「渋谷系」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 渋谷系とは

2009-01-02

http://anond.hatelabo.jp/20090102151101

安心しろ。単なるマスコミのラベルだから。

ダンスミュージック + ボーカルってのは、昔小室がやっていたけど、その時は「小室サウンド」で、小西康陽がやったときには「渋谷系」だったけど、Perfumeについてはそれがなかったので、自分たちの知っている「テクノポップ」という語を割り当てただけだよ。70年代 - 80年代テクノポップと今の中田音楽は全然違うしね。Perfumeアルバムオリコンで一位になったときに「テクノポップユニットとしてはYMOに続く快挙で...」とか言い出したときは唖然としたけどね。

なんで、あれを「エレポップ」だと思う人は、普通に「エレポップ」と思えば良いと思うよ。

2008-12-22

ライトオタク誕生していない。ぬるオタ歴史から抹消されている

思うところがあったので書いておく。

ライトオタク誕生

http://d.hatena.ne.jp/tokigawa/20081215/p3

僕の実感としては、本格的にオタクライト化というか、オタクじゃなかったオサレ人達がいっぱいオタク文化に参入して来ているんだなと本当に思うようになってきた。


記事では『ユリイカ』の初音ミク特集の記事から濱野智史id:shamano)やテクノウチの発言を引用し、今までオタク文化に見向きもしなかった「オサレ」な人間たちがライトオタク文化を消費し始めていると書いてある。この記事だけでなく色々な場所で言われ始めた言説だ。

このように言われていることに一抹の危機感を感じたので本記事を書くことにする。

タイトルで「ぬるオタ」と書いたのは正確には間違っている。要するに「オタク文化も消費するサブカル系の人間」のことだ。しかし、オタク文化にどっぷり浸かっているガチ人間からはそういう人間が「ぬるい」と捉えられるのは事実である。

まず、オタク文化ライトに消費する「オサレ」な層がいきなり現れたかというのは間違っている。急に出現したかのように感じるのは錯覚だ。

このように横断的に消費していく層というのはずっと以前からいる。急に出現したかのように感じるのはやっとそのような層の声がインターネットなどによってオタクにも届くようになっただけであり、または可視化しただけだ。これは「オタクはやめることができない」という勘違いにも言えることだが、今までオタク歴史を紡いできたのがガチオタクだけだったために、ライトに見える横断的な層というのが無視されてきたのだ。それによって近年、急に現れたかのように見える。だけど、ずっとずっと前からいたのだ。

例えば、クラブイベントを消費する層がオタク文化に流入してきたという風に書かれているが、テクノというのはかねてからオタク文化親和性が高かった。

それはテクノポップの始祖・YMO細野晴臣ゼビウスサンプリングして『ビデオゲームミュージック』を製作したように、特に日本においてはゲームミュージックが源流にある。あの中田ヤスタカだって渋谷系音楽からの影響は否定するがゲームミュージックは素直にリスペクトする。それほど大きな存在であり、ピコピコに魅入られて音楽キャリアゲームミュージックから始まっている人間は多い。

それゆえ、オタク文化への親和性は高く、90年代初期においてもアニソンアイドル歌謡テクノリミックスして遊ぶことは当然のようにあった。

そうでなくてもテクノ界隈の人間宅録という手法がオタク気質に合っているなどと言われりしてオタク的な人間が多い。日本最大のクラブイベントWIRE』を主催する石野卓球根本敬を語りガンダムネタにしキャシャーンOPカバーした。テクノ音楽の輸入に貢献した人間からしてこうなのだから後に続くものは推して知るべしである。

イベントだけをとってもDENPAの前にはコスパ存在するし、ナードコアだって存在した。ニコニコ動画界隈で吉幾三の『俺ら東京さ行ぐだ』をリミックスして遊ぶのが流行ったが、その十年も前に『レオパルドン』というアーティストサンプリングネタとして使用し『NO DISCO CITY』という楽曲発表している。クラブでは既に吉幾三を聞いて踊り狂っていたのだ。

