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2008-07-12

Xbox360は方向性そのものが日本子供文化と馴染んでいないのかも

Xbox360(以下「360」)の機能に関しては公式サイトにあるとおり。

また、メーカー側の考え方としてはこの辺が参考になると思う。

巽氏 ただのゲーム機というよりも、コミュニケーションとしてのツールではないかと思っています。オンラインでもオフラインでも、そこに一緒に遊ぶ友達がいるから、面白いゲーム機なんじゃないかな、と。

この認識自体が間違いの元なんじゃないか思う

どうしてみんなオンラインに繋ぐのかな、と思うと、みんながみんな、世界中の知らない人と対戦したいから繋いでるわけじゃないと思うんです。そういう人も、もちろん多いとは思いますが、一番多いのは、友達と一緒に戦う協力プレイや対戦プレイなんじゃないかなと。

つい最近、親戚の結婚式二次会を自宅でやる羽目になり、小学生??中学生前後男子数名がヒマを持て余しているのを見かねて自室の360を引っ張り出してやったんだけど、その際面白い体験が出来た。

彼らは最初はこぞってゲームに興じていたんだが、1時間ほど経った頃にそのうちの一人が俺の所へやってきて「********って人がオンラインになったみたいだけど…」と、まるで怒られるのを覚悟したかのような態度で言ってきた。俺はそれが何を意味しているのかよく分からず、ハングアップでもしたかと思って様子を見に行くと、ゲーム自体は正常に起動しているのに誰も本体やコントローラに触れようともしていなかった。

理由を尋ねてみると、フレンドのオンライン状態が分かる(自分のオンライン状態が相手に知らされる)というのは、かなりの精神的圧迫感を感じるらしい。ゲーム中にそういったポップアップが頻繁に表示されるのが気になってゲームに集中出来ない、もしくは何をすれば良いのか分からず怖くなった、というのが彼らの主張だった。

片っ端からフレンド登録している俺の360はしょっちゅう誰かがオンラインになったりメッセージが届いたりしているんだが、それが彼らにとってはパニックを引き起こす引き金となっているようだ。

それは、彼らが「フレンドからのメッセージ」を「同級生からの携帯メール」に相当するものと解釈しているからなのだろう。俺にはよく分からないが、「同級生からの携帯メール」は彼らにとって「xx分以内に返信しないといけないもの」らしく、それを怠るとクラス内の人間関係に色々と軋轢を生んだりするらしい。それが当たり前になっている彼らにとって、ゲーム中にいきなり外人から「hello :-)」とかメッセージが届いたりする機能がどんな風に映るのか、想像に難くない。シームレスコミュニケーション機能が、相手からの呼びかけにシームレスに反応する事を強要されると受け止められている点は興味深かった。

随分昔(と言うほどでもないが)「ぱど厨」というのが問題視された事もあったが、もしああいった発想の持ち主が360に大量に流入してきたら?

たとえば「オンラインになったらフレンドには必ず挨拶を送る事」なんてルール勝手に仲間内で作って、それとは無関係なフレンドにまで波及させて「○×厨」といったカテゴライズされて疎まれる、なんて未来想像して頭が痛くなってきた。18歳未満が登録出来ない(というタテマエになっている)Mixiですら、足跡だけ残して日記コメント付けないのはダメだとかいう妙なルールクリエイトする人も居るしなあ。

他にも上記URLの記事には、

 また先日のアップデートで、パーソナルプロフィールや、フレンドのフレンドが見られるようになりました。SNS的な広がりもこれからはできるのかな、と。

編集部 自己紹介が書けるようになったのも面白いですよね。

巽氏 結構、その人の性格が見えてくるのが面白いですよね。498文字まで書けるので語っている人とかもいたりしますね。

これも色々と厄介な問題を起こす事になりそうだ。プロフィールクラスメートの悪口書きまくったり、共謀して特定の人物の悪評を送りまくったり、協力プレイでヘマした相手の陰口をどこかに書き込んだり。

別に俺個人が心配する事でも何でもないんだが、360の普及を願う立場の人は、360の「売り」そのものが普及の妨げになっている可能性も考えた方がいいんじゃないかと思う。

2008-03-05

ぱど厨ってどこにいったんだろうなあ

やっぱりモバゲーに流れたんだろうか。

 

ケータイ文化とネット文化の乖離が激しくなっているように見える。

バーチャルの友情をとても重視するケータイ文化

殺伐とした煽りあいが日常茶飯事のネット文化

これはその文化の男女構成比と関係しているのかなあ。

2008-01-30

そしてあの人のブログは閉鎖された

渋谷系音楽だったり日常生活なんかをネタにしてた、小粋なイラストが毎回載っていたブログが、閉鎖になった。


発端はブログに載せていた自作イラストが、リアル世界で無断転用されたことだった。

ウェブ界隈ではありがちな事なんだろうけど、果敢にもそのブロガーは問題の店へ抗議に行った。

でもそこの店員は典型的な「ぱど厨」脳というか、ウェブにあるものを無断で複製する事に抵抗感をまったく感じてない人だった。

そうこうするうちに問題は勝手外野で大きくなっていって、騒動に疲れたブロガーは店じまいをすることを決めた。


そのブロガーの活動の大きさは、閉鎖の決定を惜しむ声が多数にのぼったことで十分に証明されていた。

短い活動期間であったにもかかわらず、みんなあの人のブログセンスを、あの人のイラストを、愛していたのだ。

だけどあの人の痕跡をいま、ウェブに見つける事は、もうできない。


風の噂に聞いた話によれば、そのブロガーは今は家庭を築いてるらしい。

せめてお幸せに、と願わずはいられない。

 
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