「助成」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 助成とは

2010-03-18

http://anond.hatelabo.jp/20100318001859

ただ子供ができたりしたらたくさんお金が必要になるのも確かで。

そっちに渡そうとすると独身から削らざるを得ないんだろうね。

自分で整理してて気がついたんだけど、

家族がいるからという理由で「給料が高くなる」のが納得いかないんだ。

税金から子供高齢者一般に出て行く(=間接的に費用負担をする)のは納得できてる。

まあ、納税者層にもお金を使ってくれーとは思わなくはないが。

給料仕事に応じて支払い、税金保険料その他を払う→税金子供高齢者助成をする なら、

心情的には一応納得する。

個人的には年金より高い生活保護をもっと下げろーとかは思うけれども、またそれは別の話。

やっぱり仕事の成果に応じて給与を支払うようにして、

もっと必要な人は個別にアルバイトでもするほうがいいのかねぇ。

成果+プロセスになるんだろうけど(結果が出ないことが成果みたいなこともあるし)

その路線だとみんな納得しやすいんじゃないかな。

2010-03-03

全国の労働相談事例

全労連労働相談ホットライン」速報No.3

愛媛介護施設で働いていた女性職員3名が職場会議介護について改善提案をおこなったら、やる気がないといって懲戒解雇された。

愛媛住宅販売会社に営業で勤めていた女性が突然、会社から売り上げが減少しているので解雇すると予告された。マンションを買って来月入所予定になっているが、解雇されたらマンション代が支払われない。

愛知:12月末に解雇予告通知をもらい1月末に解雇ハローワークに届いた離職票懲戒解雇になっている。解雇と同時に住まいも放り出されている。

愛知:警備会社仕事中にケガ。労災申請をしたが、仕事を変えられて日給7000円だったのが、2000円に下げられた。会社が経費を差し引くのでとても生活できない。

大阪旅行者の添乗員をしていて、スペイン脳梗塞で倒れた。(2年ほど前)。会社労災申請したと言っていたが、やってないようだ。

大阪:11/30~就労、2/16~アルバイトになって時給が下がった。生活できないので辞めたいが辞めさせてもらえない。

石川旅館倒産3月分まで給料はもらった。「一時金が出る」との噂があるが、そのような金が出るのか?

石川:社内でリストラの噂がある。売上げ減が続いているのは事実。先にケガで3週間年休をとったのでターゲットになるのではないか?これからの対応を聞きたい。

北海道郵便局パート。6か月更新で2年雇用継続していたが、3/31付けで雇止めと言われた。理由は言わない。JP労組あるがあてにならない。

新潟介護職場で働いている。当初事業部部長採用されてが、昨年10月に転籍を通告されて給料5万円引き下げられた。移動先の事務長補佐となった。今後2月にまた事務長補佐を解き、給料をさらに5万円引き下げられると告げられ、やむなくそれを飲まざるを得なかった。しかしさらに3月からも給料を5万円引き下げると言われ、「それは受け入れられません」と返答したら、「解雇通告書」をつきつけられた。(3/1)

新潟:昨年1月6日から勤めているが、3日に1日は休みというシフトでの働き、有休ないと言われている。

新潟職場上司3人から囲まれて退職届を書けと強要され書かされた。

高知:市の臨時保育士。3/26の契約期間途中で「解雇通知」。理由は「職場での人の和をみだした」とのこと。

高知:夫の労働災害。2/16夫が愛媛県で民家の修理に携わっていて落下。脊髄損傷の大ケガで入院中。コルセットを自費で作れと言われた。労災扱いになっているかどうかあやしい

高知国家公務員現在休職中(3回目)。16~17年にかけて経験のない業務となり残業が80~100時間ほどとなりうつ病を発症。「分限免職」となると言われている。

香川食品会社給与の遅配が発生。

香川薬剤師薬局経営者土建業もしているが、土建業倒産し、従業員の昇給ボーナス(全額)カットされ給与も減額された。

愛媛解雇の相談が大半。大手の介護施設で働いていた女性職員3名が職場会議介護について改善提案をおこなったら、やる気がないといって懲戒解雇された。

愛媛住宅販売会社に営業で勤めていた女性が突然、会社から売り上げが減少しているので解雇すると予告された。マンションを買って来月入所予定になっているが、解雇されたらマンション代を支払えない。

山口:甥のことで相談。甥が鬱病退職、以後傷病手当で生活する予定。独身で心配、安い(2万円前後)住宅はないか。

山口NHKの朝のニュースを見て連絡あり、面談にて相談。契約社員(57才・女性)。職場課長よりパワハラを受ける。始業・就業時間管理がでたらめで、未払い賃金の請求をしたい。また雇用期間も1年間から一方的に2ヶ月間にされた。

福井年金定期便が届いたことによって、天引きされている厚生年金保険料が多いことに気づき会社に尋ねたところ、差額分を返すと言われ納得できない。何人かの同僚に聞いたら、同じような状況と分かった。警察行政に相談したが進展なし。

群馬:62歳。3Kなので職場替えを希望したら3月末で解雇という。

群馬:60歳で雇用継続を望むが今まで実績がない。大丈夫だろうか?

長野:10年1月末に退職。09年9月から賃金未払い。「払います」と言いながら払わない。

長野有給休暇が取れない。社長に話しても「景気が悪いのでダメ」と言われた。

長野老人福祉施設で、インフルエンザの罹患した職員が病欠したが、有給休暇で処理され、有給がなくなると無給で休む。これでよいのかと産業医からの相談。

長野保育園パート半年働いたが、園児が減るので人員削減と言われた。なんとかまらないか?

神奈川:大型運転手として、日給14000円で入社したのに、マイクロ運転だと言われ、日給を10000円にされた。

神奈川派遣で月給+皆勤手当をもらっているが、社会保険に加入したいなら、月給から1万円引くと言われた。が、賃金明細では別に社会保険関係で法令通りにひかれていた。

神奈川出産育児休暇で4月復帰しようとしたら、会社が大変だからやめてほしいと言われた。

京都仕事中に発作が起きて、労災認定受けられるか?名古屋の事業所時代に上司からのパワハラに起因しているのでは、発症は07年夏ごろ、10月頃に病院にかかった。パニック障害ストレス性血管攣縮性疾患と言われた

京都:整理解雇を2人が言われた。その相手の人が「1ヶ月前に解雇通告されたらどうしようもない」と言われたのでしかたなく「退職届」を出せと言われたので出した。

京都高齢者雇用助成給付金の申請用紙を渡されたが提出して良いか。年次有給休暇が取れない。就業規則は見せてくれない。

京都:歩合給になって、集金件数によって賃金が決められることになった。賃金が10万円→8万円→5万円と下げられ続けている。

京都:11年前の職場いじめられたことが原因で障害を持つようになった。恨みを晴らしたい。パート雇用でいつ解雇になるかも不安

http://www.labornetjp.org/labornet/news/2010/1267574500952staff01

2010-02-06

平成21年の国の歳出予算額を、プライマリーバランスが黒字だったころと比較してみる。

今日日経の1面は、国と地方基礎的財政収支プライマリーバランス)についての記事でした。

それによると、2009年赤字幅は過去最悪になるとのこと。2010年度も、赤字額は縮小するものの、財政健全化への道筋は遠いそうです。

しかし、同じ記事によると、平成元年の時点ではプライマリーバランスは黒字だったようです。

「じゃあ黒字だったころに比べて、どの部門で歳出額が増えてんの?」と疑問に思ったので、

財務省データから、平成元年平成21年の国の予算額を引っ張ってきて、簡単に表にしてみました。

ちなみにもとになったデータ

http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/zaiseitoukei/ichiran.htmにある

http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/zaiseitoukei/18b.xlsから拾ってきたものです。


増加額が多かったものをまとめたデータが以下です。


主要経費別平成元年予算平成21年予算差引
社会保険 6,641,224,646 19,600,357,623 12,959,132,977
国債 11,664,867,411 20,243,730,520 8,578,863,109
地方交付税交付金 13,368,840,000 16,111,283,000 2,742,443,000
住宅対策費 764,372,000 2,416,487,000 1,652,115,000
教育振興助成 614,440,703 2,019,714,419 1,405,273,716
その他の事項経費 4,058,054,280 5,064,181,534 1,006,127,254
経済緊急対応予備費 0 1,000,000,000 1,000,000,000
生活保護 1,141,577,152 2,096,888,342 955,311,190
科学技術振興費 448,032,637 1,377,657,919 929,625,282
防衛関係費 3,919,834,295 4,774,135,024 854,300,729
地方特例交付金 462,011,000 462,011,000


こうやってまとめてみるとみると、やっぱり圧倒的なのが社会保障費。ここの支出額をなんとかしないと、財政健全化は難しそうです。でもたぶん削れないんだろうなー。

また、社会保障関連では、生活保護費もかなり増加しています。増加割合でみると、一番深刻かもしれません。

地方交付税も、特例交付金と合わせるとかなりの金額に。

意外と金額が多かったのが、住宅対策費、教育振興助成費、科学技術振興費。どれも平成元年の3倍以上に予算が膨れ上がっています。

防衛費が増えていたことも意外です。これは全く知らなかった。


ちなみに全ての歳出項目は↓になります。

主要経費別平成元年予算平成21年予算差引
社会保障関係費
1. 生活保護 1,141,577,152 2,096,888,342 955,311,190
2. 社会福祉 2,230,878,799 2,509,114,629 278,235,830
3. 社会保険 6,641,224,646 19,600,357,623 12,959,132,977
4. 保健衛生対策費 526,888,222 434,619,167 △92,269,055
5. 失業対策費 354,083,938 193,419,078 △160,664,860
10,894,652,757 24,834,398,839 13,939,746,082
文教及び科学振興費
1. 義務教育国庫負担金 2,387,676,000 1,648,250,000 △739,426,000
2. 国立学校特別会計へ繰入 1,140,799,082 △1,140,799,082
3. 科学技術振興費 448,032,637 1,377,657,919 929,625,282
4. 文教施設費 263,152,472 115,564,750 △147,587,722
5. 教育振興助成 614,440,703 2,019,714,419 1,405,273,716
6. 育英事業費 82,955,928 149,180,810 66,224,882
4,937,056,822 5,310,367,898 373,311,076
国債 11,664,867,411 20,243,730,520 8,578,863,109
恩給関係費
1. 文官等恩給費 111,788,105 26,960,474 △84,827,631
2. 旧軍人遺族等恩給費 1,588,519,123 718,114,125 △870,404,998
3. 恩給支給事務費 8,029,836 2,745,535 △5,284,301
4. 遺族及び留守家族等援護費 147,413,546 39,395,997 △108,017,549
1,855,750,610 787,216,131 △1,068,534,479
地方交付税交付金 13,368,840,000 16,111,283,000 2,742,443,000
地方特例交付金 462,011,000 462,011,000
防衛関係費 3,919,834,295 4,774,135,024 854,300,729
公共事業関係費
1. 治山治水対策事業費 1,080,198,000 928,340,000 △151,858,000
2. 道路整備事業費 1,781,940,000 1,222,095,000 △559,845,000
3. 港湾漁港空港整備事業費 511,336,000 474,396,000 △36,940,000
4. 住宅対策費 764,372,000 2,416,487,000 1,652,115,000
5. 下水道環境衛生等施設整備費 954,812,000 879,799,000 △75,013,000
6. 農業基盤整備費 867,310,000 577,220,000 △290,090,000
7. 林道工業用水等事業費 160,148,000 281,595,000 121,447,000
8. 調整費等 10,575,000 217,458,000 206,883,000
小      計 6,130,691,000 6,997,390,000 866,699,000
9. 災害復旧等事業費 66,721,000 72,699,000 5,978,000
6,197,412,000 7,070,089,000 872,677,000
経済協力費 727,758,461 629,544,571 △98,213,890
中小企業対策費 194,249,440 188,950,621 △5,298,819
エネルギー対策費 527,492,869 856,171,069 328,678,200
食糧管理 418,225,146 865,922,114 447,696,968
産業投資特別会計へ繰入 1,300,000,000 0 △1,300,000,000
その他の事項経費 4,058,054,280 5,064,181,534 1,006,127,254
経済緊急対応予備費 0 1,000,000,000 1,000,000,000
予備費 350,000,000 350,000,000 0
0
合      計 60,414,194,091 88,548,001,321 28,133,807,230



あと、他の資料もちょっと見てみると、国の一般会計の歳出予算使途別分類の中で、公務員給与がどんどん上がっていってるのが見てとれて、

新卒ブラック企業に入ってしまった僕はもやもやとした思いが胸一杯に広がりました。(平成元年は28兆だったのが、平成20年には34兆まで増加)

http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/zaiseitoukei/27.xls

公務員の人数はむしろ減ってて、 (平成元年:約320万人 → 平成17年:304万人)平均年齢もそんなに変わってないのに。 (平成元年:40歳 → 平成20年:41.6歳)

他の所から引っ張ってきた民間の給与と増加率を比較してみると、こんな感じ。ちくしょー!!!

平成元年平成20年増加率
民間平均給与(年額)402万円430万円6.9%
民間平均給与男子(年額)493万円533万円7.9%
民間平均給与・女子(年額)236万円271万円14.8%
公務員平均(月額)288,758円403,984円39.9%

追記:

民間の平均給与については、男女ともに非正規雇用の割合が増加している影響を受けているのではないか、との指摘がありました。

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3250.html

↑をみると、確かにかなり増加しています。

公務員と民間給与の増加率の差は、公務員は正職員のみの統計で、非常勤職員(所謂官製ワーキングプア)は除外されているのに対し

民間は非常勤職員(学生アルバイト主婦パートも)全て含めた統計となっていることで説明できそうです。


参考url

http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/zaiseitoukei/18b.xls

http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/zaiseitoukei/27.xls

http://www.gyoukaku.go.jp/senmon/dai1/sankou6.pdf

http://ssl.jinji.go.jp/hakusho/h01/jine199001_2_034.html

http://ssl.jinji.go.jp/hakusho/h20/080.html

http://komu-in.seesaa.net/article/24811399.html

http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2009/kyuyo_jittai/index.htm

2010-01-24

http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2010012402000138.html

22億円が小沢氏団体に 新生自由党解散時の残金

2010年1月24日 朝刊

 小沢一郎民主党幹事長が党首などを務めていた新生党自由党が解散した際、両党に残っていた資金の大半に当たる計約22億8000万円が、小沢氏関連の政治団体に移されていたことが、関係者への取材や政治資金収支報告書などから分かった。

 両党の残金には政党助成金などの公金が含まれており、解党のたびに小沢氏が多額の公金を自身の管理下に置いてきた格好。政治資金力がなお、ものをいう政界にあって、「壊し屋」とも呼ばれる小沢氏の資金調達の一端がうかがえる。

 政治資金収支報告書や政党交付金にかかわる報告書などによると、小沢氏が党首だった自由党は2003年9月、民主党との合併により解散。自由党には、政党助成金約5億6000万円を含む約15億5000万円が残っていたが、解散当日に約13億6000万円が自由党政治資金団体だった「改革国民会議」に移された

 1994年12月には、小沢氏が代表幹事を務めていた新生党新進党に移行した際、党本部と支部に残っていた資金の大半の約9億2000万円が政治団体「改革フォーラム21」に移されていた。このうち約5億円が、議員の調査研究に国から支給される「立法事務費」だった。改革国民会議と改革フォーラム21は、小沢氏と関係の深い人物が代表や会計責任者を務め、現在小沢氏の個人事務所と同じビルの同じフロアに事務局がある。

 小沢氏の公設第一秘書大久保隆規容疑者(48)の西松建設事件の初公判で、検察側は改革国民会議について「小沢氏から会計責任者に指示して、随時、小沢氏の関連政治団体へ資金移動されており、小沢氏の財布の一つ」という元秘書供述調書を読み上げた。

 改革国民会議は94年に設立。新生、新進、自由党政治資金団体だったが、自由党解散後は一般の政治団体となった。改革フォーラム21は92年に一般の政治団体として設立された。解党時の資金移動について、両団体の役員らは本紙の取材に「就任以前のことなので承知していない」としている。

 政党助成法では解党時に残った公金を返還する規定があり、国会でも「返還逃れでは」との批判の声も出ている。政党交付金の他団体への寄付を禁じる改正法案が今国会に提出されている。

