はてなキーワード: テナーとは
ある人生の素敵 ~marvelous on his life~: SEXについて考える。
http://poeticalprivate.blogspot.com/2010/11/blog-post_4086.html
素人童貞ですが上記の記事を読んでセックスについて書いてみる。ソープランドで200万ほど消えて行った記念も兼ねて。ちなみに、ちんこ立つような内容ではないです。上のblogで言ってることは大体あってるなーという感じのことがダラダラと書かれています。
ソープにハマッて50万くらい使ったあたりぐらいで俺はふと思ったのが「俺だけじゃなくて折角だからソープ嬢もきもちよいセックスしたいなー」とかなんとか。ソープランド以外で女性にちんこ入れたことないけど、あのあえぎ声て演技してんだろな、とか、あれ濡れてんじゃなくてゼリー入れてるだけですよね、ぐらいは理解できたわけです。高い金払って快楽買いに行く場所なのにソープ嬢のことまで考えるとか明らかに損な思考してるわけですが、それはおいておくとして。
とにかく、女性にとって気持ちのよいセックスとは何か? を研究する欲求が俺の中にでてきたわけです。で、とりあえず、ソープに行くたびにソープ嬢にそのまんま質問したわけです。「気持ちのよいセックスとは何か?」と。
そしたら、気持ちのよいセックスの話はぜんぜん出てこないのですよ。その代わり、痛いセックスのはなしがてんこもり。さすが毎日毎日いろんな男と出し入れしてる人たちは、性関連の引き出しも豊富といいますか。でも、ああすると気持ちよかった的な話はほとんど無くて、あれは痛かった、これは痛かった、的な話ばかりなわけです。
ソープという男性の欲求をむき出しにたたきつける場である以上、女性側が痛い思いするのもまぁある意味仕方ないのかもわからんね、と思っていたのだけど。例のブログ記事読むと、なんか一般的にもそーゆー痛いセックスしてる人多いらしいんで、俺もなんか書こうという気になったわけです。
ちょっと話がズレましたが。彼女らの言う痛いセックスってのは、要するにAVみたいなセックスのことです。ごくごく稀に痛めつけられるのが好きという趣向の持ち主もいるらしいんですが、数千から数万に一人のレベルなんじゃないでしょうか。
んでまぁ、具体的にどんなんが痛いのかと言いますと。
AVだとごくごく日常的風景な高速ピストン運動ですが。早ければ早いほど痛いみたいですね。音でるくらいだと、もうホントーに痛みしか感じないらしく。早く射精してくんないっすかねぇお客さん、という感想の人がほぼ全員でした。
ソースは「速いほうが気持ちいいのか?」って直球で聞いてみた結果です。もちろん「営業トークならそんなことは絶対に言わないけど」の一言付きでしたが。俺の好奇心で本音聞きたがってるのは伝わってたと思うので、高速ピストン痛いっす、はかなりの確率でホントーのことではないかなーと思います。
ちなみにちんこの大きさについては、割とどうでもいいらしく。大きかろうが小さかろうが、打ちつけるようにパンパンされたらどっちみに痛いのに変わりはないってことなんだと思います。ちんこにビーズ? とか入れてるやつはドン引きするだけって言ってた人もいましたっけか。女性がドン引きする様を見て喜ぶのも一つの嗜虐的な嗜好ってことなんでしょうけど。
その2.あそこをすごい勢いでぐりぐりする
これもAVだとよく見られる光景ですが。指入れてくちゅくちゅくちゅー! と音立てて高速でかき回したり、出し入れしたりするあれです。あれもやっぱり相当痛いらしく。ソープ嬢にとって「(お客さんの反応見ながら)テキトーなタイミング見計らってイッたふりする」のはフツーのテクニックだそうで。とっととかき回すの止めて頂くために。気合入れれればあそこを締め上げてソレぽくイッたフリするのはなんとかなるらしいです。なので、身体反応だけでイッたかどうかは判定するのは難しいかもしれません。「そこそこで終わらせないとこっちの体が持たない」という事情もあるらしく。マジで痛ぇって場合は「気持ちよすぎて力んでるフリで、相手の腕とか肘とか掴んで動きを制限させる」というテクを使うこともあるらしく。
これもAVで以下略ですが。これに限らず、性的な意味での女性の痛さってなっかなか男性にはわからないんですよね。性別が違うから当然なんですが。
クリトリスに関してだと、AVでやってるクリちゃん攻めまくりのアレは、とあるソープ嬢が言うには「ちんこの亀頭をローションもなんもなしで指で摩擦しまくる」ようなもんらしいです。まぁ、そりゃ痛いっすよね……
