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はてなキーワード: 比例代表制とは

2014-07-02

オランダ地方議員選挙

野々村という兵庫県議会議員の会見動画なるものを見て唖然とした。

あんなの会社とかにいたら、典型的な「仕事のできない人間なのは一目瞭然。

でも、あんな人間でも、選挙期間中に名前連呼して選挙区を走り回って、

まり深く考えてない選挙民に名前を覚えてもらえれば当選してしまう。

ふだんの仕事ぶりとかは全く関係なく。それが日本選挙制度

オランダ「選挙」というものが4年間に3回しかない。

国会第二院議員市議会議員欧州議会議員

生活実感のない欧州議会選挙投票率はあまり高くないが、

国会市議会投票率日本とは比べ物にならないぐらい高い。

投票日は平日なんだが。

選挙の機会が少なく、選挙結果生活への反映が実感できるので、

各個人が真剣な考えをもって投票所に赴く。

選挙ごとに密度の濃い関心を維持できるのは、

選挙回数の少なさが影響しているに違いない。


いずれの選挙も、比例代表制。多くの主要政党は長い歴史があり政策は一貫している。

開票して議席数確定した後に連立与党を組むことが慣例なので、

政党は、合併したりするよりも、開票後の議席数での主導権争いを優先する。

議席配分が決定した時点で、次の選挙への運動はもう始まっているのだ。

主導権争いにおける交渉の巧拙と、その後の活動仕事ぶりを、

有権者は次の選挙の判断材料にする。


各党の候補者名簿と順位も党が決定する。

永年存続する党組織内の目利きが、実務能力を主な基準に名簿順位を決める。

仕事ができない無能者が議員になる可能性はここで非常に低くなる。


オランダには他には国会第一院と州議会があるが、

いずれも直接選挙ではない。第一院は第二院の議員州議会市議会議員による投票で決まる。

市長は強い権限を持つが、市長選挙はない。

市長任期切れあるいは欠員になると、自治省公募をし、

市長としての実務能力」を最優先の判断基準として選考する。

この際、市議会与党とは異なる政治信条を持つ者が選ばれることは珍しくないし、

市議会には自治省選考者に対する拒否権はあるが、

自治省は対立的性向を持つ人物を、そもそも「実務能力のある人間」として選ばないので、

市議会自治省選考者を拒否することは非常に稀である

都市部首長選挙が単なる「人気投票」と化してしまっている日本人から見ると、

市長の実務能力担保されているオランダシステムは羨ましい限りだ。


日本はいったい何回選挙がある?何票投票できる?

衆議院参議院も2票ずつ。県知事県議会市長市議会、それぞれ一回ずつ。

ほとんどが個人名への投票から政策よりも「人気投票」。

選挙の回数が多すぎるので、

前回の自分のどの投票生活にどのような影響を与えたのか覚えきれないし、

自分名前」で当選した議員たちも

任期中にコロコロ選挙時の発言とは違った行動を取る。

もちろん、この制度には、長い歴史の中での試行錯誤があり、

失敗や成功を参考にできる他国制度イギリスフランスドイツベルギー等)が間近に見れるから

成り立っているとも言える。

ナポレオン退位以来200年間、国体が変わっていないという利点もある。

日本選挙制度の成立にはアメリカ制度の影響が色濃く見えるが、

立派なタテマエとは裏腹に、アメリカ選挙制度社会に与える影響ってどうなんだろうね。


なお、個人名投票する一般選挙存在しないオランダでは

極端な人物が議員になる確率は減るが、

それでもウィルダースのような排外主義者議員として影響力を持つことができるので、

「実務的な」オランダ人たちはそこに頭を悩ませている。

2013-08-04

小選挙区選挙制度は、『頻度』で民意抽出するところ。

たとえば、ある中学校の生徒300人全員の身長を測って、その結果を見るときに、

「一番多かった最頻値は、154㎝、これが11人」

なんていう報告が、生徒の身長という情報抽出するうえで正しい処理方法だろうか?

