はてなキーワード: 気化熱とは
熱伝導率と、気化熱の影響です。
せともののお茶碗は、その材質の中に空気の孔がいっぱい含まれているので、熱伝導率が非常に低いのです。
そのため、茶碗は熱くなりにくく、一度熱くなったら冷めにくいという性質があります。
一方で、中のスープは液体であり、熱伝導率は茶碗よりも高い物質です。
中のスープは、水分が蒸発することで、気化熱によって熱を奪われてどんどん冷めてゆきます。
冷めたスープは茶碗の底に沈み、温かいスープは表面に昇る対流が起こることで、さらに冷めてゆきます。
こうして、中のスープは冷めてゆくのに、熱い茶碗の熱は熱伝導率が低いために、中のスープや外の空気との間で熱交換が行われにくく、
ずっと熱いままになるのです。
id:houyhnhmです。
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20140128000549
固形物の熱の移動は体内で既に行われていると考えられる。体腔へ体温より二十度以上低温な気体が代わりに入り込む事により、表面から急激に熱を奪われた為であろう。
id:dadabretonに、指摘されて間違いに気付いた。ありがとう。これでIDコール飛ぶかな?
id:houyhnhmさん、おしっこのブルブルッはどう考えればいいんでしょう?
温度そのものを感じ取る訳ではない。ボクらはたいてい熱移動の有無で温度を感じる。風が吹いたら涼しいと感じるから・・・・・・はっ
忘れてた。体表面から熱が奪われる理由の一つは、湿気。もう少し丁寧に言うと、気化によって熱が奪われ表面温度が下がる。
体腔内の粘膜は当然水気を含んでいる。外気に触れない場合にはほぼ飽和水蒸気圧まで蒸発している状態が体腔にある。また固形物といえども表面は適度に濡れているはずだし、尿は間違いなく液体だ。
この時、その境界を考えると、ほぼ等しい速度で水分子の物質移動が起こっている。(その速度自体は温度に比例する)
色々なものを排出した際、マクロ的には物質移動に伴う熱量の移動はあるが、
だからと言って、排出中に冷えていく感じがある訳ではない。これは主因では有り得ないだろうというのは直ぐに分かるだろう。
確かに、長時間していると徐々に冷えていく感覚はあるが、終わりに感じる差し込むような冷たさではない。
で。
外気が入る所までは同じ。おそらく合ってると思う。
外気は、体腔内の気体とくらべて、以下の点が異なる。
ここでごめんなさいだけど、体腔内に入る気体の体積も、相当小さい。熱容量も小さい。(参考:[wikipedia:比熱容量の比較])
温度差を大きめに考えても、奪う熱量は気化熱の方が圧倒的に大きい。
要は、単純に寒い空気に触れたのではなく、濡れてる所が乾燥した空気に触れたので、熱が奪われて寒いと感じる、という事かと。
http://q.hatena.ne.jp/1221811488
出してる最中に発生する訳でもなく、出しきった直後にかなり早く起こる反射なので、血液の移動速度を考えたりするとちょっとわからんなあと。
ヒトはなぜ毛が薄いのか? それは、ヒトはなぜ汗をかくのかと答えは同じで、つまり、暑さに適応するためだ。
ヒトは、恒温動物で、気温の変化に脆弱だ。どうやって寒くても暑くても生きていけるようにするかが課題だ。
ヒトは、住環境や道具を用いることで、寒さに対応した。例えば火を焚けば暖がとれる。ところが、暑さに対しては道具で対応しきれない。そこで、ヒトは、汗をかいて蒸散させ、気化熱によって体温を下げるようになった。そうすると、体毛が多いと汗の蒸発に不利だから、体毛が薄いほうがよいわけだ。
それでも、頭部などには体毛があるのはなぜか? それは、肉体の中枢を寒さから保護するためだろう。ヒトは、血液などの体液を循環させているから、末梢で発汗して熱を逃がせば中枢も冷えるようにできている。反対に寒い時には中枢が冷えると致命的だから、体毛が多い傾向があるのである。
