったっけ?」と少し話題に出始めたのも悩みの種です。
恋愛マニュアル本(笑)で相談女に気をつけろって教訓はあったけど、自分のレプリカ女に気をつけろなんて項目なかったから対処方法もわからないです。
クソ女〜!消えてくれ〜!
俺「俺もほしいキーボードあるんだよね、お前が買うの見ててホントに買いたくなっちゃった」
彼「買おう、たしかに高いけどな、コスパで言ったら悪くない。だって毎日触るもんやから」
彼「でも一番テンション上がるのは、良いキーボード買ったぜ!て話ができること」
俺「いやいや、こっちがテンション上げても、キーボードの話でテンション上げくれる人いないもん」
彼「俺がおるやん」
俺「なるほど」
こうしてRealforceを買ったのだった。
そして先程Realforceが届いた。
俺は開封後彼にLINEをした。
「この文章はRealforceを用いて書いた初めての文章です」
返信はこうだった。
頂きました。
キーアサインを変更して使うので、変換キーと無変換キーが近くて親指で押しやすい位置にあるキーボードが好き。
会社では仕事でずっとガリガリとコーディングしてるし、家に帰ったらFPSやるから、一日中キーボードに触っている。だからなるべく品質が良くて作業が捗るものを使いたいし、キーボード選びとカスタマイズは俺なりにこだわっているつもり。キーアサインカスタマイズでよく聞くものは、CapsLockキーにCtrlを割り当てるというもの。Ctrlの元の位置、キーボードの下の端の方だと押すときにホームポジションから手を離すか、小指を無理に曲げなければいけないのが、Aキーの隣のCapsLockの位置だと自然に押すことができてショートカットキーを使う時とかに便利で、多くの人がこのカスタマイズをやっている。変換キーと無変換キーは英語キーボードにはないこともあって、CapsLockに比べたらカスタマイズ人口は少ないけれども、変換無変換もカスタマイズしているという人もちらほら見かける。やったことのない人もいるだろうけど、これがすごい便利。
小指が押すキーは8~16個。
だいたいみんなその程度だろう。それぞれの指でキーを押し分けて文章入力しているはず。
でも、親指が押すキーは0~1個。
こういう人は結構いるんじゃないかと思う。キーボードの手前にスペースキーがどでんと置かれていて、変換と無変換とか何に使うのか知らないし、親指で押すのはスペースだけといった感じ。だから片方の親指でスペースキーを押して、もう一方の親指は余っている。その状況はもったいなさすぎる。もし日本語配列を使っていて、変換無変換キーが余っているなら、カスタマイズして活用しない手はない。途端に親指の稼働率が上がって、作業効率も大幅にアップする。
変更のやり方は、CapsLockをCtrlに変更する分にはキーボード単体でできるものも売られているけど、それだと製品の種類も限られてしまうし他の変更もできないのでソフト的に変更している人が多い。キー配列を変更するフリーソフトだと、例えばAutoHotkeyとかChangeKeyとかがある。AutoHotkeyは多機能、ChangeKeyは超簡単。Macは詳しくないがKarabinerというやつがいいようだ。フリーソフトが禁止の環境の場合なんかは、レジストリをいじる方法もある。
幸運なことに俺がこれまで勤めた職場ではキーアサインの変更はできたけど、もしこれができないとなったら即転職だろうというくらいに体に染みついて必需となっている。前に人から聞いた話で、仕事で使うパソコンがネカフェのように毎日起動のたびにリセットされる仕様で、個人的な設定は一切できない職場があると聞いて恐れおののいたことがある。それ以降、と言っても何度もないが、面接のときにはパソコン環境を必ず聞くようにしようと決めている。開発環境に制限がかかるような職場では仕事が捗らない。
何にアサインを変更するかについては、これは人によって千差万別。基本的にはよく使うキーとか元の位置では押しにくいキーをアサインするのがいい。
EnterとBackspaceをアサインするのがいちばん汎用性が高いだろうか。日本語配列のキーボードだとEnterもBackspaceもホームポジションから遠くて押すのにいちいち手を動かさなければいけない。とくにBackspaceなんか小さいから押しにくくてしょうがない。これが変換無変換にアサインされると、ホームポジションから手を動かすことなく押せて、改行や訂正などがタイピングの流れにのって素早くなる。