その4.むねすっごいもまれる
基本的に、女性というのはおっぱいとかクリトリスとかあそことか、いきなり触られても気持ちよくなれないらしいんですね。なので、これもAVで以下略で、おっぱいぷるんぷるんに揉まれてもやっぱり痛いだけらしいです。ちくびも同様で、指でつままれたり、思いっきり口で吸われてましても痛いだけ、とのこと。
いやはや……「どうよ俺のテクニック?」と言われたら「すごくきもちよかったですぅ」と返すのが彼女たちのお仕事とはいえ、中々難儀な職業ですよね。
とまぁ、痛いセックスの事例といいますか、女性はどういうセックスが痛いと感じるか、の情報はどんどん溜まっていったわけです。しかし、気持ちのよいセックスとは何なのか、が見えてこない。いやまぁ、男が一方的に気持ちよくなる事例はたまったのだけど。お互いwin-winになれるセックス像がよくわからない。
それじゃあ女性にとって気持ちのよいセックスって何なんだって話ですが。俺の結論をカンタンにいえば、上で書いてるよーな痛いセックスの逆をやればよいわけです。
1.まずは雰囲気作り
ソープ嬢とのセックスに雰囲気もクソもねぇよwwwって方はまぁ読み飛ばして頂いて結構なのですが。最初の方に書いたとおり、ソープ嬢にとってももきもちのよいセックスとは何か、を追求した結果がこの増田ダイアリーなのでご容赦ください。
ソープ嬢といっても女性なわけなので、セックスするよーな雰囲気があると気持ちよくなりやすいらしいです。コレなにかっつっとー、いきなり服脱がせるとか、ちんこしゃぶらせるだけしゃぶらせて自分はタバコふかすとか、いいからとりあえず入れさせろとか、そーゆー態度がアウトなわけです。そういう態度は、一方的な押し付けにしか感じないようで、要は「冷める」わけなんですね。後々詳しく書いてきますが、女の子にとって気持ちよいセックスになるかどうかは、気分の高揚が必須なわけですが、これは相互交流無しにはまず成り立ちえません。
めんどくさいですよね? でも、これ慣れればソープ嬢とも純愛もののエロゲみたいな甘ったるいセックスができるのでまじオススメ。
では具体的な手順を。まずは女の子を抱きしめます。お気に入りのエロゲのパッケージを開けるとき、差込が曲がらないよーに丁寧に開けませんか? 俺は開けます。そのくらいやさしくていねいにつつこみこむ気概が肝要。精巧なフィギュアを扱うときぐらいの感覚で。
そのまま頭をナデナデします。しかし、どうしても力みすぎなのが男の性というもの。なので、まずは手のひらと指を広げてそのまま女の子の頭の上に載せます。そのとき、髪の毛に触れてるか触れてないかぐらいのラインで充分です。そのラインを維持したまま、髪の毛の流れにそってゆっくりと手を動かします。髪を梳いてあげると喜ぶ方も多いのですが、こちらはかなり繊細な指加減が必要です。絡んでぷちぷちっとかなると一瞬で冷めるので。
抱き合ったまま背中もナデナデします。飲みすぎてゲロッた同僚を開放したことありませんか? ノリはあんな感じです。死にそうになってる同僚をいたわる気分でソフトタッチしましょう。
実際んとこソフトタッチとかフェザータッチとかアダムタッチとかよーわからんとは思います。わからん内は、手のひらが女の子の肌に触れてるかどうかわからんぐらいのライン、でいいと思います。女の子の肌はやわらかいんで、反応がわからないのでついつい力いれがちなのが悩みどころです。なので、たいていの男性にとってはそのくらいのソフト感覚で充分だと思います。服の上からだとなおさらで、生地ごしに肌の感覚がぎりぎり感じられるくらいのレベルでも女の子には充分伝わります。
髪の毛・背中ときたら、次は耳。みみたぶをソロッとなでるくらいで充分です。ただ、ソープ嬢は耳周辺さわられたり舐められたりするのイヤがる人がちょくちょくいます。理由は洗いにくいため。なめられたりしてにおいが残ってると、次のお客さま的には色々アレですから。
そのまま、肩から上腕、肘、手・臀部・太もも・ふくらはぎとじわじわと手の平全体を使っていたぶっていきます。手のひらが女の子の肌にサワリと触れるぐらいの感触は忘れないよう、手は綺麗に、心は熱く、頭は冷静にという九鬼先生の教えに忠実になりましょう。おっぱいやあそこに突入したい熱いパトスは今は抑え、来るべき快楽を内に秘めつつ、女の子の外縁部をなぞっていきましょう。
