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はてなキーワード: 森茉莉とは

2024-05-31

anond:20240530223155

毒親育ちかつ森茉莉は『父の帽子』とあと数冊読んでるけど

まり世界が違いすぎて、ブライトネスだの苦手だのは思わなかったな

クジャク綺麗だなー」くらいの感覚

anond:20240531210037

森茉莉普通に読んだことある

というか姫野の方を読んだことな

その上で元増田に書かれている感想を持つ人がいても別におかしいとも思わないが…

あれだけでは森茉莉が苦労してて能天気の愛されお嬢様だと思って言ってる発言にも読めないし

小説の全文読んだら違うの?

anond:20240531210037

誰も!森茉莉を読んでないのである

(読んでたらまた姫野カオルコあっさいこといってんなあまあ姫野カオルコだしなあ、としか思わない)

そうかな

ブライトネス感じて苦手って素朴な感想に浅いとか深いとか関係あるのか?

anond:20240530223155

森茉莉のことを幸福な生い立ちゆえの自己承認カンスト代表みたいに言ってる時点で

ハァ?って感じだけど。

羨ましがるには森茉莉森茉莉で親との関係にややこしいもの抱えすぎだろう。

でもどうせ誰も森茉莉なんか読んでないし、なんなら姫野カオルコも読んだことなくて知ったふうなコメントしてるのが多そうなはてな部落

nessko

anond:20240531061508

nessko 森茉莉はそういう自分客観視して自嘲自虐的おもしろがる視点も持ってたけど。逆に、姫野カオルコは『謎の毒親』読むと、お母堂によく似てらっしゃるのに無自覚と感じて、距離を取って見るようになりましたよ。

まれてもないのにアダルトチルドレンの態度を比較評価してて典型的ギャラリー面したセカンドレイパー面白い

anond:20240530223155

しか森茉莉は2度の結婚に失敗して

子供父親に取られて

孤独死した訳だが

それでも嫉妬対象なんか?

anond:20240530223155

姫野カオルコが言ってるのは例えば高橋真麻ポジティブ性のことなんだろうが 森茉莉はそういう箱入り娘な自分自身を突き放して見る皮肉で乾いた感性“も”持っているので なんかちょっとピンボケなかんじ

2024-05-30

姫野カオルコが半自叙伝の『謎の毒親』の中で森茉莉を苦手な理由として「父親に愛されて育った女性特有ブライトネスに胸が苦しくなるから」と述べてたのが人間らしくて面白かった。

2020-01-18

自分死ぬのをずっと待っている

 生きていたいわけでも今すぐ死にたいわけでもない。ホリー・ゴライトリーもそんな風に歌っていなかったっけ。

人生が緩慢に詰んでいく。それを感じながら生きている。ずっと待っているけれど、なかなか詰みきらない。

 どう考えても今の仕事自分が向いているとは思えない、といって他の何なら満足にこなせるのか、そうなれるように努力できるのかなんて想像もつかない(ただ生きているだけでもうクタクタで、そんな想像をする気にもならない。だから駄目なんだろう)。

 仕事に限ったことではなくて、家族構成員だとか社会の一員だとか、とにかく何についても満足に役割を果たせる気がしない。

 職がどうとかの問題ではなく、そもそも生きること自体への適性が低いのだと思う。こういう非常にざっくりした悲観的な思い込みに陥ってしまうのは、たぶん自分が何についても真剣に向き合っていないからなんだろう。

 とにかくただ生きているだけで毎日クタクタで、生理的レベルで縛られていることやどうしても頭から離れないこと以外に心のコストを割くことができない。

 きっと、他人に対する自分はおそろしく共感性を欠いた身勝手存在で、関わらなければならないような関係他人からすれば迷惑まりないだろう。自分が色々なことに希望を見出だせないからといって、他人までぞんざいに扱うことが許されるわけはないのだ。自覚があれば許されるものでもない。弁解のしようもない。

 別に自殺がしたいわけじゃない。自殺に失敗した場合は今以上に生きるのが苦しくなる可能性が高いし、自分家族や元家族職場社会的なマイナスイメージ付与されてしまうのは気の毒だし(言いたい奴には言わせておけばいいじゃないか、とはさすがに言いたくない)。

 そういう生ぬるい気持ちを吹っ飛ばすような原動力……例えば何かへの抗議や攻撃のために遺書を残して特別場所で首を括るとか自分を燃やすとか、誰かの死に殉じるとか、そういう積極的自殺というアクションを起こすための動機もない。

