その同僚的には恐怖体験の話だった。高速バスという閉鎖的で長時間いなきゃいけない空間で、何考えてるかわかんねえやつにタゲられたのが怖かったんだって。一睡も出来なかったしずっと震えてたと言ってた。
で、俺はぶりっ子っていうか大げさな、って思ったんだけど、女たちはめちゃくちゃ同意して、ヤバイ怖い、本当に怖かったねって慰めてて。
ああ、日本の女にとって、おっさんって本当に犯罪者予備軍のカテゴリなんだなと思って悲しかったよね。犯罪者予備軍相手だから、フランスみたいに「くどく自由」みたいな発想に至らず、十把一絡げにセクハラになるんだろうな、と。
これだけ長々と語っていて具体的な理由が全く書いてないの逆にすごいなと思った。
よくわからないけど、別にポイントカード持ってないのを犯罪だとかそういうものと感じたりしないのだけど
逆にポイントカード持ってることの方をそう感じるってのも勿論無いし。
※このブログの内容を簡潔に説明すると腐女子の「TLで大盛り上がりのプロメアを見てみたら地雷だったけど
TLに流れてくるからつらい」という溜まったストレスの吐き出しで建設的な批判とかは一切していません
今私はワードミュートとブロックをしまくっているので見えてないだけで今も流行っているのかもしれない。
特に私の好きな別ジャンルのマイナーカプクラスタは大騒ぎだった。
そういうツイートを見て私は翌日わくわくしながら劇場に向かった。
今までTLでそんなノリで勧められた映画が外れだった試しはなかったし、
劇場から出てきたときは「プロメア、サイコー!」とか言えることを信じて疑っていなかった。
まあ、地雷だったんですが。
今まで劇場で見た映画の中で途中で帰りたくなった映画はギャグが死ぬほど合わなかった「ピクセル」だけだったが
それ以上だった。せっかくなので声を掛けた身内と一緒に来ていなかったら多分途中で席を立っていた。
序盤で既に主人公のキャラに引いてしまい、中盤では吐き気を催し、
終盤はひたすら帰りたいと思いながら溶けた氷で限りなく薄くなったタピオカを啜っていた。(音は立ててない)
音楽が素晴らしいからサントラだけでも、というツイートがあったが内容があまりに合わなすぎて音楽とか一切思い出せない。
帰り道、身内と感想を話したが身内も同意見だったのがせめてもの救いだった。
行くときは意気揚々と「これからプロメア見に行きまーす!」とツイートしたが、帰ってきて私は一切プロメアの話題には触れなかった。
私にプロメアを勧めてきた人たちはそれを見て何も言わず察してくれた。
そして私はTLに流れてくる関連用語を片っ端からミュートリストに突っ込み、RTを非表示にした。
映画を見たあとしばらくはプロメアという文字を見るだけで精神が不安定になったからだ。
ツイッターにおける腐女子の風習として、私たちはカプ系の話題をするときは読めば分かるくらいの隠語を使う。
そしてその伏せ方は気分によってころころ変わる。それらはワードミュートからすり抜けて私の視界に入ってくる。
今まで特に疑問も持たずに行っていた風習に憎しみすら抱きながら片っ端からワードミュートに突っ込んだ。
何がそんなに嫌いなのかと疑問に思われるかもしれないが、私にも正直よく分からない。
自分の嫌いを理解するためだけにあの映画をもう一度見に行く気力などとてもない。
人間には好きなもの嫌いなものがあるということを理解したつもりでいたけれど、
これをものすごく熱烈に愛するひとが大勢居ることを全く理解できなくて、
自分は人の好き嫌いに関して何も分かっていなかったんだなと思った。
プロメアを見てから今までずーーーっと内部に凝り固まっていた黒い感情を
プロメアが好きな人が大勢居るツイッターのタイムラインで吐き出すことは絶対にできないけど、
それでもどこかに吐き出したくてここに書いた。
慰安婦の存在は日本政府も認めてるし。少女像は戦争時に実在した性暴力を追悼し再発させないことを象徴するモノとして、日本も「そうだねえ、性暴力は許されないよねえ」って、いい顔しときゃいいのにって思う。ドイツのナチスに対する態度と同じく。ていうか少女像で日本傷つけられんくない?なんでみんな怒ってんの?