EnterとBackspaceの押しやすさに関しては、英語配列もそこそこ押しやすくはある。英語配列キーボードの利点は、記号の並びと長いEnter、Backspace。記号は'と"とか、;と:とか、似てる記号が一つのキーにまとまっていて直感的。あと=がShiftとの組み合わせじゃなくてキー単押しで出るのが、コーディングで=を多用する場合にかなり便利。EnterとBackspaceは、単純に長いのでホームポジションから指が届きやすい。ただ変換無変換のアサインを変えて使うのにはかなわない。ホームポジションですでに変換無変換キーに親指が乗るキーボードを選んで使えば、届きやすさが英語配列の比じゃない。EnterBackspaceの理由で英語配列が好きっていう人は一度試してもいいんじゃないかと思う。
他のキー、例えばShiftとCtrlを変換無変換にアサインするというのもありだろう。無変換にShiftを割り当てておけば、たとえばカッコ記号が打ちやすくなったり、変換にCtrlを割り当てておけば、Ctrl+Zやコピペなんかがやりやすくなる。あとFPSで走る時にも小指がつりそうにならずに済む。
やらない人にはわからないと思うけど、FPSとかのPCゲームだと右手にマウスを持ってカメラ操作、左手でWASDキーを押して移動する。そしてShiftを押すとダッシュで、スペースを押すとジャンプできることが多い。マリオだとコントローラーを両手で持って十字キーとBボタンYボタンなんかを操作するけど、それを左手一本でやるのと同じなのでキーの押しやすさが重要だ。試してみてほしいが小指でShiftキーを押しながらWASDキー操作はできなくもないがちょっときつい。そこで無変換キーなどをShiftに変えておけば、無理なくダッシュ移動できる。
ちなみにFPSに関してはこのページのキーボードのコマンド図を見ると、キーアサインを変えていないデフォルトの日本語キーボードがゲームに向いていないというのがよくわかる。
WASDポジションから一瞬で指が届く無変換とあとCapsLockも何の役目も持っていない。だからカスタマイズをしない限り、無駄なキーがあるゴミ。ただ、キーアサインを変えれば余っているキーがとたんに強みに代わる。一瞬のリロードの差が命取りだったりするから、すぐ押せるキーは多い方がいい。
あとは仕事で多用するキーをアサインするのも王道で、イコール記号を多用する人なんかは、無変換をShiftにして変換を=にしておくと元の配列と比べて非常に打ちやすい。他にも文字起こしをするなら巻き戻しや再生のショートカットにアサインするのもありそうだ。
それとどうでもいいけど親指シフトで入力するのにも変換キーと無変換キーが使われる。本当は専用キーボードを使うのがベストだけど、ほぼ廃れて入手できないので、生き残っている少数の親指シフト民は日本語キーボードの配列をソフトで変更して使っている。親指シフトでは左右の親指で別のキーを打ち分ける必要があるから、なるべく変換と無変換が近いキーボードを選んで専用キーを割り当てて使う。
で、そういったカスタマイズをして使うのにキーボードの選択は間違えないようにしなくてはいけない。ものによってはスペースキーの幅が広くて、変換無変換が押しにくいものがある。使いやすいキーボードは、ホームポジションに指を置いて、無理なく親指が届く位置に変換無変換があるもの。あわよくばそのもう一つ外側のキーも親指で押せるようにスペースが短めで、変換キーと無変換キーが近いキーボードがいい。ホームポジションに指を置くと、親指がだいたいVとNキーの手前に来るから、この幅とスペースキーの幅を比べてみるのがわかりやすい。一番いいのはOADGという団体が規定した標準日本語キーボード配列で、ホームポジションで親指がほぼ無変換スペース変換のそれぞれのキーの間の谷に来る。これだと手元を見なくても触っている感触でキーの区別をつけることができて、かついずれのキーも押しやすい設計。さらに欲張るとスペースだけでなく変換無変換のキーも山なりの形だと、親指でも押しやすい。
そういった条件を兼ね備えたキーボードが、東プレが出しているRealforceだった。家電量販店でもずらっと並んでいたりするから一回くらい見たことがあるんじゃないだろうか。検索すると、日本製プレミアムキーボードの最高峰と書いてある。静電容量無接点方式を採用することで耐久性に優れた、長時間使用でも疲れにくい高級キーボードの代名詞。メカニカルキーボードの茶軸とか青軸赤軸黒軸と双璧をなす存在だ。Realforceは変換無変換は押しやすいわキータッチも選べるわ耐久性が高いわで、かなり理想的だった。