よくゲームなんかでは、アイテムを分解とか解体とかするとレアな別のアイテムがゲットできたりするんだけど、そういう感覚なんだろうか。

2010-01-13

藤井財務相の辞任の真相は?

ttp://www.santanokakurega.com/2010/01/post-137.html

実は、この藤井氏。

小沢と共に、

93年から自民党を離党、新生党新進党

自由党と、

新しい党を立ち上げては潰し、

また立ち上げては

潰して来た経歴がある。

その都度小沢は、

国民税金から支給された政党交付金を、党が潰れれば

返還しなければならない金にもかかわらず、

巧妙に返還を逃れ、

全て自分の懐に流れる仕組みを作り

貯め込んだ。

小沢は解党する度に、自分に金が集まる策を弄している』との噂がいっぺんに

ひろまった。

最初の新生党を潰した時には

次の新進党小沢政治団体

約5億の政党交付金が移された。

更に新進党

次なる自由党へ移る際にも、然りだ。

そして03

そして03年9月

小沢自由党が、

菅の手引きで、

民主党合併し、

解散する際。

いつもの手口で、

国庫へ返還するべき

政党交付金を、

自由党議員

政治団体寄付したように装い、

返還を逃れた。

そんな小沢不透明な金の流れの疑惑が、

小沢民主党に入れたくない輩から浮上した。

実は、

その時幹事長を務めていた藤井氏にも、

組織活動費として、

15億2千万が支出されている。

『俺は何もしらないんだよなあ。

幹事長である以上名前は貸したがね』と

朝日記者に、

名前を貸した会計処理は認めている。

だから藤井氏は議員として先がないと悟り

一旦引退を表明したに違いない。

政党助成法は

クリーン政治実現の為に

94年に成立した。

国民血税で賄なわれる、貴重な財源である事に留意し、

国民の信頼を裏切らぬよう、

厳しく使用しなければならない』と明記されている。

自民党は率先して、

小沢がやって来た

解党直前になっての

寄付禁止や

残金返済に応じない場合の罰則を設ける、

法律の改正を提案するべきだ。

今!小沢西松建設水谷建設汚職

更に元秘書達の

献金疑惑と泥まみれだ。

そんな時に、

藤井財務相

予算審議の場で

昔の自由党政党交付金15億2千万を

受け取った疑惑に、

ボットを当てられては、

小沢政党交付金汚職も芋づる式に明るみに出る。

そのダメージは甚大だ。

小沢藤井氏に

議員辞職の引導を渡したと考えるのは極自然だ。

藤井氏が辞職し、

民間人になれば、

参考人招致

予算委で突っぱねられるからだ。

2009-12-29

"事業仕分けマニフェスト"で、小中学校耐震工事が先送りに・・・

ttp://alfalfalfa.com/archives/379117.html

72 名無しさん@十周年 :2009/12/28(月) 15:13:10 ID:UypfC96NO

定額給付金の時にそんな金あるなら耐震補強しろとか言ってなかったけ?

400 名無しさん@十周年 :2009/12/28(月) 16:23:23 ID:exafxXNh0

»72

言ってたよ

給付金出すくらいなら迅速な耐震工事を進めろって言ってたのが民主

1年で正反対だな。マジで民主党アホなんじゃねーの

今年はじめは↓だからな?

政治】“給付金支給はダメ民主党が対案提示、小中学校耐震化や介護労働者への報酬UP、太陽パネル設置、省エネ技術助成など

ttp://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1232196256/

2009-11-02

年収1,000万円世帯への子供手当支給は、「子育てへの社会的評価」として必要

大石英司の代替空港

http://eiji.txt-nifty.com/diary/2009/11/post-30d7.html

から引用

引用開始】

元帥という方は、いつもざっくばらんなお話しをなさる方で、

昨日もパックインで、子育て支援の話が出た時に、所得制限は絶対駄目だ!

と仰ったんですよ。朝日の高給を貰っていた自分にしても子育ては大変に金が掛かったと。

年収一千万でも決して子育ては楽じゃない。もしそんな所で所得制限をしたら

 金持ちは嫌気が差してますます子供を作らなくなって、貧乏人の子だくさん社会になる」と仰った。

 私もこれに全く同感です。まず、地方はともかく、都会で年収一千万で子供

学校に通わせるというのは大変です。それは私立だろうと公立だろうと。

一人だろうが二人だろうが。もう毎日のように不意の出費が襲ってきます。

 それで、この年収一千万層というのは実は結構多いんです。みんなが名前を知っているような

一部上場企業は横並びでそうだし、今や公務員もすぐそこに手が届く。

しかも公務員の場合は、公務員住宅等恵まれていますから、額面で一千万に達していなくとも、

実は民間でそれだけ貰っている層に比する可処分所得な集団も決して少なくないんですよね。

 所がこの階層は、日本ではサイレント・マジョリティなんです。

世間のやっかみを買うから滅多に発言しない。

彼らが物言うときには、必ず「庶民」というマントを纏って、決して自分の稼ぎが一千万あることは言わない。

 そのせいで、彼らは、税金を取りやすい階層として御上から目を付けられるわけです。

我が家も生活が苦しいですけれど、うちはもちろん川崎市の小児医療補助制度からは外れています。

 子供病気になって総合病院の窓口とか行くと、ドンキユニクロしか知らないような

親子の見窄らしい身なりを見て、事務職さんの十人が十人、小児医療費助成の…‥、と話掛けて下さる。

 元帥も仰っていたけれど、こんだけ税金を払って、将来うちの子の肩にはジジババが

3人4人とのしかかるのに、行政からは何のサービスも無いことを腹立たしく思います。

 限られた予算であれば、もちろん自分より苦しい世帯母子家庭にばらまくべきで

あることは言うまでも無いけれど、所得制限を二千万に引くのならともかく、

一千万に引くのはナンセンスでしょう。

そこは数が多いし、決して楽をしているわけではないから。

いわんや、実態は行政ボーダーはそれ以下に置かれている。

庶民とは言わないけれど、余裕がある一般的に思われている階層にもインセンティブは必要です。

引用終わり】

年収1,000万円層に子供手当てが必要」という結論は同意しますが、

そこへ至る過程は異なる。

当方の理由は、

年収1,000万円層は、お金には不自由していない。

むしろ『自分子育て社会が正当に評価して欲しい』という欲求があるので、

その評価の手段として手当てを支給したらいい」というものです。

年収1千万円の層も、そりゃ手当がないよりあった方がありがたがるとは思いますが、

年収1千万円の層が困っているのは、お金の問題じゃないでしょう。

小学校から「お受験」すればそれなりに掛かりますが、中学受験からであれば、

年収1,000万円あれば、ナントカなる。

節約したいのなら、東京都内を避け、浦和千葉に移住すれば、県立浦和や県立千葉

質の高い教育を公立価格で受けられる。

年収1,000万円の妻」が欲しているのは、お金(手当て)よりも保育所サービスであり、

それ以上に「精神的なサポート」でしょう。

つまり

子供を育てるということは、社会的に意義があることをしているんですね、偉いですね」と

メッセージを送ること、そのことに意義があるのだと思う。

特に、専業主婦子育てしていたりする層だと、頼れる実家地方だったりして

孤立化すると、育児ノイローゼになったりしてしまう。

変な話であるが、年収300万のヤンママ層だと、「深く考えないで子育てする」ので、

あまり育児ノイローゼにもならないし、そもそも実家が近接しているケースも多いので、

祖父母にある程度頼れたりする。

一方、年収1,000万円クラスの場合、一定程度の学歴があったりするので、

子育てを「深く考えてしまう」ので、育児ノイローゼになりがち。

育児ノイローゼ組の1,000万円の妻」たちは、

社会人時代はそれなりに会社で評価されたのに、子育ては誰も評価してくれない」と

ネガティブ思考に陥り、まだ子供が産める年齢にもかかわらず「もう2人目はイラナイ」と

なってしまう。

この精神的に参っている「1,000万円の妻たち」に対して

「正当な評価をしてあげましょう。この子供手当てはその象徴です」という形で

給付するのであれば、それなりに意義があるとは思う。

「国(=社会)は自分の行いを評価してくれている」と精神的に満足すれば

「じゃあ2人目も・・・」と思う人が現れると思う。

年収300万円のヤンママ」に対しては、本当に経済的理由から子育て支援が必要ですが

(正直な話、妊婦検診代も不足している)、「年収1,000万円の妻」に対しては

社会的評価のカタチとして」子供手当てが必要なんじゃないか、と思う。

2009-10-25

手かざしをするサークル

http://anond.hatelabo.jp/20091024212618

ふぅ

&gt;&gt;  その人の価値観信条を完全に理解できるような面接試験のやりかたがあるのならば、ぜひ教えていただきたいと思っている。<<

宗教がわかる面接の方法

http://anond.hatelabo.jp/20091024234940

クックックッ リスク回避は、採用面接だけでなく採用後も大変なんだぜ

ある女子社員癒し系福祉サークルを立ち上げた

うちは社員5人以上集まれば昼休み会議室の利用や活動費半額助成をしている

その女子社員は入社5年目の若い女子社員で他の社員からも人望もある

事務の仕事はまじめにやっているし、上司からの信頼も厚い

その彼女ストレスを緩和するためにサークルを立ち上げたいとのこと

会議室でお香を焚いて、ヒーリングミュージックを流して気分を落ち着けるようにしたい。

ラジカセの利用も会議室の利用も許可。

お香を焚く機械(火を使うのは厳禁なので、電気で暖めてお香をするやつ)も備品として購入。

サークルに入会する女子社員派遣社員も10人くらい増えた。

男性社員も入れるけれど、さすがに女子ばかりのところには入りづらい。

しばらくしてから、一応、事務購買担当として、見学したわけだ。

ぶったまけた

手かざししているんだな その女性

こっこれは、アレっすか 新興宗教のアレ

しかも書籍も売っている

アレ系の本

見学してから、その女子社員に聞いた

「これは宗教勧誘か」「違う」「しかし書籍の販売や活動はどうみても宗教勧誘では」

「違います。宗教差別をするのですか?」「いや そういうわけではないが」「ではこのまま活動を続けさせていただきます

はっきり言って今の女性は強い

人事とも相談したけれど、さすがにサークル活動を禁止させる理由が見当たらない

本人が宗教勧誘ではないと言えば通ってしまう

女子社員を通じて最近では男子社員も某宗教に入会しているようだ

業務への影響は今のところないが、なんとも悩ましい

もちろんその女子社員とはいまだにコミュニケーションがうまくとれん

偏見かもしれないが、会社をうまく利用されて勧誘したとしか思えない

その女子社員が辞めてくれればと思う俺はチキンだろうか

2009-09-19

1990年-25%CO2削減を目指すということ

これらをどう転換するか

後の平成オイルショックである。成功すれば世界でも有数の環境大国になることは間違いない。失敗すれば目も当てられないことになるのは必至。

民主党マニフェスト

29.目的を失った自動車関連諸税の暫定税率は廃止する

【政策目的

○課税の根拠を失った暫定税率を廃止して、税制に対する国民の信頼を回復する。

○2.5兆円の減税を実施し、国民生活を守る。特に、移動を車に依存することの多い地方国民負担を軽減する。

【具体策】

ガソリン税軽油引取税自動車重量税自動車取得税暫定税率は廃止して、2.5兆円の減税を実施する。

○将来的には、ガソリン税軽油引取税は「地球温暖化対策税(仮称)」として一本化、自動車重量税自動車税と一本化、自動車取得税消費税との二重課税回避の観点から廃止する。

【所要額】

2.5兆円程度

42.地球温暖化対策を強力に推進する

【政策目的

国際社会協調して地球温暖化に歯止めをかけ、次世代に良好な環境を引き継ぐ。

○CO2等排出量について、2020年までに25%減(1990年比)、2050年までに60%超減(同前)を目標とする。

【具体策】

○「ポスト京都」の温暖化ガス抑制の国際的枠組みに米国中国インドなど主要排出国の参加を促し、主導的な環境外交を展開する。

キャップトレード方式による実効ある国内排出量取引市場を創設する。

地球温暖化対策税の導入を検討する。その際、地方財政に配慮しつつ、特定の産業に過度の負担とならないように留意した制度設計を行う。

家電製品等の供給・販売に際して、CO2排出に関する情報を通知するなど「CO2の見える化」を推進する。

43.全量買い取り方式の固定価格買取制度を導入する

【政策目的

国民生活に根ざした温暖化対策を推進することにより、国民温暖化に対する意識を高める。

エネルギー分野での新たな技術開発・産業育成をすすめ、安定した雇用を創出する。

【具体策】

○全量買い取り方式の再生可能エネルギーに対する固定価格買取制度を早期に導入するとともに、効率的な電力網(スマートグリッド)の技術開発・普及を促進する。

住宅用などの太陽パネル環境対応車省エネ家電などの購入を助成する。

44.環境に優しく、質の高い住宅の普及を促進する

【政策目的

住宅政策を転換して、多様化する国民価値観にあった住宅の普及を促進する。

【具体策】

リフォームを最重点に位置づけ、バリアフリー改修、耐震補強改修、太陽パネルや断熱材設置などの省エネルギー改修工事を支援する。

建築基準法などの関係法令の抜本的見直し、住宅建設に係る資格・許認可の整理・簡素化等、必要な予算地方自治体に一括交付する。

○正しく鑑定できる人(ホームインスペクター)の育成、施工現場記録の取引時の添付を推進する。

○多様な賃貸住宅を整備するため、家賃補助や所得控除などの支援制度を創設する。

○定期借家制度の普及を推進する。ノンリコース(不遡及)型ローンの普及を促進する。土地価値のみでなされているリバースモーゲージ住宅担保貸付)を利用しやすくする。

木材住宅産業を「地域資源活用産業」の柱とし、推進する。伝統工法を継承する技術者健全な地場の建設建築産業を育成する。

45.環境分野などの技術革新世界リードする

【政策目的

○1次エネルギーの総供給量に占める再生可能エネルギーの割合を、2020年までに10%程度の水準まで引き上げる。

環境技術研究開発・実用化を進めることで、わが国の国際競争力を維持・向上させる。

【具体策】

世界リードする燃料電池超伝導バイオマスなどの環境技術研究開発・実用化を進める。

○新エネルギー省エネルギー技術活用し、イノベーション等による新産業を育成する。

国立大学法人など公的研究開発法人制度改善研究者奨励制度の創設などにより、大学研究機関の教育力・研究力を世界トップレベルまで引き上げる。

46.エネルギーの安定供給体制を確立する

【政策目的

国民生活の安定、経済の安定成長のため、エネルギー安定供給体制を確立する。

【具体策】

エネルギーの安定確保、新エネルギーの開発・普及、省エネルギー推進等に一元的に取り組む。

レアメタル希少金属)などの安定確保に向けた体制を確立し、再利用システムの構築や資源国との外交を進める。

○安全を第一として、国民の理解と信頼を得ながら、原子力利用について着実に取り組む。

2009-09-09

村上龍NYタイムズに寄稿した文章

日本、大人になる


先週、民主党が、半世紀近くもずっと政権を握っていた自民党政権から追いやったとき、一部報道機関革命であると評した。

古い人たちはいなくなり、新鮮な風が吹き込んだ。

でもどうして人々は嬉しそうに見えないのか?


