はてなキーワード: 平和憲法とは
── しかし、それだけ日本のイメージがよかったことを考えれば、逆に平和憲法の持っていた抑止力は実はとても大きかったということですよね。
中村 これはすごいものがあったと思います。ともかく軍事部門には手を出さなかった。産軍複合体が生まれなかった。やはりこれは世界的に評価されていたんじゃないでしょうか。現地の人はもちろん憲法9条なんて知りませんけれども、国の方針としてそれを半世紀以上も続けたということは、非常に大きな評価だったわけです。「何したって暴力で相手をやっつけることはしない」という安心感が、強力な安全保障になっていたということ、この力を今の政治家、国民の大部分はご存知ないわけです。
── つまり、「あんなものは夢物語で現実的なビジョンも何もない」と言われていたイリュージョンとしての平和憲法こそ、国際政治の中においては現実的であったし、武力以上の力を持っていたわけですね。
中村 9条の力は偉大なものがあったと思います。経済活動という観点から見ても、おそらく9条があったがために安全性は保障されたんじゃないでしょうか。
学術会議がベトナム戦争で軍事研究反対したおかげで、自衛隊はベトナムや中東の戦争に行かずに済んでるんだよ
軍事研究で国産廉価戦闘機や空母が昭和で配備されていたら、日本人が大勢死んでいる
大勢の隊員が死んで、逃げるように除隊する人も続々出て、自衛隊を補充するために徴兵
自衛隊でなく普通の日本人もが戦争に強制連行されて大勢が死んでるよ
装甲兵員輸送車なんかもまともなものが完成してたら、米軍と同伴行動してイラクでパトロールして爆死してたよ
戦争反対
見苦しい戦争反対
でもそのおかげで大勢が生きていられるの
格好よく死ぬより見苦しくても生きていたいから原爆で悲惨な死に方しているやつを大勢見捨てて無条件降伏して投げだしたんだろ
平和憲法で正しいだろ
細かな定義はどうあれ、自衛隊がその本質として「国家権力を成立させるための『暴力装置』」であり、機能として軍隊と同等であることは論をまたない。その前提のもとに、平和憲法の存在が日本にもたらしているメリットとデメリットは理解しておくべきだろう。
まず、平和憲法による自発的な戦争行為の禁止というのは、先制攻撃を縛る効果を持っている。これは国際関係上、大きな意味がある。「こちらから仕掛けることがない」は「戦争が起きたとき、仕掛けてくるのは必ずあちら側」を意味することになり、日本との戦争が起きたとき、日本の敵国は国際的な批判から免れえないということだからだ。集団的自衛権が政治的論点になる理由もそこにあって、先制攻撃を容認するのは世界からの批判を受ける可能性を許容することにつながる。戦争や紛争が起きたときに批判されにくいのは大きな利点だ。
もちろん、そのデメリットはあって、領土問題での小競り合いが発生したときの自発的強硬手段が
ちなみに、永世中立国の例としてスイスを出してくるのは筋が悪いので気をつけてくれ。あれは他国が中立を認めることで成り立つのであり、自分で勝手に「中立でーす」と名乗っておけば他国が攻めないでいてくれる…というものではない。