普通に考えて、出すべき代表値は『最頻値』ではなくて『平均値』だろう?

平均値』、あるいは『中央値』が、この中学校300人の身長を表す数字として、適当ではないだろうか。

票の頻度で、議席を振り分けたら、ある政策に賛成の政党が9つ、反対の政党が1つだったとして、獲得した票数が例えば

1,1,1,1,1,1,1,1,1,2

だとしたら、2票得た政党議席となる。

民意(票)としては、その政策へであるのに。

現実問題として、民意をどの政党を支持するかといった方法以外で数字にすることは難しい。

どのくらい原発反対なのか、TPP参加に賛成なのか、消費増税に賛成なのか、それらを5段階で書けばいいのだろうか?

それをどう選出に、政策にいかせというのだ?

そこで、現時点での最善の策は比例代表制

比例代表こそ正義

2013-03-04

http://anond.hatelabo.jp/20130304104013

あの人らは「是正した区割りで再選挙」ではなく「全国完全比例代表制で再選挙」を求めてるらしい。

http://facta.co.jp/blog/archives/20130302001177.html

最近政党支持率を比例で480議席に当てはめると、だいたい以下のとおり。

自民公明維新みんな民主みどり社民共産
272197839457713

これだと自民が大幅に減って社民共産が増えるから現有議席よりは左翼勢力に望ましいのかもしれない。

自公が再可決可能な議席を失う事にもなる。でも、自民が今以上に維新・みんなに接近すると思うんだが…

2012-12-27

小選挙区制度政治家育成にはマイナス

小選挙区制度を導入して相当期間経過したが、まだまだ日本人は、この制度を「うまく使いこなしていない」と思う。

小選挙区制度の弊害として、「死票が多い」「民意の振れ幅が過大に増幅されてしまう」ということが言われ、

実際、得票率ではさほど振れ幅ないのに、

2005選挙自民圧勝⇒2009選挙民主圧勝⇒2012選挙自民圧勝、と振れ幅が増大している。

振れ幅増大の弊害は散々言われているので自分は敢えて書かないが、小選挙区制度

「あまり取り上げられない弊害」があるような気がする。

それは「中選挙区制比例代表制と比べて、落選議員の発生率が高まる」、

ことに「キャリア途上での落選確率高まる」ため、政治家の育成ローテーション途上で落選の憂き目に遭ってしまうので、

政治家がうまく育ちにくい」という弊害があるような気がする。

定数4程度のかつての中選挙区制であれば、定数4に対して、有力候補はまあ6~7人程度で、

競争率は2倍も行かなかった。

なので、そこそこ実績積んだ議員当選3回以上)であれば、そんなに落選心配もなく、

大臣等を目指すことが出来る。

しかし、今の小選挙区制だと、定数1に対して、有力候補は最低でも2、今回の選挙では3なんてケースもあった。

となると、競争率は2~3倍。

比例重複立候補で多少は救済措置はあるものの、トータルでは、競争率が激化している。

なので、多少実績を積んでいる議員でも落選の憂き目に遭いやすくなり、

現に民主党は今回大臣が軒並み落選している。

逆に言えば、「(波に乗れた政党側は)新人議員当選やすい」ということになり、

政治家志望者の門戸を広げている」と言えなくもないが、

そういう格好で誕生した議員が、果たして使い物になったのか?

いわゆる「2005年=小泉チルドレン」「2009年=小沢チルドレン」、

今回の場合は「安倍チルドレン」と称するのかどうか知らないが、

この手の「チルドレン」も、結局次の選挙に逆風で落選し、政治家として育成されないケースの方が多いのでは?

その典型が「杉浦太蔵」だったりする。

「チルドレンの人生」を考えてあげれば、今みたいに「1期だけ、政治家味わわせて上げます」的制度は、

彼らの人生を誤らせるのでは?

