はてなキーワード: なるほどですねとは
日本語は省略された言葉を脳内で補って意味をはかる特殊な言語だが、「なるほどですね」は、(いわゆる)「なるほど」(というやつ)「ですね」と、失礼な補われ方をされているのではないだろうか。
いや、知りませんでしたの方が今回のケースはよかったんじゃないの?「なるほどですねー」みたいに分かってるふうなことを言うからだめだったんじゃないの
お前はさ、営業に行ってるんだよ
勉強しに行ってるわけじゃないわけ
仕事を取りたいんだろ?
「なるほどですね」って、何に対して言ってるわけ
営業に出向いて「知りませんでした」と明言すんのかよ
他の言い方だってできるのにあえて選んでるわけじゃん『なるほどですね』って。
どちらにも取れる言い方だからYes/Noの2系統の表現どちらでも取れる。
Yes系:「なるほど」「そうですね」「わかります」「同じ意見です」
No系:「私はそうは思いません」
さらにYes系を言い換える意味はないから、わざわざ『なるほどですね』って言うのは同意しかねるNo系意見表明ってことでしょ。こっちが真面目に話してるのにNoならNoといってくれるなら誠実だとおもうけど、婉曲表現でNoを伝えられたら真面目に人生をかけてる場面ではイラッとくる。
『なるほどですね』が、ビジネスマナーで流行ったのってクレーム対応とかのコールセンター用語から出てきたじゃないかなって気がしてる。あの業界はアレな客を相手にしなきゃならないからそういう婉曲表現が好まれる。録音もしてるから変に直接的な話はできないし。でもそんなコールセンター用語をさ、例えば銀行員が経営者に使ってたらおかしいでしょ。
大事なとこ省略しててなんにも伝えていない。
愚痴にも「なるほど(それは大変)ですね」。
自慢にも「なるほど(それはすばらしい)ですね」。
カッコ部分を省略しないならまだ会話として成り立つけど
省略されてると、のれんに腕押し、まじで聞いて理解してるかどうかもわからん。
「はあ……。」「へえ……。」「ほう……。」と同じ程度の意味合いやろ。
目を開けたまま寝てるのか。徹夜でもしてきたんか?心や意思がないんか??
ここまでいっても「なるほどですね」が社会で通用する言葉だと言い張るアホは、
ついでに就活でも「なるほど(自分もがんばれそう)ですね」と「なるほど(自分には無理)ですね」をカッコ省略して伝えてみればいいとおもう。
※もしかしてユーチューバーは会話テンポを早めるためにこの究極省略相づち「なるほど(そういうわけなん)ですね」をよく使ってるんか。じゃあユーチューバーになってから使えよ
元々の話題に遡って、「クライアントと提案者」という関係において説明してみる。
この関係において、クライアント側は提案者に何らかの提案、新しいプロジェクト、新しい知見を期待してるんだよ。そのために金を払ってる(あるいは将来的に払うことを検討している)。
つまりクライアントは、提案者の発言に対して自分の側が「なるほど」と言いたいんだよ。そういうやり取りや進捗を期待している。「なるほど」と気づきを得て、それが自社利益の糧になり、金を払いたい。そういう関係を築きたい。
にも関わらず、提案者側が「なるほどですね」っていっていたら(特に連発してたら)そりゃ、カチンとくる場面はあるよ。その種のやり取りが定番化すると、「提案する」「新しい知見をもたらす」という自分の業務を投げ捨てて受け身でいるように感じられるからだ。「こっちは金を払ってるクライアントであってあなたの指導教官ではない。あなたがそうやって納得してふむふむうなずいてて、わたしの側は何の得があるのだ?」と思う。それが積み重なれば、「こいつ仕事する気ないな」「小馬鹿にしてるんだな」と感じたりもするよ。
だからこの問題は、言葉遣い単独の問題じゃなくて、関係性とかその時の会話の流れが絡む問題なので難しいんだ。そういう問題なので「代替の言葉」とか「言い回しを変えれば」なんて対症療法はないし、あっても無意味だ。
この問題は、上司と部下なんかにも発生しうる。上司は部下の教育も業務の一部だから、何かを部下に説明するなり指示する過程で「なるほど、わかりました」「なるほどですね」と言われても、一般論では、それが即座に礼儀知らずとまではゆかない。しかし、そこに至るまでの経緯で何度も説明したことであったり、そもそもやり取りで今は部下の側にボールがある(たとえば指示された業務が部下側にある)にも関わらず「あー。なるほどですね」って言われたら「ああ、こいつ理解してるふうなこと言ってるけど理解してないし、理解する気もないし、自分で判断する気も行動する気もないんだな」ってなる。
そんなわけで、これは言葉遣いの問題じゃないんだ。でも別にそんな単語や言い回しなんて珍しいものじゃない。たとえば「部長は聡明ですね」なんてコメントひとつだって、言って良いシーンとそれを言ったら相手を激怒させるシーンってあるわけでしょう? そんな言い回し一般会話の中にありふれてる。
それを言葉遣いの問題だと考えて言い回しや言い換えを探している時点で、コミュニケーション相手の期待や失望を理解してないっていう自己紹介になってる。そういうひとは、読解能力やコミュニケーション理解力の低さが根深くてやばいよ。
「なるほどですね」
「お前がそう思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな」
が近いと思う。
こういう、「存在しない裏の意図」を勝手に感じ取ってネガったり怒りだしたりする奴って、定型発達脳が暴走してるという意味で発達障害の一種だよねって思う。
「なるほどですね」と言われてキレる奴は頭がおかしいが、「なるほどですね」という言い方は単純に頭が悪そうにしか見えないのでやめろと思うわ。
「なるほど」と言われて失礼だと感じる奴は立場だけで仕事してて自分の頭で考えることをしてないアホなので無視できると一番いいけど、世の中のボリュームゾーン的に中々そういうわけにもいかないのがつらいところだね。
「なるほどですね」は言い手の意思が分からないというのが1番問題
理解はしたが納得はしてないとも取れるし、貶してるとも取れる
自分の知人女性はおっさん上司から納得いかない意見や指摘を言われた時によくこのフレーズを使う。女だから許されてるが
素直にYESかNoかで答えるのが一番いい
他の感嘆詞だと「こんにちはです」「さようならです」「はいです」「もしもしです」
個人的に「なるほど」はビジネスでも気にならない。「なるほどです」「なるほどですね」は違和感がある。
「いたします」→「いたしますね」で少し柔らかい印象になることから、「~ね」は印象を和らげる効果があるのだと推測するが、
「なるほど」(カジュアルすぎる)→「なるほどです」(かたすぎる)→「なるほどですね」
と変化させるくらいなら最初から「なるほど」でよくないか?と思う。元々カジュアルな言葉を固くしてから柔らかくし直すのは中途半端で回りくどい気がする。