女の子というのはまぁめんどくさい生き物らしく、「私、これからこの男の人とセックススルノダワー」という気持ちが昂ぶってこないとそもそもセックスに気持ちよさが生まれない生き物のようなのです。なので、まぁ、女の子にとっても気持ちよいセックスをしたい場合、男の子側はある程度演技といいますか演出といいますか。純愛モノのエロゲのカッタルイ導入シーン的なものが必要なわけです。
キスするのは全身ナデナデあとぐらいで充分ですかね。キスしながらナデナデでもいいとは思いますが。とりあえず、胸・性器等敏感な部位にいきなりタッチするのはご法度です。いきなりパイタッチでノーマルコミュニケーションが許されるのはアイマスだけやったんや…・・・
件のブログでは「エンターテナーに徹していますか?」って書いてますが、まずはこれが重要なわけです。ソープ嬢とはいえ女の子。ここは、紳士力を発揮させ、丁寧に服を脱がし、下着はじっくりねめまわし、ブラのホックは両手で極めて慎重かつゆっくりと外し、ぱんつは買ったばかりのフィギュアをキャストオフするかの心境で神妙にずりさげる。所作の一つ一つに「これから、私は、あなたと、セックスさせていただきます」という感謝の意を込める。うさんくせぇ宗教家の売り文句っぽいですが、なんというかこう、男性の側から相手を大切にしてる感が伝達されるかどうかが、女の子が気持ちよくなるセックスのためには必要な要素なのです。
2.愛撫
さてそんなわけで、おっぱいやまんこやクリトリスを攻略したい衝動を抑えつつ、オーラゲージを溜める活動に専念してきたわけですが。そろそろおっぱいに取り掛かりましょう。しかし、鷲づかみしたいのをグッとこらえなければなりません。女性の柔肌は男が思うより遥かに繊細なもの故に。
さっきから何度か書いてる、手のひらが肌に触れるか触れないかのライン、を継続しましょう。おっぱいの形に沿って、手を馴染ませる感じです。ひんぬーでもきょにゅーでも関係ありません。極端なこというと、おっぱいがヘコむような触り方は、女の子は痛いと思ってます。乳輪と乳首エリアはまださわっちゃだめです。シュークリームの中身が飛び出ないように食うとき、どのくらいの力加減で持ってます? シュークリームの形が変わらないくらいソフトに持って食べるのが普通ではないでしょうか。あれと同じくらいソフティーな頂き方が対おっぱいでは重要です。
ここまで読んでて「ゆーても、女の子がきもちよくなってるかどうかどうやったら分かるんだよ」とお思いの方、タクサンいるかと思います。一つの判断基準としては、AVみたいな反応してたら、たいていは痛い思いしてる、と考えて良いのではないでしょうか。その根拠としては、AVみたいなセックスでソープ嬢は痛い思いしてる、とは上の方で何度か書いたことにあります。「いま、いたくない?」とかやんわりと聞いてみるのも一手ですが、口では割となんとでも言えるので、中々難しいところです。
それはさておき、次はちくびについて。とりあえず、つまむなんてのがありえないのはここいらまで読んでいただいた方にはわかるかと思います。手で攻める場合、人差し指と中指、できれば中指と薬指の間を使います。まず、おっぱいの形に沿って、指と指の間に乳首を置く形で手のひら全体をおっぱいの丘にはわせます。何度も言いますが、ひんにゅーでもきょにゅーでも関係ありません。
このとき、ちくびが指と指の第二関節よりも手のひら側に来るようにします。ちくびを愛撫していい指の半径は、この第二間接から手のひらの指の付け根部分までのごくごく狭い領域だけです。第二間接の横ハラが、ギリギリちくびに触れてるかな? かな? ぐらいの手加減で、指の付け根までジリジリと動かします。
なぜ第二間接の指の横ハラにこだわるかと言うとですね。男性のボディの中で、乳首攻めに耐えられるほど柔い場所かつ繊細なコントロールが可能な部位ってすごくすくないんですよ。んで、俺の結論としては、第二間接の指の横ハラなわけです。手のひらの親指側もそこそこ柔らかいんですが、乳首押しつぶす動きになりやすくて、俺はあまり使わないです。ちくびがヘコむくらい押すと、たいていの女の子は単に痛いダケみたいなんですよね。
というわけで、いままであまり舌による刺激は出てきませんでしたが、ここいらから舌の出番が増えてきます。その理由は、乳首攻めに耐えられるほど柔い場所かつ繊細なコントロールが可能な部位は少ないと書きましたが、その数少ない部位の一つが舌なのです。舌は、微妙なパワーコントロールも可能かつやわらかい刺激を与えられる、女の子に気持ちよくなってもらうには大変に優れた機能なのです。