どんな政府あっても彼らの問題を解決してくれないことを、日本人認識しつつあるからだ。

しかし、これはいいことである。日本はついに成長しているのだ。


メディアは街頭にレポーター派遣して、新しい政権に何を期待するか聞いている。

人々はマイクに近づき、「景気をよくしてほしい」「社会保障を充実させてほしい」「失業問題を解決して欲しい」などと率直に述べる。

しかし彼らの表情は憂鬱そうで、これらの意見にどこか偽りがあるような感じがする。


昔は、政府が私たちの問題を解決することができた。戦後日本の成長の大部分は政府主導であった。

国民は、政府道路病院を作り、商売を守り雇用を保障することを期待した。

今は、高齢化年金問題が原因の一端となり、政府には物事を良くするだけの金がない。


自民党内の大勢は、民主党が勝ったわけでないと結論付けた。自民党が負けたのである。

これはレッドソックスヤンキースに負けたときに、レッドソックスのファンがするひいきと同じである。

自民党国民幸福を届けられないことを、未だに理解していない人々がいる。

もしくは、これは彼らが直視したくない事実なのかもしれない。


自民党は、農家建設会社中小企業に金をつぎ込むことで、地方有権者の支持を買ってきた。

戦後間もない頃、政治家の主な関心ごとは、コネと水面下の交渉によって企業を自身の選挙区に誘致することのようであった。

彼らは政治家というよりもロビー活動家として機能していたのである。

こんな楽な仕事は他にないだろう。だから彼らは自分子供に継がせたがるのだ。


豊かなる日々はいつか過去のものとなったが、政府の大盤振る舞いを求める競争は続けられた。

ある選挙区で、政府高速道路建設補助金を欲しがる人々がいる一方で、別の人々は病院の建て直しを望む。

悪化する景気動向の中での、ここでの重大な問題は、病院財政危機にあるということだ。


だが民主党圧勝したからといって、道路建設病院助成の両方をする金はない。

国と地方自治体財政破綻の危機に瀕している。

このような状況で政権が変わって歓喜するほど日本人はうぶではない。

もしくは生活がこれから向上すると信じるほど馬鹿ではない。


気の滅入るような真実国民の胸に突き刺さる。

日本社会の一つの層が政権交代によって利益を得ると、他の層が損をする。

大企業は減税で救われるかもしれないが、労働者給料は低迷したままかもしれない。

最低賃金が上がれば、企業海外に拠点を移すだろう。


全てが夢のようにうまくいき、生活水準が上がり続けた時代はもう終わった。もうずっと前に。

今となってはもう金がないのだから、日本国民は厳しい選択をしなければいけない。


心の底では、私たちは皆このことを知っているのである。

だから街頭の人々の憂鬱そうな表情は変わっていないのだ。

しかし、だからといって低迷や衰退の危機にあるわけではない。

私たちはただ、子供が大人になっていくときの憂鬱さを経験しているだけなのだ。

http://www.nytimes.com/2009/09/08/opinion/08murakami.html

はてなブックマーク - 「日本は大人になる憂鬱を味わっているのだ」 村上龍氏が政権交代米紙に寄稿 - MSN産経ニュース

http://b.hatena.ne.jp/entry/sankei.jp.msn.com/politics/election/090909/elc0909090830000-n1.htm

  • 指摘があり一部修正

2009-07-31

ワッハ上方の闇6

【 平成20年  9月 定例会本会議-09月29日-04号 】

◆(堀田文一君)次に、ワッハ上方についてです。

 千日前からワッハがなくなるという報道の後、全国各地の学校から、来年修学旅行のコースに組めるのかなどの問い合わせがきています。道具屋筋商店街での一日商売体験とワッハの見学が、修学旅行のコースにもなっているからです。ワッハが、道具屋筋などの商店街と協力してミナミに定着している事実は貴重です。この事実知事は御存じですか。

知事橋下徹君)次に、上方演芸資料館ワッハ上方についてでありますが、地元道具屋筋商店街が受け入れている修学旅行生の体験メニューの場を提供しているほか、イベントの共催など、地元とさまざまな連携が図られているという事実そのものは承知しております。

【 平成20年  7月 臨時会本会議-07月01日-01号 】

知事橋下徹君)上方演芸資料館ワッハ上方)は、貸し主から大幅な賃料引き下げ等の御提案をいただきましたが、現地ですべての施設機能を維持していくためには多額の費用が必要となることから、展示機能と演芸ライブラリー機能を存続することとし、二十二年度末までに府有施設等へ移転いたします。

【 平成20年  7月 臨時会本会議-07月07日-04号 】

◆(宮原威君) 次に、ワッハ上方上方演芸資料館)についてです。

 一九八九年に伝説漫才師砂川捨丸氏の御遺族が鼓を、夢路いとし喜味こいしさんが秋田実の直筆台本大阪府に寄贈、岸、中川知事時代に計画が進められ、一九九六年に開館しました。関係者府民千人からの収蔵品は五万七千点、毎日放送朝日放送関西テレビ読売テレビラジオ大阪NHKなどから昭和二十六年から二千六百六十五番組映像、音声が提供され、日本で唯一の笑い文化の殿堂です。三百五席のホールは七八%、七十席のレッスンルームと五十席の小演芸場は九九%の稼働率、文字どおりミナミ都市力、文化力の拠点です。わずかとはいえ黒字です。

 問題は、委託料一億三千万円、吉本興業への賃借料に二億八千万円、計四億一千万円の大阪府の負担でした。知事は、ワッハに行ったとき、値引き交渉はと質問されました。その後、吉本興業から来年度から半額以下の一億四千万円以下にする提案があり、今後も交渉の用意があると発言されています。また、五千万円の収入をふやすことも含め、運営に当たる放送六社とNPOの要望書も出されています。

 ワッハは、千日前でこそ値打ちがあります。笑いと健康パック事業も開催され、府民も元気をもらっています。ミナミ健全な発展のためにも、大阪府の負担を大きく減らしながら、マスコミ、笑いを愛する府民吉本などの協力で現地存続に知恵を出そうではありませんか。答弁を求めます。

知事橋下徹君)

(略)

次に、上方演芸資料館ワッハ上方)につきましては、貸し主から大幅な賃料値下げ等の御提案をいただくとともに、管理運営している指定管理者からも経費節減の提案をいただきました。

 しかしながら、現地ですべての施設機能を維持していくためには、なお多額の費用が必要となることから、展示機能と演芸ライブラリー機能を存続することとし、平成二十二年度末までに府有施設等へ移転という結論に達したものであります。ホールは、吉本さんが運営されるというような御提案もいただきました。

 ですから、展示品やライブラリー機能を移設、移転することというような結論に達したわけなんですが、この移転があったからといって、大阪吉本さん、松竹さんを初めとする笑いの文化が弱まるとは私は思っていません。それほど大阪の笑いはやわなものではないというふうに思っております。

◆(宮原威君)

(略)

ところが、職員の賃金教職員や警察官の苦労や努力は、府民には余り知られていません。ましてやセンチュリー交響楽団ワッハ上方の人が、年収二百万から三百万で頑張っているということなどは知られていません。客観的事実が知らされないまま、公務員たたきが一部識者などによって行われています。知事は、職員の苦労と役割をもっと府民に知らせて意見を聞くべきです。

【 平成20年  7月 臨時会本会議-07月10日-07号 】

◆(清水義人君) 次に、ワッハ上方についてお伺いします。

 一つは、今回の移転案の大きな原因となっておりますのが運営費用、約二億八千万円の賃料が大きな負担になっていると。これはかつてからの課題ですけども、今回家主の吉本興業さんから、契約期限満了前の来年度からでも家賃を半額にします、また指定管理者からも運営委託費、収支改善を図りますと、こういう声明が寄せられていると聞いておりますが、知事はこの提案を即座にはねつけられたと。今回の財政再建プログラム案においても、この移転縮小の方針は全く変わっていないんですが、この金銭の問題ではなくて、初めから移転縮小ありきと、こういうふうに見える知事の判断基準とは何かをお伺いしたいと思います。

 それから、またワッハ上方は要らないという一部の有名タレントの方の発言があったと聞いておりますけれども、これはプロアマ問わず、大阪から劇場が次々なくなっている、そんな中で発表の場に困っている次の世代、次代の演芸演劇界を担う若者とりまして、このワッハ上方、大変重要な施設になっています。

 大阪の文化を担う人材の育成を図ることは、府文化振興条例の基本理念です。ワッハ上方は、その場であると考えますが、どうお考えでしょうか。

 それから、寄贈資料の保存、展示は必要だと、ライブラリー機能はそのまま移転すると、このようにおっしゃっておりますけれども、これら貴重な資料は、ワッハ上方理念に賛同された在阪の放送局府民プロダクションの方々から寄贈していただいている。現在指定管理者であるNPO法人ニューウェーブ大阪--在阪民法六社でつくられておりますけれども、この公益性、公共性を重く見て実は設立された。こうした経緯から移転縮小となりますと、こうして提供、寄贈していただいた資料の返還ということも起きてくるのではないかと。これでは、展示機能、ライブラリー機能を残すという府の計画は破綻いたします。ワッハ上方も、そうなるということも想定されての判断だったのか、お伺いしたいと思います。

 一方、知事は、大阪ミュージアム構想の中で、大阪の再発見、発掘を提案されている。私は、このワッハ上方をさらに磨きをかけたら、立派なすばらしい大阪文化財ではないかと、こういうふうに思っています。落語漫才だけではなくて、能、狂言文楽歌舞伎上方舞、そうしたジャンルの公演もホールで行われています。多くの府民の方々がそこに楽しみに来られている。そういう意味では、このワッハ上方大阪を輝かせ感動させる基幹施設となると私は思うのですが、そういうことも踏まえ、この四点について知事はどのようにお考えでしょうか。

○副議長(鈴木和夫君) 知事橋下徹君。

   (知事橋下徹君登壇)

知事橋下徹君) 上方演芸資料館ワッハ上方)につきましては、貸し主から大幅な賃料値下げや上方演芸振興に向けてのさらなる協力の御提案をいただくとともに、指定管理者からも経費節減の御提案をいただきました。

 また、文化振興条例の基本理念に、大阪の文化を担う人材の育成があり、ワッハ上方がその場を提供してきたことは承知しております。

 しかしながら、現地ですべての施設機能を維持していくためには、なお多額の費用が必要となることから、展示機能と演芸ライブラリー機能を存続することとし、平成二十二年度末までに府有施設等へ移転という結論に達したものであります。

 収蔵資料を大阪の誇るべき笑いの資料として残すということは、本府が果たすべき役割と認識していますので、引き続き府民の皆さんや在阪放送局プロダクションの方々に提供、寄贈していただけるよう、誠意をもってお願いしていきます。

 また、これら貴重な資料につきましては、大阪の大切な文化資源として、内外への発信に努めます。

 きのう、繁昌亭の記事が出ていまして、三十万人の来館予定者、前倒しで達成されたというような記事が載っていました。

 今は、繁昌亭、大変大阪観光名所となっていまして、地方から繁昌亭目当てにバスで乗りつけてこられると。チケットを買おうにも、今はなかなか買えないような状況になっております。

 僕は、以前、桂ざこば師匠にそのお話を伺ったときに、芸人さんは血のにじむような活動、努力をされていると。高座に上られるときに、あのいわゆる僕らが聞いている一流の落語家さんが、ええ、こんな金額でと、それこそ学生アルバイト程度のお金一生懸命になって努力をされていると。いろいろ確認したところ、公的な助成は一切入っていないということでした。私は、お笑いの文化というものは、これはもう大阪に必要不可欠だと思うんですが、その文化の根差し方ということを考えたときに、このように公的な助成が多額に入った中で、本当にその機関が、施設が血のにじむような努力をするのかどうなのか、僕はあの繁昌亭がひとつ大阪の文化を発展させていくこのムーブメントを起こしていますが、その手法というものをやはり我々はきっちりと認識勉強した上で、文化の発展というものを考えなければいけないのかなというふうに思っています。ワッハ上方がこれまで果たしてきた機能を全否定するわけではないんですが、やはりこの繁昌亭が、今成功しているこの現実というものは、民間が血のにじむような助成がない中でやっていることによって府民に根づいていっているという事実だけは、僕はこれはきちんと受けとめた上で府政を取り仕切らなければいけないなというふうに思っています。

○副議長(鈴木和夫君) 清水義人君。

   (清水義人君登壇)

◆(清水義人君) 今、お話ありました繁昌亭、確かにすばらしい取り組みです。ただ、民と私たち公と、どこで一緒に協働してやったらいいのか。ここは民に任せよう、ここは公が責任を持とうというのは、それぞれ一つ一つで点検していかなければなりません。また、そのまちの景観ということからすれば、当然その施設があることでその地域の人たちとも一緒になって協議していこうと。ワッハ上方というものをどう生かすかということについても、当然管理運営者、家主さん、その地域の方々、そしてそれをつくった大阪府が一緒の場で協議するということをぜひ知事にお願いしたいと思っています。

ワッハ上方の闇5

ワッハ上方の闇4

http://anond.hatelabo.jp/20090731034431

の続き。

大阪府議会会議録より

http://www.pref.osaka.jp/gikai/discuss/index.html

【 平成15年度会計決算特別委員会-11月18日-07号 】

◆(清水義人君) この文化課の約二十億円という限られた予算枠で事業推進されて、大変いろいろ努力されているというふうに思うわけでございますけども、この平成十五年度の事業費内訳を見ますと、金額の多い順で見ますと、文化振興財団、これはセンチュリー交響楽団への補助金が主でありますけども、約四億九千万円、それから大阪府立上方演芸資料館、これはワッハ上方の運営にかかわるものが約四億五千万円、それから大阪21世紀協会への分担金約四億一千万円、四億以上といったらこの三件でございます。それから大阪フィルハーモニーへの貸付金一億と補助金あわせて約一億六千九百万円、以上この四件でほぼ十五億二千万円になります。これは、二十億の全体のうち七六%を占めておりまして、非常にそういう意味では残りの分で何とかほかの事業を展開しているという状況になっております。

 そこで、文化振興にかかわる予算の四分の三を超えるこれらの事業の実態というのは、一つ一つ丁寧に検証していかなければならないと思うわけでございますけども、時間も限られておりますので、また常任委員会の機会もあるかと思いますので、今回はまずワッハ上方の運営についてお伺いしたいと思います。

 ワッハ上方につきましては、以前より議会委員会等でさまざまに御議論されていることと思いますけども、改めて平成十五年度の事業についてお伺いしていきたいと思います。

 先ほど出しましたように、この平成十五年度のワッハ上方にかかわる運営経費約四億五千万円、そのうちの約六六%に当たるものが--約三億円になるわけですけども--施設の賃貸借料が占めているということでございます。先ほどお話ありましたように、この賃借料については、年々何とか貸し主との相談をして減らしてきていると、こういうことでございます。

 これは平成二十二年度までの賃貸借契約期間があるということでございますが、これは半分過ぎまして、このままの賃借料を続けてこの事業を続けていくかどうか、これについては今後また検討されるということであろうかと思いますけども、当面の経営のあり方につきましては、この賃借料三億円はちょっと置いておきまして、それ以外の部分でこのワッハ上方平成十五年度の決算額、それに伴いますさまざまな施設の稼働状況、そういうことを前年度に比べてどうなったのか、御説明をいただきたいと思います。

◎文化課長(近森正志君) 大阪府立上方演芸資料館、いわゆるワッハ上方平成十五年度の決算額は、歳入が五千四百九万四千円で、前年度に比べ一・九%の増加、賃借料を除きます歳出は一億八千九百七十四万九千円で、前年度に比べ〇・一%増加し、収支差額は一億三千五百六十五万五千円で、前年度に比べ〇・六%減少いたしました。

 次に、十五年度におけるワッハ上方の施設の稼働状況でございますが、ワッハ上方上方演芸の保存と振興を図り、府民上方演芸に親しむ場を提供するという設置目的達成のために、展示室、ホール、レッスンルームなどの施設の利用促進に努めてきたところでありますが、まず展示室の入場者につきましては五万八千百五十三人で、前年度に比べ七・四%増加しております。ホール稼働率は五六・六%で、前年度に比べ一二・二ポイント、レッスンルーム稼働率は五八・五%で、前年度に比べ四・七ポイントそれぞれ増加しております。

 なお、十五年度から新たに夜間のみ府民の利用に供することといたしました四階展示室の上方亭の稼働率は四三・八%でございました。

◆(清水義人君) 今お聞きしますと、建物賃借料を除きまして、管理運営費、これが一億八千九百七十四万九千円と、収入の方が五千四百九万ということで、この使用料収入に比べまして管理の運営費がかなり上回っていると。これは一般財源から多額の持ち出しをしていると、こういう現状でございまして、ここを何とかしなければならない、この収支状況を改善しなければならないということで、今特に展示室に来ていただいているお客さん五万八千百五十三人、前年度に比べて七・四%増加していると、こういうことでございますけども、資料を見せていただきますと、これ平成八年、平成九年、開設当時が入場者数が十万人超えてるわけです。三年目、平成十年からがくんと半分ぐらい、五万人ぐらいに落ち込みまして、そのままだあっと五万から、昨年、平成十五年度で五万八千と、六万までの間を推移していると。