中選挙区時代のように、多少入口のハードルを上げてやった方が、政治家志望者にも、トータルではプラスな気がする。

ということで、

当選競争率から見て、小選挙区制は政治家育成にマイナス」という、あまり言われてない仮説を、ここで書いてみる。

2012-12-18

選挙制度

なんかさ、各党の獲得得票率と獲得議席数に剥離があることを指して「民意が反映されていない」って叫ぶ人が多いけど、民意をそのまま反映させるような議会を形成したほうがマズいことになるのよ。

獲得得票率と議席数の一致する度合いが高い順に比例代表制大選挙区制>小選挙区制となるわけど、比例代表制にすると大きな問題がある。

それは小政党の乱立が発生すること。乱立が発生するだけならいいんだけど、ここから議会の空転>国民政治辟易し始める>巨大なカリスマによって民主主義が「自殺」するということが起こるのがとにかくやばい

まりナチス・ドイツが再誕することね、これがマズい。

ヨーロッパ選挙制度はもういかナチスを再誕させないかに全力を尽くしているといっても過言ではない。

2012-12-17

http://anond.hatelabo.jp/20121217144602

しかにそういう方向から見ると、新しい選挙のやり方があってもいいと思う。

従来の利益誘導政治場合は、日本場合は主にインフラ整備とかで利益誘導してたから、土地政治家が結びついていた。もうひとつの結びつき方が、公務員労組とか日本医師会みたいに党と直結して立法に影響力をふるうやり方。

こうした政治との関わり方が主だった時代小選挙区比例代表制で問題無かったんだけど、今はちょっと事情が違う。世代間格差とか、正社員非正規雇用者とか、同一地域に住む同職種の人間の間でもけっこう政治的な立場に差がある。

小選挙区制は地方意見をくみ取る意味でも必要だと思うけど、比例代表制はもうかなり微妙。もうちょっと違う選挙の仕方を比例の代わりに導入すべきじゃないかとはちょっと思う。

2012-11-17

安倍氏野田氏の議員定数削減提案に即座に賛成しなかったことの評価

どうやら世間(というかマスコミ界隈)では表題の件について、安倍氏が迫力不足だっただの優柔不断だのと、安倍氏についてネガティブな評価が多く見られ、ポジティブな評価が聞かれない。

しかし、この件については安倍氏の方に完全に理があり、野田氏の主張は民主主義に反する危険ものだと言わなければならない。

議員定数削減」の美名のみ注目されているが、削減の対象はもっぱら比例代表の削減であるから民主党の主張する「議員定数削減」は「小選挙区比率の増加」の主張である

そして、制度の性質上、小選挙区制は大政党に圧倒的に有利であるのに対し、比例代表制は大政党の有利が比較的小さい(これを「小政党に有利」と呼ぶ論者もいるが、比例代表制であっても大政党議席数の比率が得票数の比率に比べて大きくなるから、大政党に有利である)。民主党は「中小政党に配慮した比例の削減」を標榜しているが、その内容は複雑怪奇選挙人投票行動の前提となる予測可能性を大いに損なうものであるから、問題が極めて大きい。そのキメラ的な提案に対して当の中小政党は判断を保留するかまたは否定的である。当の中小政党が納得していない以上、選挙制度押し付けにほかならない。

したがって、民主党の「議員定数削減」の主張は、「議会の構成は大政党が決めるべきである」という主張であるさらに言えば小政党の排除が究極目標である

かかる主張は、2大政党一角に居られるであろう自民党にとっては有利である。また、2大政党一角自民と並び立つと考えている政党も、これに賛同するであろう(などという回りくどい書き方になったのは、私自身は民主党が2大政党の座から転落する可能性が高いと思っているためである)。

