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2022-08-06

東京漫画社からのお詫びとお知らせ

https://nuude.tokyo/archives/8838

画像になっていたかGoogleレンズを使ってテキストに起こしてみたけどどうかな?

お詫び

前略、平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 また、 日頃より弊社コミックス をご愛読頂き心より御礼申し上げます

2022年8月1日に弊社電子アンソロジー 『NUUDE』に連載中の作品である、「影守人の ジグとメル」(陽歌れい先生著) の連載終了の発表を致しました。 連載終了の発表に際し、 陽歌れい先生への配慮を欠く対応をしてしまいましたこと、 衷 心よりお詫び申し上げます。 また、 連載を楽しみにされていた読者様、 先生ファンの皆 様にお詫び申し上げます

昨年12月に同作品休載状態となっていることへの理由とお詫びを発表し、 再発防止をお 約束しました。 その際、 NUUDE 編集部には再発防止と作家様への向き合い方の改善を 命じました。

しかしながら、6月に別の作家様への不誠実な対応による続編中止の発表とお詫びをする こととなり、約半年前に NUUDE 編集部編集体制見直しお約束しましたにも関わ らず、改善されることなく再発する事態となりました。

これまで度重なる指導改善を命じて参りましたが、 改善兆しのないことから当時の担 当編集である編集長を6月9日付で解雇しました。

それとともに、 これまでの NUUDE 編集部体制の再構築を模索して参りました。 しかし ながら、その最中にも陽歌れい先生にご不快な思いをさせてしまいましたこと、 改めて お詫び申し上げます

この事態を重く受け止め、 今後の NUUDE 編集部につきましては後日発表の機会を頂けれ ば幸甚に存じます

末筆ではありますが、この度のNUUDE 編集部行為につきまして、 また、 その対応が後 手にまわってしまいましたこと、 改めてお詫び申し上げます申し訳ございませんでした。

2022年8月5日

東京漫画社 代表 馬部博幸

2021-11-25

最近読んだBL

 今月は某BLレビューサイトマンスリーくじが当たらなかったので、若干乏しいBLライフ。『ボーイズラブアンソロジー Canna』の十周年本(分冊版)が欲しいんだけど、百円ほどお小遣いが足りない……。ラッキーなことに、欲しい分冊の中に私の推し作家朝田ねむい先生と座裏屋蘭丸とハジ先生と文善やよひ先生作品が収録されているのだ。すごい、なんてお得……! 丸ごと買ったら2700円以上、分冊だと700円強。推し作家さんがバラけていたら分冊買うのは損だったのでよかった。

 それにしても、BLお小遣いが月2000円なのと3000円(←運良くくじが当たって千円加算された場合)なのとでは、BL満足度がかなり違うな。

『寄越す犬、めくる夜』1巻(のばらあいこ




あらすじ

 主人公新谷は、高校生の妹の面倒を見つつ、ヤクザ経営しているカジノバーテンダーとして働いている。ある夜、新谷ディーラー菊池ウエイトレスと組んで客からの上がりをガメている現場を見てしまい、菊池に盗みをやめる様に注意する。菊池ウエイトレスの様子から、二人が誰かの指示で盗みをしていたことを悟る新谷。首謀者で菊池の先輩である竹田新谷は話をつけるが、竹田菊池を売り、盗みがカジノ店長須藤の知る所となる。報復として須藤要求してきたことは……。


増田感想

 まるで映画の冒頭の様に、状況説明必要最小限。BL作品にしてはちょっと解りづらいスタートに驚き。

 菊池馬鹿っぽさがとてもリアル社会の最底辺層を生きるチンピラの、無駄にイキリ散らしている感、その割には暴力に弱すぎるところ、根の純朴さ……というか、端的に言ってIQ常人3分の2くらいしか無いんだろうなという。そして新谷のお人好しさ加減も、慈愛や博愛というよりは、発達障害的な何かで自制心が低いだけなんだろうなという感じ。すごい、はっきり言って馬鹿しか出てこない。でも嫌いになれないし無視できない。そんな感じの類の馬鹿さ。愛のある描写とも言うかもしれない。