 ところが、これが、平成十二年度にお客さんふやさなあかんということで、入場料を半額に改定されたと。もとどおりになるかというと、余り今のところ変わってないと、微増という現状にあるわけでございます。この収支改善ということにつきましては、これは大変難しい問題があるかと思います。人件費等の歳出を抑制するということと、このホールを使ってもらうお客さんふやさなあかんと、展示室の入場者をふやさなあかんという問題がある。

 今後、その努力をずっと続けていってもらわなあかんわけですけども、この前の監査委員の意見書を拝見いたしますと、賃借料を除いた管理運営費については、施設の収入、お客さん、それからホール使用料、それで賄えるようにすべきだと、こういう御意見が書いてございました。この監査委員の意見を踏まえて、文化課としましてはどのような取り組みをされるおつもりか、お聞かせいただきたいと思います。

◎文化課長(近森正志君) ワッハ上方の収支状況を改善する等の取り組みといたしまして、これまでも効率的な経費執行に努めますことはもとより、展示室入場者数やホール等の稼働率の向上を図りますため、平成十五年度には、上方演芸のみならず文化芸術まで幅広い利用を促進することを目的に、利用料金の細分化、あるいはリピーター割引の導入、四階展示室内の上方亭の夜間貸し出しなどを内容といたします大阪府立上方演芸資料館条例の改正を行ったところでございます。

 また、雅楽、あるいは能、狂言上方舞を初め、落語漫才など上方で培われてきました多くの芸能を一堂に集め上方演芸を幅広く紹介いたします上方芸能まつりinミナミなどの宣伝力、集客力のある事業を実施いたしますとともに、若手芸人落語漫才を生で演じる上方ライブや、現役の芸人講師を務め、体験のできますお笑い体験教室、あるいは多彩なゲストが展示室にまつわる逸話などを解説する上方演芸サロンを実施するなどにより、展示室の魅力向上に努めてきたところでございます。

 今後とも、上方芸能まつりinミナミなどの内容の充実とあわせまして、マスメディアとの連携を深めまして情報発信力を増すことにより、集客力の一層の向上に努め、収入の増を図ってまいりたいと考えております。

 また、指定管理者制度の導入など、施設運営の効果的、効率的な観点からの抜本的な改善方策について検討を進めまして、より府民に親しんでいただける施設になるよう努めてまいりたいと考えております。

◆(清水義人君) 今、さまざまな取り組みの中で、上方芸能まつりinミナミ、ことしの夏もありましたね。ちょうど御案内いただきましたので、私もオープニングの日に地域の方々約四十人ぐらいと一緒に行かせていただきました。済みません、お金払わないただのところに入れていただいて申しわけございませんでしたけども、地域の方々にも、あの施設、またこういう取り組みをしているんだということを知ってもらうために参加させていただきました。参加された方は大変喜んでいらっしゃいました。

 あのメニューを見ますと、ことしの分大変バラエティーに富んだメニュー、それから出演者もある意味メジャーな方々がおられると。ああいうものがチラシとか、それからマスメディアで紹介されることによって、確かに行ってみようという機運は高まってくる。あれをずっと続けられたら言うことないんですけど、なかなかそれができへんのが、特に平日なんかが難しいと聞いております。

 それと、展示室ですけども、これ初めて行ったとき、ああ、いろんなんあんねんなということで、もう一回行きたいなと思うかどうかが問題なんですね、このリピーター。その都度展示の内容が工夫されて、また今度違うものがあるんやというものになれば、また行ってみようか、次また違うのあるかもしれんでというふうになる、そういう魅力づくり、そういう面でもっと工夫していかないと、これは大変だなと。一体これ何人ぐらい来てくれたらこの運営経費、収入で賄えるねんということを一遍計算してみてえなと頼んだけど、まだ。いろんな試算の仕方があるみたいで、一遍ちょっとこれ研究しておいてください。

 というのは、目標をやっぱり持って、例えばこの平成十六年はこうやったと、次、平成十七年に向かうときに、大体お金払ってきてくれはる観客数このぐらいないといけないというある程度目標があると思うんです。料金設定も非常に細かくされているようですから、一概にぱんと出せない分があるかもしれませんけど、私、前の常任委員会でもお話しましたけど、やはりこうした事業というものはきちっとした目標を設定して、そのための取り組みはこうあるべきだというのをきちっと積み上げて検証すべきであるというふうに思っております。

 特に、入場者数がずっと五万人から六万人で推移している中で、これを例えば入場者数の収入でここまでしよう思うたらどれぐらいの数になるのか、ほんまにそれが可能なのかどうかということもきちっと見きわめていただきたいと。営業努力をしっかりした上で、それでもなおかつこれは大変なことだということになれば、この賃借料三億というのが、二億と減らしていただいてますけども、こうした大きな負担を抱えた事業であるだけに、抜本的な見直しに取りかからなくてはならない時期に来ているんではないかなと、こういうことを初めに指摘をさせていただきたいと思います。

 以上でワッハ上方、今回置かせていただきます

【 平成16年  9月 定例会本会議-10月04日-03号 】

◆(漆原周義君) 民主党無所属ネット大阪府議会議員団の漆原周義でございます。

(略)

 第四は、指定管理者制度と公の施設の改革についてです。

 多くの公の施設で平成十八年度導入を検討していますが、その際には事業遂行能力審査をどのように行うのか、事後での評価と取り消しを行うことができるのかなどの課題が解決されなければなりません。一定の指針が導入に当たって示されるべきです。また、この制度導入に際して、政策入札の考え方を取り入れ、事業のノウハウを持っているNPO市民団体の参画を図り、NPO市民との協働の事業を拡大すべきです。

 さらに、ワッハ上方の状況を一刻も早く改善すべきです。収入六千百三十万円に対して家賃二億八千三百八十万円、支出が四億七千百九十五万円という赤字体質であり、三億円近い家賃平成二十二年度末まで契約上払い続けることになっています。

 以上の三点については、早急に対応すべきと考えますが、指定管理者制度の導入については総務部長に、ワッハ上方の運営改善については生活文化部長にそれぞれ伺います。

◎生活文化部長(綛山哲男君) お答え申し上げます。

 まず、上方演芸資料館--ワッハ上方につきましては、より一層の利用促進を図る観点から、平成十五年度に上方演芸のみならず文化、芸術まで幅広い利用を促進するため条例改正を行いますとともに、上方芸能まつりinミナミなど集客力のある事業の実施により、ホール等の稼働率や展示室入場者数の向上に取り組んでまいりました。また、運営費につきましても削減努力を行い、賃貸借料では開設当初と比較いたしまして約二割、五千五百万円余りの縮減を図ってきたところでございます。

 今後は、運営コストのより一層の削減と収入の増加を図りますとともに、貴重な無形の文化である上方演芸を承継し、次代に引き継ぐ全国で唯一の施設として設置目的を最大限達成いたしますとともに、幅広い文化の発信拠点としての機能も果たし得るよう、指定管理者制度の導入など施設運営の抜本的な改善方策について検討してまいりたいと存じます。

【 平成17年 12月 定例会本会議-12月12日-02号 】

◆(東徹君) 自由民主党の東徹でございます。

(略)

 ところで、大阪といえば笑いの文化であるにもかかわらず、ワッハ上方の展示室はいつもがらがらで、閑古鳥が鳴いています。それは、目の前になんば花月があるのに、その客を呼び込む工夫ができていないからではないですか。磨けば光る観光資源を再度プロデュースし、PRすることにより、国内だけではなく世界からも観光客が訪れる方法を考えるべきですが、いかがでしょうか。

【 平成18年2月定例会教育文化常任委員会-03月13日-01号 】

◆(阿部誠行君) 予算をつぎ込めば文化が振興するかというと、必ずしもそうではないとは思います。ただ単にお金の問題だけではないと思いますけども、しかし予算政治の顔とも言いますから、大阪府が文化振興に対してどんなスタンスを持っているかというのは、文化課の予算にもそれはあらわれているというふうに思うんです。

 特に、文化課のその予算の中身を見ますと、ワッハ上方の運営費が四億数千万、文化振興財団、これはセンチュリーですけども、これが四億四千万、21世紀協会の負担金が四億余、それから大阪フィルハーモニー協会への運営補助あるいは貸し付けなどを含めますと一億四千万円というふうに、こうした運営補助だとか、あるいは負担金だとか、こういうのが予算のかなりの部分を占めているわけです。これはこれで必要でないとは言いませんけれども、しかし大阪府が独自に進める文化振興事業というのが、予算的には非常に窮屈な状況になっているように思うんです。

 例えば、本会議の一般質問で指摘がありましたけども、おおさか・元気・シリーズの事業負担、これも四千万ちょっとですけども、これが今回減らされるということもありますし、新進芸術家育成支援、あるいは市町村文化施設活性化支援事業、これも約三千四百万。額にすれば、他のそういう数億円の負担から見れば、大阪府が独自に進めている大事な文化振興事業は予算的には非常に窮屈なんではないかというふうに思うんです。この点についてはどう思われますか。

◎文化・スポーツ振興室副理事兼文化課長北野義幸君) 委員お示しの、確かに文化課のみの予算で約十九億程度の中で、挙げられましたワッハ上方の運営でありますとか、文化振興財団--センチュリーオーケストラですね、その運営費等で大きな額を占めているものが何点かあって、それ以外の独自施策の部分がという御指摘でございますけども、先生の挙げていただきました事業の中でも、やはりずっと継続して同じ団体に助成するということが決していいわけではないと思っております。

 それぞれ予算で増減がございますのは、私どもも一定見直しをさせていただいて、それぞれの趣旨から選択と集中を図らせていただいているということでございまして、一概に文化振興費をシーリングどおりに削っているというわけではないというふうに思っております。

【 平成20年  2月 定例会本会議-03月06日-03号 】

◆(西脇邦雄君) 出資法人の問題に移ります。

 ワッハ上方青少年会館、いろいろ見ていただきまして、我々も思いが同じのところがいっぱいあります。ワッハ上方がなぜあの場所にこだわらないといけないのか。家賃二億円の減額だけでなく、例えば吉本さんに譲渡して周辺との一体運営ができないものか。

【 平成20年7月臨時会教育文化常任委員会-07月14日-01号 】

◆(八重樫善幸君) 次に、府立上方演芸資料館ワッハ上方)について伺います。

 先日我が党の清水議員の一般質問において知事は、笑いの文化は大阪に必要不可欠と答弁されましたが、この笑いを大阪が誇る固有の文化として、その歴史や文化性を具現した施設がワッハ上方であると思っています。この間、ワッハ上方については、知事の公の施設改革でシンボリックな施設として新聞テレビなどで大きく取り上げられ、よくわからないが、確かになくてもいいのではといった不要論が大勢を占めていると思います。事実、代表、一般質問でも、他の施設に比べ取り上げられた回数が少なかった。

 そこで、またもそもそも論で恐縮ですが、この笑いという大阪固有の文化を資料館として整備する際にどのようなコンセプトを持って、どのような経緯で現在の場所に開設されることになったのか、しっかりと原点に返っての説明を求めたいと思います。

◎文化課長三枝泉君) ワッハ上方の設立の経緯及びそのコンセプトについて申し上げます。

 平成元年三月に砂川捨丸氏の御遺族から、師匠愛用の鼓が大阪府に寄贈されたことをきっかけに、上方演芸保存振興事業のあり方を検討することとなりました。平成二年一月に在阪民放各社、NHK新聞社演芸人、学識経験者等で構成する上方演芸保存振興検討委員会を設置いたしました。平成四年三月に上方演芸を残す、楽しむ、そして挑戦するという三つのコンセプトを具体化するための基幹となる上方演芸資料館の設置が提言されました。

 そして、資料館の立地条件としまして、子どもから高齢者まで幅広い人々が気軽に訪れることができる交通の利便性と上方演芸ゆかりの地であることが示されました。

 これを受けて、テナント形式で資料館を設置することとし、複数の不動産業者と難波周辺の数カ所で協議を進めておりましたが、最終的に現地に資料館の立地が決まりました。平成五年に当時の中川知事吉本興行との間で合意し、平成八年十一月に府立上方演芸資料館としてオープンしたところでございます。

◆(八重樫善幸君) ただいまの御答弁の中でも、ワッハ上方はその対象子どもから高齢者までの幅広い層を対象としており、努力されてきていると思います。ともすると、ワッハ上方芸能プロダクション芸人のためにあるかのように誤解されている面がありますが、もっと子どもたちを巻き込んだ取り組みを進めるなど、笑いの力を社会に生かしていく施設として訴えることはできないのか、お聞きしたいと思います。

◎文化課長三枝泉君) 展示室では、今週の木曜日から子どもたちのための特別展を開催する予定でございます。これは、紙芝居クイズを取り入れて、子どもたちに楽しく落語を体験してもらうものでございます。このほか、親子で落語を体験するふぁみり寄席も毎月実施しており、落語の小道具の使い方や小ばなしなどをプロ落語家に教えてもらい、家族間でのコミュニケーションづくりに役立っているところでございます。

 また、地元商店街タイアップして修学旅行生を受け入れ、商店街での商売体験とともに、ワッハ上方において上方演芸に触れてもらう取り組みを進めております。昨年度は、二千五百人以上の修学旅行生が訪れ、全国各地の子どもたちに厚みのある大阪文化をPRしたところでございます。

 一方、ワッハ上方の持つ笑いのノウハウ府民の方々の健康に役立てようと、笑いと健康パック派遣事業を実施しております。これは、病院福祉施設などに笑いの効用についての講師プロ芸人さんなどを派遣し、笑いの持つ力を健康づくりに活用している事業でございます。委員お示しのとおり、こうした事業についてより一層のPRに努める必要があると考えております。

◆(八重樫善幸君) ワッハ上方については、今回のPT案が出されてから、吉本興行からさまざまな提案もありました。一つは、賃借料の半減--現行の二億八千万から一億四千万へ大幅削減する案が出されています。二点目は、この半額値引きを来年度からでも実施できる。これは契約を変更しての提案ですので、破格の提案と言えます。三点目には、イベントの共催と資料館への動員増の具体的な支援を行うとのことです。今のプログラム案では、展示機能とホール機能を分けてしまうことになってしまいますが、この機能は一体的でないと意味がないと思います。生活文化部長に改めて見解をお伺いしたいと思います。

◎生活文化部長(南部英幸君) ワッハ上方についてでございますけど、ワッハ上方が幅広い年齢層に応じまして、大阪文化の一端を紹介してきたということについては事実でございます。施設機能を現地で維持していくということにつきましては、なお多額の費用が必要になるということで、私どもこれまで知事副知事、PTチームともさまざまな議論を行ってまいりました。ただ、展示機能と演芸ライブラリー機能を存続するということで、平成二十二年度末までに府有施設等への移転ということになったものでございます。

◆(八重樫善幸君) また、ワッハ上方存続の議論の中で、今のミナミにあることがどうかという議論があります。しかし、それなら大阪府内でお笑いの文化を発信するのにほかにどこがあるというのでしょうか。キタでも本町でも、間違っても大手前でもないと思います。今の場所にもし大阪府が今の全く同じ規模で四階建ての施設を建設したとしたら、どれぐらいの費用が必要だったのか。推定で百十七億との試算もあります。現在の賃借料は、庶民感覚からすると確かに高いとは思いますが、もし当時起債して建設していれば、府にとってもっと大変な借金として残っていたことでしょう。

 私は東北生まれですが、大阪人にとって最も大阪人たらしめている世界最強の資質、よいことも悪いことも、つらいことも難しいことも、すべて笑いで乗り越えていく、お笑いというすばらしい文化を世界のどこにもないすばらしい資料とともに残し、また誇りを持って子どもたちに引き継いでいく、ワッハ上方という遺産を残していっていただきたいとの願いを込め、改めて知事に質問をさせていただきたいと思います。