そうであれば安倍氏自民党党利党略のみを目指しているのであれば、野田氏の提案は渡りに船であって喜んでこれに賛成するはずである

にも関わらず、安倍氏はこれに賛成しなかった。その理由は、野田氏の上記提案への返答で明確に語られている。

「定数削減や選挙制度の改正を私と首相だけで決めていいはずがない。少数政党に極めて不利になるから、ちゃんと議論しようと言っている。」

その通りで、選挙制度という民主主義の根幹に関わる問題を大政党だけで決めるのは民主主義に対する攻撃である。歪んだ選挙制度は歪んだ議会構成を生むため、歪みを是正する機会が失われるからだ。野田氏は「われわれの提案は中小政党に配慮した比例の削減で、民主党にとってプラスでない。」などと反論したが、その提案内容が上記の通りの問題を抱えている以上、この反論に賛同することはできない。議員定数を削減したければ、小選挙区を「0増50減」にする方がマシである

安倍氏が迫力不足だったという人は総じて議員定数の削減には好意的であり、「大迫力で反論すべきだ」と評価している例を見ないから、要するに民主党議員定数削減案に賛成せよと言っている。

そのような人々には、民主党議員定数削減案を理解しているかと問いたい。少なくとも、あの提案は国民全体を巻き込む大規模かつ慎重な議論無しに採用してはならない。

そうであれば、「ちゃんと議論しよう」という安倍氏の主張は極めてまっとうであり、これをネガティブに評価するのは失当である

2012-11-11

参議院の改革案を載せてみるよ!~専門参議院で良識・再考の府へ~

  

参議院は一つじゃなくていいんです!

  

一つにしなきゃならんという呪縛から離れると、ユニークな選出方法が生まれ、衆議院カーボンコピーなんて呼ばれなくなるんです!

皆さんの知的好奇心を少しでもくすぐるような案がまとめられたらうれしいです!

書いていきます。よろしくお願いします!

  

  

零部 はじめに、現在国会。そして未来への展望

  

 1章 周知のことだから、読み飛ばしてくださいね

 っていうか、この改革案を考えるのに念頭に置いている政治キーワードを書いておくので、知らない人は調べてみてください。すみません

  

 ねじれ国会特例公債法案・衆議院の優越・首班指名選挙内閣不信任決議問責決議・特別多数・参議院衆議院カーボンコピー首相公選制党議拘束一票の格差・非拘束名簿式比例代表制

  

 だいたいこんなところだと思います

  

 2章 一院制じゃなく二院制がやっぱりいい。個人的に。

 特に理由は無い。一院制にもいいところはあると思います

 で、ねじれ国会を中心にして、問責決議参議院審議拒否とか、なんかいろいろ面倒くさいことが起こるし、議員のお給料もったいないとか言って、一院制にしようって意見を言ってる人もいる。橋下とか。

  

 でも、きちんと機能する参議院なら、税金使ってもらっても結構ですって人もたくさんいると思うし、私はそんな一人。

 私は、一院制には反対です。「一院制 デメリット」「一院制 弊害」とかで調べてください。

 それに首相公選制にも反対です。米国大統領制がちゃんと機能してるように見えますか?

 バックに国会のない総理が、政治を動かせると思いますか?

 いろいろ意見があると思うけど、私はそうは思えないし、国民衆議院議員を選び、衆院議員総理を選び、その総理が閣僚を選ぶってこのエレガントさが好きです。

  

 ってことは、もう皆分かってるんだけど、二院制メリットを生かしてデメリットを少なくする制度を作らなきゃいかん。

 各個々人の議員さんの良識に頼るんではなく、制度上強制的にメリットを引き上げて、デメリットをなくすものを作らなきゃいかん。

 いつやるか? 今でしょう!!!!!

  

  

 3章 参議院はこうあれ!

 てことで、参議院に求める役割をもうちょい具体的にします。

  

 参院役割は本来、衆院の審議で不足した点を補い、質の高い議論を行うことにあるはずだ。

                                (11月3日付・読売社説

  

 皆さんご存知の言葉で言うと、参議院には「良識の府・再考の府」であってほしいですよね。

 ですよね!

