はてなキーワード: 億り人とは
最近になって身近で億り人になってる話を聞くようになったんだけど
そういう人が何に金使ってるかって聞いてもすげーつまんないことにしか使ってない
大抵の上手くいってるパターンは退職金を米国株に突っ込んで数億円とかの資産形成に成功ってやつ
これまで大金を手にしたことないし大した趣味も無いから使い道が全然分からないみたい
子供がいる人は頑張って相続させようとしてるけどいない人はホント可哀想
美味い飯を食べるぐらいしか使い道がないらしいけどそんなのじゃ全然減らなくて退屈してるとか
「無能な奴が元気になっても退屈するだけ」
っていう台詞があるけどそのまんまあてはまる
生まれが金持ちの家はそもそもの思考回路が金を使うようになってるし
成り上がり系の金持ちは目的があって成り上がってる人が多くて金持ちになったらオラオラ使う
高い車買ったりプール付きの家を買ったりワインを買い漁ったりとかがそれ
ところが投資とかでいきなり億り人になった人ってそのほとんどが消費に回さない
そもそも投資で成功する人って効率とかコスパとかを異常に気にする人が大半なので
新しい投資に回されるとまた増えるのでどんどん肥えていく
相続された子は親がいるうちに豪遊できるわけもないから結局ほとんど消費に回らない
ガチの金持ちは家にプールがあったりクルーザー持ってたり高い車持ってたりするけど
それを楽しめる仲間がいるっていうのが大事なんだと思う
クルーザーで家族だけで遊びに行くとか、そんなの別につまらなくて
クルーザー仲間とか同じ金持ち仲間と一緒にクルージングするから楽しい
大切なのはそこに上下関係があってはいけなくてあくまで対等な仲間であるということ
そうやって仲間と得られる体験に人生の価値を見いだしてるから得られたお金を注ぎ込むことには何の抵抗もないんだろうけど
先日仮想通貨(BTC、ETH、etc)の含み益が1億円を突破したので、記念に経緯と分かった事を書いてみる。
仮想通貨を始めたのは2017年前半で、まだ1BTCが10~30万円代だった頃。
自分は日本の財政は持続可能性無しと考えているので、とにかく日本に依存しないポートフォリオを組む一貫として当時の資産の1割程度を仮想通貨に充ててみた。
BTCから始めてETHやその他のアルトコインを多少買い、これは失敗だったがCOMSAも少し購入した。
2017年後半には界隈の狂騒に興奮し、その後の暴落に悲しみはしたものの、幸い給料だけで生活は成り立っているので一度も利益確定せずに今に至る。
昨年末からの上昇は凄まじく、評価額が上がれば上がるほど増加ペースも上昇することに驚いた。数日で1000万以上評価額が上がるのもざら。
もちろん逆もまた然りだが、稼げるから金持ちになるのではなく、金持ちだから稼げるのが資本主義なんだと実感した。
散歩していてでかい家を見ると、「資本家なんだな」と思うようになった(笑)。
含み益が1億だと所得税+住民税で半分以上持っていかれる。
それまでの人生で意識することのなかった所得税率をドキドキしながら調べ、少し遅れて住民税も加算されることを知って気が遠くなった。
そしてこのことが、資産運用におけるいくつかの状況を産み出すことが分かった。
(ちなみに税引き後利益ベースでは億り人には程遠いため、タイトルに多分と付けた。億り人の定義が分からない。)
50%以上の税金を払う前提で利益確定するメリットがあるのは、50%以上下がることが予測できる時だけだが、そんなことわかるはずもない。
一度利益確定して税金を払ってしまうと、ポジションが小さくなってしまい今後の値上がりに対する利益が減ってしまう。
数年かけて少しずつ利益確定するシミュレーションもしてみたが、10年掛けても数日で変動するレベルの金額しか節約できず旨味が全然無い。税制とは上手くできているもんだと感じた。
現状ポートフォリオが仮想通貨に大きく偏ってしまっているが、このためにリバランスもできない。
評価額が上がっても下がっても税金の支払いを考慮するとその効果は半分程度になるため、上がっても下がっても「どうせ半分は税金」という変な心の安定に繋がっている。
気になって仕事の合間に何度もチャートを確認してしまうが、幸い悪影響は出ていない。ソシャゲにハマっていた頃の方が遥かに問題だった。
こんな感じで利益は出ているが身動きは取れないので、FIREできるくらいになったら人生で最初で最後の利益確定をするつもりでいる。
明日にでも億り人から転落する可能性も高いが、誰かの参考になれば。