【 平成20年7月臨時会教育文化常任委員会-07月16日-02号 】

◆(山本陽子君) 現地存続のための方策府民、そして関係者みんなで探って、さらによく議論をしていこうということを申し上げておきます。

 この問題は、また知事にもお願いしたいと思います。

 最後に、上方演芸資料館ワッハ上方)、センチュリー交響楽団の件について要望いたします。

 ワッハ上方は、二〇一〇年度末までに展示、ライブラリー機能のみに縮小し、府有施設等へ移転するということです。平成七年、当時の中川知事NHK大阪放送局の局長が、そして平成八年には山田知事--ノック知事ですね--と朝日放送柴田社長が取り交わした協定書があります。内容は、第一条に、府が実施する上方演芸保存振興事業に賛同し、制作した放送番組を府が複製することを承諾するとあります。第二条には、大阪市中央区難波千日前に設置する大阪府上方演芸資料館において、営利目的としない上映または再生に限り使用することができるとあります。学芸員を置いて、笑いという上方伝統文化を恒久的に後世に残すため、大事にすべき施設だと思っています。関係者とも十分話し合っていただいて、一方的な移転縮小は見直すことを要望しておきます。

ワッハ上方の闇3

ワッハ上方の闇2

http://anond.hatelabo.jp/20090731032622

の続き。

大阪府議会会議録より

http://www.pref.osaka.jp/gikai/discuss/index.html

【 平成14年度会計決算特別委員会-11月20日-07号 】

◆(梅本憲史君) 先ほど文楽に対する思いを両部長を含めて、御堂筋パレードも含めてのお話かもわかりませんが、御意見といいますか御感想みたいなのがあったので、あらかじめちょっとこっちの方についての御感想も最後に聞きたいなと思いながら、事前に通告だけしておこうかなと、こう思っております。

 とりわけ、三時前でございますが、先ほど来よりは大分肩の荷をゆっくりとおろして、情緒的な話で終わりますので、ゆっくりとひとつお聞きいただいたら結構だと思っております。

 そこで、ワッハ上方活性化について、まず御質問させていただきます大阪に根づく文化の振興を図る観点から、ワッハ上方について幾つかの御質問をさせていただきたいと思います。

 大阪には、大阪で生まれ育ち、先日、国連教育科学文化機関--ユネスコ世界無形遺産として宣言された人形浄瑠璃文楽を初め、世界や全国に誇るすばらしい文化が数多くあるのは御案内のとおりでございまして、またその中の落語漫才講談といった上方演芸も、その一つに加えさせていただいていいんだろうと思っております。

 上方演芸は、大阪の庶民生活に深く根づいた貴重な文化であり、かつて道頓堀に中座など五座が林立し、上方文化の拠点として隆盛を誇ったころは、大阪に活気があったように思います。今、大阪が元気を取り戻し再生するためには、上方演芸など大阪ならではの文化の振興が不可欠であると思いますのは、私のみではないだろうと思います。

 その上方演芸の振興拠点として平成八年十一月に設置されたワッハ上方については、本年四月からの条例改正に関する議論を初め、ここのところ毎議会何かと話題になる施設でありまして、生活文化部平成十四年度歳入歳出決算資料などの提出資料を見ると、歳入が約五千三百万円、歳出が約四億四千六百万円と、四億円近い収支差額がございました。歳出の六七%に当たる約三億円を施設の賃貸借料が占めておるわけでございます。ここ数年の状況を見ても、一定の歳出削減努力というものの形跡は見られるものの、歳入に大きな変化は見られません。

 文化振興には一定の費用が当然必要であり、費用面だけをとらまえてその必要性を判断するのは、偏った物の見方であると言わざるを得ないのでありますけれども、四億円に及ぶ収支差を持ったままで施設をこのまま継続することの是非は、やはり議論を尽くす必要があろうと思います。

 そこで、大阪府は、そもそもこのワッハ上方の収支をどのように計画をしておられたのか、そしてそれは現実に実現をできたのか、まずお聞きをいたしたいと思います。

◎文化課長(合川正弘君) 設立当初におきます上方演芸資料館--ワッハ上方の収支の経過についての問いでございますので、お答えさせていただきます

 ワッハ上方を計画し、設置いたしました当時といいますのは、バブル経済の崩壊後ということになっておりますけれども、まだまだ各地のさまざまな施設の計画なんかでは、強気の見通しが一般的であったというふうな時期であろうかと思います。当時の資料に当たりますと、施設の賃貸借料と、それから運営に当たります人件費を除きます運営費、これについては、施設の収入ということ、これは入場料の収入それから施設の貸出料の収入、これで賄おうというふうな考え方を立てておりました。

 ワッハ上方は八年の十一月に開設でございますので、平年ベースとなりました、平成九年度の決算で見ますと、収入額といたしましては一億百六十六万円余り、それから支出額で六億一千八百三十二万円余りということで、この支出のうち賃貸借料と人件費を除きます運営費ということになりますと、一億七千百九十六万円余り。これを賄うという収支差でいきますと、七千三十万円余りということでございました。

 その同じ数字を十四年度の決算ということで見ますと、収入額で五千三百八万円余り、支出額で四億四千六百七十万円余りでございまして、賃貸借料と人件費を除く運営費ということで見ますと、一億三千七十一万円余りということで、ここの収支差が七千七百六十三万円余りということになりまして、こういった状況につきましては、残念ながら開設以来ほとんど変わっていないということでございます。

◆(梅本憲史君) 施設の賃貸借料と人件費を除く運営費については、施設の加入で賄うという設置当初の目標は達成をできていないということであります。

 そこで、運営費に関し、これまで講じてきた収支改善策とその実績をお聞きをいたしたいと思います。また、今年度の状況もあわせて御説明を賜りたいと思います。

◎文化課長(合川正弘君) ワッハ上方の運営費のこれまでの収支の改善策についてお答えいたします。

 まず、平成十二年度には、展示室の入場料を大人が八百円でありましたものを四百円にするといったように、半額にするという条例改正を行いました。また、十五年度からは、ホールの使用料に演芸以外の文芸に利用するというときに、一般の利用の場合の六〇%とすると。これは、もともと演芸利用には五〇%というのがありましたが、新たな区分で六〇%というものをつくり、こういう条例改正を行いまして、施設の利用促進につながる、こういう環境の整備を行ったところでございます。

 また、事業というふうなことでは、若手芸人によります漫才とか、あるいは落語などを生で楽しんでいただくということで、展示室の中に置いております上方亭における上方ライブというようなものとか、あるいはお笑い体験教室ということで、素人の方がプロの方の芸を、昔をなぞってみると、体験する、そういうふうな事業などを積極的に実施しておりまして、展示室の魅力向上ということに努めております。

 また、開館以来、館長には民間人の方を登用させていただいておりまして、府民ニーズを的確にとらえた柔軟な施設運営を行えるようにと、そういうように考えておりまして、施設の利用促進にはずっと努めているところでございます。

 さらに、施設管理費用の一般的な管理費の見直しにも積極的に取り組みまして、開設当初の平成九年度と平成十四年度で比較いたしまして、四千百二十五万円余りは縮減しているということでございます。

 しかしながら、一方で収入につきましては、先ほど申し上げましたように入場料を下げたこととか、あるいは最初のころはやはり相当たくさんお客さんに来ていただいたわけですけれども、最近ちょっと低迷といいますか、ちょっと落ちついた数字になっているといったことでございまして、同じ時期の収入で見ますと、四千八百五十八万円、九年度と十四年度を比較して下がってございます。こういったことで、収支差の改善につながっておらないというのが十四年度までのところでございます。

 一方、平成十五年度から、先ほど申し上げましたように条例改正の効果もございますし、さらに運営経費の削減ということにも努めております。そういったことで、展示室の入場者数でありますとかホール稼働率などが、平成十四年度から十五年度にかけては一〇%程度改善する見込みということを予約などで見込んでおります。収入も、そういうことで五千九百万円程度確保できるという見込みになってございまして、収支差の改善の方も一定進んでくると、こういうふうに見込んでおります。

◆(梅本憲史君) 運営費の縮減問題とともに、もう一つは、ワッハ上方の収支差が縮まない大きな原因としては、その支出の七割弱を占める賃貸借料の問題あるいは人件費の問題もあると思いますけれども、これまでの削減の実績を教えてください。

◎文化課長(合川正弘君) ワッハ上方の運営費以外のこれまでの収支の改善ということでございます。

 まず、賃貸借料でございますが、入居いたしておりますビルの貸し主と精力的に家賃交渉というのを行っておりまして、開設当初約三億四千万円ほどございましたものを、十四年度で三億円を切る二億九千八百万円強というふうなことで、四千七十二万円余りの縮減を図ったところでございます。今後も精力的に交渉して、家賃相場の下落といったこともございますので、その縮減に努めていきたいというふうに考えております。

 また、人件費につきましては、ワッハ上方は開設当初からは文化振興財団の方に委託するという形でやっておりましたが、十四年度から府が直接運営するというふうなことにあわせまして、職員定数の見直しとか、あるいは非常勤化というふうなことを図りまして、開設当初と比較いたしまして四千八百四万円余りの縮減を図っているということでございます。

◆(梅本憲史君) これまでの説明をお伺いいたしておりますと、当初の収支計画見込みは外れ、今後もその達成の見込みはないというふうに思われますし、またこれまで行われてきた収支改善策も、その抜本的な改善策とはなっておらないようでございます。

 それならば、原点に立ち返って、文化振興施策におけるワッハ上方の位置づけというものを一から考え直してみてもよいのではないかと私は考えるんです。ワッハ上方においては、落語漫才講談などの上方演芸の公演がほぼ毎日開催をされておる。また、お笑い体験教室や上方ライブなどの大阪ならではとも言えるユニークな独自事業も、継続的に展開をされておられる由です。ことしの夏には、上方で生まれ、はぐくまれてきた雅楽、能、狂言上方舞、上方演芸や、府内の各地で伝承されてきた地域伝統芸能などを一堂に集めた上方芸能まつりinミナミが開催され、盛況であったようにお聞きをいたしております。これらの上方の文化に触れた府民の中には、閉塞感が漂う実社会にあって、つかの間とはいえ、心にゆとりや潤い、あすに生きる元気を感じた人は少なくないだろうと思われます。このことは、なかなか目に見えるものではなくて、ましてやお金や数値であらわすことも極めて困難なことだと思いますけれども、この効果はやはり正しく評価をされなければならないものであろうと思います。

 ワッハ上方は、そのような意義や役割を担う施設としてのあり方を位置づけられるべきであると思いますけれども、どのようにお考えになっておられますか。

◎文化課長(合川正弘君) お示しのとおり、上方演芸、これは庶民の生き生きとしたエネルギーの中ではぐくまれてきたと、こういう伝統歴史を持っております。また、その時々の世相とか風俗を巧みに織り込みながら、社会情勢の変化とともに変わってきたこういうふうな庶民文化の代表であると、こういうふうに考えております。

 ワッハ上方は、こういった貴重な無形の文化であります上方演芸継承し、次代に引き継いでいくということで設置いたしております全国で唯一の施設でございます。今後とも、さらなる収支改善を図りましてより効果的な運営に努めまして、さらに多くの府民に親しまれる、こういうふうな施設になるように努力していきたいと、こういうふうに考えております。

 ワッハ上方のあり方ということにつきましては、来年度、全庁的に大阪府の行財政計画案が改定されるということになってございまして、その中で検討させていただきたいというふうに考えております。

◆(梅本憲史君) これまでの今の議論をやっておりますと、従前からおやりになっておられることと大層変わりはございませんので、少しお答えにくいから、要望としてお話をしておこうかなと思うんですが、収支改善にたゆまぬ努力をなさるということは、これは当然のことでございますので、このことはどの質問の中にも含まれておることだろうと思うんです。

 しかし、本来、丸々投資をなさってビルをお建てになられて、そこへこういう施設をということになりましたら、賃貸料というのは当然要らないわけでございます。賃貸料というのは相手があることでございまして、何回かの改定もやってこられたようですし、今の御答弁を聞いておりましても、一つの近隣の値下がりというのも含めての交渉の由はあるのかなという気もいたしますけれども、これも今申しますように相手があることでございます。

 先ほど、これは一般会計に出ておるものですから、少し意味合いが違うかもわかりませんが、文楽あるいは能、雅楽等々と同一の地位に昇格させてみてはどうか。そういう意味合いで言うたら、補助、助成ということも考えなければならないかなと、こう思います中に、例えば先ほど文楽に本府が三千七百四十四万円でしたか、当初は五千万円ぐらいあったんですね。それから大阪市の方で五千二百万円ですか、ひょっとしたら多少減額があるかもわからんというお話でございますが、一億円を超すお金が当初はあったというようなことでございました。

 これ、その価値にかえるというのは難しいということは申し上げましたけれども、例えばそういうものを初めからこの金額から特化してというか変えて考えますと、今までですと、一合目から上の方を見ておりますので、頂は雲に隠れておるということもあるかもわかりません。なかなか改善努力をなさっておられても、先の見えない話でございますので、少し励みがなかったのかと思うんですが、これが、例えばそういうものに換算をさせていただいて、そのものを除外していただきますと、五、六合目ぐらいまで上がったのかいなと。そうすると、雲の間から少し頂が見えるといいますか、改善の黒字の色が見えてくるのかなという気もいたしますので、そういうことも含めて、少しそういう換算といいますか、一回積算をなさって、このことを大読みすることは非常に難しいかもわかりません。しかし、委員からもそのような話があったということを頭に入れていただきまして、ひとつ一層に励みを持って改善をしていただくということが大事だろうと思います。

 周辺に非常に力のある商店街--道具屋筋、あるいは黒門、千日前戎橋等々の商店街も含まれて、あるいは上方芸能、大衆芸能メッカである吉本等もございますので、ひとつその地域性を生かされた連係プレー、循環型の連係プレーをおとりになったらどうか。あるいは読売の、マスコミ御出身の民間の館長さんがおられるようでございますし、非常に熱心に、非常勤でありながら常勤並みにお勤めになっておられるというようなことも漏れ聞きました。どうぞひとつその媒体も通じて、ワッハ上方再生に大きくお力添えいただきますようにお願いを申し上げたいと思います。

ワッハ上方の闇2

ワッハ上方の闇1

http://anond.hatelabo.jp/20090731030837

の続き。

大阪府議会会議録より

http://www.pref.osaka.jp/gikai/discuss/index.html

【 平成11年9月定例会文化労働常任委員会-10月13日-01号 】

◆(漆原周義君)

続きまして、先日我が会派の代表質問におきましても質問させていただきましたワッハ上方について若干お尋ねさせていただきたいと思います。

 府立上方演芸資料館、いわゆるワッハ上方についての抜本的な改善策について代表質問でお伺いいたしましたけれども、その際運営面では種々工夫を凝らして頑張っているようではございますけれども、私はまた少し切り口を変えて、経営面についても質問させていただきたいと思います。

 まず初めに、代表質問にもありましたけれども、平成十年度における年間約二億円の持ち出しについて、その内容をお示し願いたいと思います。

◎文化課長田中寛君) 平成十年度におきますワッハ上方の収支状況についてでございますが、まず支出についてでございますが、ワッハ上方を運営するための管理経費につきましては、資料館の冷暖房などに費やす光熱費、また演芸ホールやレッスンルームの舞台技術関係でございますとか、展示室の受け付け、案内業務を行う業務の委託費などを中心にいたしまして約一億四千六百万円を支出しているところでございます。その他同資料館の管理運営及び貸し館や自主事業に従事する職員の人件費に約一億一千三百万円を要しておりまして、合計二億六千万円の支出となっております。

 収入の方でございますが、一方演芸ホールやレッスンルームの貸し館に伴う使用料や展示室の入場料の収入がございまして、これが六千八百万円となっておりまして、その収支差額、すなわち持ち出し分といいますか、これは一億九千二百万円というようになっております。

◆(漆原周義君) ただいまの答弁では、全体の運営費に占める人件費が大変多いように思います。代表質問の際、生活文化部長答弁の中で、民間人材の活用を図りながら経営改善を図るとありましたけれども、その具体策についてお示し願いたいと思います。

◎文化課長田中寛君) 現在ワッハ上方の人員につきましては、まず館長が上におりまして、その下に副館長と、それからその下に演芸課長という名前の者がそれぞれ管理職でおりまして、その下に管理それから事業を担当する者がそれぞれ五名、三名という形でおるところでございます。それとあと側面的なサポートということで、資料館という特殊性がございますので、資料の収集だとか、その収集した資料の分類とか整理とか行う上方演芸専門の非常勤スタッフがおります。これが民間放送局のプロデューサー出身の方々などで合計五名--参与という名前の方でございますが、そういう方々がおられます。このうち、先ほど言いました館長が非常勤職員でございます。それから、先ほど言いました上方演芸専門の非常勤のスタッフが、これも民間から来ていただいているという方でございまして、開館時より民間人材をこのようにして登用してまいったところでございます。

