はてなキーワード: スルメイカとは
しばらくスルメにはまっていて、毎日の晩酌時にはスルメイカをトースターであぶって、マヨネーズと七味で食べていた。
昼間は昼間でグミを切らさずに食べてて。商品名忘れたけど、ちょっと固いやつが結構好きだった。
ふと思ったのだけど、ただ単に「噛みごたえ」だけの嗜好品があったら結構いいんじゃないか。
味とか栄養とかいらなくて、ただ噛むだけ。食後の爪楊枝が果たしている役割に近いかもしれない。栄養も味もなにもない代わりにはき捨ててもいいし、飲み込んでもそのまま排出される。
それか、飲み込んだあとは体内を掃除してくれるようなものでもいいけど。
妖艶俺「し・り・と・り」
司会俺「ルゥゥゥゥゥビックキュゥゥゥゥブのお時間がやってまいりました、さぁ今宵もみなさ――」
幼女俺「さっちゃん!! さっちゃん!さっちゃん!さっちゃん!!」
ハスラー俺「ノンノンビリヤーーーーード!!」 オタク俺「それすなわちのんのん日和wwドゥフンwww」
司会俺「コラァ……コラァ……ロッテ?」 幼女俺「コアラのマーチ!!」
漁師俺「スルメイカマイカまーいっか、そのマイカーイカしてんね天然イカ!」
数学俺「スカラァーーーー!」 モルダー俺「スカリィーーーー!」
迷子俺「ェスカレェェェイタァァァァァはどっちですか?」
詩人俺「『哀しみのない人生は美しい』と、君は本気で思うのかい?」
獅子俺「シィィィィサァァァァァァァァァァァ……!」
幼女俺「シィィィィサァァァァペェェェェント……!」
ハスラー俺「ぐっ……トキメキを隠し切れぬ吾輩、手玉を手前のゴールにシュゥゥゥゥッ!!」 解説俺「見事なバックスピンですね」
俺「あ、なんかシュークリーム食べたい」
嫁「なに急にww」
俺「シュゥゥゥクリィィィム」
嫁「リィィィィィィム」
俺「食べたくなった?」
嫁「うん」
スマホでネットをやっているときに、上からスゥ〜と広告が降ってくる。
紙の広告が俺の前に降ってくるわけじゃない。
画面上にわいてくる広告のことを言っているのだ。
結構びびる。
正直、イラッとする。
車を運転してるとき、フロントガラスに紙がくっつくぅ!!うひぃ!!…というその気分をスマホで味わっている。
意図せずしてクリックしてしまった時なんかは、あ゛っと思う。こんにゃくぅ!と。いや、こんにゃろう!と。
あの広告の何が嫌かって、最初はスケルトンタイプで徐々に見えてくるところだ。
去年の夏のことだ。私の住んでいる地域にも
それで早朝にジョギングがてら物見遊山のつもりで行ってみたら、
そこにあったのは茅葺きの一軒家だった。
私は早速入店することにした。もちろん自動ドアではないので
自力で開けなければならない。中に入った途端、魚の生臭い匂いと
コロッケを揚げるシュウシュウした音が渾然一体となって迫って来た。
店内は駄菓子屋を少し広くして、余ったスペースで
空調は効いていないのに涼しい。
「いらっしゃいませ」と奥から老婆がやって来た。
老村クルーのあきこオババだ。
「おはようさん。有難うね。良かったら見て行ってちょうだい」
「そうですね。どれにしようかな……」
駄菓子を食うような年齢ではない。私はしばらく眺めていた。
店内には BGM は流れていない。それでいいのだ。
店内をぐるりと一周していると
「美味しそうですね」と私は言った「今頃が旬なんですよね」。
「何だったら買っていくかい? 真鯵ならワタはタダで抜くよ」
「どうしようかな……」
迷っていると、店の片隅に美味しそうなスルメイカが
売られていることに気がついた。スルメイカも今頃が旬だ。
「じゃあ、これ一杯もらおうかな」
「是非下さい」
それだけだと何だか物足りないような気がしたので
店の隅のコーナーを見ると林檎が売られていることに気がついた。
私はそれを手に取ってしげしげと眺める。
そして、林檎も買うことにした。「じゃあ、これも下さい」
「お客さん、悪いね。この林檎傷がついてる。新しいものと交換するよ」
