はてなキーワード: 空気嫁とは
「来世使える!クソみたいな英文」というツイッターアカウントが人気があってRTされまくってるらしいけど、
文法もよく間違ってるし単語のチョイスや使い方が明らかにおかしい。英語ろくにわからない人間が適当に書いてる英文。
辞書見てたまたま訳語が一致したものを適当に選んでるだけみたいに見える。実際の使われ方を知ってたりちょっと調べたりすれば日本語のその言葉とは意味や文章の中での役割がかなり違うとわかるのにね。
おかしいよって指摘する人がいればいいんだけど、十分な知識のある人がそんなにいないし、いたところで空気嫁とか言われるだけだと思ってあんまり言わないんだろうね。
もしツイッターのプロフィールに「作者は英語があまりわかりません」とか書いてネタだとハッキリ分かるようになってればまあいいけどそんなことはないし、それどころか勉強を謳ったり著書まで出してる始末。何がおかしいのかまだわからないような初学者に嘘を教える害悪。
こんな風にいうと「細かいことばかり言うから日本人の英語はダメ」とか「間違っても果敢に使っていくことが~」とか言い出すかもしれないけどこれは違うからね。
すでに日本語が使える人がめちゃくちゃな日本語の文章を読んでもなんともないけど、日本語を学ぼうという人がわざわざ「てにをは」がデタラメで一行ごとにニュアンスを取り違えた単語を使ってる文章を読むのは百害あって一利ないでしょう。
エロは技術を切り開くなどとはよく言ったものだけれど、ことアダルトVRについては、必要機材がまだまだ高価なので知見が集まりづらい。それにエロいものはおおっぴらに書きづらい。
なのでこの場を利用して、幸運にもコミケで『なないちゃんとあそぼ!』を入手できた貴重な一サンプルとして体験記を残しておく。
今夏開催されたコミックマーケット90で頒布されたVRアダルトゲームである。先日開催されたアダルトVRフェスタで話題になったタイトル、と書けば覚えている人も多いはず。
プレイヤーの動きを空気嫁(に取り付けたスマホ)が検知して、空気嫁の代わりにVR空間内に映し出されるなないちゃんが感じてしまうという未来志向のゲームだ。
準備するものが多すぎる。人によっては既に持っているものもあるのだろうが、準備するハードルはかなり高い。
当たり前だがまずソフトが必要。コミケは終わったが現在はとらのあなの通販などで買える模様。3000円。
グラボ:GTX970以上、CPU:Corei5-4590以上、メモリ:8GB以上。まあVRヘッドマウントディスプレイが動くスペックだが、イコール現状最上スペックのゲーミングPCが必要となる。一から買ったら15万円以上すると思った方が良い。
なおGTX1070、Corei7-6700、16GBでプレイしたところ、問題なく動作した。
Oculus RiftまたはHTC Viveが必要。8万円~10万円くらい。なないちゃんのパッケージにはスマホ用動画も同梱されているが、スマホでは遊べないので要注意。
動きを検知するためにiPhone4s以降、またはAndroid4.2以降のジャイロ付きスマホが必要。アプリを走らせるわけではないので何でも良いかと。
最高級のゲームには最高級のセッティングをしないと失礼だと思い空気嫁を調達することにした。とはいえその道には詳しくないので、とりあえず店頭で目についたラブボディヒナという嫁を購入。諸々合わせて6000円ぐらい。
ここ何年も海に行ってないのに、ようやく膨らませたのが浮き輪じゃなくて空気嫁……。こんなことでいいのか30歳の夏……。
固定方法を悩んだ結果、テープで固定した。スマホポケット付き制服あたりを公式通販すべき。
どうやってスマホを連動させるんだ?と思いつつソフトを起動するとまずはバージョンアップの要請。
それを済ませてから画面に表示されるアドレスをスマホのWEBブラウザに打ち込むと、スマホがコントローラと化した。
アプリなしにこんなことできるのかと驚き。画面長押しでゲーム開始。ゲーム中に短く押すとなないちゃんの位置リセットができる。
一分で果てた。
上記の通り、非常に実用性が高い。
果てた後にいじってみたところ、嫁(スマホ)を横向き、下向きにするとなないちゃんも連動してその通り動く。またVR空間内に浮かぶボタンに視線を持っていくと、下着・制服の着脱も可能だった。こういったところでプレイのバリエーションを出しているのだろう。試せなかったが。
要望としては、位置調整機能を早急に導入してほしい。どうにも空気嫁との位置ずれが発生してしまう。位置リセットを行っても最適な位置にはならなかった。
またタイトルにしている以上は変えられないのだろうが、他のキャラや、せめて服装の追加アップデートも検討してもらいたい。プレイの密度が濃いとはいえ、3000円のボリュームとは言えない内容なので。
なんにせよアダルトVRの未来は明るいと感じた。素人童貞を捨てる日は来そうにないので、VRヘッドマウントディスプレイがどんどん安価になって普及して、じゃんじゃんVRアダルトゲームが出れば良いと思う。
(2016/8/18追記)
再度仕様確認というかワンプレイしたことで、位置リセットのコツが分かった。というかリセットの仕様を理解していなかった。
スマホの画面を押すことで機能するリセットは、てっきりスマホの設置位置になないちゃんを表示する機能だと思っていたが、実際はヘッドマウントディスプレイの位置に応じて好きなところになないちゃんを表示する機能だった。これを駆使することでなないちゃんと空気嫁の一体化を果たすことに成功したわけである。捗る。
とある小説で、大学生の男3人が車で高速を行く道すがら音楽を聴く。
この風景を読んだことがある。
正確には大学生ではなく、20中ごろ。男3人ではなく、女1、男2だ。
音楽がかかり、高速を走る。
俺は、感極まってしまった。
俺の人生にもこんなこと本当にあるんだなって。
うれしくなって、「俺、この風景小説で見たんだけど、絶対ネタだと思ってた。小説特有のありえない盛り上げでしょって」
そしたら、2人は不思議そうな感じだった。よくあるよーっと。
ああ、これなんだなって思った。
ネットではリア充のうんたらってよく言われるし、そういうのは別世界の話だと思ってたんだけどさ。
うれしすぎて嬉しすぎてたまらなかった。
俺は『カゲロウデイズ』とか『シリョクケンサ』とかボカロ曲をチョイス。
空気嫁よといわれて、『ヘドバンギャー』や『loose yourself』なんかに変更。
なんと、その流れでデパートの中の飯屋で飯まで食った。
小説でやった流れの通りだ。
正確には小説では高速のパーキングエリアで飯食ってたんだけど。
でもでも、ほぼ同じだよね。
もう、飯も異常にうまかった。感動しすぎてて。
まるで夢の世界だ。
俺の人生でこんなことがあるとは。