 また、本年四月から主に展示室への集客のための営業を目的といたしまして、民間からセールスプロモーターという方を一名いただきまして、各方面へのワッハ上方のPRや団体客のあっせん活動を行っているところでございます。

 今後は、これらの民間からの人材登用に加えまして、事業の企画や実施にかかわる専門性を要する分野などにつきましても、広く外部からの人材を受け入れることにして、業務内容とあわせまして経営面からも効率の高い運営に努めてまいりたいと存じております。

◆(漆原周義君) もとよりワッハ上方は、古くから庶民に親しまれてきた上方演芸の保存と振興を図る拠点として設立されたものであり、その意味からも経営面だけをとらえてその運営の改善を図れるものではないということはわかります。言いかえれば、行政だけの力では及ばない部分を広く府民の力をおかりして支えていくような施設づくりが大切ではないかというふうに考えます。

 ワッハ上方では、先月から展示室にボランティアガイドを導入したようでありますけれども、こうした事業面だけではなく、館の運営面でも民間の活用を図るべきではないかというふうに考えております。先ほどNPOとの協働見解をお伺いさせていただきました。昨年施行されました特定非営利活動促進法、いわゆるNPO法で認定された団体などを活用することもその一策ではないかというふうに考えておりますけれども、いかがでしょうか。

◎文化課長田中寛君) お示しのように、ワッハ上方では、展示室の来場者に対しまして、楽しく、わかりやすく鑑賞していただくということで、府民を中心にボランティアガイド募集いたしましたところ、五十五名の方が応募いただきました。先月から現在そのうちの四十一名の方々に活動をしていただいているところでございます。今後とも、こうした市民レベルの活動と連携を図りながら、府民に親しんでいただける施設の運営に努めますとともに、お示しのNPO法で認定された団体の活用につきましても、その方策等について研究、検討してまいりたいと存じております。

◆(漆原周義君) 文化は、伝統やその性質上、財政問題と切り離して考えなければいけない分野であるというふうに言われることもありますけれども、今日の府財政財政再建に取り組んでいる現状を見てみますと、やはりその経営改善につきましても真剣に取り組んでいただきたいなと。その中から多くの府民の皆さん方に親しまれる大阪の文化の拠点がワッハ上方であるというふうな形で思われますように、これからの尽力を心からお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます

【 平成12年9月定例会教育文化常任委員会-10月12日-01号 】

◆(西原みゆき君) 次に、ワッハ上方についてお尋ねをしたいと思います。

 府立上方演芸資料館ワッハ上方が開館してやがて丸四年を迎えますけれども、ことし入場料を半額にいたしました。その効果はどうだったのか、効果はあったのか、こんな点でまずお尋ねしたいと思います。

◎文化課長(冨岡久生君) ワッハ上方の入場料の引き下げについての効果についてでございますが、具体的な効果と申しましても、入場者数の増加を図るという意味での入場料の引き下げですので、四月以降の入場者数の動向についてお話をさしていただきたいと思います。

 ことし四月以降の入場者数でございますが、八月末までの状況を申し上げますと、総入場者数が二万四千三百十一人となっておりまして、これは前年の同期の入場者数一万九千四百九十八人と比較いたしますと四千八百十三人、二四・七%の増加となっております。このうち有料の入場者数で見ますと、二万二千九百三人となっておりまして、前年度の入場者数一万八千四百六十八人に対して四千四百三十五人、二四%の増となっております。

◆(西原みゆき君) 展示室の入場者は、開館後の九七年丸一年間で十万三千人おられたのに対して、九九年、昨年四万三千人、四割に減りました。入場料の値下げによりまして、昨年同期との比較で今二四%ふえたということでしたけれども、ピーク時の半数なんですね。抜本的な打開策が今必要なのではないか、このように考えますが、いかがでしょうか。

◎文化課長(冨岡久生君) 入場料金について申し上げますと、従来の入場料金は入場者から、また府議会の御意見としても高いのではないかとの指摘がございまして、この辺を踏まえて今年度当初に改定をしたものでございます。

 集客のアップにつきましては、従来から実施しております在阪百貨店友の会等とタイアップを始めまして、昨年からは上方亭を活用した演芸ライブ公演、あるいは上方演芸にまつわる演芸ミニ講座などを実施しておりますほか、来場者に展示資料内容を楽しく、わかりやすく説明するボランティアガイドを導入しまして、今年度も引き続き集客に努めておるところでございます。

 今後とも、上方演芸の保存と振興を図り、府民上方演芸に親しむ場を提供する、こういう設置の趣旨にのっとりまして、収蔵資料を活用した特別展示の開催など、展示内容の魅力向上に一層努めますとともに、旅行会社などとの連携を強化しまして集客を図るなど、さらに入場者の確保に努めてまいりたいと、このように考えております。

◆(西原みゆき君) 私どももこ上方演芸資料館の設立にも、そして昨年の料金値下げにも賛成をしてまいりました。でも、その立場から、展示場である以上、上方文化の埋もれた資料を掘り起こし、展示し、府民にその時代に立ち戻って上方文化の歴史を親しんでもらえる、そういう施設として一層発展してほしいと思っています。

 その立場から、三つの点を提案をしたいと思うんですけれども、まず一つは、この演芸資料館、お笑いの分野にとどめず、例えば文楽とか、それから上方文化とか人形浄瑠璃、こんなのはほんの一例ですけれども、ほかにももっといろいろあるかと思いますけれども、大阪の文化、芸術歴史を取り上げる方向で資料の収集の対象を広げてはどうか、こういうことが一つ。

 もう一つは、そういう資料をきちんと分類し、そして魅力ある展示をするためには、やはり専門的な視点が必要ではないか。学芸員を配置することも必要なのではないか。

 第三は、今までも集客についていろいろ御苦労されているとお聞きいたしましたけれども、さらに知恵を出していただかなければなりませんけれども、年に何回かお笑い以外の分野の特別展示などを広く上方の文化に携わってこられた方々にも足を運んでもらって参加層を拡大をしていく、こういう方向もあるのではないか、こんなふうに考えますが、いかがでしょうか。

◎文化課長(冨岡久生君) ただいま御提案のありましたお話ですが、まず一点目の展示内容、収集資料等についての対象範囲を広げて歌舞伎文楽といったお話でございますが、これまでワッハ上方が各方面から寄贈を受けまして収集してまいりました資料は、漫才落語にまつわるものが中心となっております。お示しいただきましたような歌舞伎文楽等の資料につきましては、一部の文献などに限られておりますけれども、これらの資料は展示室のライブラリー活用して入場者の方々にごらんいただけるようにしております。

 二点目の学芸員の配置についてでございますが、ワッハ上方には設立時から上方演芸に造詣の深いマスコミ出身の非常勤の参与でありますとか造詣の深い専門員を配置して運営をしてまいったところでございますが、昨年からさらに非常勤の学芸員を配置いたしまして、その体制を強化したところでございます。

 三点目の内容の拡大等でございますが、先ほどの対象範囲を広げるというお話もございましたが、先生の御提案の趣旨をも踏まえまして、展示室の魅力向上のために創意工夫を重ねてまいりたいと、このように考えております。

【 平成13年2月定例会教育文化常任委員会-03月13日-01号 】

◆(山本幸男君)

では、最後に、四点目のお尋ねを申し上げます。四点目は、ワッハ上方経営改善についてでございます。

 多くの方々も新聞でごらんになったかもわかりませんが、実は本年の一月十九日付の読売新聞に「ワッハ上方笑えまへん、客入らず赤字五億円」と、このような大きな活字が躍った記事が出ておりました。私の周りの方々も、たまさかこの記事を読まれまして、山本さん、これは一体どうなってまんねんというふうなお尋ねが幾つかございました。

 考えてみますと、今日の中で、これはやはり一般紙さんの記者の方の思いを込めた記事でございますから、その扱う記事のレイアウト、活字の内容、いろんな部分は、当然各紙各様違うかもわかりませんが、この一月十九日の読売さんの記事では、今申し上げたように、客入らず赤字五億円、これだけが大きく躍っておったわけでございます。当然当局の方々は、今日まで足かけ五年を迎えようとしているこのワッハ上方、さまざまな意味経営の御努力に汗をかいてこられたと思います。まず、その点をお伺いいたします。

◎文化課長(冨岡久生君) 平成八年にワッハ上方オープン以来、平成九年、平成十年と展示室への入場者が前年の半減という状況が続き、御指摘のような収支状況にございます。これまでの間、全般的な経費の節減を初め、展示室の魅力づくり、あるいは集客のための工夫とか、考え得るさまざまな取り組みを行ってまいりました。

 具体的にその幾つかを申し上げますと、まず魅力ある展示室づくりといたしまして、展示室内でのライブ公演の実施や、入場者に展示内容を楽しくわかりやすく説明するボランティアガイドの導入などを平成一年度からやっております。

 また、集客対策といたしましては、平成十年度から大阪市交通局の共通一日乗車券利用者への割引対象施設への位置づけ、それから一年度にはなんばグランド花月との入場セット券の販売、十二年度には大阪府内の小中学校約千五百校に利用案内を送付するなど、団体客誘致の方策を講じてきたところでございます。また、同じく平成十二年度からは、展示室の入場料が高いという利用者の声が多かったことを踏まえまして、入場料を半額に改定をいたしております。

 また、経費の削減につきましては、平成一年一月から、開館時間や休館日を効率的に設定することによりまして光熱水費の節減、あるいは十一年の九月からは、先ほど申し上げましたボランティアガイドの導入によりまして、展示室内の案内業務委託費を縮小しております。また、人件費につきましても、平成一年度には職員一名を非常勤化し、平成十二年度には三名を外部委託化するなど、経費の節減に努めてきたところでございます。これらの結果、平成十二年度、今年度は、平成九年度と比較しまして約三千万円の経費節減を見ております。

◆(山本幸男君) 今、ある面では御努力の一端を御報告いただきました。本当に現場の方々は、さまざまなお声を正面から受けられながら、全力で頑張ってこられた。その意味では、敬意を表する次第でございますが、一方ではやはりそのような問題が色濃くいまだに残っているわけでございます。入るをはかり出るを制すという御努力は、今後も大いにしていただけると思いますが、私は次の三点から提言風に申し上げたいと思います。

 まず、一つは、経営能力にたけた民間人の登用というのが一つでございます。

 二つ目は、府の出向職員、現在七名の方が出向いておられますけれども、この府の出向職員を含めた人件費の一層の削減、府の出向職員は現在七名でございますが、私は、勘どころを押さえる方々だけでもいいんじゃないのか、こんな思いもしております。そういうことで、二番目は人件費の一層の削減でございます。

 三つ目は、ある面ではその地域相場ということもございましょうが、やはり家賃を安くするための御努力、いわゆる賃借料改定協議を一層進めていただく、この三点を強く提言風に申し上げますが、この点いかがでしょうか。

◎文化課長(冨岡久生君) ワッハの経営改善について三点の御提言でございます。

 まず、一点目の経営能力にたけた民間人の登用ということでございますが、一般的に申しまして、公共施設経営運営に当たりましては、施設の公共性にかんがみまして、府民が利用しやすい料金設定を行うと、こういう必要性がございます。しかしながら、そのような公共施設の運営におきましても、営利企業における経営感覚の導入は必要であるというふうに強く感じておるところでございます。先生お示しのような、経営感覚にたけた民間人の登用を直ちに行うことは困難な面もございますが、例えば民間経営コンサルタントの御助言をいただくなど、御提言趣旨を生かせるよう取り組んでまいりたいというふうに存じます。

 二つ目人件費の一層の削減についてでございます。先ほどお答え申し上げましたように、職員につきましては、十一年度に一名を非常勤化し、また平成十二年度には三名を外部委託化することなどによって、人件費の削減を図ってきたところでございます。平成十三年度には、さらに一名を外部委託化することとしております。今後も、引き続き常に業務内容に見合った効率的な人員体制になっているか、職員の人数、外部委託化、非常勤化といったことに目を配りながら、人件費の削減に向けて努力してまいりたいと考えております。

 三点目の賃借料の問題でございますが、ワッハ上方は、演芸ホールなどを有する特別な仕様構造といいますか、そういった施設でありまして、賃借料についてはほかの通常の民間テナントビルと単純に比較することはできないというふうに考えております。しかしながら、少しでも支出を抑えるという観点から、貸し主であります吉本興業株式会社に対して、平成十年度から賃料減額の申し入れを行ってきておりまして、その結果、十一年度には約千三百万円、十二年度には約千二百万円の賃借料の減額を見たところでございます。

 今後も、引き続き賃借料の縮減のため、現在も値下げに向けまして協議継続いたしておるところでございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

【 平成14年  5月 定例会本会議-05月27日-03号 】

◆(漆原周義君) 民主党府民ネットワーク府議会議員団の漆原周義でございます。

(略)

 次に、府立上方演芸資料館ワッハ上方の運営についてお尋ねいたします。

 ワッハ上方は、大阪文化の一つである落語漫才浪曲講談などの上方演芸を時代の変遷につれて風化することのないよう保存し、後世に引き継ぐとともに、時代にふさわしい新しい上方演芸創造を促して大阪文化の発展に寄与するため、平成八年十一月に設置された施設ですが、全国的に見ても特色ある施設であります。オープン以来ことしで六年目を迎えていますが、これまで毎年運営費を含め年間約五億円の一般財源ワッハ上方の運営に投入されてきました。ワッハ上方は、賃貸借物件という施設の性格から、平成二十二年度までの賃貸借期間中、この施設を維持するには毎年これまでと同額程度の一般財源支出していかなければならないことは明らかです。大阪府の危機的な財政状況と時代が求める行財政改革を推進していく中で、今後のワッハ上方の運営をどのように考えておられるのか、知事御所見をお伺いします。

 また、知事は、行財政計画案の中で、文化の振興なくして大阪再生はあり得ないと明言されています。文化の振興には一定の財政負担は必要ですが、文化施設を効率的に運営するための不断努力を怠ってはなりません。ワッハ上方の現状を見ますと、ホール稼働率が伸び悩んでおり、これを打破する対策が急務となっています。そのために、例えば演芸に利用する場合とその他の用途で利用する場合で使用料に二倍の差が設定されている現在の料金体系を一本化して広く利用者の増加を図るなど、ホールのあり方について条例改正も含めてさまざまな角度から検討する必要があると考えますが、生活文化部長の御所見をお伺いします。

【 平成14年9月定例会教育文化常任委員会-10月17日-02号 】

◎文化課長(合川正弘君) 文化課の予算でございます。額的に申し上げますと、平成十四年度の予算では二十一億七百九十八万七千円となってございます。その内訳で、主なものでございますけれども、大阪センチュリー交響楽団の運営補助といたしまして五億二千二百八万二千円、府立上方演芸資料館ワッハ上方の運営といたしまして四億九千五百九十七万六千円、財団法人大阪21世紀協会への負担金四億二千三百一万三千円、社団法人大阪フィルハーモニー協会への貸し付け及び補助金で一億六千九百三十万円になりまして、残りが五億円ほどですが、それも文化情報センターでございますとか現代美術センターの施設の管理運営費、その他文化事業に関する助成制度でございますとか顕彰事業、あるいはことしから始めました元気・クラシック事業など、厳しい財政事情の中で、ことし初めてやったような事業も生み出しておりますけれども、ぎりぎりの施策選択をしたものとなってございます。

◆(東武君) 言うなれば、がんじがらめになってしまって、センチュリー交響楽団、これは固定費ですね。最初、文化振興基金が百億あったと。それがずうっとこれを使ってきて、今現在四十億円ぐらいじゃないですか。これはこれで要るわけでしょう。ワッハ上方資料館ですね、これも約五億円ほど要ると。吉本さんに払う家賃ですね。これは必ず払わないかんわけでしょう。これは幾らですか。

◎文化課長(合川正弘君) ワッハ上方賃貸料でございますが、三億円を少し切る額で、二億九千万強でございます。

【 平成15年  9月 定例会本会議-10月02日-03号 】

◆(松田英世君) 民主党無所属ネット議員団を代表いたしまして、一言ごあいさつを申し上げます。民主党松田でございます。

(略)

 続いて、ワッハ上方のあり方について申し上げたいと思います。

 ワッハ上方は、上方演芸の保存、振興の拠点施設として平成八年十一月にオープンしました。入場者数については、一時的に低迷をいたしましたものの、利用料金の改定などにより改善が図られております。しかし、当初から三億円を超える年間家賃を十五年間支払う契約ビルの所有者である吉本興業株式会社と交わしており、年間収支で見ると、収入五千五百万円に対して支出が五億二千万円というふうな状況であります。

(略)

◎生活文化部長(山登敏男君) まず、ワッハ上方につきましてお答え申し上げます。

 府立上方演芸資料館--ワッハ上方は、上方演芸保存振興検討委員会提言を受けまして、上方演芸ゆかりの地に、大阪の特色ある上方演芸継承し、次代に引き継いでいく施設として設置したものでございます。

 ワッハ上方の運営経費につきましては、その縮減を図りますために、特に賃貸借料についてビルの貸し主と精力的に交渉を行い、開設当初と比較し四千万円余りの縮減を図っております。

 また、今年度、上方演芸はもとより、それ以外の幅広い利用を促進することなどを目的に、府立上方演芸資料館条例の改正を行いまして、ホール等の稼働率や展示室入場者数の向上にも取り組んでいるところでございます。

 こうしたことから、公の施設改革プログラムにおいて目標としております運営経費の圧縮や入場者数の増加につきましては、着実に成果を上げつつあり、府民に親しまれる施設となるよう今後ともさらなる収支改善を図り、より効率的な運営に努めてまいります。

 ただいま抜本的な見直しを決断すべきとの御提言をいただきましたが、ワッハ上方の運営方策につきましては、来年度、大阪府財政計画案が全庁的に改定される中で検討してまいりたいと存じます。

2009-07-28

少子化問題を解決しないという選択

まぁ色んな所で少子化が問題だなんて言われて久しい訳ですが。

思ったんだけどさ、もう少子化を食い止めるのをあきらめた方がよくないか?