ここら辺の歴史が忘れられかけているのもすべて「語る人間の不足」が原因である。

もっと言おう。同じように言われるオタクDQNが急接近しているというのも間違いである。今でこそまったく違う存在として認識されいてるがその原風景では学校内で異端視されるものとして同じであったし、ずっと親和性は高かった。

ゲーセンは不良が行くところ」という言葉が参照される際、カツアゲなどがエピソードとして語られることが多いが不良がアーケードゲームに昂じていたことを忘れてはならない。それにオタクと同じように漫画を読み続けていたのも不良だったし、マイナー洋楽に聞きほれてバンドを始めてしまうのも不良だった。不良はずっとサブカル的なものを消費してきたしオタクとは身体性は違っても嗜好性は近かった。

バンドマンには特撮オタクアニメオタクが多く甲本ヒロト大学生になっても特撮を見続けていたし、YBO2は『太陽王子 ホルスの大冒険』をカバーした。

特にヤンキーというのは語る人間が不足しているので歴史はおろかその生態すら満足に語られていない。現役のヤンキー言葉を丹念に聞き続けている岩橋健一郎という人間もいるが彼の活動がまともに耳を傾けられたことはない。

漫画だってずっとずっと広い層から読まれ続けていたんだ。大友克洋を代表とする漫画郡が「ニューウェーブ系」と言われてサブカル系の人間も消費していたし、ヤンキーには上條淳士がいたし、ギャルには岡崎京子がいた。

「超ライトオタク誕生」などと書いてしまうのは早計だ。

昨今のヤンキーオタクが急接近であるとか、オタク系文化とクラブ系文化の融合だとかいう話は歴史の蓄積なき忘却のなせる錯覚なのである。

2008-12-10

http://anond.hatelabo.jp/20081210132759

例えば90年代って言ったら渋谷系とか日本語ラップとか

今までにない若者感性!みたいなもんが出てきたじゃない。海外ならデトロイトテクノとか。

80年代だって新人類とか言われて漫画でも音楽でもそれまでになかったものが出てきた。

これは80年代90年代過大評価しすぎと思う。渋谷系とか日本語ラップとかデトロイトテクノとかマイナーすぎだろ。

ゼロ年代ってなっっっっっっっっんにもなかったね

もうすぐ2009年だってのにゾッとするよ。

10年ごとに年代を区切ったらその年代で新しく出てきたクリエイターがあるもんだけど

ゼロ年代ってなっっっっっっっっっっっっっっっっんにもないね。いや、ホントに。

例えば90年代って言ったら渋谷系とか日本語ラップとか

今までにない若者感性!みたいなもんが出てきたじゃない。海外ならデトロイトテクノとか。

80年代だって新人類とか言われて漫画でも音楽でもそれまでになかったものが出てきた。

それが何?21世紀を迎えたゼロ年代はなーんにもないじゃない。今までのものを焼きなおしているだけ。

いや、ゾッとするよ。この10年を振り返ろうなんての、できなくなるよ。何にもなさすぎて。

2008-12-09

若ハゲユニットとしてのフリッパーズギター


アイドルに課せられた呪い

 フリッパーズギター。それまでの日本になかった海外の高品質なポップミュージックを輸入し、渋谷系というジャンルを打ち立てた小沢健二小山田圭吾の二人からなる音楽ユニット。オシャレな音楽にオシャレなファッション、そして可愛らしいルックス。すべての要素に恵まれた二人がアイドル的人気を手に入れるのに時間はかかりませんでした。ライブにはオリーブ少女が詰め掛けました。

 しかし、二人はある呪いにかけられていました。それはごく普通の一般男性ならごく当たり前の、しかしアイドルにとっては絶対にあってはならない悩み。そう、それはハゲでした。