  

  

 4章 衆議院を持ち上げる

 そのためにどうするか!……その前に、衆議院はすごい。ということを雑に述べます。雑に。まあ衆議院は一般民意を表すということが言いたいし、そうであってほしいということです。今回は衆院選挙制度改革には触れませんけど。

  

 そのときそのとき民意を表すのは、衆議院総選挙なんだと思いませんか?

 参議院なんてあれです、任期6年で3年に一度、半数を改選です。これで民意なんて表せない。総とっかえできない!

  

 政府を作るのは内閣で、内閣を作るのは総理で、総理を作るのは衆議院なんです。総理指名選挙衆議院の優越がありますよね。

 んで、衆議院任期は4年ですけど、実際の任期は「総理が解散しようと思ったとき」ってことは皆さんお気づき任期満了総選挙なんて1976年以来行われてないんですよ!

 たとえ衆院内閣不信任案を突きつけられても、総辞職をすれば解散はしなくていい。参院問責決議なんて無視ですよ!

 総理ってすごい権力者! でも、その総理を選ぶのは衆議院です。

 だから衆議院はすごい。

 その議員を選ぶ総選挙は、したがって尊い。あの3年前の総選挙も、良くも悪くも実は尊いんですね。

  

 それに比べたら、参議院なんてお飾りです。

 参議院なんかに政局を左右されちゃたまりません!

 何が総理は退陣しろ!だ。国民総理を選ぶ権限を参院議員には与えていないぞ!

 お飾りにはお飾りなりに、ふさわしい選挙制度と、議決上の劣等、権限上の劣等があってしかるべきです!

 でも、参議院馬鹿にしてるわけじゃない。

 参議院に求めることというのは、そんなことではないということです。

 ということで、いよいよ次の部は「参議院選挙制度改革案」、その次は「参議院の権限とか」です。

  

  

一部 参議院廃止! と、専門参議院の創設。

  

 5章 専門参議院の前提

  

  ~i節 参議院政党化党議拘束

  ねじれ国会最中にあって、参議院機能するためには、参議院所属議員党議拘束を外せばいい? 違いますよね。

  やっぱ党がないと専門外の自分の頭で考えて議決権を行使できる人なんて(中には専門なんてない人もいるし)いないと思いませんか?

  だったら、まだ党に決めてもらったほうが安心だし、スムーズ

  そもそも党議拘束を外すといったって、それを実効的に法的に禁止する術はないと思うんです。

  

  ~ii節 衆議院の再議決要件を特別多数ではなく過半数へ?~

  参議院で何を議論しても、参議院はお飾りなので、無視します。

  これをやると参議院の議論は活性化すると思います

  ちゃんとやらないと参議院不要論が出るから

  でも、ちょっと待って!

  専門外の自分の頭で考えて議決権を行使できる人なんて(中には専門なんてない人もいるし)いないと思いませんか?

  

  

 6章 だから専門参議院

  

  ~i節 どんなん?~

  まず今の参議院を頭から消し去ってください。はい

  

  では新しい上院インストールします。これらです。↓

  

  「内閣 参議院

  「総務 参議院

  「法務 参議院

  「外交防衛 参議院

  「財務金融 参議院

  「文教科学 参議院

  「厚生労働 参議院

  「経済産業農林水産 参議院

  「国土交通 参議院

  「……参議院

  

  これは一応、現在参議院常任委員会を目安に、各専門参議院に分割しました。

  まあ大事なのは、所掌別に分けるということです。

  だから、案はテキトーです。

  

  ~ii節 選出方法

  ●各専門参議院は、全国一ブロック大選挙区制です。

  

  ●定数はわかんないけど、20人? イメージは円卓ですよ!