 同作者の別作品秋山くん』もそうだけど、日本社会底辺層の人々とその暮らしぶりを描くのが異様に上手い。なしてそんなに上手いのか。作者自身がけっこう修羅場を潜っている人なのか。それとも単に、裏社会を描いた映画ばかり観てるとか、『ウシジマくん』や『カイジ』をやたら読み込んでいるのか。ともかく、何でこの人こういうのを描くんだろう? と、作品の魅力もさることながら作者本人の来歴がつい気になってしまう。

 本作、前から存在は知っていたんだけど、タイトルが『寄越す犬、めくる夜』なのか『めくる夜、寄越す犬』なのか最近までわからず……。今頃になってやっと、『寄越す犬、めくる夜』だと知り、おぼえた。略称が『よこいぬ』だから『寄越す犬』が先。もうわすれない、たぶん。物凄く「痛い」(アイタタタという意味ではなく)BL漫画として有名だけど、本当に痛いな。救いがあるとは思えんストーリーキャラ設定。何話目かの表紙絵の須藤が異様に可愛いのだが、物語1話から読んでいってそんな可愛い須藤を見せられると逆に気味が悪いというか、グロテスクというか。救いの無さが一層際立つ。


 ところで、『寄越す犬、めくる夜』は少し前に完結していて、来月に最終巻が発売される。その関係で、今、シーモアで1巻が期間限定無料で読める。そんな訳で、今月はお小遣い関係で乏しいBLライフを送る私にも読めたのだった。ちなみに、何故か知らんけど修正が白スラッシュが入るのみ。普段BLKindle電子を買って読むだけなので、こんなに修正の薄いBLを読むのは私は初めてだったのだけど、こんな可愛い絵柄でちんちんだけリアルに描かんでも……という感想。まあ、秋山くんの脇毛で、作者が変なところでリアル志向なのは知ってたけれども。

作者の人となり気になりすぎ問題

 気になりすぎてググってみた。のばらあいこ先生はすごく漫画が上手なのに、商業BL作品がこの『寄越す犬、めくる夜』と『ぬるくなるまで待って』と『秋山くん』しかないっぽい。あとは女性向けで『にえるち』かな。興味深い作家さんなのに作家買いに手間取らなさそうなのは、良いのかなんなのか。

 『ONE PIECE』のサンゾロ描きの人気同人作家でもあるらしい。感想を読むぶんには、同人誌のほうもエロ&エモに定評のある作家さんなのかな。ぐーぐる検索結果にずらりと並んだ、サンゾロ本の感想たち……それがまさかの「読書メーター」に投稿されているので、何事かと思った。のばら先生サンゾロ本が東京漫画社から出版されている? この業界に私は全然詳しくないのだが、こういうのって原作著作権者版権元に許可取ってやってるものなのだろうか。許可取ってやってるものなんだよね? 出版社がやってる以上はガチ営利目的なんだし。なんかすごい。あ、でも思い出したが私、榎本ナリコ先生幽白エヴァ同人誌再録本(これは双葉社)なら持ってるわ。二次創作同人誌商業目的でも出版されているというのは、今更な話か。

きのう何食べた?』1巻&2巻(よしながふみ

 再読。


増田感想

 前々から思ってたけどシロさんの物言いが物凄くキツい。泣かされつつものほほんと付き合い続けるケンジの人徳がすごい。私はもしもあんなに口の悪いのが自分パートナーだったら、かなり嫌だな。2巻でシロさんの元彼鬼畜エピソードちょっと出て来るけど、鬼畜彼氏にはおおらかで暴言を吐かなかったらしいシロさん。惚れた弱みだろうか。好みのタイプではないケンジにはワガママが言えるって面白いけど、にんげんそんなもんかもなーって気がした。同作者の『1限めはやる気の民法』の主人公田宮もシロさん的なキツい性格キャラで、攻めの藤堂がマイペース鷹揚キャラだった。そういうのが作者の性癖カップリングなのだろうか。

 物語よりも料理が中心で、起こった事件解決しないでほっぽり出したまま料理シーン書いて食べるとこ書いて「おわり」ってなるのすごい。特に双極性障害っぽい女性が元夫に息子の親権を取られた上に息子との面会を拒否られる話なんか、そこで終わるのかー!? と驚愕した。現実円満解決なんかしなさそうな話だけどね。