小沢健二の場合。

 愛称オザケン東大卒頭脳明晰、音楽的センスも抜群。子犬のようなルックスに、トリックスター的な王子キャラ。あるアイドルとの噂も流れていました。甘いポップスを歌いファンを虜にしました。しかし、彼は……若ハゲだったのです。

 まだフリッパーズギターが解散する前から兆候はありました。アー写に垣間見える頭髪のボリュームの少なさ。中分けという髪型がそれを目立たなくしていたのかもしれません。そして、解散後の野外ライブ。雨に濡れる彼の頭髪。それはもう……あまりにも貧弱でした。

 それでも、彼は堂々としていました。普通にしていたら頭皮が見えることもなく、単にボリュームが少ないだけです。それにルックスが彼を救っていました。ある時、ある音楽番組に出演したときのことです。彼はいつもとは違い、帽子を被って出演していました。その姿も可愛らしく、何ら問題はありませんでした。しかし、カメラは見逃しませんでした。彼が帽子を被りなおす一瞬を捉えていました。それはもう……あぁ、神様

 その後、彼はどうなったかと言うと強硬手段に出ました。メディアに一切登場しなくなり、作品発表しなくなったのです。現在写真が見られる機会はほとんどなく、どんな姿をしているのか、今現在ネットで探すこともできません。引きこもったのです。その後の小沢健二の行方を知るものはいません。

小山田圭吾の場合。

 彼にもまた悪魔は微笑みました。圧倒的な音楽センスや、独特のユーモア。彼の選ぶ単語までもがオシャレであり、独自の世界を築いていました。しかし、ある時から彼の頭髪はもう……時は何て無慈悲なんでしょう。

 彼もまた気づいていないのか潔かったのか、薄くなった髪を隠すことなくファンに見せていました。その薄さが揶揄されることもありました。このまま時は進み、渋谷系プリンスも今や昔……となるのかと思われました。彼は決断したのです。植毛をしようと。

 それ以来、彼の髪にボリュームの心配はなくなりました。それどころか、髪型や長ささえも全く変わることがなくなったのです。今も可愛らしいルックスはそのまま。外国人キュートラブコールを送られ、優雅にテルミンを奏でています。めでたしめでたし

2008-11-19

http://anond.hatelabo.jp/20081119182219

自分に酔いまくり増田に好きそうなアルバム名をパッと思いつくだけ挙げとく。

渋谷系好きで悪かったな。

2008-10-07

お前ら3年どっかで接客業してこい

えがいひとも言ってるけど、Web業界は運営・管理が解らないって人が多すぎる。

もちろん技術的な方は大丈夫なんだけど、ユーザーの運営・管理が本当にだめなところがおおい。

つまりWebじゃないリアルでも接客技術が無い。

わざわざ時間を掛けてメールを書いてくれたユーザーの言わんとしているところが解らないんだろうね。想像できないの。

だからユーザーもあきらめてサービス自体に来なくなる。

特に数年前の渋谷系はそんな風潮が強かったなー。サービスしてリリースして上場してとかしか見てないの。

リクルートなんてまさにそう、あっちこっちを業務提携しているのか、ソース一緒で中途半端サービスばっかりリリースして、

使われてるんだか使われてないんだか解らないようなサービスが多すぎ。

無料放置が可能なサービスだろうと利用者はお客様、それが想像できないから一度作ったら運営しなくていいなんて事を言い出すんだよ。

焼き畑商売と一緒。そんなのはサービスにはならないよ。

2008-10-06

シーンを賑わす人気作品(笑)

 亜熱帯化いちじるしい日本に、爽快な新しい風を巻き起こしてくれるブライテスト・ホープが誕生する。その名は、戸松遥(とまつはるか)。

 クリスタルのように透明感溢れるエアリーな歌声に、ピュアポップ感満載のエヴァーグリーンな楽曲が絡み合う極上のハーモニー。往年の、渋谷系を思わせるソフトロック的な優しき響きが耳に愛おしい。まるで、ヴァネッサ・パラディカヒミ・カリィなどを想起させる、繊細ながらも軸のしっかりした質感をも解き放つ。

