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2022-01-02

anond:20211229162746

声優ユニットというものに多くを期待しすぎじゃないのか? 比較対象に出ているようなラブライブ等のコンテンツ主導型のものとは盛り上げ方や続け方が根本的に違うだろう。

そもそも声優が「中の人」としてじゃなく「生身の人間」として芸能活動していくものは何と言うか、どうしても出た所がピークで、細々と狭く小さいコミュニティになっていかざるを得ないんだよ。

自身90年代半ばからゼロ年代初頭まで、ユニットではないが声優飯塚雅弓さんを推していた(推すなんて言葉は当時なかったが)。ポケモンカスミ役などでそのユニークな声質に魅了されたからだ。

中部圏から微弱な電波を捉えて文化放送などのラジオを聞いていたし、CDアルバムシングルも5作分くらいは追っていた、ライブにも行ったりしたが、そもそも声優というものには旬がある。

大御所と呼ばれるような人になれば例外だが、普通はいずれ本職(と我々が思っていたはず)のアニメ声優お仕事ではほとんど見られなくなって、それ以外の多様な活動でお見かけするようになる、そういう存在だ。

これは今も昔も変わらず、声優声優だけで食い続けることが出来ないからこそ、個人ユニット活動を通して可能性を探りつつ、ファン(というか太客)の動線が途切れることがないよう維持するものなんだよ。

太客は周りがどう移り変わっても家族のように常連でい続けてくれるものだし、そうでない大半のファン自身生活の移り変わりを経るうちに自然と離れていくものだ。

最近音楽主体芸能活動をするにしてもアイドル的に売り出す人や、そもそも声優ではないがアニメアーティストとして名前を売る人などが出てきて、「アニメ人材出口戦略」も多様化しているが、本質的には変わらない。パトロンシステムのようなものだ。

とにかく「生身の人間」を追うからには、そういった小さく狭い路地に入り込んでいくことは避けられないわけで、そういうディープ路地に潜っていくことに楽しさを感じる人のためのものだ。

ハイウェイ疾走する周りの旬なコンテンツと見比べてキョロキョロしていたらどうしたって見劣りするし、本来比べるものでもない。付き合っていく胆力が相応に求められる部類の趣味だろう。

一方で俺自身10年代半ばには、旬モノにハマったりもした。音ゲー好き繋がりでリリース初期のスクフェスに触れたことで、ラブライブ(μ's)にどっぷり浸かっていた時期もある。

ライブも行ったし、ファイナルライブライブビューイングだが目の当たりにした。そこで分かったことがある。

ラブライブという作品は、「区切りをつける」ことをコンテンツ展開の一環として非常に意識していた。こういうことは作品主導型だからこそ出来るアプローチだろう。

アニメ側のキャラ達が作中で人気絶頂になっていくのと連動して、リアル側の同名ユニットSSA東京ドームとハコをどんどん広げ紅白にも出て、という奇跡的なリンクを起こした。

そしてアニメ側のキャラたちが作中でグループを「終わりにする」と宣言したのと同じように、リアル側も人気絶頂のうちに解散ライブをした。

アニメ作品自体登場人物キャストを変えてシリーズ化していき、μ'sは名実ともにレジェンド扱いになっている。

アイドルとしては一種理想的形態である一方、商業的にはもったいない、後続シリーズに乗り換える気持ちがついていかない、というファンの声も当然あった。

ここで「アイドル」というものが如何に難儀かが浮き上がってくるだろう。アイドルである以上、成り上がって華々しい何かを残していく骨太さを求められる。

一方で従来の声優アーティストのような在り方には、個人の才能をどうにか花開かせて行き先を探していく、芸術家的な長い道のりがあるわけだ。

声優アイドルユニットというものは、この2つのベクトルの違う生き方を同時に求められるアクロバティックな立ち位置で、競争の中で誕生してしまった茨の道だと思う。

作品と結びついているのならば、例えばミルキィホームズのように、コンテンツ寿命に伴ってリアルグループ解散することができる。

ラブライブのように、シリーズ化という形で太く短い生命打ち上げ花火のように散らしていくこともできる。

けれど「本人」として活動しているものはそのへんの扱いが難しい。その背後にあるもの作品のような一過性コンテンツではなく、一人の人間人生から

付き合う人間側が、本質的にはアイドルオタクで好きになったのがたまたま声優さんだったのか、

本質的にはアニメゲームオタクで、作品性にあてられてあくま演者としての声優さんを好きになったのか。

後者だった場合声優さんがもはや声優ではなくなっても追うことができるのか、できないけど熱がある時期だけ追っていたいのかに自覚的になるべきだろう。

俺はやはり後者アニメゲーム体験への感動が主軸にある人間から個人に対しては敬意や愛着こそあれどあまり深入りすることはなくなった。

でも最近は、ましゅまいれっしゅ!のようにアニメの外側でもキャラの形で楽しませてくれるコンテンツがあったり、

それこそVtuberのようにキャラのガワで個性エンタメ化してくれるモノがあったりして、個人キャラ境界曖昧になっているのは感じる。

いい時代であるとも言えるし、受け手精神力が試される場面が増えているとも言える。

どんな形であれ、多様な道が存在するようになったのは基本的に良いことだろう。

いち消費者である俺に、その道の先にあるものの是非などを語る資格はないが、今の所は楽しみ方を見いだせているので、楽観視している。

個人的には、最近の驚きはこれだ。

原神の推しキャラであるの子声優さんが、演技が違うもののよーく聞くとDMMのあのウン十億かけたブラゲーで主役のあの子を演じていたことに今更気づいたり。

キャラ性格的にはそこまでツボではないけどなんか好きだなーと感じていた原因はこれかっていうね。

そしてまた別の流行ってないがめちゃくちゃ可愛らしいDMMご飯系ブラゲにも出演されていて、絵師がおう氏のキュート立ち絵で、振り回され系の可愛らしいボイスでどストライクな演技をされていることを発見したり。

名義が違うのであんまり大きな声で言えないが、界隈を掘っているとアイマス系などで耳に馴染んだ方々の声もちょくちょく聞こえてきて楽しい誰かがDMM沼に引きずり込んでるのか?

また逆に、表では活動されてないっぽいんだが若手っぽいこっち系の有望な声優さんも僅かながら発掘できたり、同人音声で有名だった人がゲーム畑に降りてきてたり。

はたまた売れっ子声優さんがDLsiteで続々とアダルトではないASMRを発表してたりと、アニメゲーム軸の声オタ(≠声優オタ)な自分からすると最近楽しいことばかりだ。

増田が隙を見せたので存分に自分語りさせてもらった。

2015-11-22

さいとーさんは駆け込み寺!とかゆってるけど。。。

メンヘラが駆け込んできたら、おもちゃ状態になるでしょ?

実在はてなー想像しながら書いてみるね?

30秒でここまで出てきたよ?

メンヘラの居場所って言うけどー、居場所でもなんでもないよね。。。

メンヘラメンヘラ同士だったりメンヘラに親しくできる人たちの、閉じた集まりに居た方がいいとおもう。。。

 
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