結婚したくない(できない)奴はほっとけばいいじゃん。

子供作りたくない奴はほっとけばいいじゃん。

それで人口が減る?税収が減る?

そりゃそうだけど、今いる奴らでなんとかすればいいんじゃね。

もう、いまの老人を若い奴が支える社会構造限界なんだよ。

だったら一番数が多くてまだ無駄に元気な壮年世代を働かせればいいじゃん。

例えばさ、定年をなくす。

70でも80でも90でも、元気な奴は好きなだけ働いてもらう。

例えば年齢が上がると給料から控除される税金が減るようにして、「元気で働くお年寄り」が有利な社会を目指す。

年金もやめちゃって社会保障税金でまかなう。

年齢が高い人や収入の低い人、働けない人は社会全体で負担して支える。

もちろん、年取ると医療費がかさむから、そのへんは高齢者向け医療制度をなんとかやりくりする。

日本保険診療制度医療レベルをもってすれば、かなりの数の老人を「労働力」とする事は不可能じゃないと思う。

体力的にきついって?

そこで日本ロボット技術ですよ。

すでにホンダ工場実証実験やってるし、例のHALだっけ?パワードスーツ

あれだってそれなりに動いてるだろ。

そういう所にこそ国がザクザク金つぎ込んで助成してパワードスーツを普及させろよ。

日本ロボット技術があれば老人でも肉体労働が苦にならないようにできるだろ。

それに、国内でロボット技術が成長すれば国際的にもものすごい競争力を持てるだろ。

年寄りパワードスーツ着せて働かせろ。”

それが最も建設的な未来だと思うけどね。

2009-06-22

http://anond.hatelabo.jp/20090622023903

メディアに注目されると集客力が強まるので

収支は改善されるけども

今度はTV映画スケジュールがぎっちぎちになって

本公演ができなくなったり、劇団自体を辞める人も出てくる罠

大人計画はがんばってると思う)

日本は娯楽に占める舞台芸術の地位がとんでもなく低いので

演劇見に行くんですか? すごいですねー」

なんて発言がふつーに出てきちゃう始末

まずは演劇がもっと身近で大衆のもんだってことを

世間一般に知らしめたい

和服だのおしゃれだのしなくていい

芝居はジーンズスニーカーで観ていいもんだ

気軽に観てもらうためにもまずはチケット代を安くしたいんだけれど

ああ以下ループ

ネットを始め、気軽に楽しめる娯楽が山ほどあるんだもの

わざわざ決められた時間に高い金払って行く

しかもどれくらい面白いか保証が一切無い演劇の地位が低くなってるのも当たり前だと思う

大きい公演は大概、文化庁から助成を受けています

あとセゾン財団とか

それでも収支は赤字だったりする不思議

なんか愚痴っぽくなってすんません

2009-05-06

http://anond.hatelabo.jp/20090506070522

http://www.pref.osaka.jp/zaisei/kaikaku-pt/shian/html/kento-jigyo03.html

3 実施時期

 ・平成21年度入学生から

   ※20年度入学生は、現行軽減助成制度を前提に入学

今年入学の生徒さんはあれですが、今の学生がやめなきゃいけないとかそういう話ではないはずですよ。

2009-04-13

東大法学部政治家逮捕されたことはないらしい

1986年 稲村左近四郎 安田商工専門学校 収賄

1988年 藤波孝生 早稲田(商) 受託収賄

1990年 稲村利幸 学習院政経) 所得税

1992年 阿部文男 北海道(農) 受託収賄

1993年 金丸信 東京農業(農) 所得税違反

1994年 中村喜四郎 日本(法) あっせん収賄

1995年 山口敏夫 明治(法) 背任

1997年 友部達夫 東京都立(人文) 詐欺

1998年 中島洋次郎 慶応(商)政党助成違反

1998年 新井将敬 東京経済証券取引法違反

2000年 中尾栄一 青山学院(文) 受託収賄

2000年 小野寺五典 東京水産(水産) 公職選挙法違反

2000年 山本譲司 早稲田教育) 詐欺

2000年 飯島忠義 早稲田教育) 公職選挙法違反

2001年 小山孝雄 山形(文理) 受託収賄

2001年 村上正邦 拓殖(政経) 受託収賄

2002年 鈴木宗男 拓殖(政経) あっせん収賄・受託収賄

2003年 坂井隆憲 早稲田政経) 政治資金規正法違反

2003年 辻元清美 早稲田教育) 詐欺

2003年 新井正則 日本(文理) 公選法違反

2003年 近藤浩 ノースイースタン中退) 公職選挙法違反

2004年 吉田幸弘 愛知学院(歯) 業務上横領公職選挙法違反

2004年 村岡兼造 慶応経済) 政治資金規正法違反

2005年 中西一善 早稲田政経) 強制わいせつ

2005年 小林憲司 早稲田政経) 覚せい剤取締法違反

2005年 西村真悟 京都(法) 弁護士違反

2009-03-19

http://anond.hatelabo.jp/20090319155035

今だって妊娠出産費用助成とかあるんだし,そこは個別的に細則つくっていけば済む話でしょ。

2009-03-14

地デジ利権周波数オークション


地デジ変更まで迫ってきました。皆様は、地デジ対応TVに変えましたか?それともチューナーを取り付けましたか?私はというと、地上波は今も見ていませんし、地デジになっても見ることはないのでどーでもいいのですが、地デジの裏に隠された利権には許しがたいものがあります。

そもそも、地デジを見るためには、放送関連や電気メーカーで設立した(株)ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズB-CAS)社が発行するB-CASというICカード使用しないと見れない仕組みになっています。結論を先に言えば、これがないと見れない、つまり民間企業1社が審査を独占している訳なのです。(独占禁止法

その為に外国テレビは一切この審査で跳ねられます。パソコン内蔵型も含まれます。どういうことかと言いますと、B-CASが使えないと見れない、外国テレビ日本で販売するには、B-CASカードを使わせてもらわないと売ることができない。しかし、外国産より2倍程値段が高い国産テレビ消費者に売りたいがために、一切審査を通さない訳なのですね。(サムソンとかも撤退しました)

そんな国策とも言える地デジ移行。それと裏腹に現実問題では、テレビを買い換えない人が2割くらいでてくると言います。換えたくても資金がないから換えられない。俗に言う、テレビ難民ですね。そこで、国が率先して助成金をだしています。今は確か、地デジ付TVを購入すると2万円が助成されるのでしたかな。まぁこれからもどんどん増えると思いますし、TVも安くなるでしょう。(外国からみればそれでも高いですが)

テレビを見ない私からすれば他人事なのですが、地デジにあたり面白いことが一つあります。先進国では一般的にされてることなんですが、周波数オークションです。アナログから地デジに移行することによって、既存に使っていた電波があまり、国が電波を民間(不特定多数)に対してオークションという形で売りだすのです。実際はまだ売りだすかどうか分かりませんが・・・

仮に周波数オークションをすると、現在地上波では7chしか映らないところが、40chあるキャパシティすべて見れるようになり、選択の幅が拡大されること。それと、不特定多数に対してですから、クリエイティブ企業リベラルな人がどんどん参入して面白いコンテンツ制作してくれるのではと思います。(私個人としては、堀江さんにやってもらいたい)

一様、民主党はこの周波数オークションをやるべきだとマニフェストとして提言してますから、もし政権交代になれば可能性も皆無ではないかもしれませんね。ゴタゴタの民主党ですが、ネットによる選挙投票周波数オークション施行して欲しいと願う今日この頃です。

yamalog

2009-03-04

http://anond.hatelabo.jp/20090304230525

うーん、いろいろ思うところはあるけれども、義務教育は公立であるべきだと思うけれども、高等教育は私立であるべきだと思うよ。

教育を受ける側も施す側も有志によるべきだと思う。

学校ってある種洗脳機関だからさ、国がやると思想統制につながりかねない。

国がやるのは助成制度本業として大学経営は民間に任せるべき。

返さなくてもいい奨学金はもっともっとあっていいと思う。

2009-02-19

ミンスでも自滅党でもどっちでもいいから早く太陽光発電を推進すべき その1

ごめんね、タイトル釣りだよ。

大仏が率いる政党太陽電池パネルを全世帯に普及させるぞ!と吠えた、と言う記事がはてなブックマークで出ていたのを見たんだけど、すごく批判が多いのでぼくおどろいちゃった。

よく読んだら、僕がの知ってる程度の知識でもおはなしできるようなコメントがあったので、書いてみる。とはいっても「優先度が違うよ!」「この金があれば××ができるからむだだよ~」と言った話の本質からちがっちゃうコメント(そんなこと僕が知るわけないよねっ!)とか「政治的な意図に騙されるな!」なんて話は興味がいないのであんまり反応してないからよろしくね。

と言っても僕は専門家ではないので増田に書くチキン野郎ですさ~~~せん。なにか間違ってたらおしえてエロエライひと!

……なんて記事を書いてたら、あるふぁぶろがーさんが似たような記事をしかもコンパクトに書いてるじゃないか!むっきー!ひきょーだぞ!

さらにそれに対して反応だって?ちっくしょー。おぼえてろよ!

元が取れるの?系

まずいっちばん最初に、「自然エネルギーとして、どの段階から環境にやさしくなるか」という環境コストと、「いくらから儲かるか」という金銭面のコストを混同していると話は全く違う事をはっきりさせておくよ。そうしないと利権屋さんの詭弁に騙されちゃうからね!

これってどういう事かって言うと、たとえば「自然にやさしいことが付加価値ですから普通のやつより値段が高い」というありがちなボッタクリ商品だとこの環境コストと金銭面のコスト反比例することになるんだけど、一緒にしたら自然に優しいという付加価値をつけたボッタクリ商品のほうが自然に厳しい、地球いじめ商品なっちゃう。

この点で例の武田のおいちゃんなどは、意図的に混同してミスリードをさそってるね。(ちなみにこのおいちゃん、出している資料が古かったり間違っていたり、目盛りや単位がないグラフを載せていたり、下手すると事実無根なことを根拠なしに言いふらしてお金儲けしているよ! 商売上手だね! 僕もお金大好きだから、あんなコンビニ300円コミック並に原価が低そうな、はなっから出版社さんもキワモノ本として作ったに違いない簡易装丁の本であんなに売れるなんてうらやましいな~っておもうよ。僕もそういうボロい商売してみたい~っ)

環境コストの話よりもやっぱりお金だよね!というわけで、この間セールスにきた工務店のおいちゃんにきいてみたんだけど、うちの日照条件で2kwをコンスタントに使えるぐらいにすると、だいたい償却まで一回の電気系統の交換と年間メンテナンス、ローン金利等含めたパックを利用してだいだい27年かかると言われたよ。この年数、一般的な家の償却年数とほぼ同じだね。ちなみに工務店のおいちゃんによれば、メンテナンスのパックに入ってもらえば、年間いくらで保守できて保証もしますよって言ってた。

もうかるの?って話について、工務店のおいちゃんによれば「はした金程度しか儲からんけど、地球環境のために行動していますと表明したときに集まる注目の視線と優越感や、災害などで停電している時、愚民共が助けを求めてくるのをエアコンの効いた室内からワイン片手に眺める最高のながめの事を思えば安いもの(意訳)」だっていってたよ!すごいメリットだね!

ちなみに、僕にとってはどうでもいいことだけど、環境コストについてもてきと~にに調べてみました。算出方法にもよるけど数年で環境コストが取れると言う試算もあるみたいで、そうじゃなくてもだいたいの試算では一桁年数で環境コストプラスに転ずるとするのが多いよ。ちなみにこれはよく比較対象になる原子力発電所に比べれば圧倒的に早い数字なんだ。なんか原子力推進派の人は意図的に事故の際の環境への影響や、海などに大量に熱をまき散らすことなんかのコストを無視して単純に経済コストだけ問題にする人がいるけど(すごいのだと太陽光発電パネル製造コストは加味するのに原発製作コスト、燃料の採掘・処理コストは無視するんだよ! 人に意見を通すときはこれぐらいの能力がひつようだね!僕もみなわらなくっちゃ)環境コストは、リスク評価まで含めてまじめに計算するとすごいことになるはず。ただ規模も用途も耐用年数も能力も違うので全く評価対象としては不適切だけど。(ここをわざと家庭用太陽光発電原子力発電を比較対象に選んでる人は大抵わかっててやってるから気をつけようね!)

ちなみに、環境コストだけど、これ最近大幅に改善したので、5年ぐらい前の文献の数字はすでに古いので注意が必要です。ここのところの高効率化戦争は恐ろしいな~。しかもこの不況の中で集中的に投資されて中の人プレッシャーも大きいんだろうね~。中の人!死なない程度にせいぜいがんばってね!

それから、儲かるとわかったからか、最近いろいろな新技術や新方式がでてコスト削減に結びつきそうなものもたくさんあるけど、その割には量産品の効率と経済性がなかなか向上しないのはおそらくお金の問題なので、そのあたりに血税をつっこんで一気に競争力を上げるというのはありだと思うよ!

で、この環境コスト現実コストのボッタクリ価格環境保護が当たり前になってくれば来るほど縮まってくるはずだとおもう。環境にやさしいことがあたりまえになって、付加価値と言うより「環境保護がうたわれていなければ売れない」ようになれば。だけど残念ながらそうなるまでが一番コストがかかるかなって思う。そこの部分のコストを国が請け負って、一気にすっ飛ばしてある程度許容できるぐらいの量産効果が現れるまでの段階まで一気に押し上げるのはありだと思うな。今のタイミングでうまくすれば国家として見れば元を取るどころかガイジンから金をむしり取れるしね!

だけど結局は環境にいくら金がはらえるか、って話だよなーとおもったり。

結局は今まで集中的に税金なども使われて賄われてきたインフラの一部を各家庭に分散化するわけだから、設置者が負う有形無形の余計なコストが増える、手間が増えるのは当然だよね。それをどこまで許容できるかなーという。

あと「作る方が削減できる効果よりも環境コストが高い」と言うのは思いこみだと思うので、ちょっと資料をあたってみてくださいな。近頃の文献でそういったことが書いてあるのなんて武田のおいちゃんの本と、武田のおいちゃんのビジネスモデルをぱくった人ぐらいだよ。(資料を読んでも本気でそういうことを言っている人は、きっと数字の読み方もわからないイエローモンキーかクロンボかホワイトトラッシュゆとりユダヤ三国人か、もしくは何かやましいことのある既得権益利権を持つ政治家とその一派に違いないね!)