「いえ、それで構いません」と私は言った。
「何かの本で読みました。林檎は傷がある方が甘いんだって。人生と同じく」
「こりゃ参ったねえ」とあきこオババが笑った。
「そうさね。人生と同じだよ。傷がある方が甘いんだ」
と笠智衆似の店員が言った。
私はスルメイカと林檎を買って帰った。林檎は百円に負けてくれた。
おまけにあきこオババは皮まで剥いてくれた。ゴツゴツした手が
「ここまでして下さって、申し訳ありません」
「いいさ。お客さんは当店始まって以来最初のお客さんだからね」
「いえいえ」とあきこオババは言った。「また顔を見せておくれやす」
「そうします」
「ただ、流石に歳なんでね。九時には閉めちゃうけれど」
耳を外し、皮を剥く。手に塩をつけた方が
抜いたワタはクックパッドを参考に酒のつまみになるように調理した。
これからもあの店に行こう、と思いながら。
こればかりはどうしようもない。
それが去年の冬のことだ。
昨日、桜鯛の売られているスーパーの鮮魚コーナーを歩いていると
ふと私は林檎が食べたくなった。
そこで林檎を見てみたのだけれど、どれもこれも傷ひとつついていない。
傷物はやはり嫌がられるのだろう。
林檎も人生も傷があればそれだけ甘い、そういうものなのだ、と。
ちなみに、あとで聞いたところによると私の母親も近所の友人も
「当店始まって以来最初のお客さん」として
手厚くもてなしてくれたという。
ローソンで、たまに愛想の悪い店員に
接客応対されている時に私はそのことを思い浮かべる。
またあの「老村」で買い物をしたいものだ、と思いながら。
生きているイカを間近で見たのはあれが初めてだった。
中では数匹の元気なイカが、水流にのって水底を泳いでいた。
じぃっと見ていると、ふいに一匹が斜めに泳ぐ。水面に向かって。
にょき。
そんな効果音が似合いそうな動きで、イカの胴が水面から飛び出した。
そのまま、頭近くまで浮き上がる。
……目が合った。
イカの目は、高性能らしい。
目の後ろ側に神経束がある人間と違って、レンズの外側に神経が通っているそうだ。
色が見えるのかどうかは、私にはわからない。対角線上に目がついているので、立体的には見えないだろう。
そんなイカと目があった。
ちゃぷん、と。
思考している間に、イカは水中に潜った。
さよなら。心の中でそうつぶやいて、私は水槽を離れようとする。
三角形で、うねり動いている。
イカの耳だ!
イカはその耳を水槽の縁に載せるようにして、半周ほど水槽を泳ぎ、最後にもういちど水面に目を出してから、また水底に戻っていった。
その日の夜のこと。
夕食は、函館で有名な活イカだった。
皿の上で身をよじる姿を見て初めて、あのイカも食べられるために飼われていたんだろうな、と気付いた。
今日か明日か知らないが、彼もどこかの人間に生きたまま切り裂かれ、食べられるのだ。
最近「スルーカ」という言葉が流行ってるみたいだけれど、スルメイカを伏字にしたものですか。
スルーカ(alternative jiangmin)
「カ」ではなくて「力(ちから)」です。つまり、「スルメイカを噛む力」を略したものです。本来は「スル??力」なのですが「??」が WAVE DASH なのか FULL WIDTH TILDE なのかという厄介な問題を回避するため「スルー力」という表記が一般に使われるようになりました。
「スルー力=スルメイカを噛む力」とはすなわち咬合力のことですが、咬合力を鍛えると殴られても効かなくなるという故事から、転じて「打たれ強さ」を意味する言葉として使われるようになりました。
これがさらに転じて、ネットでのコミュニケーションにおける罵倒や煽りに耐えるという比喩的な意味での「打たれ強さ」を「スルー力」と呼ぶようになったのはつい最近のことです。急速に普及してはいますが、まだ定着したとは言えませんし、一過性の流行で終わってしまうかもしれません。来年の『現代用語の基礎知識』に掲載されるかどうか予断を許さない状況です。