2021-04-01

とある界隈のチワワ森に遭遇事件(2019)

ファイル整理をしていて勿体ないと思った記事第2弾です。

これで終了です。

前回記事『2018~2019年頃に執筆したwrwrd二次創作ガイドラインについての自己解釈』を執筆するきっかけとなった出来事についての記事なので一部同じ内容が含まれています

どちらか一方しか読んでいなくとも問題はないような作りとなっています

↓以下、本文

10月某日 某生放送にて

放送参加者リスナーMinecraftで『黒歴史ガチャ』と言うもの製作

それを先にTさんが回し、「貴方は○○番目のアリス」と書かれた紙が出て来た。

次にKさんが回したら「森頁」(実際は正式名称が書かれていた)とだけ書かれた紙が出て来た。

Kさんはその意味を知らなかったので知るためにそれを検索

端的に言えば、そのサイト現在ナマモノ半ナマと呼ばれる実在する人物を元にした二次創作が席巻していた。

そして、キーワードランキングは彼らの略語が1位となっていた。

さらに言えば内容は腐と呼ばれるちょっとあれなものが多数。

個人運営するサイトはその界隈を知る人達しかからないパスワードがかけられていたが、アピール文と言う『サイトの内容を示す文章』がサイト名の下には掲載されていた。

そこにはCP名やR系を示す内容、サイト運営者の趣向などが書かれていた。

実際には分からないが、恐らくKさんはそれらを見てしまったと思われる。

数分間の無言と困惑したような呟きから、「虚無の塊」と言う言葉が出て来た。

見た感じではかなり引いている様子で、フォローのような「世界は広い」と言う言葉も残した。

いつも明るくどんな事でも笑い飛ばす彼のテンションが明らかに下がっているのが見受けられた。

ナマモノと言うジャンルは隠れて行うべきもの”と”本人の目に晒しはいけない”と言うタブーが破られた。

この事でその界隈の人達ファンが荒れている。









黒歴史ガチャ』を作った人に、ナマモノを本人に見せる意図はなく、

「おや、見つけてしまいましたか。うんたらかんたら、ごゆっくりどうぞ」

(隠しリンク、大体イラスト小説日記)

貴方は○○番目のアリス」(キリ番)

などが盛んだった頃の話を想定したもので、今の20代・30代が過去に通ったであろう夢小説などオリジナルHP作成が盛んだったあのサイトは外せなかった。

黒歴史=あのサイトは分かる人には分かる、今の若い世代には分からない公式である

黒歴史ガチャ意図を汲めば、彼に悪意はなかった事が理解できる。

放送を見てもいないのに憶測勝手に決め付け、責めるのはお門違い。

責めるのであれば、

誰の目にも触れられる可能性のある場所活動していた、検索避けもろくにしていなかった、ランキング1位に躍り出ている危険性を理解できなかったサイト運営者達である


結果として、

黒歴史ガチャ製作した人はあのサイトの現状を知らず

Kさんが分からない事はきちんと調べる立派な大人であったこ

ナマモノの界隈ルールを明確に理解出来ていなかったサイト運営者たち

その全てが衝突して起きた事故であり、一部によっては自業自得である一連の出来事であった。










まず、この問題は”ご本人様の目に晒されてしまたこと”と”ナマモノ界隈のルールを守れていない”と言う点が一番の問題であると考えています

そして、もう1つは事態を正確に把握できていない人達憶測で話し合い、それを鵜呑みにしていることです。

ナマモノと言うのは非常にデリケートでつついてしまえばすぐに崩れてしまう。そんなものです。

何故かと言うと、現実世界で生きている生身の人間が、二次創作と言う人の想像によって自由に動かされているからです。

まり簡単に言えば他人自分想像の中で思いのままにしていると言うことです。

当然、その事に嫌悪を感じる方はいます

例えば、生身の人間二次元に置き換えて、動物の耳や尻尾を生やしたり、TS(性転換)をさせたり、同性同士で恋愛をさせたり、団体であればメンバー同士でそう言った関係にさせたり。

同性同士の恋愛と言うのは現代社会においても理解がされにくいものとなっています

嫌悪感を抱いたり、理解が出来ないと言う人もたくさんいます

同性愛でなくとも、身体的な改造に嫌悪を抱く方はいます

からこそ、他人不快な思いをさせないためにもナマモノと言うのは隠れて行うべきなのです。

当然、その他人の中には題材にされているご本人様達も含まれます

自分に置き換えて考えると分かりやすいですが、長く付き合いのある親しい友人と自分第三者の手によってカップルにされている。そう言った行為を描かれている。となれば不快に思うでしょう。

これは、友人が同性であろうと、異性であろうと同じだと思います

全然大丈夫、気にしない」など、強気発言をする方も中にはいるかと思いますが、それは相手にもよるでしょうし、誰とでも問題ないと言うのであれば、少々貞操概念見直した方がよろしいかと思います

自分自身が、顔も名前も知らない人に好きに描かれているのは不安や恐怖があるものです。

内容によっては嫌悪感を抱き、名誉を汚されたと訴えを起こす方もいるかも知れません。

我々だ内では公式ガイドラインが出されているので、それはないかも知れませんが。

万が一もありえますので。

そして、そのガイドラインですが。

曰く、

「○○の主役は我々だ!」に関するリアルネットを問わないあらゆる逸脱も含めた二次創作表現全面的に歓迎しています

利用者間では

・どんな創作表現にも、とてもおおらかに

・各人の解釈方針干渉しない

・作劇上、我々だの中の人感情事実配慮せず、忖度もしない

 という方針運用をお願いいたします。

と、書かれています

これを見て、何人かの方は「あぁ、自由にやっていいんだ」と思ったかも知れません。

しかし、よく見て欲しいのですが、

作劇上、中の人感情事実配慮せず、忖度もしない。

と書かれていますが、本人に見せて良い、不特定多数の人々の目に触れられる場所に無遠慮に置いても良い。とは書かれていません。

そして、重要なのは作劇上、と言う単語です。

作劇、と言うのは物語イラストの事です。現実世界ネット上の事ではありません。

この言葉を詳しく、分かりやす言葉に置き換えて書くならば

イラスト小説などの中では、実際の中の人感情事実(年齢や性別性格)などに拘らず好きに変えても構わない。また、それを製作するのに、自分たちへの配慮は要らない。』

と言う事になります

また、

“どんな創作表現にも、とてもおおらかに”と“各人の解釈方針干渉しない”ですが。

これら二つは利用者間、つまりこれらのジャンルを楽しむ人たちの間の決まりであり、作劇上の表現の仕方は自由である。と言うことにすぎません。

何が言いたいかと言うと、この3つは『多くの人の目に触れる場所ナマモノ二次創作をして良い』『これまでのナマモノ界隈のルール無視して良い』とは言っていないということです。

注意して欲しいことに、

コスプレなど「どこで何の表現をして良いか」はそれぞれの場を提供する主催者によって制限されていることがあります

そうした場で発表をする場合主催者の定めるルールを優先してください。

と、書かれていますが、これはコスプレを例に出しているだけで、限定している訳でもありません。

これまで何年にも渡り、先人様達が築き上げてきたルール無視して良いとは言っていないのです。

コスプレなど、と書かれていますが、言外にイラスト小説などの二次創作物も含まれています

その界隈のルールに則り楽しむように明記されているのです。

ですからナマモノを取り扱う際は検索避け、パスワードの完備、TwitterなどのSNSでは鍵垢にする。など、○○の主役以外のナマモノのを取り扱っている方達を倣って活動するべきなのです。

散々ナマモノと書きましたが、腐を匂わせるもの事実を大幅にねじ曲げたものは全てナマモノになります

ナマモノ定義実在する人物を元に作られた創作物です。

ファンアート、と言われてしまえばそうかもしれませんが明らかにファンアートの域を越えたものは全て鍵垢など大多数の目に触れない場所に隠すべきかと思います

これら全てが出来ていないから、他のナマモノに携わる方々やそうでない方々から民度が低いと言われるのです。

もちろん、きちんとしている方々がいるのは存じています

しかし、今回のことでそれを証明してしまった。守れていなかったことを露呈してしまった。

更には最悪の結果としてご本人様の目に晒されてしまったのです。

現状の我々だ内のナマモノの取り扱いを見直さなければ近い未来、確実に飛び火が多方面に行ってしまうかと予測できます

そうならないためにも、ご自身作品の取り扱いを今一度見直してください

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