 そもそも彼女は、2006年よりスーパーボイス・アクトレスとして、高校時代から声優女優としても活躍をしている。すでに、『絶対可憐チルドレン』、『神曲奏界ポリフォニカ』、『To LOVEる -とらぶる-』など、シーンを賑わす人気作品にも登場しているのも興味深い。

http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1847264&GOODS_SORT_CD=101

いやいや、どう考えても今年シーンを賑わせたのはストライクウィッチーズですから。

2008-09-04

デトロイトメタルシティ観て来た。

おもしろかったです。

映画はとても楽しく観れました。

が、作中に東京オシャレ四天王という人が出て来て、それがすっげーいけすかない感じで、その人観て思うところがありまして。

私は渋谷系音楽が好きで、友だちもそんな感じの人がけっこういて、

で、友だちのクラブイベントとかたまに行くのですが、

みんな気取ってるの。

なんか、シャンパンとかワイン飲みながら、音楽に合わせてユラユラして、

知り合いいたらイェーみたいな。

オシャレピーポーパーリーピーポーみたいな。

私もその中の一人なんだけど、なんだかこう、こそばい。

オシャレピーポー達の、俺たちイケてる、人とは違うみたいな気取った感じが、

バーカバーカって思うのです。

私の、バーカバーカという感情も「人と違っていたい」というとこから来てるんだろうけど。

2008-08-23

http://anond.hatelabo.jp/20080823023821

>サブカルデブっつーかサブカル好きな奴はアニメ大好きだよ。

ごめんね、私が言ってるのはサブカルデブなんです。

サブカルデブは自分をおしゃれに特別視させるために

サブカルというアイテムを使うから、あまりマニアックだったり、

おしゃれじゃない印象を与えるものは使わないんです。

アニメってサブカルっていうよりもキモヲタな印象が一般的にあるから。

>音楽渋谷系はもちろんアングラフォークも好きなんじゃないか。

たしかにそのへんも好きですね。

アングラっていうか普通フォーク好き。

>あと言及されていないものだと広告が好き。

これにも同意です。

クリエイターの名前にやたら詳しかったりする。

でもたぶん、そのクリエイター匿名で何かを創っても気がつかない程度の認識

http://anond.hatelabo.jp/20080823020919

サブカルデブっつーかサブカル好きな奴はアニメ大好きだよ。

エヴァはもちろんのこと大友作品とか押井作品、今敏も好き。ガンダム系は当然押さえてる。

ジブリも当然好きなんだが中でもナウシカだな。

音楽渋谷系はもちろんアングラフォークも好きなんじゃないか。洋楽ならレディオヘッドとかダウナーなものが好き。

テクノポップパフューム以前からカプセルなんかを聴いてた奴が多い。

ジャズに関してはそれほど詳しい奴はいない印象だが、菊地成孔が好きな奴は多い。

漫画だとつげ義春は見逃せない。

あと言及されていないものだと広告が好き。芸術ならダリが好き。

とはいえこれは筋金入りの連中かもしれないな。もっとライトな奴も多いし。

某遊べる本屋バイトしてたのでサブカル厨はよく知ってるぜ。

http://anond.hatelabo.jp/20080823015313

サブカルデブが好む題材は

ミニシアター映画

ジャズ

●もしくは渋谷系と呼ばれるような音楽

最近Perfumeのようなテクノポップもこれに追加

●女なら手作りアクセサリー

メイク系にもコダワリあり(ネイチャー系のものが好き)

という印象です。

アニメエヴァくらいなら語りそうだけど、

それ以上ディープなものは知らなそうだし興味もなさそう。

2008-08-01

http://anond.hatelabo.jp/20080731213914

俺ならエル・マロを外してオリジナル・ラヴ風の歌を聴け』を入れる。渋谷系番長(笑)のエル・マロはこの10枚を聴いてもらって食いついてきたときのために保存しておきたい。オリジナル・ラヴ渋谷系ムーヴメントアシッド・ジャズまで包括して伝播していたことを知ってもらうための参考として。聴き易いだろうし。