耐久性が悪く、減価償却できるまでもたないだろ 系

太陽発電パネルそのものは基本的には致命的な劣化は起きないよ。だいたい20年で10%効率低下と言われているみたいだけど、そこまで劣化が起きる場合は理論値一杯まで高効率で発電しての結果だから、とっくに元が取れているわけで実際にはもっと低いはずだよ。基本的にエネルギーを変換だけだし、可動部分がないしね。「機械は必ず壊れるもの」と言っている人がいたけど、機械メカ)じゃないから壊れないよ!(形あるものはいつか壊れると言われちゃうと厳しーけど、そんなこと俺も貴様もいつか死ぬのでどうでもいいね!)ただこれは過去の例なので、今後はさらに改善していくっていってた。

このあたりって、太陽発電パネル技術は実は結構古くさいいいかんじに発酵してそろそろ隣のおいちゃんみたいな臭いすらだたよいそうなそうな技術なので、明らかに投資する時期を間違えたかわいそーな先人の遺体肥料にして育てた経験保証しているよ。すっごく枯れた技術なんだ。近頃おはやりのシリコン使用量を減らした太陽発電パネルとかも、フレーム保護材などの耐久性ノウハウは基本的には一緒だから、もうかなり枯れた古くさい技術と言ってもいいと思うよ。

ちなみにパネルメーカーも20年保証と長期保証普通みたい。つまり、経済的なコストが償還できるぐらいは平均保証があるんだね!僕んちに来た工務店のおいちゃんは、メンテナンスプランに入れば30年は保証するって言ってた。

で、一番劣化するのはコンバータなんかの電気を整える部分。これがだいたい15年ぐらいといわれてる。太陽発電パネルからできる電気直流なので、それを交流に変換して家庭で使えるようにしたりするシステム面なんだけど、(いわゆる変圧器とか、AC-DCコンバータとかいわれる部分)。で、こいつのコストだけど、こいつは人類電気を扱い始めてからずっとついて回ってる技術なので、予想寿命のころにだいたい壊れる。なので、馬鹿正直な業者にお願いすれば、コストに組み入れて計算できちゃうんじゃないかな。

後当然バッテリーを使っていればバッテリーも。まぁこちらは車載用ほどはシビアじゃないから問題なくなるだろうと思うよ。なんたって自動車産業が自腹切って大実験やってくれるんだから! だからそんなに過大な負担かな?こんなレベルで「耐久性に問題がある」なんて言われたら僕泣いちゃうよ。泣くと絡むよ僕。それでもいい?

ちなみに、AC-DCがかなりエネルギーをロスするんだよね。なので、大電力が必要なもので、なおかつ設備として一度設置すればほとんど動かしたり電源を抜き差ししたりしないものについては、AC-DC等を通さないシステムを考案するのも手だと思うんだ。たとえば電気自動車の充電システムや、空調、給湯、廃人正気じゃないドライヤー内蔵暖房機能付きゲーミングPCや、キチガイ自宅サーバロリ画像のためにWinnyを24時間稼働させてるPC、冬でもあたたかいPS3などにね。上手くすればXBoxの本体並みにでっかいアダプタだってすごく小さくできるかも知れない。そういうのに専用配線を使って供給すると言うのも手だと思うよ。え?ACにすると感電しやすくなって危ないって?そんなこと僕が知るわけないじゃないか。エライ人なんとか考えてよ。

メンテナンスできるの?系

砂などによる太陽光発電への劣化って、せいぜい最悪でも5%程度なんだって。なのでその分見越して多めに設置すればOKなレベルなのさ。ちなみに電気発電所から送られてくる際の送電ロスは5%だから、ほとんど無視できるレベルだってことがわかるよね!

なので今のものでも基本的にメンテナンスフリーでOK。時代遅れだって評判の自動車趣味の人の車みたく、いつでもぴっかぴかにしておきたいなら別だけど、多少の落ち葉や鳥の糞といったものでもそんなに影響しないそうだよ。というか、発電パネルに影響するぐらいの極端と主張する場合は、まず家の心配するか、施工業者を話が違うと訴えるか、キミ自身の強迫症のおそれを心配した方が良いと僕は思います。そんなところを気にするなら、日照条件なんかを気にしようね!

それに、従来一番やっかいだと言われていた幹線道路沿いの家の劣悪な環境で発生していた煙害や油分を含んだ粒子状物質などによる曇りだけれど、今は太陽発電パネル光触媒をはじめとした汚れ除去の技術が発達してきているので、ほとんど磨いたりする必要はないよ。

光触媒って紫外線によって働く触媒で、強烈な太陽光に晒すことが前提の太陽電池パネルはまさに光触媒と相性が良い技術なんだって。え?光触媒で透過率がおちないかって?そりゃ落ちるでしょうけど、それを感じられるほど発電量が落ちるなら、きっときみはなにか騙されているから訴訟の準備をしたほうがいいよ。

で、砂、ほこりやちりじゃなくって、雪じゃどうなの?と言う話があったけれど、融雪機能付き太陽電池パネルなんてのがあるよ!シャープさんによる技術解析がわかりやすい(PDF注意!)これ結構よくできていると思いました。さすが目の付け所がシャープだね!商品の特徴を一切説明しない意味不明キャッチコピーCMばかりの会社とはおもえないね!

普及にはやっぱりコスト課題なんだけど、基本的にはコンバータを双方向にするかどうかの話だけみたいなのでこれは時間の問題だと思うよ。で、普通太陽発電システムと比較してのコストが下がれば、あの雪下ろしの腰の痛さを知っている身からすると下手すると雪国の方が早く普及するかも知れないとすら思っちゃうな~。だって死活問題だもの。あ!ちなみに勘違いしないでね。雪は全部溶かす必要はないのよ。滑らせて雪を落とせばいいので。

何かあったときの専門的なメンテナンスの方だけれど、こちらは量産されればほとんど問題がない話だね。たとえば上下水道が普及したから「水道トラブル五千円!トイレトラブル八千円! 払えなきゃ、奥さん体ではらってくれてもいいんだぜ?」なんて商売ができるようになったわけで、量産さえ始まればメンテナンスを請け負う業者は増えるはず。なので、産業としてのスタート時のコストを国が請け負って、一番コストのかかる時期を全部すっ飛ばしていきなり普及期に押し込むと言うのもありだと思う。

自然エネルギーは安定供給ができないから電力計画が狂うだろ 系

おそらく自然エネルギーが普及する上で一番の問題はこれだと思う。そして、時期はともかくとして、将来的にこれが問題になり、長い間問題として続いていくことは明らかだと思う。だってこれは構造的な話だものしょうがないね。

なので、学者連中が禿頭をさらにハゲさせるぐらいハゲんだのか、結構いろいろな解決案が出てるよ。

その中で僕一押しなのが一番シンプル太陽電池とともに大容量のバッテリーを備える方式。いや、これをしても限度があるだろ、って話はありますがね。でも、これを利用することでピーク電力の山を大幅に落とすことができるはずなんですよ!

現在日本の電力は、高効率で高出力が可能な原子力や、安定していて低コストの水力をベース電力として、変動する電力を火力やその他の調整しやすい発電方法でまかなってるのは周知事実だね。え?知らない? 貴様!謝れ!でんこちゃんに謝れ!今すぐ謝れ!土下座してすりむけるまで頭を擦れ!ハゲろ!腐れ!

と言うことはどーゆうことかというと、大都市部のヒートアイランド現象が発生する真夏冷房をがんがん使うようなピーク時と、深夜寝静まって、かわいそうな労働条件でしか働けない弱者負け組のみなさんと、オンラインゲーム廃人馬鹿学生ぐらいしか起きていない深夜との電力差は、高効率で環境負荷も低い発電ではなくて、石炭発電や火力と言った発電に頼らざるをえないんだ。このベース以外の調節可能な電力というのは、高コスト環境コストも高いものがおおい。そりゃそうだよね!高効率の発電所を常に回しておくほうに使った方が、全体に金がかからなくて済むもの。

と言うことは、ここを削減するキーは、いかにピークの消費電力をあげないか、と言うことになるわけ。

で、ここに太陽光発電ですよ。太陽光発電はピーク時はだいたい真夏の一番暑い=一番太陽光が強い時期だからだいたい気温に比例して太陽光発電発電効率が上がるって性質がある。と言うことはつまり、ピークの時に必要なベースに加えての発電量を削減する効果があるんだ!

で、ここで「暑い夏の雨の日などはどうする気だ」とか「夕立とかの時どうするの?」と言う話が出てくるんだけど、そこで出てくるキーポイントが「各家庭で備蓄する」というのと「日本全国規模で平準化する」と言うこの二点。

「各家庭で備蓄する」というのは非常に単純な話で、いくからかの蓄電池を設置すればいいわけさ。早朝まだ暗いうちから電車に乗り、深夜終電でへとへとになって帰宅して、楽しみが唯一アニメ鑑賞という一体何が楽しくて生きてるのかわからないような人だって、これがあれば安心! 昼間の電気をためておけば、摩擦運動による自家発電するときも便利!であると同時に、特定のタイミングによる急激な需要の増加を和らげる効果が期待できるはずなんだ。洪水時の調整池みたいな感じかな。

え?バッテリーが高い?それは大丈夫だよ。ほっとけば車屋共が勝手に改良してくれるから。奴ら今かわいそうなぐらいに必死だからまぁニッポン名物カロウシは多少起きるかも知れないけど、その屍と悲しみを乗り越えた先には、数年以内には急速に値段が下がるはずさ。

で、日本全国規模で平準化するというのはつまり、規模がでかくなればなるほど、局地的な夕立などの現象にもカバーしやすくなると言う事。

わかりやすく言うと一人で走りに行って信号無視をすると捕まるけど、たくさん仲間を引き連れて走れば、多少一人や二人捕まっても全体としては一定量の人が確保できるってわけ。上手くすればポリ公や権力の犬共を混乱させて、全員うまいことまけるかもしれない。

と言うことは普及しはじめが一番つらいということで、本来なら誰か馬鹿な奴をだまくらかしておっかぶせる必要があるけど、リスクがあるし訴えられたりしたら面倒だよね!だからそこの部分のコストを国が請け負って、一気にすっ飛ばしてある程度カバーできるぐらいの規模まで一気に押し込むというのもありだと思う。

この手の話題を出す人の中の一定数は、エネルギーミックスのことを全く考えてない人がいるんだけど、あんまり相手にしちゃいけないよ。彼らはなぜか「火力」なら「火力」「原子力」なら「原子力」「太陽光」なら「太陽光」と特定のものですべて賄うかのように反論してくるんだけど、それぞれ一長一短。カバーしあえばいいのさ。

たとえるならたまにやたら不細工な馬鹿男に綺麗なよくできたお嫁さんがついてることあるでしょ? でもよくよく聞いてみると旦那は性格はよくって、奥さんがアレだったりするよね!そんな風に世の中は全体でバランスがとれるようにできているのさ!

ちなみにこの件については、家庭でも常時通電保証のある電源ラインと、別にある程度ダウンタイムがあってもいい電源ラインをわけて、各家庭のブレーカーをさらにインテリジェントにして契約で振り分けを行うようにすれば解決するって話もあったね。これも僕はいいとおもうな。

風力発電のことも忘れないであげてください……系

別に太陽光発電を設置しても、風力発電ができない、と言うことではないので対立する話ではないのだけれど……。

日本の場合、各地で大型の風力に対して、「正気かな?」って思わず疑っちゃうようなおばちゃんや既得権益の犬、宗教その他反対運動でご飯を食べている人たちが沸いて結構反対運動が多いんだ。景観を崩すだの、よくわかんないけど科学的には測定できない「低周波」と言った話もあるんだけど(スカラー波みたいなものかな?)、結構感情的とも言える反対運動が起きてるんだよ。これにのせられる脳が足りない政治家も多くてこまっちゃう。

その点で、なんとなくいい物ってイメージのある太陽光発電の方がデメリットうまいことイメージの向こう側において、たくさんの人をだましやすいと思うんだ。また、可動部分がないだけ太陽光発電の方がメンテナンスフリーだっていえちゃうので(機械なので必ず壊れるよ!)、一般人が仮定に設置するなら、風力より太陽光だと思う。

僕としては、峰に回る巨大な風車ってな光景は、いかにも人類が緩やかに滅びていく終末的な光景でいいな~って思うんだけど、わりと感情的な反対が多いみたいで残念だなぁ。「無風と強風が入り乱れる季節のはっきりした日本のような土地でわざわざあんな馬鹿みたいなもの建てるなんて馬鹿じゃねーの?そもそも風力で独立して採算がとれる見込みなんてあんのかよ?プゲラ」とかなんておもってないですよ?

もちろん!風力発電装置のかなりの部分は外国から買わないといけないってのも問題だと思うよ。わざわざホワイトトラッシュ共に金をくれてやることなんかないもの。あいつら金を与えるとすぐに戦争するでしょ?まるで発情期のわんこみたいに。

とは言っても、産業としては普及させないことには奴らにやられっぱなしになっちゃうんで、研究費はどこかで助成する必要があると思うけど。だって儲け損なったらもったいないじゃない。

なぜか長文を投稿すると最後まで表示されない増田の糞バグ仕様のせいで分割する羽目になったので、その2へ続くよ!

2009-02-16

与党景気対策

http://www.jimin.jp/jimin/kouyaku/pamphlet/pdf/keiki_taisaku.pdf

生活に具体的な景気対策

  1. 夫婦子供2人の家族で64000円の「定額給付金」。
  2. 1人12000円、65歳以上および18歳以下はプラス8000円。
  3. 家計を助けるため、住宅ローン減税の控除可能額が最大600万円に拡大。
  4. 住宅省エネバリアフリー化改修費用の10%が税額控除
  5. 個人の土地譲渡益のうち、最大1000万円が課税所得から控除。
  6. 燃費車を購入した場合、自動車重量税所得税が減免。
  7. 安全に子供を産めるよう「14回分の妊婦検診」が無料に。
  8. 第二子以降の子供(3-5歳)に、3万6千円の「子育て応援特別手当」。

働く人に具体的な景気対策

  1. 受け入れている派遣労働者を直接雇用した中小企業に1人当たり100万円を支給。
  2. 年長フリーター内定が取り消された学生正規雇用した中小企業に、1人当たり100万円を支給。
  3. 初めて障害者雇用する中小企業に、100万円を支給。
  4. 従業員解雇せずに休業や教育訓練、出向で雇用を維持した中小企業賃金の80%を助成
  5. 雇用保険非正社員の加入要件を、現行の「1年以上働く見込み」から「6ヶ月」に短縮。
  6. 再就職が困難な方の失業手当の給付期間が60日分延長。
  7. 解雇されて住居を無くした方に1万3000戸の「雇用促進住宅」を提供。

金融中小企業に具体的な景気対策

  1. 信用保証枠が20兆円に拡大。一般保証枠とは別枠で2億8000万円までを100%保証
  2. 政府系金融機関セーフティネット貸し付けなどが10兆円に拡大。
  3. 銀行への公的資金の注入枠が現行の2兆円から12兆円に増額。
  4. 大企業・中堅企業資金繰り支援として「危機対応業務」(2兆円規模)を発動・拡充。
  5. 中小企業経営支援として軽減税率22%を2年間18%へと引き下げ。
  6. 上場株式譲渡益・配当などの軽減税率(20%→10%)を3年間延長。
  7. 赤字になった企業法人税(前年度納付分)の還付制度を復活。

地方に具体的な景気対策

  1. 大都市圏を除き、土日祝日、乗用車の高速料金を原則1000円以下へ。首都阪神高速の料金も引き下げ。
  2. 平日の全時間帯で、大都市圏を除く高速道路料金を3割程度引き下げ。
  3. 1兆円規模の「地域活力基盤創造交付金」を地方に。
  4. 雇用創出のための地方交付税を1兆円増額。
  5. 6000億円規模の「地域活性化・生活対策臨時交付金」を地方に。
  6. 安全な交通空間の確保や、物流コストを下げる事につながる交通ネットワークを整備。
  7. 地域企業再生商店街活性化により地域活性化

そんな事よりも解散総選挙をしろというのが「国民の声」なんだから面白いな。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん