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SNS上ではなかなか評判が良かったので観にいったのだが、
バンド、音楽経験のない高校生3人がバンドを組むというストーリで、
最後は地元の小さいフェスで観客を大盛り上がりにする名演をやってのけて終わりである。
くだらない。
作ってる方も見てる方も飽きないのかこのストーリー展開。
ウォーターボーイズ、スウィングガールズ、フラガール、etc...
何本同じストーリーで題材だけ変えた映画を作るつもりなのだろうか。
ついでにバンドものは毎回クライマックスがフェスを盛り上げるである。
これまた作り手も少しはストーリー展開を工夫したらどうかと思うぐらい、食い飽きたネタである。
今のバンドマン界隈では、自分のバンドでフェスを盛り上げれば成り上がってゴールという意識らしい。
で、なんでこんな工夫も何もない凡庸な映画が、サブカル界隈で絶賛されているのかというと、
もうこれは、主人公の声が坂本慎太郎(※1)だからという結論しかありえない。
この映画を見てる連中は、ジャニーズ主演とかAKBがヒロインの映画は蛇蝎の如く嫌っているくせに、
同じ入れ物に、サブカルヒーローを放り込んでおけば大絶賛らしい。
ちょろい連中だ。キムタク主演のドラマや韓流スターを拝んで喜んでる連中と本質的に変わらない。