あとはスチャダラパーを入れたい。『WILD FANCY ALLIANCE』は90年代前半の空気を巧く封じ込めているし全体的にも聴き易い。ただ、これを入れるにあたってTokyo No.1 Soul Setを外すかどうか微妙なところ(中原が十枚目なのは一応オチの意味もあると思うからこれは不動で)。

もう少し欲張ればUnited Future Organizationだとか、ヴィーナスペーターも捨て難い(外人とタメ張れる俺等カッコいいぜ! という今考えればこっぱずかしい対抗意識や周囲に広がるJ-POPよりも先行ってるという優越感も渋谷系の特徴だったと思う)。

あとフィッシュマンズ系統何気に七尾旅人が(一瞬だけど)なぞってた気がする。

ネロリーズ、b-flower……懐かしい名前がどんどん出てくるな。ブリッジ、シークレット・ゴールドフィッシュエレクトリック・グラス・バルーンデビュー当時のサニーデイ・サービス……意表を突いて猫沢エミ川本真琴を聴かせるとかいう離れ業も試してみたい。あと藤原ヒロシ鉄板だな。ハイポジは上級者向けか。

2008-07-31

http://anond.hatelabo.jp/20080731213914

俺も書こうと思ってたwwwwww

(ちなみに俺は物理の奴を書いたww)

まあ渋谷系程度だったら普通

渋谷系知識はいわゆる「CM系」的なものを除けば、オザケン程度は聞いている

サブカル度も低いが、頭はけっこう良い

な女はいるよなー。俺の彼女もそれだし、小沢の「夢が夢なら」の詞をいたく気に入っていた。

フリッパーズは、ヘッド博士もいいけどやっぱりその前段階としてcamera talkは外せない…!

っていうかthree cheers for our sideも外せるわけねーだろボケと思ってしまうオタ心。

つーかfriends againから聞いて下さいっつー話。

あと最近の傾向としてキリンジとか冨田恵一関係も入れていい気がする。渋谷系かっつーと微妙だけど。

ああ元増田はこういう気分だったんだな。

物理の奴書いたときはパクるのに必死であまりそっちに気が向いてなかった。

渋谷系ファンが非渋谷系ファンの彼女渋谷系を軽く紹介するための10

http://anond.hatelabo.jp/20080721222220

まあ、どのくらいの数の渋谷系オタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、

腐女子ではまったくないんだが、しか自分音楽趣味肯定的に黙認してくれて、その上で全く知らない渋谷系世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」

ような、渋谷系オタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、渋谷系のことを紹介するために聞かせるべき10枚を選んでみたいのだけれど。

(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女音楽布教するのではなく相互のコミュニケーションの入口として)

あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴うコンピレーショントリビュートアルバムは避けたい。

できればLP1枚、長くても2枚にとどめたい。

あと、いくら渋谷系的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。

渋谷系好きが『ナゴム系』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。

そういう感じ。

彼女の設定は

渋谷系知識はいわゆる「CM系」的なものを除けば、オザケン程度は聞いている

サブカル度も低いが、頭はけっこう良い

という条件で。

まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。

小沢健二 「LIFE」

まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「渋谷系以前」を濃縮しきっていて、「渋谷系以後」を決定づけたという点では外せないんだよなあ。

長さもちょうど良いし。

ただ、ここでオタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。

この一聴するとポップな作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の腹黒さを彼女に伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」試験としてはいタスクだろうと思う。

ピチカート・ファイヴ 「ロマンティーク96」

アレって典型的な「オタクが考える一般人に受け入れられそうな渋谷系(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの

という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには一番よさそうな素材なんじゃないのかな。「渋谷系オタとしてはこれは“ポップス”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。