   (だから専門参議院選挙投票用紙は、各専門参議院の数だけあるわけです。投票所のスペースが心配ですね。)

  

  ●有権者が書くのは、立候補者の名前です。

  

  ●立候補者は、ひとつの専門参議院しか立候補できません。

    or複数立候補できても、一つの専門参議院しか当選できません。

  

  ●政党所属してようが、推薦を受けようが自由です。

  

  ●各参議院議員国務大臣を兼ねられません。政府仕事をしたい人は、政府審議会とかに入るのは自由だと思います

  

  ●参議院一票の格差も完全解消!

  

  ●任期は6年、3年ごとに半数改選。6年間しっかり専門分野と付き合ってください。今の参院議員は6年寝てるんじゃないか

  

  そんな具合です。あと、つまり

  

  ●内閣総理大臣)は衆議院に対し、連帯して責任を負う

  

  

2部 専門参議院の権限と劣等

  

 7章 これが重要! 専門参議院の権限

  

 ●予算および予算関連法案は、衆議院の専権事項。専門参議院には議決権がありません。

   予算ていうのは、この国をどうするのか?という疑問の回答そのものですよね。それは衆議院に(実質的には内閣与党)にやってもらいましょう。偉いんだから

  

 ●法案はすべて衆議院先議。衆議院が、その可決法案をどの専門参議院に投げるかを決める

   そりゃ、専門参議院なんだから、その筋の専門家当選してくるでしょう。私たちが選ぶんですけど。

   衆議院の審議の不足を補い、法案を否決したり、修正案を少人数で作るんですよ!  で、衆議院に投げ返すんですよ!

  

 ●「ちょっと待った!」の割り込み機能

   衆議院が可決した法案を送付した専門参議院以外も、所属議員の1/3(?)以上の議員の賛成によって、その法案の審議に参加し、議決も合同でします。

  

   たとえば、関税をうんたらする法案を、衆議院経済産業参議院に送ったとします。

   でも、外交防衛参議院だって黙っちゃおれん!という場合には、合同参議院を開きます財政金融参議院だって物言いいかもしれません。

  

   この機能で結局政党化ちゃうかもしれないですし、議決のための多数派工作に利用されるかもしれませんけどね。

   結局すべての法案に全専門参議院議員が参加してるとかになったら面白いですけど。分けた意味ねーっていう。

  

 ●衆議院の再議決要件は過半数

   やっぱり再議決は過半数でないと政治は動きません。と、思います。特別多数は厳しい。

   でもその代わり、国民政党名を書くんじゃなくて、直接名前を書いた人たちが決めた事柄です。ましてや専門を名乗る人たちの意見です。与党衆院の多数派党)は無視できますか?

   与党には、専門参議院議決を蹴ってまで、その原法案を通す覚悟が求められ、また次の総選挙審判国民に仰ぐのです。

   そして、また専門参議院は、似非を含めた専門馬鹿集団になるでしょう。だから一般人の意思が端的に表れる衆議院はやっぱり専門馬鹿に優越するんです。

  

 ●憲法審査会は各参議院の議長と副議長が参加

   細かいことですが、一応、そういうことにしときます

   議長・副議長は各参議院の互選で選べばいいでしょう。

  

 ●憲法改正発議は、全員参加!

   国民投票にかける前の国会発議は、全議員の2/3以上にせよ、96条改正で過半数になるにせよ、衆議院議員・専門参議院議員全国会議員が参加します。

  

 ●決算は専門参議院お仕事

   会計検査院を専門参議院の傘下に置いて、とかいろいろ思うけど、お金返せって言っても、返ってこないだろうしなあ。

   なんとかならんかなあ。

  

 ●条約承認国会同意人事は、専門参議院優越

   それでもいいけど、衆議院のほうがふさわしい気もするし。

   どうするのがいいだろう?

  

 ●両院協議会はいますか?

   必要あるのかな?

  

  

三部 お疲れ様でした!

  

尻すぼみ! 思いつき! 詰めてない!

  

でも、どうですか!

これで現状の国会の問題の多くが解消し、上院本来の目指すところである良識の府・再考の府になりそうじゃないですか!

そう思ったのは私だけですか!?

  

分野ごとにブロック分けして選出したって、結局は人気投票になると思います実質的政党化ちゃうかもしれませんね。でも今よりかは、マシだと思うんですよ。

民主主義は最悪の政治といえる。これまで試みられてきた、民主主義以外の全ての政治体制を除けばだが。』チャーチル

『専門参議院は最悪の政治といえる。これまで試みられてきた、専門参議院以外の全ての上院の選出方法を除けばだが。』増田

  

仮にも立候補者は専門家を自負して、その専門参議院立候補してくるわけですから

加えて、専門参議院議員政局に絡まめないように権限を制限することで、私たちが期待するあるべき参議院になってくれるんじゃないかなあ。

地方代表を入れるとかいう考えもあるけど、たぶん衆議院小選挙区制だし、道州制も入ってくれば、やっぱり参議院議員地方代表である必要など無いと思うんですけどね。

  

まあ、そんなことはどうでもいいんですよ! 皆さんも参議院について思うところがあると思うんで、

制度的に国会をどうするか?

制度的に参議院をどうするか?

考えを聞かせてください!

  

突っ込みたいところいろいろあったと思います

まあ素人です。でも、有権者です! 一有権者です!!!

割と真剣に40分くらいは考えて書いてるものなので、たたき台たたき台とかにしてもらえるといいけど。

2009-09-23

小学6年生のときの思い出

http://www.youtube.com/watch?v=_bqMegdZ-lY

↑これ。

小生が小学6年生のとき(はい、まずシャレ一つ入った)のことである。

参議院選挙があって、比例代表制の導入により少数政党でも議席が確保できるのではないかという予想が広まり、日本全国から胸に一物ある豪傑たちが我も我もとこぞって立候補をし、まさに混迷と高レベルネタの宝庫となっていた。

その後の数年に渡り小生と(中生なのにね)愉快な仲間たちのあいだではその時のことを思い出してはキャッキャ(もしくはカーカカカ)と笑っていたものです。

その中でもひときわネタ度数が高かったものに「全日本ドライバークラブ」というのがありました。

小学生だった我々が覚えてい、(←ここ大江健三郎風)ネタとして重宝したキラー・ワードは「酒を飲んでいても事故を起こさないものは起こさないんです!」だった。

結局わたしたちはそれらを公然と見ることのできたキチガイとして見ていたのですね。実際そういうボーダーライン上のものも多数あったのです。UFO党(韮沢さんのとこ)とか。

2009年初秋、ふと思い出した小生はインタァル・ネェットゥ(より正確な発音を普段から心がけています)を駆使し、全日本ドライバークラブについて調べてみると、なんと動画を見つけることが出来たのだ!

どんな楽しいキチガイだろうと思って閲覧していると、これはこれは、、、すでに32歳になっているオッサン小生(←小生意気な知恵をつけてしまっている。主にワイドショースポーツ新聞で)から見ると、意外や意外けっこうまともなことを言っているではないか! というかこれいわゆる小さな政府論でしょ(←ここは弁当爺風)。

つまり全日本ドライバークラブというのは一人小泉改革だったということだったのだ(この辺の結論がワイドショーでつけた知恵の限界を露呈してしまっている)!

中学のときのお友達におしえてあげよっと。

2009-09-10

http://anond.hatelabo.jp/20090910195154

これは別に「服を見るのが嫌い」問題じゃなくて、単に趣味の合わない同士でグループ観光旅行をすることになった場合によくあるありふれた問題じゃないのかな。もし増田趣味に合わせてお台場ガンダム見に行ってたとしたら、他の女性達は確実に今回の増田と同じことを心で叫ぶ羽目になったはずだし、お台場じゃなくて浅草であろうが二重橋であろうが東京タワーであろうが、おそらくは同じこと。解決のしかたとしては、小選挙区制的に多数派総取り主義でいくのか、比例代表制的に少数派の意向もちょっとだけ取り入れたスケジュールにするか、少数民族に一定の自治権を認めることとして数時間の自由時間を設定するか、くらいしか思いつかないけど。いずれも受け入れがたい解決法だと言うなら、分離独立しかないでしょう。

ところで、私は男であり、また洋服を見るのはそんなに好きじゃないですが、彼女の服選びには割と喜んで付き合ってて、特に苦痛は感じません。服選びが楽しいんじゃなくて、楽しそうな彼女と一緒にいるのが楽しいからなんで、そんなに尊敬していただく謂われはないと思います。

2009-09-03

小選挙区比例代表並立制はなんかおかしい

郵政選挙も今回の選挙もそうだけど、

小選挙区制でも比例代表制でも結局政党国民は選んじゃってるじゃない。

これ並立制の意義を失ってるよね。

小選挙区制のほうをもうやめるべきだね。

2009-08-21

国会議員一人の政党でどこまでやれるか?

たとえば、格差の下にいる(自分を含め)今まで投票をしていなかった人に対して

政党を作り、比例代表制のみで立候補して一人が当選したとします。

一人の国会議員のみでどこまでマニフェストを実現できるものでしょうか?

マニフェストには、失業者支援、派遣社員支援、ブラック会社撲滅、ニート問題、フリーター問題

等を解決することを入れる予定とします。

表のはてなで質問しても良かったのですが、ここのほうがよりいい回答が得られると思い書いて見ました。

今まで使っていなかった一票を集めて、一人の議員を送り出し自分たちの要求を実現しようと言うものです。

・実績がない

既得権はない

癒着はない

・しがらみもない

自分たちのためだけに働いてくれる議員が一人いたらどれだけの仕事が出来るものでしょうか?

トラックバックへの返信の場所を間違えましたので以下に書いておきます。

議員の数がいままでゼロだったのが1になる。

そして少しずつ、力(議席数)を持つまで継続して活動できれば良いのでは?

と思います。

自分たちのことを本当に思ってくれる政党なり、議員さんなりは

いないものでしょうか?

議員はこれから育成か探す。

支持者は先にも書いた格差の下にいる人たちって感じです。

支持者の力しだいってところを自分たちしだいと解釈すれば

頑張れるのでしょうか?

2009-08-17

いつまで地域ごとに国会議員を選出する制度を続けるのだろうか?

現在国会議員比例代表制を含め地域ごとに選出されている。この制度はいつまで続くのだろうか?昔はメディアが発達していなかったために日本全体の情報を得るのは難しかった。身近な地域に関する情報だけしかなく、地域ごとに国会議員を選出することに合理性があった。しかし現代ではメディアの発展によって全国の情報が容易に手に入る。このような状況下においては原理的には地域ごとに国会議員を選出する合理性はない。いつまで地域を基本に国会議員を選ぶ制度が続くのだろうか?

2007-07-29

Re: 若者の投票率が低いのもあるけど・・・

60代が100人いて20代が10人しかいない社会

では「60代の声がより重要である」という考え方も出来るよね。

ただ、「多数が正義」とも言えないから小選挙区制とか比例代表制とか、区切りは?配置は?定数は?って色々やってるわけなんだけど。

つーことで、世代選挙区制、とか言ってみる。

2007-04-18

http://anond.hatelabo.jp/20070418133522

市議選は無茶だよな。学生のときは選挙公報を一人分ずつ切って、書いてある事の取捨選択でどうにか一人選んだけど、候補者30人くらいいてそのうち落選するのが2人だけなんで投票する事自体が馬鹿馬鹿しかった。ふつうは投票する人は知り合いから頼まれてやっているんじゃないのかね。

せめて非拘束比例代表制にしてほしいもんだ。

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