 想像力が貧困自分の思い描ける死後の世界イメージは、やり残した仕事だとか遺品だとか自分人生の後始末に迷惑させられている人々の顔ばかり。そんなことが気になるということは、要するに現世にまだまだ未練があるということなんだろう。本当に自殺を遂げる人は、きっと他人や死後の現世の諸々なんて飛び越えてしまうのだと思う。そういう意味では、積極的死ぬことにも自分は適性が低いんだろう。

 自分想像できる範囲世界が全ておしまいになってしまえば死後の憂いもなくなる? 妄想の中のこととは言え、他人を巻き込むのは気が進まない。無気力に生き続けることで間接的にたくさんの他人を害しているだろうに何を今更、とは思うけど。

 生きていることの主観的な苦しさが飽和点に達すると、泡がはじけるようにこの世から消滅できればいいのにね。そんなことをよく考える。自分消滅した後は自動的に他の泡がそれぞれ僅かに膨らんで、何事もなく世の中が回っていけばいいのにね。

 自分主観的な苦しさがなくなって、自分存在することで他人に与えている迷惑もなくなって、自分がいなくなることで誰かを困らせるということもなく、そういう都合の良いことにならないかな……ならないだろうな。

 やはり今の状況と自分自身をどうにか良い方向性に持っていくための前向きな努力をするべきなんだろう。他にできることというと、自分意識のほうをどうにかするくらいなんじゃないだろうか。

 生きていることの苦しさだとか自己嫌悪だとか、全て意識の表層に上がってこないように感覚麻痺させて、死んだように生きる。自分(もしかすると他人も)の肉体を傷付けてしまいたくならないように、精神部分的に殺して自意識スイッチを擬似的にオフにして、余生をどうにかやり過ごす。

 いずれにしても、いつかはおしまいになることなのだ。森茉莉も書いていた。どんな苦しい病気死ぬことで終わる。

 そうして怠惰自分は、かれこれ15年くらいを半ば死んだようにして生きている。死ぬ理由はまだ見つからず、現世への未練は絶ちきれず、自分を変えることもできないままで。

 残りの人生は数秒なのか数十年なのか。こんな風にゾンビみたいに無為に生を浪費していることを自分が本気で後悔する日はやがて来るのかもしれないし、来ないのかもしれない。

 これで良いんだろうか、これで良かったんだろうか。昨日死んでおけばこんな今日を過ごすことはなかったし、今日死ね明日は来ないだろうにね。

 答えはまだ、出せないまま。

2014-10-29

http://anond.hatelabo.jp/20141029183610

サンプルっていうか。

林真理子とか、山田詠美とか、舞城とか、なんでもいいんだけどさあ。

女って男と結婚しなきゃっていうプレッシャー現代ではひどいから都合のいい男と結婚できそうな感じの舞台設定しないと女が自律的に行動できなくなるのは理解できるんだけど、都合がいい男をたてて、物語の進行を阻害しないようにしすぎてて気持ち悪い。

  

昔の森茉莉とか、吉田知子とかって、男のそのままのものを持ってきてそれに対して恋愛を行わせる小説でちゃんと現実感あったんだけど。

現代作家の書く恋愛対象になってる男達が、漫画とかの「優しいイケメンがちやほやしてくれる」とか、「イケメンバスケットしてる格好いい」みたいな、浅すぎるところで興奮してるんだよ。

銀魂とか、黒子のバスケットで興奮してる婦女子のクソみたいなイメージだけの男の登場人物がハリボテっていうか人間ゼロで気持ち悪い。

  

そんなレベルのひくい人間考察キャラを出すっていう馬鹿馬鹿しさを受け入れてる女性作家どもが厚顔無恥すぎて気持ち悪い。

2007-11-06

森林太郎の場合。

愛情のようなものを一方的にふりまいていた」と娘・小堀杏奴はいう。ようするに「マリちゃんのパッパ」ごっこをやっていたわけ。

幻想世界に住む父親につきあいの良すぎた杏奴の姉、森茉莉がどれだけイカレたおばあさんになったかは周知のとおり。

室生犀星におだてられ(あるいはそうでなかったにしても本人は妙な自信を得て)老境にさしかかってから上梓した小説

現代的意味においてBL小説と呼べる代物であり、つまりは腐女子の先駆者である。

不幸か、といわれると判断に困る。ただ、この父娘は人生演技しており、妙なつくりもの感が漂うのは否定しがたい。

 
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