名前を隠して楽しく日記。
まあ本人の才能が100%問われるもんね
甘やかしてるねぇ
駅から徒歩15分くらい。戸建てが立ち並ぶ典型的な『閑静な住宅街』に俺は住んでいる。
そこの様子が変わってきた。
このあたり、大体一軒の家が5000万から6000万なのだが、商売をやっている外国人からすると「安い」とのことで、そこそこの数の外国人が移住してきてるというわけだ。
我が隣家にも、南米だか東南アジアだかよくわからんが色の黒い外国籍の夫婦が引っ越してきた。
俺は別に近所づきあいなどというものはほとんどしないので、別に隣の家に住んでいるのが外国人だろうが異星人だろうがあまり関係ない。
犯罪者はちょっと困るが、引っ越しの際は挨拶なども非常に朗らかにされて、隣駅で飲食店を営んでいるとかで別に問題の無い社交性を持った人達だなーと感じた。
御多分に漏れず老人ばかりの地域において、そういった人達は大体子供が3人も5人もいて、まさしく日本の縮図であるといった様相だった。
子供たちは道路でボール遊びをし、庭に何やらよくわからん秘密基地めいたものを作って遊ぶのを俺もほほえましく見守っていた。
さて、そんなどこにでもある地域なのだが、割と早めに問題が発生したのである。
なんでも、深夜に奇声を発している人間がいるとのことだった。遠回しに、「「あの外国人だろ」と老人たちが言っているのは明白だった。
婉曲的にではあるが、「隣の家のお前なんとかしろよ」と言われているのが馬鹿でもわかった。
俺は悲しい気持ちになった。そういうのを差別というのではないだろうか。確かにうちの隣人の人達は庭でよくボーっと煙草を吸っていたり、
正月にはどこからやってくるのか、友達だか親戚だかが集まって来て、深夜まで道路に何台も車を止めて楽しそうに会話をしていたりする。
まあ深夜に奇声を発しながら徘徊しているのは俺だ。
そんなことはどうでもいい。それに、この町内会をどうするつもりなのだろうか。うちのはす向かいの診療所は閉じたきりで、そこに勤めていたお医者さんは亡くなってしまった。
町内会長はこの前、町内会費をガメて大問題になりかけていたし、創価学会のおばちゃんは自分の家の犬と喧嘩して警察沙汰になっていたではないか。
なにより子供がいない。本当にいないのだ。そこそこ栄えている駅が近くにあるにも関わらずだ。この一帯が今緩慢に死のうとしているのはよく考えずともわかることだ。
そんな地域で、外国人であるからといって、証拠もないのに、騒音問題の犯人にされてしまうのはあまりにも可哀想だと思った。日本人だからと言ってみんないい子なのかと。憤然やるかたない俺は言った。
確かに、確かにね、あの人達は外国籍ですよ、と。子供は道路でよくボール遊びしてるから危ないし、煙草だって庭で吸ってるし、犬だって庭で飼ってる。
今の日本人のマナーからしたら、ちょっとどうかと思うこともいっぱいあると思うんですよ。
でも、冷静に考えたらそれって昔の僕らがやってたようなことじゃないですか。
僕らだって若いころは道路で遊んでたし、煙草だって吸ってたし、犬も外飼いしてたわけじゃないですか。ということを、相手が不快にならない範囲でお伝えした。
とりあえず、議題は今度に持ち越し、という形になった。俺は、勝手にこんなことを話されている外国人一家の気持ちを考えて、少し寂しくなってしまった。
自国を捨てて、言葉も通じない国にやってきて、商売で金を貯めて、子供を育てて。
ようやく買った一軒家。そこで「幸せに生きよう」としているだけではないのか。それなのに、日本の文化を押し付ける。
日本の文化やマナーってだけなら「郷に入って郷に従え」という精神でいいのかもしれないが、今のうちの町内会の文化は老人による老人のための文化だ。
成熟したマナーと言えば聞こえがいいが、単に地域全体を老人用のグループホームにして、ローカルルールを押し付けているだけだ。
俺はどうするべきなのだろうか。それを今、悩んでいる。
わーかる。ものすんごくわかる。
その悩みを超えてる人は、そういう相談ができる親しい人を作ってるんだろうなと思う。
人それぞれ価値観が違うことを矯正することはできないし、恵まれている人にもその人なりの苦しみがあるから配慮をしろと言ったってその言葉は届かない。
結局友達に話す、匿名ダイアリーに書きなぐるなどなどの方法で個人的に解消するしかないんだろうね。みんな、多くの人がきっとそうしてるんだと思う。
自民に対して好き放題言ってた民主系の奴らがどの口が言ってるんだと思うし
なんにしてもお前がいうなとダブスタが酷い
反論出来ないでしょ?
ギブミーチョコレートが分かりにくいのは命令形に馴染みがないせいだろう。
動詞を単体で使うと「(お前が)〜しろ」という命令になる。主語のYou(お前)が隠れていて、(You) give me chocolate.になってると思えばいい。