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はてなキーワード: 栗橋とは

2023-11-19

真・全国ないものねだり

純粋の他46地域には存在する、ガチのないものねだりは太字記載する

また10地域ないものについては記載しないので勝手連合を組んでください

ジョイフルデニーズロイヤルホストバーミヤンいきなりステーキかっぱ寿司、ホビーオフAOKI、はるやま、コナカエディオンくまざわ書店紀伊國屋書店三菱UFJ銀行Amazon HubQBハウス

都道府県ないもの備考
北海道本家かまどや
デイリーヤマザキ
ウエルシア
JA-SSホクレンSS代用
ナビ個別指導学院
河合塾マナビス
でっかいどうの端っこでは何もないというツッコミは不可避
青森ジョリーパスタ
やよい軒
まいどおおきに食堂
本家かまどや
ビアードパパ過去存在
ウエルシアハッピードラッグ代用
Zoff
サイクルベースあさひ
4℃
スーモカウンター
はんこ屋さん21
住友林業
フジテレビ系列
岩手やよい軒
ヨックモック
銀のさら
4℃
キグナス石油
ナムコ
センチュリー21
ハウスドゥ!
秋田ジョリーパスタ
やよい軒
まいどおおきに食堂
串カツ田中
ビアードパパ
ウエルシアハッピードラッグ代用
Zoff
ホンダドリーム
4℃
キグナス石油
スーパーホテル
タイトーステーション
ビッグエコー
トライ
住友林業
TBS系列
山形ジョリーパスタ
やよい軒
サンマルクカフェ
いきなりステーキ
大阪王将
まいどおおきに食堂
ほっかほっか亭
ロフト
4℃
ラウンドワン
タイトーステーション
ビッグエコー
名鉄観光
ITTO個別指導学院
保険見直し本舗
競輪
ボートレース
宮城-(全都道府県にあるチェーン店等の一覧では該当がない)
福島ほっかほっか亭
やよい軒
本家かまどや
Zoff
ロフト
JEWEL CAFE
東京めん六
そこまで言って委員会NP
たかじん東京嫌いや番組内容の関係
神奈川高等専門学校
そこまで言って委員会NP
空港
埼玉高等専門学校
そこまで言って委員会NP
空港
千葉そこまで言って委員会NP(全都道府県にあるチェーン店等の一覧では該当がない)
群馬本家かまどや
スーパーホテル
そこまで言って委員会NP
空港
ホビーオフ/オフハウス前橋天川店にホビーオフが併設
栃木大阪王将
Happiness
名鉄観光
ボートレース
そこまで言って委員会NP

魅力
ないんだな、それが
茨城ホビーオフ
ラウンドワン
民放テレビ局
魅力度ランキング上昇の秘訣
ラウンドワン埼玉さいたま栗橋が隣接
テレビ局ならNHKが一応存在する
山梨大阪王将
SUIT SELECT
トイザらス過去存在
ミキハウスホットビスケッツで代用
タイヤランド
ゼビオ
4℃
GiGO
名鉄観光
ミニミニ
高等専門学校
代ゼミサテライン予備校
テレビ朝日系列
フジテレビ系列
空港