冬になると手足が冷え性になる人が少なくないが、寒いと体温を逃がさないようにする必要があるから、末梢の体温を上げないようにして体温を維持しているのである。無論、血行も少なくなる。
それでは、運動をすると発汗するのに毛深くなる傾向があるのがなぜか、疑問に思う人もいるかもしれない。しかし、運動をすることができるということは気温が高くはないからだ。暑いと、寝ているだけでも汗を大量にかく。暑いなかで運動をするとむしろ死んでしまうことすらある。運動量が多いということは、気温が高くはなく、また、外出しているということとも相関関係がある。
男のほうが毛深く、女のほうが薄い傾向があるのも、寒さ対策の必要性の高低によるものだろう。群れの生存確率を高めるためには、男女で分業し、男にコストを集中し、女が出産授乳をする。そのため、男のほうが寒い中でも外出するし活動的だ。反対に、女は出産授乳のために栄養分を蓄える必要があり、例えば体脂肪を増やす必要がある。
男も、年齢が上がってくると肥りやすいかもしれないが(いわゆる「中年太り」だ)、それも運動量の低下と関係があるのだろう。多量の運動を担うのは若い男であって、出産期以降の女だけではなく、ある程度歳をとった男も肉体機能的に衰えて多量の運動をする余力が減っていく。それでも、だからこそ、肉体がピンピンしていて普段からたくさん運動をしている老人男性には痩せている人もよくみられる。
冬には脂質やカロリーを摂りたくなる傾向があるように思われるが、それも寒さ対策のためだ。反対に夏には、サッパリしたものが欲しくなる。暑いと多く消費するのは水分とミネラルで、反対にカロリー消費は減る。
食事や衣服や暖房がなければ、ヒトは冬を越せない。木造住宅に住んでいて貧困で暖房もかけられなければ、凍死しかねない。
日本では昔から木造住宅が多い。「日本の夏は世界一苛酷だ」と言う人もいるくらいに、日本の夏は厳しい。とりわけ太平洋側は、モンスーン(季節風)で湿度も高くて苛酷だ。湿度が高いと汗が蒸散しにくい。木造なら風通しがよく、気温も湿度も高い夏には有利だ。
ところが、木造住宅では、冬は寒い。だから、厚着をして布団にくるまって、たくさん食べて、そして、火を焚いて暖を取るのである。
木造住宅で火を焚くということは、火事が起こりやすいのは必然だ。しかも、太平洋側の冬はモンスーンで乾燥する。江戸なんて、人口密度が高いのに木造住宅だらけだったから、街が辺り一帯丸焦げになるような大火が何度も起こっている。江戸時代なんて、エアコンどころか電気ストーブも電気コタツもあるわけがないし、電気炊飯器も電気ポットも、無論、ない。
この時季はいまでも木造住宅で灯油ストーブで過ごしている家が少なくない。近現代でも、冬の火事は多い。火の取扱にはくれぐれも気をつけたい。そういえば、阪神淡路大震災は1月で、東日本大震災は3月だった。冬の震災は、乾燥地域では大火事になりやすいし、雪国では家屋倒壊してライフラインも断たれて深刻なことになるのではないか。
肌着がわりに、ネオプレンで出来てるものを買えばいい。タイトにできてるので、着ぶくれしないし、体温が奪われにくい。
http://webshop.montbell.jp/goods/list.php?category=1902000
サーフィンとかで使うラッシュガードにもネオプレン製があるから、「エアースキン」とかでぐぐってみて。
ただし、これらは体温や汗による気化熱が逃げないようになってるので、ある程度外気が冷たい環境においては快適だけど、屋内や電車内など温かい中では、暑さと蒸れに苦しむことになる。
あと、アンダーアーマーとかミズノが出してるようなスポーツインナーもタイトではあるんだけど、あれは、がっつり運動することを前提とした薄さなので、運動時以外では薄くて寒い。