だった、と書いたのは、このあいだ新製品が発表されて、そこではキーの配列が変わってしまっていたからだ。スペースが大きくなって、変換無変換が使い物にならない。以前は無理なく押せたキーが、押しにくくなってしまった。Realforceはキー刻印にもこだわっていて、キーの文字には消えにくい昇華印刷というものを採用しているんだけど、キートップの印刷なんてキーボードの機能自体を左右するものでもないのにそこのこだわりは残して、キーボード機能自体と言ってもいいキー配列は変えてしまった。
なぜこのような配列に変えたのかはわからない。もしかしたら、大口の納品先の意見を参考にしたけど、そこはキーアサイン変更ができない職場でカスタマイズ人口がゼロだったから、変換無変換の有用性が見落とされたのかもしれない。もしかしたら、キーカスタマイズなしのゲーミング用途に寄せたのかもしれない。WASDポジションはホームポジションよりも1キー分外側に指を置くから、スペースキーが長い方がジャンプボタンが押しやすい。もともとRealforceの中にはスペースキーの長いゲーミングモデルもあったんだが、そのキー配列に近くなってしまった。もしかしたら、単に他社のキーボード配列を真似したのかもしれない。どんな理由で変えたにしても、カスタマイズ前提のキーボード選びの候補には上がらなくなってしまった。新モデルは変換無変換の押しやすさは軽視されていて、キーカスタマイズの視点は入っていない。
これまでずっとRealforceを使っていたが、こうなってしまっては俺の中ではもうRealforceをプレミアムキーボードの最高峰とは呼べなくなってしまった。
カスタマイズなんかしないで使う人が大半だとは思う。ただ、Realforceは高級キーボードであるからには、大半とか平均を狙っているのではないと思っていた。多数派に迎合することなく、より使いやすいキーボードを作り続けているのかと思っていた。キー荷重やキー刻印にこだわっているように、配列にもこだわりがあるのかと思っていた。
変換無変換が押しやすい位置にあってカスタマイズしさえすれば、一段階もっと使いやすくなる。それを知っていてなお、スペースキーの大きな新配列を使うというのは到底自分を誤魔化せない。それでは最高峰ではなく凡百の並のキーボードと変わらない。いまのところ新製品はテンキー付きモデルだけで、テンキーレスは旧製品がまだ販売されている。マウスを使うのにテンキーが邪魔でずっとテンキーレスモデルを使ってきたが、おそらくテンキーレスも新配列に置き換わるのは時間の問題だ。今使っているものがすぐに壊れるわけでもないし在庫を確保しておけば当分は大丈夫としても、新しい製品で採用されているAPCなどの新機能をもう試せないというのはさみしい。
・青軸
ー普段使ってるので慣れた感触。押した際のクリック感があって、重さはアクチュエーションポイントを超えると一気に軽くなる。
・赤軸
スッと入っていく感触が良い。アクチュエーションポイントが分かりづらい。青軸より重い。
・茶軸
青軸のクリック感と赤軸の重さを足して2で割り、カチャカチャ音を減らした感じ。
・ピンク軸
赤軸を軽くした感じ。個人的にはここまで来るとリアフォやHBBKでいいと思う。
・Romer-G
茶軸と高級メンブレンを足して2で割った感じ。クリック感はそこそこハッキリとあるが(茶軸くらい?)カチャカチャ音は無く、かなり独特な感じ。
・Razer 緑軸
個人的には青軸のアクチュエーションポイントを短くした程度にしか感じなかった。あと、青軸と殆どカチャカチャ音の音量は変わらない。ただ、緑軸のほうが低く良いと思った。
・Razer オレンジ軸
よくRazerの赤軸と言われるが、そうだとは思わなかった。赤軸より重く、アクチュエーションポイントでしっかりとフィードバック(クリック感)があり、茶軸と赤軸のいいとこを取ってブラッシュアップした感じ。カチャカチャ音の少なさは赤軸並み。
・リアフォ 静電容量無接点
ピンク軸や高級メンブレンをブラッシュアップした感じ。個人的には軽すぎるしクリック感もないのは×だが、かなり静かで好みの人は好みだろう。
はじめはRomer-Gに期待してたのだが、かなりメンブレンっぽく(メカニカルらしいクリック感もあるが)残念に感じた。(それに何より英語配列が無いので論外)
そして、全く気にかけてなかったオレンジ軸がかなり良く、音の少なさやメカニカルらしいをクリック感、適度なキーの重さによる高級感と何をとってもメカニカル初心者におすすめできるモノであったと思う。