カヒミカリイ 「I am a kitten」

ある種の渋谷系オタが持ってるフランスへの憧憬と、モーマス監修のオタ的な考証へのこだわりを彼女に紹介するという意味はいいなと思うのと、それに加えていかにもな

童貞的なださカッコよさ」を体現するモーマス

童貞的に好みな造形」を体現するカヒミ

の二人をはじめとして、オタ好きのするモノクロ写真をジャケにちりばめているのが、紹介してみたい理由。

Fishmans 「空中キャンプ

たぶんこれを聞いた彼女は「bonobosだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。

この系譜の作品がその後続いていないこと、これが一部では大人気になったこと、アメリカならipodCM曲になって、それが日本に輸入されてもおかしくはなさそうなのに、日本国内でこういうのがつくられないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。

コーネリアス 「69/96」

「やっぱり渋谷系小山田を避けて通れないよね」という話になったときに、そこで選ぶのはファンタズマでもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかける小山田の思いが好きだから

断腸の思いで削りに削ってそれでも72分、っていう尺が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、その「捨てる」ということへの諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから

69/96の長さを俺自身は冗長とは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、一方でこれが小沢だったらきっちりシングルにしてしまうだろうとも思う。なのに、各所に頭下げて迷惑かけて69/96を作ってしまう、というあたり、どうしても「自分物語を形作ってきたものが捨てられないオタク」としては、たとえ小山田がそういうキャラでなかったとしても、親近感を禁じ得ない。作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。

TOKYO NO.1 SOUL SET 「TRIPLE BARREL」

今の若年層でTOKYO NO.1 SOUL SETを聴いたことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。

Jラップよりも前の段階で、ビッケの哲学とかサンプリング技法とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、こういうクオリティの作品がクラブでこの時代にかかっていたんだよ、というのは、別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなく1995年シーン好きとしては不思議に誇らしいし、日産マーチCMナレーションしてるビッケしか知らない彼女には聞かせてあげたいなと思う。

The Flipper's Guitar 「ヘッド博士世界塔 」

ヘッド博士の「音」あるいは「サンプリング」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。

「終わらない夏休み」的な感覚渋谷系オタには共通してあるのかなということを感じていて、だからこそ「パーフリ」は小山田小沢以外ではあり得なかったとも思う。「解りあえやしないって解りあう」というオタの感覚今日さらに強まっているとするなら、その「オタク気分」の源はフリッパーズにあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。

EL-MALO 「The Worst Universal Jet Set

これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。

こういう雑メロ風味の内容をこういうかたちで小山田プロデュースして、それが非オタに受け入れられるか、気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。

暴力温泉芸者 「TEENAGE PET SOUNDS」

9枚まではあっさり決まったんだけど10枚目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的に中原を選んだ。

小沢から始まって中原で終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、渋谷系時代の先駆けとなった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら教えてください。

「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。スチャダラパーの「サマージャム'95」が入ってないのはおかしい!とかね。





ああ疲れた。サニーデイやラブタン関連great3とかも入れたかったんだが無理だった。

所詮この程度ですかそうですか。

2008-04-17

http://anond.hatelabo.jp/20080417164559

一時期の渋谷系とかカエラとかあの辺と同じオシャレ人間が褒めなきゃいけないそんなアイコンなっちゃったってだけだと思う。

あ、あとガールズテクノポップなんて昔からあるものなのに、まるでPerfume専売特許みたいに同じアプローチをするミュージシャンパクリだとかなんだとかいって貶すPerfumeヲタは最悪。

2008-02-20

http://anond.hatelabo.jp/20080220124133

まぁ雑踏がってことだったら東京なら多摩地区渋谷系なら横浜ってことも有りだと思うよね。

2008-01-30

そしてあの人のブログは閉鎖された

渋谷系音楽だったり日常生活なんかをネタにしてた、小粋なイラストが毎回載っていたブログが、閉鎖になった。


発端はブログに載せていた自作イラストが、リアル世界で無断転用されたことだった。

ウェブ界隈ではありがちな事なんだろうけど、果敢にもそのブロガーは問題の店へ抗議に行った。

でもそこの店員は典型的な「ぱど厨」脳というか、ウェブにあるものを無断で複製する事に抵抗感をまったく感じてない人だった。

そうこうするうちに問題は勝手外野で大きくなっていって、騒動に疲れたブロガーは店じまいをすることを決めた。


そのブロガーの活動の大きさは、閉鎖の決定を惜しむ声が多数にのぼったことで十分に証明されていた。

短い活動期間であったにもかかわらず、みんなあの人のブログセンスを、あの人のイラストを、愛していたのだ。

だけどあの人の痕跡をいま、ウェブに見つける事は、もうできない。


風の噂に聞いた話によれば、そのブロガーは今は家庭を築いてるらしい。

せめてお幸せに、と願わずはいられない。

2007-12-12

結局アレだろ こういう言葉を作り出す奴だけが勝ち組ということか

ライフハック(笑) Web2.0(笑) Win-Win関係(笑) リッチクライアント(笑) デジモノ(笑) ガジェット(笑) ちょいワル(笑) マストバイ(笑) 男の隠れ家(笑) 隠れ家的居酒屋(笑) 男の料理(笑) 週末起業(笑) 週末の達人(笑) デキる男の○○(笑) アルファギーク(笑) アルファブロガー(笑) ITアーキテクト(笑) コーチング(笑) ヒューマンスキル(笑) SOHOワーカー(笑) ブロゴスフィア(笑) マッシュアップ(笑) シナジー効果(笑) 渋谷系プログラマ(笑) アーリーアダプター(笑) ユビキタス(笑) CTO(笑) ソーシャルメディア(笑) フォークソノミー(笑) エバンジェリスト(笑) ロングテール(笑) 人生クオリティをアップ(笑) クリエイティビリティ(笑) コモディティ化(笑) バリューチェーン(笑) スピンアウト(笑) バイラルマーケティング(笑) 旧帝大(笑) 地頭(笑) ユーザービリティ(笑) SEO(笑) 勝ち組(笑) 成功するイメージ(笑) GTD(笑) del.icio.us(笑) ビジネス(笑) Flickr(笑) エクストリーム・プログラミング(笑) はてなスター(笑) ブクマコメント(笑) アレゲ(笑) FX(笑)  タイムマネジメント(笑) マインドマップ(笑) コミュニケーションスキル(笑) アクティブエイジング(笑) アウトロ(笑) 少年の心(笑) 本格派(笑) 男の美学(笑) 伊達(笑) スーツは男の戦闘服(笑) 自分戦略(笑) 俺は会社歯車にはならないぜ(笑) 一国一城の主(笑) 風林火山(笑) 社長の懐刀(笑) キレ者(笑) ビットバレー(笑) 社長ブログ(笑) 起業家梁山泊(笑) 一匹狼(笑) 俺も昔は無茶したもんだ(笑) 修羅場をくぐってきた(笑) 仕事術(笑) ソリューション(笑) dis(笑) 明確なビジョン(笑) 趣味の時間(笑) 自分の世界(笑) サクセス(笑) 夢を諦めない(笑) プライベートは大切にしたい(笑) 自宅にワインセラー(笑) 行きつけのバー(笑) 自由人(笑) 男の生き様(笑) 週末は仲間とフットサル(笑) 誰にも真似出来ない自分(笑) リア充(笑) ヒルズ族(笑) デキる男の仕事(笑)

2007-11-09

モテるために

いやもう努力してますよ。結果もちゃんとでてるし。最近絶好調だ。

で、そういう話を他の人間にしたら「どうすればモテるのか」「秘訣を」とかなるのね。

いやいやいや、僕のやり方ができるのは僕だけですから。

それに僕のやり方で落とせる女子は、僕好みの女子だけですから。

25-30歳の元オリーブ少女で、美術と旧渋谷系音楽フランス映画ボーダーか水玉の服が似合って、

メガネ貧乳気味で黒髪ストレートで、コーヒー日本茶が好きで、お料理得意で、みたいな女子だけですよ? いいの?

どうもモテない人は、自分の好みの女子がわかっておらず、

また、その好みの女子はあくまでも憧れで手の届かない人ばかり指名するようだ。

もしくはあれだ、自分が捜し求めてる全てをゆるしてくれる女神みたいな女子。

(一部、未来世界からやってきた魔女っ子とか、宇宙人、とか

自分の描いたイラスト現実化してホニャララという特殊なのがいたがそれは別としても)

もうちょっと自分の得意分野に引き込めばいいのになあ。最近ネットのおかげで

同好の志を探すのもずいぶん楽なんだし。

神社仏閣大好きな女子もいるし、落語大好きな女子も、軍艦大好きな女子もたくさんいる。そしてかなり余ってる。

モテる」ための一般的過ぎる努力をして、せっかくの自分の適正を見失っても無意味だよな。

2007-11-07

ライフハック(笑)

メディアに踊らされ乗せられた自覚のない気取った男性を嘲笑した言葉

そのような男性が単なる豆知識程度のことをわざわざライフハックと呼ぶことに由来する。

ライフハック(笑) Web2.0(笑) Win-Win関係(笑) デジモノ(笑) ちょいワル(笑) 男の隠れ家(笑) マストバイ(笑) 男の料理(笑) 週末起業(笑) デキる男の○○(笑) LOHAS(笑) アルファギーク(笑) アルファブロガー(笑) ITアーキテクト(笑) コーチング(笑) ヒューマンスキル(笑) SOHOワーカー(笑) ブロゴスフィア(笑) マッシュアップ(笑) シナジー効果(笑) 渋谷系プログラマ(笑) アーリーアダプター(笑) ユビキタス(笑) CTO(笑) ソーシャルメディア(笑) フォークソノミー(笑) エバンジェリスト(笑) ロングテール(笑) 人生クオリティをアップ(笑) クリエイティビリティ(笑) コモディティ化(笑) バリューチェーン(笑) スピンアウト(笑) バイラルマーケティング(笑) 旧帝大(笑)  地頭(笑) ユーザービリティ(笑) SEO(笑) 勝ち組(笑) 成功するイメージ(笑) GTD(笑) del.icio.us(笑) Flickr(笑) エクストリーム・プログラミング(笑) 増田(笑) はてなスター(笑) ブクマコメント(笑) アレゲ(笑) タイムマネジメント(笑) マインドマップ(笑) コミュニケーションスキル(笑) アクティブエイジング(笑) アウトロ(笑) 少年の心(笑) 本格派(笑) 男の美学(笑) 伊達(笑) スーツは男の戦闘服(笑) 自分戦略(笑) 俺は会社歯車にはならないぜ(笑) 一国一城の主(笑) 風林火山(笑) 社長の懐刀(笑) キレ者(笑) ビットバレー(笑) 社長ブログ(笑) 起業家梁山泊(笑) 一匹狼(笑) 俺も昔は無茶したもんだ(笑) 修羅場をくぐってきた(笑) 仕事術(笑) ソリューション(笑) dis(笑) 明確なビジョン(笑) 趣味の時間(笑) 自分の世界(笑) サクセス(笑) 夢を諦めない(笑) プライベートは大切にしたい(笑) 自宅にワインセラー(笑) 行きつけのバー(笑) 自由人(笑) 男の生き様(笑) 週末は仲間とフットサル(笑) 誰にも真似出来ない自分(笑) 

2007-05-14

クチロロを聴いてて

普通に良い曲なんだけど、何か良い曲の裏があるように思えて、そしてその裏まで言及しないとリスナーとして

分かってない奴に思われる気がする。

渋谷系パクリが「パクリじゃなくてリスペクトだよ」みたいなエクスキューズに支えられてて、「これパクリじゃん!」って

言い切りにくいみたいな。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん