はてなキーワード: 篤農家とは
すでに結論でてるんだよね。
それなのに、オレンジ色の狂信者たちは「ジャンボタニシ駆除厨は米帝の化学産業の狗だ」「古来の日本の農法をとりもどせ」「ジャンボタニシを導入して日本をディープステートからまもれ」など興奮して叫んでるんだよな。
話が通じる気がしない。
ジャンボタニシが流行り始めた頃に話題になったのが「被害がまったくない水田がある」という事実
ジャンボタニシは繁殖力が凄まじいので駆除作業はほとんど意味が無く
一度広まるとあたり一面の水田にうじゃうじゃと湧いてくるんだが
その中でなぜか被害が全く無い水田がいくつかあることが分かった
「被害が少ない」のではなくて「全く無い」のだ
原因について調査した
その結果、被害のない水田の苗は他の水田に比べて茎が非常に太いことが分かった
ジャンボタニシは細い茎を好むために太い茎の稲は食べない
一般的な苗の太さはちょうどジャンボタニシ好みの太さなので甚大な被害が出るのだが
太い茎にすることで被害が出ないだけでなく、雑草の生え始めのような細い茎が食べられるため、結果として除草効果が生まれた
この結果から「よし、茎が太くなるまで苗を育てよう」という農法が生まれそうだがそう簡単にはいかない
一般的な育苗で用いられる苗箱はただの四角い箱の中に土を入れて種を植えるような形で
その状態から根をちぎって水田に植え付けるような方法が行われている
この方式だと茎が太くなると根が増えてしまうためこれ以上茎を太くすることが難しい
これを改善するために生まれたのがポッドタイプの苗箱で種一つ一つを小さな穴(ポッド)の中で生育する
お互いの根が干渉しないために根をちぎって植える必要がなく、太い茎の育苗が可能になる
(ダッシュ村で使われている苗箱がこれにあたる)
前述した篤農家などはこの方式を以前から利用しており、ジャンボタニシの被害が全く出ていなかった
では全農家がこの方式に切り替えれば良いかと言われるとそう簡単にはいかない
苗箱を変えるということは播種の機械を全て入れ換えることになり、更には田植機も買い替える必要がある
農協側の苗箱交換と全農家の田植機交換を合わせる必要があってほとんど不可能に近い
これらの費用を鑑みると「ジャンボタニシを駆除した方が安い」という結論になって今でも駆除を続けている
ただ、何年も駆除作業をしているが完全に焼け石に水状態で用水路にはピンクの卵がびっしりと植え付けられ
自家で育苗している農家は苗箱交換をしたり、田植えの直前・直後にしっかりと殺虫するなどしている
さて、これで話が終わるかと思いきや、最近では前述した篤農家の水田にも被害が広がっている
茎が太くてもやられてしまうのだ
原因はまだ分かっていないが、恐らくだが「ジャンボタニシが増えすぎている」
餓死寸前のジャンボタニシは茎が太くても稲の苗を食べるようになり
こちら統計ではありませんが、長野県が公開している農業経営指標です。
農業改良普及センター(現 農業農村支援センター)が篤農家と呼ばれる地域を代表する農家の経営状況を調査したものであり、
金融機関の審査の際に参考にされ、借入の際にここからかけ離れると理由を求められたりするという、
農業経営の基準となる資料ですので、一定の信憑性はあるかと思います。
ちなみに同業者の間では、売上は過大評価(高すぎ)だが、経費はまぁまぁ正確であるという評価です。
https://www.pref.nagano.lg.jp/nogi/keiei/documents/r4keieishihyoulist.pdf
①10aあたり売上580,000
②10aあたり売上471,252
となっています。
最新のものは公開されていませんが、平成21年度のものであれば明細もっています。
全て10aあたりの金額で、括弧内は売上に対する経費の割合です。
粗収益 544000
種苗費 9502(1.7%)
肥料費 42530(7.8%)
農具費 1500(0.3%)
農薬衛生費 27195(5.0%)
諸材料費 28448(5.2%)
雇人費 8424(1.5%)
想像より減価償却費が高いぐらいで、かなり想定に近い数字でした。
減価償却は農機具の場合7年ですが、きちんとメンテナンスしながら使っていけばトラクターは耐用年数30年近くになります。
どこで部品調達してるのかわかりませんがもう販売されていないフォードとか現役で活躍していますし、
シンプルな作りのものは長持ちするんですよね。なので減価償却費と実際の出費は乖離していると思います。
平均に意味があるかはわかりませんが、
農家1戸あたりの面積が4haちょいなので、平均所得は420万円程度になると思います。
農家1戸あたりの所得は400-500万円と考えてよいかと思います。
https://www.machimura.maff.go.jp/machi/contents/20/304/index.html
諸材料費に含まれるマルチ(畑を覆うビニールです)は白黒ダブル135cm幅200m巻(表は白、裏は黒で夏レタス栽培で最も使うやつ)で6000円ほどするので、30%近く値上がりしていると思います。
開墾とかは重機使うのに
「機械を使わないのは大変さを分かって貰うため」
じゃぁ千歯扱き使えよ
まぁ千歯扱きもラッダイトの対象になるぐらい便利なものだから木槌で叩くとかが一番いいかな!