2009-01-07

一般紙に行くであろううBL作家予想

読んでないけど『この漫画がすごい』とかによしながふみとか入ってるわけだし

羽海野チカは昔スラムダンク同人誌やってたし

オノナツメbassoの別名義でBLやってるしNARUTO同人やってたし

ねむたいのに起きていたいという微妙な状況にかまけて

今後一般紙に書きそうなBL作家をあげてみる。

どっかにすでにそんな話題があったらすんません。

あるいはすでに一般紙に書いてたらすいません。

ついでにはてな的に求められてなさそうな内容ですいません。

でもさー、ゴラクとか男性向けエロ漫画誌より漫画として漫画話題として昇んないしさー

おもしろい作品もあるのでちょっときいてくださいよ

もしかしたら「オレはBLの頃から読んでたよ」とかちょっと優位に立てるかもしれませんよおくさん

というわけで本題。

ヤマシタトモコ

スピリッツとかモーニング2の編集の人ははやくこのひとに普通漫画を描かせたらいいとおもう

すでにBLである必要性があんまない。好きにやってんなあとおもいます。

最新刊の『薔薇の瞳は爆弾』とか多芸な感じが良く出てる。

■えすとえむ

エロティクス・エフとかにすでに書いてそうな悪寒

オノナツメ系というか(内容的には真逆と言っても過言じゃないんだけど)、めいんりー外人しか出てなくて非常にスタイリッシュ

個人的には「エイジ・コールドブルー」が一番好きです。ロックっていうかコレたしかこんなバンド実在してたと記憶してんだけど誰だったっけ?

■阿仁谷ユイジ

ていうかエロティクス・エフにすでに描いてた(エロティクス・エフが一般紙かどうかは別として)

表情がエロくてとてもいい。

おすすめは『刺青の男』かなあ。

草間さかえさんとかユキムラさんとか鈴木ツタさんとか寿たらこさんはなんかBL最適化されてしまった感じがある

ユキムラさんは長州ファイブ書いてるけども、どうしても読みたいって情熱はわかないごめん

BLエロ漫画と同じで、その中のすごくおもしろい作品を探すのはちょっと大変というか費用対効果的につらいじゃんみたいな。

んで、じゃあどっから手ぇつけたらいいのよ、っていうと、amazonの評価が賛否両論なのを選んだらいいと思う。

ちょう高評価しかないのは、多分ラブあま胸キュンものなのでなにこれ状態になる可能性が高いようにおもう。

なんかほら、「ブラッドハーレーの馬車」の評価ってバラバラやん。それ思い出してもらえばわかる感じなんだけど。

たとえば蛇龍どくろエンドレスワールド」は1から5までいろいろ。

すっごいおもしろいかどうかは別として(色々と舌足らずなように思うんだ)、この話は作者にとって特別なのだろうと思わせるだけの熱量があんのね。少なくとも私はそう感じた。

ひるがえってヨネダコウ「どうしても触れたくない」

これはすごく高評価なんだけど、やっぱBLとして予定調和なんですよ。アマゾンで評価高かったなって記憶で買ってみたら、すでに買って読み終わってたぐらい記憶に残ってなかった。漫画うまいとおもうんだけど、望まれたものを望まれた感じで書いてあるというか。そういう。ひっかかりがないので、多分BL的なときめきを求めてない人はそんなピンとこないんじゃないか的。

つまり、BL好きにとっての★ってのは、BLとしてどんぐらい安心感があるかってことなんですよ。甘く切ない恋の成就。そこんとこに多くの評価が存在する。

いやまあそれが悪いわけじゃないんだけど(漫画に何を求めるかなんて人それぞれだし、結局のところ娯楽なわけだから眉間に眉寄せながら読む必要なんてないわけで)、もうオチが見えてるのは漫画読みにとっては「あー」って感じになっちゃうとおもうんだ。です。よ。

なんで、★の数がわりと割れてて、熱狂的なコメントがついてるのは読んでみたらいいんじゃないかと思います。

後、東京漫画社マーブルコミックスは昔の快楽天みたいな感じなのでおすすめ。ハズレが少ないです。

じゃあねるわおやすー。

 
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