綺麗な方言
ウーマンコミュニケーション案件甲州弁おまんこっちんこうし」
静岡ほっかほっか亭
ホビーオフ
のぞみ停車駅
ツルハについては杏林堂薬局代用
長野ロッテリア過去存在
ほっかほっか亭
ボートレース
新潟本家かまどや
SUIT SELECT
サラダ館
GiGO
富山ツルハ
ホビーオフ
ラウンドワン
河合塾マナビス
テレビ朝日系列
石川ツルハ
サンマルクカフェ
大戸屋
福井ツルハ
サンマルクカフェ
ロッテリア過去存在
リンガーハット
銀座コージーコーナー
銀のさら
イオン2024年にとうとう出店予定)
Zoff
マックハウス過去存在
ASBEEとGreen Box2024年に出店することで解消されるか不明瞭)
未来屋書店
ムラサキスポーツ
JEWEL CAFE
WAKABA
Happiness
キグナス石油
Yu Kids
名鉄観光
マジックミシン
テレビ朝日系列
TBS系列
原発安全
福井放送がテレビ朝日系列クロスネットしているが実質日本テレビ系列なので無いようなもの(ここも宮崎県と同じ「2ちゃんねるしかない)
愛知安全運転尾張走り
(全都道府県にあるチェーン店等の一覧では該当がない)
岐阜大阪王将
三重大阪王将
ロフト
ONIX
駅レンタカー
HIS
空港
新幹線
近鉄特急不要とされている
大阪高等専門学校
民放独立テレビ局
テレビ大阪が居るので意味がない?
(全都道府県にあるチェーン店等の一覧では該当がない)
兵庫-(全都道府県にあるチェーン店等の一覧では該当がない)
京都銀座コージーコーナー
空港
唯一のタイトーステーションイオンモール高の原奈良と共同
滋賀ドトール過去存在
銀座コージーコーナー
ホビーオフ
キグナス石油
高等専門学校
はんこ屋さん21
空港
琵琶湖より海が欲しいという声は少なくない
奈良ホビーオフ
SUIT SELECT
アップル
ホワイト急便
イセキ
空港
SUIT SELECT京都との県境近くに出店
唯一のタイトーステーションイオンモール高の原奈良と共同
和歌山なか卯
銀のさら
ロフト
アップル
JEWEL CAFE
ホリデー車検
スーパーホテル
カメラのキタムラ過去存在
スタジオマリオ過去存在
GiGO
まねきねこ
ビッグエコーメガビッグCLUB DAM代用
LAVA
はんこ屋さん21
ボートレース
徳島サイゼリヤ
なか卯
大戸屋
不二家
アップガレージ
アップル
ネクステージ
4℃
三井のリパーク
100円レンタカー
cutA
プラージュ美容部門
はんこ屋さん21
マルハン
新幹線
電気で動く鉄道車両(いわゆる電車
自動改札機
マスターピース
日本テレビ以外の民放系列
夜ふかしで電車関連は扱われた
テレビの特例地域」については触れていない
高知サイゼリヤ
ロッテリア過去存在
松屋
リンガーハット
やよい軒
魚民
不二家
ピザーラ
デイリーヤマザキ
THREEPPY
ウエルシア(よどやドラッグ代用
ドン・キホーテ2024年に出店予定)
ホビーオフ
ロフト
アップガレージ
ONIX
PETEMO
ホリデー車検
100円レンタカー
東横イン
ルートイン
HIS
センチュリー21
ホワイト急便
ナビ個別指導学院
マスターピース
アイサポ
一条工務店
Panasonic
テレビ朝日系列
新幹線
いわゆる0系もどきの「ホビートレイン
愛媛サイゼリヤ
未来屋書店
マスターピース
スポーツデポアルペン代用
Picars
cutA
ホワイト急便
香川不二家
ネクステージ
LAVA
はんこ屋さん21
クボタ
うどんとゆゆゆ以外の観光資源
領域
日本で一番小さい県
岡山ツルハレデイ薬局代用
ホビーオフ
AOKI
桃太郎以外の観光資源
鳥取びっくりドンキー
ロイヤルホスト
ロッテリア過去存在
松屋
ピザーラ
銀のさら
Zoff
AOKI
マスターピース
未来屋書店
魚民
串カツ田中
焼肉きんぐ
築地銀だこ
銀座コージーコーナー
デイリーヤマザキ
オートバックスカーズ
ナムコ
タイトーステーション
HIS
マックハウス過去存在
ゼビオ
ムラサキスポーツ
キグナス石油
まねきねこ
ビッグエコー
RIZAP
スーモカウンター
名鉄観光
スクールIE
NOVA
河合塾マナビス
競輪
積水ハウス
ミサワホーム
クボタ
砂漠を消す方法
夜ふかしで擦り切れる「スターバックスコーヒー」は2015年に出店
セブンイレブン」も同年出店
島根餃子の王将
リンガーハット
ビアードパパ
ロフト
トイザらス
ビッグモーター
montbell
4℃
PETEMO
アパホテル
マルハン
LIXIL
びっくりドンキー
ロイヤルホスト
ロッテリア過去存在
松屋
焼肉きんぐ
銀だこ
やよい軒
ピザーラ
銀のさら
Zoff
AOKI
マスターピース
未来屋書店
オートバックスカーズ
ナムコ
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タイトーステーション
まねきねこ
ビッグエコーメガビッグCLUB DAM代用
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RIZAP
スーモカウンター
河合塾マナビス
積水ハウス
ミサワホーム
広島プラージュ(理容部門
ヒロシマと言われないようにする方法
山口ビアードパパ
ウエルシア
AOKI
ロフト
ONIX
ラウンドワン過去存在
HIS
はんこ屋さん21
フジテレビ系列
福岡治安修羅の国
(全都道府県にあるチェーン店等の一覧では該当がない)
佐賀はなまるうどん
なか卯
ピザーラ
ウエルシア
H&M
AOKI
マスターピース
未来屋書店
アップル
WAKABA
4℃
PETEMO
Happiness
ホリデー車検
スーパーホテル
高等専門学校
河合塾マナビス
はんこ屋さん21
Panasonic
フジテレビ系列以外の民放テレビ局
テレビの特例地域
長崎サイゼリヤ
松屋
なか卯
かつや
ほっかほっか亭
H&M
宮脇書店
未来屋書店
アップル
ムラサキスポーツ
moutbell
PETEMO
Happiness
ホリデー車検
スーパーホテル
ラウンドワン
河合塾マナビス
熊本なか卯
ホビーオフ
マスターピース
宮脇書店
未来屋書店
代ゼミサテライン予備校
阿蘇山から身を守る方法
大分サイゼリヤ
なか卯
本家かまどや
AOKI
マスターピース
宮脇書店
WAKABA
PETEMO
Picars
スクールIE
はんこ屋さん21
新幹線
日本テレビ系列フジテレビ系列
ハーモニーランド以外の聖地
テレビ大分日本テレビ系列フジテレビ系列クロスネットであり使いにくい
毎回アニメツーリズムではハーモニーランド以外が選出されてないことが多いため(進撃の巨人ぐらいしか出てきていない)
宮崎なか卯
はなまるうどん過去存在
餃子の王将
大戸屋
本家かまどや
不二家
銀のさら
ウエルシア
ホビーオフ
ワークマン
宮脇書店
マスターピース
ONIX
montbell
タイトーステーション
HIS
河合塾マナビス
NOVA
新幹線
クロスしない日本テレビ系列
クロスしないテレビ朝日系列
クロスしないフジテレビ系列
夜ふかしで Permalink | 記事への反応(17) | 20:24

2021-09-08

二段階右折用のスペース

誰も使ってなくて、秋の交通安全週間のテントが張られそうな雰囲気さえある

2019-10-14

治水について

追記

とても勉強になるまとめをみつけたのでお知らせしたい。

岐阜大の先生が今回の災害を振り返っている。

どういうわけかうまくリンクを貼れないが、ここ→ www.green.gifu-u.ac.jp/~bhdlab/?p=1391

以下、増田駄文。大変不勉強で、特定の方々をディスったりして申し訳なかった。こんなものをみる無駄時間節約してほしい。

ーーーーー

台風19号治水の大切さについていろいろと考えさせられた。

実は、恥ずかしながら、治水ことなど今まではっきり考えたことはなかった。

休日で暇だったのが幸いして文献を読みまくることができた。

一部、ツイッターなどでは事実上運転を開始した八ッ場ダムが2日間で満水にしたこと

利根川洪水を防いだのではないか話題になっている。

何が税金の無駄だ…台風19号 「八ッ場ダム」賞賛の声が相次いでいる – ジャストニュース

ガンダムになぞらえるなど、まるでヒーローのような扱いだ。へー、ダムってすごいんだな、と思った。

それに対して、冷静な反論も多く見られた。いわれてみれば、

利根川水系の治水対策は、八ッ場ダムけが頼みの綱だったわけではないし、むしろ未完成現在では既存利根川流域の治水計画範囲外のはずだ。

台風接近中、いろいろ文献を読んでみた。日本治水というのは、思ったより興味深いものだった。

数々のツイッターが注意しているように、今回の台風19号八ッ場ダム治水効果技術的な検証を待ってから、というのはその通りだと思う。満水したからといって大騒ぎするのは早計。

一見すると冷静っぽいけど、乱暴反論もあった。

Spica on Twitter: "そもそも論として、八ッ場ダムは利根川水系全体のダム貯水量の何%を占めるのか、八ッ場ダムの貯水量を利根川の流域面積で割るといくつになのか(=防いだ水面上昇量)、という定量的な視点なしに「八ッ場ダムが利根川を救った!」という単純な物語に収束していくのが危険で滑稽 https://t.co/IGUM0RUJCc"

とかね。

百歩譲って、流域全体に均一に雨が降るという前提なら成り立つんかね??定量的って、、、、全く。

そのなかでも、ちょっと気になったのは、以前より長い間、八ッ場ダム反対運動をしてきていると思しき人たちのツイッターブログの書きぶり。

あしたの会とかそんなやつ。以下、「彼ら」。

ひとことでいうと、彼ら、存在しない夢の総合治水像ですべての物事を語っている印象だ。しか上記ツイッターと同レベル科学を装っているから始末にわるい。

具体的にもっと違和感を覚えたのは、堤防管理では越水耐性を強化すべきとしている点。

堤防で水際の越水対策をきちんとやっていればダムなど必要ないというわけだ。

一方、国交省は、堤防の耐越水技術確立されていないとして、導入にすら消極的だ。

それに対して、彼らは、いやそれはダム偏重治水だケシカラン!安価で確実なものができるはずだ!ダム派の陰謀だ!と主張。

おおむね、こんな感じ。

応答する論理がぶっ飛んでしまって、彼らは自分だけ左翼っぽい政治闘争のレールに勝手に乗っかってしゃべっていて、

話がかみ合わなくなっている印象だ。

ダム反対派ってこういう感じなのか、、と実感した。今後はそっ閉じかな、と。

少し時間をさかのぼって、昨日の未明のことを話す。読売新聞が、「利根川決壊の恐れ」とのニュース報道した。

国土交通省関東地方整備局によると、埼玉県久喜市栗橋利根川で氾濫危険水位を超え、13日午前3時以降、同県加須市利根川渡良瀬川の合流点で越水し、堤防決壊する恐れもあるという。このため、両市は防災行政無線などで近隣住民避難を呼びかけている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20191013-OYT1T50008/?fbclid=IwAR3Qx2agzmJXMNhcbSqHfv0ikhreIMAzdALb9YHpsKiUg-hJL24qPzcWqgM

すでに、昨日の時点で、いろいろ文献をあさってて、関東平野治水ちょっとは詳しくなった気になっていたころだった。

決壊すれば、近隣住民避難どころの話ではなく、下流域の春日部市から江戸川区に至るまで広範囲に水没し、カスリーン台風の二の舞になる恐れがある、ということがとっさに分かった。

水位情報確認すると、確かに栗橋観測地点において、氾濫危険水位を超えてじわじわ水位上昇中だった。堤頂から2mくらい下まで水位が来ており、台風強風によるうねり考慮すると、越水が気が気でない状況。

そこで同地点の洪水対策をググってみたら、彼らのウェブサイトがヒットした。

NHKが報道した利根川の決壊を想定した浸水のシミュレーション | 八ッ場(やんば)あしたの会

彼らは、2017年当時、NHK報道した利根川決壊を想定した浸水シミュレーション批判し、次のように主張する。

今回のシミュレーションは、利根川栗橋付近埼玉県久喜市)の決壊で溢れた洪水が、中川農業用水の排水河川)を通して東京都内まで短時間で到達するとしたものです。利根川の氾濫洪水が流下するバイパス中川がなることはあり得ることだとは思いますが、そもそも利根川栗橋付近堤防決壊する危険性がどの程度あるかが問題です。

 栗橋付近から上流の利根川中流右岸および江戸川上流部右岸では、土地を買収して堤防の裾を大きく拡げる首都圏氾濫区域堤防強化対策事業国交省関東地方整備局によって進められています

へー、そうなんだ!やるじゃん、国交省!と安心したのが、彼らの主張を見た最初だった。

ところが、このページの締めくくりに書いてあった文章違和感を覚えた。次のように彼らは締めている。

この事業は浸透に対する堤防安全性を確保することを目的とし、国交省は超過洪水対策ではないとしていますが、これだけの堤防強化が行われれば、決壊する危険性がほとんどなくなることは明らかです。その点で、今回のシミュレーションは前提が現実と遊離した仮想計算といえます

 NHK報道は、利根川栗橋付近で行われてきた首都圏氾濫区域堤防強化対策事業堤防の現況などには触れませんでした。洪水への備えは必要ですが、利根川決壊の恐怖を必要以上に強調する報道は、果たして防災の役に立つのでしょうか。

まず第一に引っ掛かったのは、国交省が同地点で実施した堤防強化事業を"超過洪水対策”ではない、としている点。

超過洪水対策?なんのことを指しているのかわからなかったので、検索してみたら、例の耐越水堤防をめぐるダム反対派と国交省のやり取りがヒットしたというわけだ。

次に疑問を持ったのは、

「これだけの堤防強化が行われれば、決壊する危険性がほとんどなくなることは明らか」

結論づけていることだ。国交省が超過洪水対策じゃないっていってるじゃん??根拠がわからない。

しかも、この記事を読んだのは、国交省がまさに台風19号により栗橋付近での決壊の恐れを警告したニュースをみているときだ。

まり、彼らは国交省堤防強化事業について、越水対策下駄勝手に履かせて、その効果を信じているが、国交省は昨日時点で、すでに堤防強化された箇所において、なおも越水危険を警告した、という構図。

現実と遊離しているのは一体どちらなのか??

さらに、たった今気が付いたのだけど、

http://www.ktr.mlit.go.jp/tonejo/tonejo00552.html

によれば、栗橋付近工事、まだ終わってないか、ほぼ終わったばかりじゃねーか!

2017年に終わってるとか嘘じゃねーか、騙されたぜ。

もうひとつ違和感が残った彼らの主張に、カスリーン台風評価がある。

カスリーン台風襲来時、たまたま運よく吾妻川流域の降雨が少なかったというのが俺の理解だ。

それに対して彼らは、国交省カスリーン台風同程度の台風が来たら被害が大きくなるというが、それは妄想だ、カスリーン台風時でも吾妻川流域は持ちこたえたんだよ、と主張。おおまかにいうと。

これもさっきのツイッターと似て、彼らのお花畑では、流域全体に常に均一に雨が降ってんだろう。

https://yamba-net.org/37932/

これ、朝日新聞朝日新聞で悪い。かみ合うはずがない。

それにしても、彼らは、なぜ、それほどまでに堤防事業を全力で信頼しているのか。その答えは、彼らの思い描く理想総合治水像にあった。詳細は彼らのサイト

大まかにいうと、ダムに過度に依存せず河川改修やソフト対策を中心とした総合治水モデル。へー、脱ダムの主張ってこんな感じなんだと感心。

かに、流域によっては、河川改修の方が費用は少ないという試算を出せる場合もあるだろう。雨水対策や遊水地効果を狙って水を河道から逃がす発想も大切だ。

従来の治水思想は、「貯めて、流す」という言葉表現されるように、「水を河道に封じ込めて人間流量コントロールする」というもの

近年は、彼らになびいたわけではないだろうけれど、ダムを大きな治水の柱としつつも、特に首都圏では雨水対策はかなり充実してきているように思える。

しかし、問題は、近年の気象現象の変化によって増大する大規模水害。この発想でどこまでいけるのか?

一体、どこまでのハザードを国や広域自治体(県)が想定すべきかどうかにも関わってくる。

財政的な現実性を踏まえれば、100年確率検討するよりも、50年、30年確率検討したほうが安価だ。

人命を守ることを優先し、床上浸水は阻むが、場合によっては、床下浸水我慢してもらうといった発想だ。

例えば、2010年に当時の橋下大阪府知事が決定した槙尾川ダム建設中止はそうした費用効果分析に基づいている。

流域を個別にみていけば、最適解はそれぞれ異なるだろう。

比較的規模の小さな流域では、高いコストダムを作って「貯める」中心の治水を行うよりも、むしろ頻度の高い少々の洪水には我慢してもらう、という発想はありうるかもしれない。

なんでもかんでも山河コンクリートで固める時代は確かに終わったと思う。

からこそ土砂災害防止法2001年制定され、避難などのソフト対策へのシフトも謳われた(土砂災害ちょっとジャンルだが)。

しかし、政治的意思決定は、自治体財政的なインセンティブに左右されてしま可能性もあるかもしれない、というのが当時の橋下府政に関する文献をみた印象だった。

そうすると、広域自治体によっては、経済的安価なよりコンパクト治水事業が知らず知らずに選択されかねない。

住民の目からすれば「ちょっと床下浸水くらい我慢してね、あとは自助だよ、自助、逃げろ走れ、だよ」と広域自治体から言われ、

基礎自治体からは、市町村合併して公務員縮小してるところなんで、避難体制整備まで人回せません。。みたいな、ね。

正直、日本中山間地域含む地方は、そんな風に途上国化してもやむを得ない状況だと思っている。

しかし、首都圏洪水から守るという発想は正直、次元が違うというのが、ここ二日間、暇に任せて学んだ印象だ。

総合治水の在り方は、守るべき価値の大きさとのバランスだと思う。栗橋付近決壊で、東京ダウンタウン住民数百万人に、一斉に逃げろ、みたいな構図は、正直ありえない、あってはならない。

国のシナリオでは100兆円34兆円(*訂正)をこえる被害想定も算出されている。

百歩譲って、首都圏を守るための治水事業においても、脱ダムして、河川改修を中心とした対策シフトすべきだ、としても

彼らのように、現実にありもしない堤防越水対策などを謳って独自の想定シナリオ提案し、脱ダム必要性を訴えるのは、行政サイドからは話がズレているとしか思われず、空回りするだけだろうと思われた。

河川改修の重要性、これに異論があるわけではない。例えば新潟三条流れる五十嵐川とか、拡幅工事がなかったら終わってたわけだし。だけどダム否定する論理にはならない。

しかし、議論するなら説得力は相当に必要だ。相手にされなかったときに、やっぱりダム利権が絡んでいるからだ!と政治闘争路線に走るのも彼らのお決まりコースなのが残念なところ。

ドラえもんの道具を謳いたいなら、それは科学論文証明してもらわないと。

科学技術的な論文勝負してもらいたい話を政治の話にすり替えるのは卑怯だし、見苦しい。

そんなことを思いながら、貴重な休日が終盤に差し掛かりつつある。。

+++++

追記その1訂正

首都圏大規模水害の被害想定は34兆円が正解。土木学会が取りまとめた高潮被害混同してました。。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%96%E9%83%BD%E5%9C%8F%E6%B0%BE%E6%BF%AB%E5%8C%BA%E5%9F%9F%E5%A0%A4%E9%98%B2%E5%BC%B7%E5%8C%96%E5%AF%BE%E7%AD%96

http://committees.jsce.or.jp/chair/system/files/%E4%BB%98%E9%8C%B23_%E6%B2%B3%E5%B7%9D%E5%88%86%E7%A7%91%E4%BC%9A%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8.pdf

追記その2

長くなりすぎるので割愛したけど、調べている途中で見つけた新潟県及び三条市の過去15年年にわたる五十嵐川治水の取り組み、見附市刈谷田川田んぼダムソフトハード絶妙な組み合わせ。素晴らしいものがあると思った。

市町村合併云々のくだりは倉敷市真備町の事例を参考にした。雨水対策は、中堅都市では岡崎市住民参加型の取り組みも興味深く拝見した。

本来このような話を本文で書くべきだったのかもしれないがあしからず

追記その3

「彼ら」含めた原告団最高裁まで争って敗訴決定したのは2015年こと。住民の疑問点は一顧だにされなかったと憤慨されている記事もある。しかし、そのあとにも引き続き、いろいろと従前の主張を繰り返しご発言なさってるという状況は留意しておいてもいいことだと思ってる。治水の話かと思いきや、左翼レッテル張りの記事に見える(個人の感想です - fn7のコメント / はてなブックマークに対するコメントとして。→ええ、そうだよ、思いっきりディスってるよ。

負けたなら黙れっていってるわけじゃないが、高裁判決に対してろくに反論もしてない時点で、キャッチボールになってないんだよ。そういうもの無視して同じ主張を繰り返すくらいなら、主戦場を変えたら?って思う。

2015-12-14

関八州関所って


東海道箱根。南は海、栗橋、碓氷、甲州街道は分かるんだけど、越後に向う往還の関所がなんか知名度低い気がするんだけど。どっか別にあんのかな?

 
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