とか思ったら籾摺り機使ってんじゃねーか!
臼と唐箕でやれよ!アホかよ!
そんで精米機も使うのかよ!木の棒で突く奴やれよ!
釜で炊いてるし羽釜がどうのこうの言ってるし
ラーメンつくるのに小麦から育てるっていうのはフィクションだって誰しもが思うだろうけど
稲刈りしたら天日に干すっていうのがフィクションだっていうのはなかなか理解されないんだよ
ダッシュ島みたいなフィクションにするならフィクションにしてくれ
中途半端に米作りは大変だーって紹介するから誰もやらなくなってきてるし
自称篤農家とかの米が評価されてマジメに工業生産してる人達が報われないんだよ
普通に産業として成立してるんだからその素晴らしさをきちんと伝えてくれ
画像解析選別器で全粒選別して
最新の炊飯器で美味しく炊いてくれ
ダッシュ見ててアホらしくなったのでここに書いておく
稲作はこの時期に種をまいて稲を育てるのだが、そのときに使うのが苗箱
下記のURLを見たら
「あーこれか」
と思う、苗箱
もう何十年も前からこれがスタンダードで使われてきていて、ほとんどの米農家でも使っているんだが、この苗箱は実は「良くない」
全ての苗が同じ箱の中に納められるので根が絡まり合って育ってしまう
それでも育つには育つのだが限界が来て苗箱の中は根っこだらけになる
この状態で根っこをちぎって数本の苗をまとめて植えるのが田植えという作業になる
根をちぎってしまうので当然育ちが悪い
育ちが悪いもんだから密集気味に植えて収穫量を上げようとする
その結果、苗の数に対して米の量が少ないから米一粒への栄養も少なくなり(苗自体が栄養を消費するため)端的に言うと美味しくない
従来式の苗箱をやめて、苗箱に小さめの穴がたくさん空いたポット式苗箱を開発
ポット式なので1つのポットで苗を育てられるから根を傷つけることなく田植えができる
ポット式の苗箱からどうやって田植えをするのか?という疑問があるかと思うが、もう田植機を見てくれというしかない
なかなか常軌を逸した田植機でよくできていると思う
小規模農家でも苗箱は100とか200といった数で持っているし、苗箱に土を盛る機械、種をまく機械、田植機まですべて変える必要がある
しかも苗の栽培方法も若干異なるのでちょっと変えるには勇気がいる
ただ、収穫量UPだけでなく米の品質向上も間違いないのでそれなりの篤農家は導入しているという製品
閑話休題、さて、我らがダッシュ村の米作りでも「みのる式」と思われるポット式苗箱が登場する
ダッシュ村の米は貴重かつ弱いので根を傷つけない方式を選んだとのこと
で、苗箱に土を入れるのが面倒でしょうがないから9割まで簡単に入れられる方法を考えてくれ、と言われて
・苗箱にすり切れいっぱい土を入れる
・ポット1つ1つを押して9割の状態にする
アホか
ポットは先に行くほど細くなっているので苗箱は重ねて収納することができる
まぁ普段は専用の種まき機で土を盛るところもやるからこんな面倒なことは絶対にしないけど。
多分、ダッシュ村では整地には重機をガンガン使うくせになぜか田植機とか稲刈り機などを否定していて
まぁ勝手にやればいいと思っていたけど、みのる式の苗箱使っておいて田植機使わないからこういう発想にもならんのだろうと思った