舌で攻める場合ですが、舌先は使わない方がいいみたいです。これは、おっぱいに限らずクリトリスやまんこの場合でも同様です。AVだと舌先カチカチにしてレロレロしてるのよくみますが、あれはアンマリ気持ちよくないっぽいです。
ではどうするか? おっぱいの場合は、まずは上唇と舌唇でかるーく乳首全体を含みます。吸いあげるのは論外ですよ。ちくびが伸び伸びしてしまうくらい引っ張って悦ぶ女の子は……エロゲじゃよくみますが、現実では皆無って感じです。まぁ中には痛いのが良いという子もいるらしいですが、居ないと思ってたほうがよいかと。
そうして唇でソフトに乳首を含んだあと、舌の中ほどを乳首の直上にのっけます。できるだけ舌は弛緩させて、力入れないとなおよいです。女の子を攻める場合、できるかぎりやわらかくてブヨッとしたモノを使うのが重要なのです。舌に力入れなくてどうやって攻めんだよって話ですが、アンマリ攻めなくても乳首攻略的には割りと大丈夫です。舌の中ほどで乳首をライトにころがすぐらいで、充分女の子は気持ちよいハズです。
正直なところ、そんなんじゃ攻めてる気分になれねーよwwwってのが大半なんじゃないでしょうか。でも大丈夫。女の子的にはそんなもんで充分なんですよ。ていうか、実際んとこ、この辺だとまだまだ女の子的も「あー、なんか、ちょっとキモチいいかも……」ぐらいのふんわりゆるふわレベルの気持ちよさでしかないハズです。これを越える刺激を与えると、すぐさま「痛い!」になっちゃうんですよね。一度痛い! となると中々テンションは戻らないもので、こうなると気持ちよいセックスがどんどん遠ざかっていってしまいます。雰囲気の項でも書きましたが、女の子との気持ち良いセックスには、セックスするぞセックスするぞ、というゲージ管理が大変に重要なのです。
ちんこ入れるまでに、どれだけ女の子の受け入れ可能ゲージを高めるのかが重要なことを何度か書きました。おっぱいの次はようやく秘部へと向かいます。できれば全身をちゅっちゅっれろれろしましょう(ただしクリトリスとあそこ除く)
次はまんこに移ります。クリトリスとどっち先にするかはビミョーなところですが、俺はクリトリスさいごでいいんじゃないかなー派です。
前提知識として、クリトリスとまんこはホントーに繊細にできています。北斗の拳でジャギがケンシロウに醒鋭孔を突かれて、軽く触れただけでビクンビクンするようになったじゃないですか。イメージとしてはあんな感じです。特にクリトリスは。そのため、ちょっと強い刺激があると痛い!→きもちよくない……のコンボに繋がりがちです。しかし、痛みと快感は表裏一体。適切な刺激を与えれば、素晴らしい気持ちよさが待っています。
そのため、クリトリスやまんこを攻めるのはできるだけ舌を使うべきです。舌でまんこを攻めるときは、まずは、まんこに向ってそっとふっと息を吹きかけてみます。これから俺は貴女の大事な場所に触れますよ、というサインです。その後、まんこの形に沿って舌全体をはわせる感じで設置します。舌をべろっと出して、そのまままんこにあてがうイメージですかね。もちろん、押し付ける形になってはダメです。まんこのラインに沿って舌をフィットさせる、という言い方の方が正確かもしれません。
最初はべたっと貼り付ける、はがす、またべたっと貼り付ける、だけでも女の子にはソレナリの刺激になります。その後は、舌を這わせたまま前後左右にゆっくりと少しずつ動かしたり、舌を微細に振動させたりします。AVでよく見るような、まんこの花びらを広げるようなことはモチロンしないように。
大陰唇・小陰唇をかき分けて攻める場合、舌の中ほどを使用するのが良いっぽいです。小陰唇から膣口からまではさすがに舌先を使わざるを得ないですが、なるべく舌には力を入れないほうがいいです。AVみたいに、舌先を尖らせてレロレロするやり方はあまり良くないです。
まんこの中に対する攻めは、さすがに指の出番です。指は一指し指か中指を使います。俺は人差し指の方がコントロールしやすいので、こちらを使います。まず、膣内に指を入れたいなら指は清潔にしておくのが紳士の嗜みです。手は洗うのはモチロンのこと、深爪気味に切っておいて、ヤスリで丸くし、最後にタオルなどで仕上げしておきましょう。
まんこに指を入れるときは必ず「指入れてもいい?」とか「指入れるよ?」と一言沿えましょう。こういう、気遣ってあげてる感を与える演出は、女の子にとって気持ちのよいセックスには欠かせません。
というわけでずずいと指を入れていくわけですが……この深度調整が中々に厄介です。浅すぎれば「イマイチ」深すぎれば「イタイ」 どないせっちゅう。なので、ホントーにすこーしずつすこーしずつ入れていくのがよさそうです。一回の出し入れに数秒は使うイメージで。最初は、指のハラが膣口に少し埋まるくらいから始める。いきなりぎゅっぽぎゅっぽなんてしないように。そこから、指先、第一関節と少しずつ奥に入れる。指の最大深度ですが、指が根元まで埋まるほど入れることはまず無いですね。第二関節のちょい先ぐらいでしょうか。
ながすぎてとちゅうできれてるみたいなので続き
何百人もの申請があったとか言うデマがあったが、
デマを批判する側も「外国人が何百人も申請したのが事実なら悪い」のような前提を共有してたのがやや気持ち悪い。
仮に何百人も申請してたとしても、コピペでもあったように孤児院とかの子供なら何の問題もないだろうに。
子供がいるのにいないふりをして不正受給するならばれにくくするためにも数人程度の申請にしておくもので、即座にばれる嘘はかえってまずいこともわからんのだろうか。
普段外国人排斥を批判しワープアとかの格差問題に熱心なはテナーもほとんどは誰かを叩きたいだけで差別や貧困をなんとかしようなてことは思ってないんじゃないかと疑いたくなる。
あと「パチンコに使うから子供手当てはよくない」とかの意味不明な批判もあったが、外国だとパチンコなんかほぼないんだからこの点からは日本人より外国人にやるほうがいいはずなのに、外国人への支給を喜ばないのが理解できない。たぶんパチンコ云々はこじつけの理由でとにかく再配分・福祉に反対したい、民主党を批判したいってだけなんだろうけど。
mixiの日記に、こんなのあった。
女の人は共感できるし、男が読めば、「女に媚びてる」と思われるだろうなと私は思った。
でもまぁ、男女関わらず、悩んでる人がいるようなテーマだし、載せちゃおうと思った。無許可で 笑 噂では、本当は続きがあるらしく、そこまで読んで、真意がわかるだろう。とのこと。どういうことでしょうね。ま、とにかくエッチについて悩んでる人は呼んだ方が良いと思うよ
ここからは、筆者さんの本文です↓
まず初めに、この日記は特にエロの要素はございません。
SEXについて、きちんと考えようという日記ですので、これはオカズにはなりません。
だからお前、ちゃんとパンツ履きなさい。
僕は、自分自身の外見・内面共にある程度妥当に評価しているつもりです。
僕は真っ白けでガリガリのガリクソンで、オカマ風、もしくは中性的です。
アメフトのクオーターバックやってた友達から「手がきれいだなぁ」と言われて身の危険を感じたこともあるほどの、極めて頼りなく、華奢で、女々しい外見であると同時に、結婚も決まったということで、一人の男というよりは気の置けない兄貴分、女友達感覚の友人という風に接してもらうことが非常に多いのです。
これは非常に光栄なことです。男同士だけではなく、女友達とも腹を割って話せる、そんな立場にはなかなかなれないでしょう。ありがたい話です。
で、そういう立場で女性陣と接していると普通は話して聴かせてもらえないような話まで聴く機会があります。そのひとつがSEXについて、です。
男性陣、よく聞け。
君たちのセックスは、間違っている!
男の子のほぼ大半はAV(アダルト・ヴィディオ)によってセックスという行為の存在、そのなんとなく甘い感じ、たまらん感じを知り、いつかオレもこんな風にする日が来るのかなぁと思いめぐらせるものです。
実は、もうその時点で間違っているのです。
アダルト・ヴィディオに出ている女優、俗にいうAV女優さんというのは、これプロの方で、お金をもらうことでああいったヴィディオに出演してらっしゃるワケです。
つまり、あれは対価と引き替えに行っている純然たる“仕事”であり、男優・女優共にターゲットとしているのは“視聴者であるお前ら”なわけです。
もうこの時点で普通のSEXとは全く色が違います。
普通に行われるSEXはあまり撮影される機会はないですし、まぁ密室に2人というのが通常でしょう。
つまり男のターゲットは女であり、女のターゲットは男なのです、視聴者ではない。
アダルト・ヴィディオは視聴者をターゲットとしている関係上、
「見て興奮するSEX」というものを重視します。ひとつ例を挙げれば、男優と女優が抱き合って正常位でセックスをしてるシーンはあまりないでしょ?
ああいうシーンでは男優が体を起こし、女優の体や顔を見やすいようにしている。なぜなら、抱き合ってしまえば男優のきたない背中が映ってしまうからです。
繰り返しますが、アダルト・ヴィディオは「見て興奮するSEX」を重視しています。だから、例えばものすごく激しかったり、女優も「あんあん」叫ぶわけです。
これは有名ですが、アダルト・ヴィディオを見た女が「あんな声、出ぇへん」と言いますね? つまりアレは女優の演技、お金と引き替えの“仕事”の一環なわけです。
それを、あんまり声を出していないのを「感じてない」と誤解した男が、これまた誤解に乗っ取って「もっと激しくすれば良いんじゃないか」と考えてさらに乱暴になる。
これ、女性陣に言わせると「痛い以外の何物でもない」です。
アダルト・ヴィディオを見ることを否定しているわけではありません。
そうではなく、アダルト・ヴィディオのSEXと実際のSEXを同じものとして考えてはいけないということなのです。
ひどい奴なんて、SEXの最後は女の顔にかけるものと勘違いしていたりします。
でも、健気な女のコは耐えているのです。「気持ち良かった」なんて嘘をついて、それで男が満足ならいいやと考えるのです。
「早く終わらんかなぁ」と思いながら男に抱かれている女の人も多い。極めて多いです。「寝そうになる」という声もよく聞きます。
さて男性陣、考えてみよう。“抱いてやってる”つもりが、完全に“抱かれてやってる”状態になってるだろ? 女性は懐が深いから言わないけど、もしかしたら、「おっしゃぁ、感じさせたった」と思った直後に「へたくそやなぁ」の一言が飛んでくるかも知れないんだよ?
アダルト・ヴィディオを実践にまで持ってきてしまっているお前のSEXは実生活においては茶番でしかないのです。
今回は、男性陣に対して、女性陣が具体的にどういう部分を望んでいるのか、何を嫌がっているのかを、項目ごとに、不快にならない程度にお話したいと思います。僕もビックリしたことがたくさんあります。
これは女性陣の意見の集約です。
「古くねぇ?」と思ったお前。このやろー。お前みたいな奴が一部偏った人間を母数とするアンケート結果、「女の子の初体験の平均年齢14歳」を鵜呑みにするんじゃ。ホンマに平均的に14歳で初体験しとったら、相手の男は漏れなく犯罪者じゃ。
ちなみに前回言い忘れましたが、この件でいうSEXは「愛のあるSEX」と定義します。ゆきずりとか、ナンパとか、そんなんはもう自由にやってください。なんならオレに見せてください。
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では、男性陣、以下の項目を刮目せよ!
女の子はね、1年365日、花柄で上下セットのゴージャスな下着をつけてるわけじゃねーんだよ! もうこの段階で「えっ!」と思った男、おるやろ。オレもそう思てた。
アレはちゃうねん。デートの朝、「もしかしたら今日、あるかも」と思った女の子が、日頃は無印とか3点1980円で段ボール売りされてるの下着なのを、その日は特別にワコールやらトリンプやらの“マシュマロ”だか“天使の”だかしらんけども、ちょっと高めのん着て待ち合わせに来とんねん。
い~や、前夜にゃ脇毛剃ったり、むだ毛剃ったりもしとんねん。
だから、そういう時になったら、女の子の下着を誉めてあげよう。
「かぁいいね」の一言が、女の子にとってどれだけ嬉しいか。その言葉でどれだけお前らへの愛情が増幅するか。「愛の増幅」これが男女のギャップを埋める上でのテーマになってくるから。
まぁこれは、それぞれカップルのSEXスタイルによって変わってくるとは思いますがね、たとえば女性のブラジャーを、一瞬で、片手で外せることを自慢してるお前、男の間では英雄かも知れんが、女は鼻で嗤ってるぞ。んなもんもアダルト・ヴィディオの影響なんや。朝、入念に選んできたブラジャーを一瞬で脱がされてみぃや、悲しいやないか。
女性を正面から抱き締める形で、背後に手を回し、それはもう恭しく両手でホックを外す。そして外れたブラジャーを床に投げ捨てるのではなく、丁寧に畳んで、なんなら一度ブラジャーにも会釈をして、椅子でもいい、テーブルでもいい、そういうとこに置く。
とにかく「大切にしている」という姿勢を女の子に見せてご覧なさい。それはもう喜んでくれるよ。
パンティも同じ! 片手でむしり取るように脱がすのではなく、もうなんやったら一度、横たわる女性の足元らへんに正座して、合掌して深々と頭を下げて、「失礼をいたします」くらい言うて、これもやはり恭しく、大切にゆっくり脱がすこと! んで、きれいに畳んで大切に扱う。
そして、露わになった女性の裸身を誉める。「太ってるでしょ?」だの「あんまり見ないでよ」だの言われても、「んなことないよ、キレイだよ」の一言を添える。こういうひとつひとつが非常に大切なのです。「愛の増幅」ですよ。
ある女友達が4年付き合った彼氏と別れたあとに僕にこぼした一言があります。
「4年間、レイプされ続けたようなもんやったわ」
これを聞いたお前、「そらかなり乱暴にされたんやろ、どうせ」と思たやろ? オレもそう思た。でも、ちゃうかったよ。
その彼氏のSEXスタイルはアダルト・ヴィディオをまんま模倣した物だったのだよ。女性の大事な部分に指を突っ込んで乱暴に引っかき回す。「どや? ええやろ?」との言葉と共にね。
アダルト・ヴィディオなんかでは「潮吹き」なんつって、それをさせることができた奴は“テクニシャン”の称号をもらえるほどの技がある。
でも、あれをさせようとしてるときのアダルト・ヴィディオ内の映像は、すごいよな? もう女性の大切な部分をムキムキマッチョの男がフルパワーで引っかき回してる。
あのね、これについては、僕、1回考えてみたことがあるのよ。
あの感じ、男で言うとどういう状態なんだろう…と。
んで、たぶんこれはけっこう真実に近いと思うんだけど、女性の大事な部分を力任せに引っかき回すというのは、男で言うとチンコにおもっくそ、フルパワーのデコピンを百連発で食らわし続けることと同じなんじゃないかと…「びしっ、びしっ、びしっ…」なんかじゃなく、「ズドドドドドドドドドドドドドド」ってね、デコピンを。
んなもん、死んでまうで。
女性にしかない部分に関しては、女性にしかわからない。でも、そこはとてもデリケートな部分、いつかそこから赤ちゃんがやってくる道なのです。それを荒らしてはいけない、いじめ、カッコ悪い。
そしてなにより、彼女を喜ばせるという行為がその後、円滑に進んでいく準備にもなるわけでしょ。そしたら働き蟻のようにベッド中をはい回って彼女を喜ばせる、エンターテナーに徹することで、その対価をその後にいただけばいいじゃないか。
女友達に「新しい彼氏とのSEXと元彼とのSEXを比べたりするん?」と聞くと、十中八九、「する」とか「してしまう」と言います。んで、まぁ8割方、「なんだかんだ言って、初体験の人が一番良かったかな」って言います。
それは、女性にとっての性への入り口がそこだったからです。男の場合、童貞を“捨てる”と言いますが、女性の場合、処女を“失う”と言います。
ある種、儀式的な要素を含んでいるのかも知れません。だからこそ、初めての恋人とのSEXを特別視してしまう部分があるのかも知れません。
それに打ち勝つには、男ども、お前らが、彼女のためだけを思い、彼女のためだけのSEXを考え、彼女のためだけのSEXを創り上げることじゃないのかぃ?
なによりも、恋人同士であるのなら、話し合うことが大切。
僕に色んな愚痴をこぼしてくれる友人に「それ、彼氏に言ったら?」と言うと「そんなん無理やわ」と言われます。
なぜ無理だ。なぜ話し合えない。それは、女性の方に「喜んでくれてるなら、それでいい」という一種諦めに似た感情があるからじゃないのかな。
でもね、10組のカップルがあれば10通りのSEXがあるのよ。彼氏にとって、彼女さえ喜んでくれたらいいわけでしょ? 彼女にとって、彼氏さえ喜んでくれたらいいわけでしょ? 他に喜ばせたい人がいるなら別だけども。
オリジナルで、お互いに楽しめるSEXを実現するには、なによりも話し合うことが大切なのです。
[オマケ]
もしお前が、今の彼女と結婚したいな、なんて考えているのであれば、彼女の生理に感謝をしましょう。だってそれは、将来お前の子供が生まれてくるための準備なわけですよ。
お前はオナニーしてヘラヘラしてりゃいいかもしれないけども、女の子の生理ってのは聴くところによると、もうすんげぇツラいらしいよ。
だってよ、もんのすごい出血するんだもん、分類するとしたら歴然たる「病気」だぜ?
それでも、お腹痛いのも、腰が痛いのも我慢して、デートに来てくれる。
で、その時に「今日生理やねん」って言われて「マジかよ~」なんて言うたらアカン。
「いつもご苦労様です」くらい言うて、ランチをご馳走するとか、そういう気遣いを見せていこうぜ。
男にとってSEXは原始的に快楽を追求するものかもしれない。それは仕方ないのかも知れない。でも、女性は愛を感じたがってる。男が快楽を追求することは否定せずにね、それでも愛を感じたがってる。
男が快楽を追求することは悪いことじゃない。でも、愛を、底辺に愛を置いて、そしてそれを彼女にわかりやすく伝えながら、その上で快楽を追求すりゃいい。
そういう部分を頭に置いて、素敵な週末を。
私はまだ幼い頃、しばらく合唱と取り組んでいた。部活動とか OB の集いとか、要はクラス合唱に毛の生えたようなものだったけれども、クラス合唱レベルでは体験できないうたやオンガクの世界を垣間見ることができた。
でもって、クラス合唱や授業での合唱かそれ以上のことをやったことあるかたならば必ず経験のある儀式、パート分け。声(音域)が高いからソプラノ(テノール)、声が低いからアルト(ベース)、に分ける、と思っている人が多いのではないだろうか。ほんとうは違う。これは、理系文系の区分けと実によく似ている。
実際、普通の個人の発声できる音域の差というのは、そう大して違うものではない。簡単にいうと、存在するのは「ソプラノ向きの声」と「アルト向きの声」だ。プロを考えてみればわかる、3大テノールの人は、ベースの音域が発声できないか、そんなことはない。充分カバーしている。(ではベースの人が世界レベルのテノールが歌う高音域を出せるのか、というと、それは流石に無理だし、逆も勿論そうだ。しかしそれは飽くまでぎりぎり限界まで追求するプロ同士の場合の話であって、通常の合唱曲のパートぐらいならば余裕だろう。)
しかし現実には、クラス合唱などでもありがちな話として、ほんとうに喉から音が出ない、という物理的な制約からパートチェンジを余儀なくされることはある。「○○ちゃんと一緒のパートじゃないとヤダ」とかいう中二的な物言いなんかあったりして、懐かしい(まさかと思うかもしれないが、女子だけではない、男子でもこういうことを言うのを目にしたことがある)。身体ができあがってなければ正直なところ声はできあがらない。まだまだ未熟…というか、ほとんど取り組んでもいない状態で、これからどう伸びる可能性があるかわからない状態で、パートわけをしなくてはいけないのだ。たまたまそのとき高い音が出しづらいだけかもしれない。たまたま低音が乗っているだけかもしれない。(もちろん、「ハモリパートが好き」とかいう単に音楽的に器用かどうかがパート志望の理由になることもあるし、「主旋律じゃないと歌った気がしない」なんていう(楽して)目立ちたいかどうかだけがその理由になることもある。)ただまあ、ひとつ言えるのは、中学生で変声期も迎えたかという頃になんなんとすれば、多くの人にだいたいその「片鱗」は見えてくるものだ。私は合唱の指導の経験はないが、ときどき街中を歩いていて聞こえてくる喋り声を聴いて「ああ、この人はソプラノかな、高音域の楽声を聴いてみたいなあ」とか「この低音の充実感はアルトだろうな」とか思うことがある。因みにしゃべり声の高低と合唱におけるパートは無関係ということも多く、地声が高くてもパートはアルトの人もいるし、地声がガラガラでやんちゃなのにソプラノの人もいるのだ。(…ただし、私の「妄想」が合っているのかなんてわからないのだけど。)
もうひとつ、現実には「パートバランス」という切実な社会的要求がある。個人の資質をどれだけ正確に見極め、適切なパートに放り込んだとしても、合唱全体が「頭数」としてそのバランスでいいといっているかどうかはまた別問題だ。高々数十人という狭い範囲内(社会)で、これは解決されなければならなくなる。「どっちでもできそうな人」や「正直どっちとも微妙な人」などが、パートを移動することになる。勿論この「パートバランス」に関する要求というのは、歌われる楽曲によってそれぞれ異なる。だから、場合によっては、曲の部分部分で「あなたとあなた、ここだけアルトを手伝ってね」とかいう「手」もたまに使用されたりする。さらに、テノールの人間がアルトを手伝ったり、なんてこともないわけではない。
(「どっちとも微妙な人」(つまり、合唱全体の中では声量的に貢献しないんじゃないかという人)を動かして意味あるのか、と思う人もいるかもしれないが、これがまた合唱というものの不思議なところで、案外意味があったりするのだ。)
でもって実際、歌い始めてみると、「音域」と呼べるほど音程が異なるのは曲の中でもそう多くはなく、ほとんどが 3度 とか 6度程度。1オクターブも違いやしない。通常の流れでは「音域」はほぼ重なっている。単に「役割分担」程度の話。クラス合唱なんかでパート分けをなかよしグループ分けか何かと同一視する病理をあながち一笑に付すこともできない。
楽曲が高度になってゆくと、パート内で「ディビジョン」が頻繁に発生する。通常、合唱団では、ディビジョンした場合のパート分けは決まっており、例えば私はセカンドテナー(テノールの下のほう)だった。男声四部の場合は通常上から 2番目を担当することになる。トップテナーを担当することはあまり無かった。私の同期に私よりも適任がいたからである。ただし楽曲が高度になってゆけばゆくほどこの予め分けた「パート分け」は強い意味を持たなくなってゆく。
個人の資質というところでみると、例えばソプラノだったら高い音を出す練習ばかりしていればいいか、というと、そんなことはない。全音域を練習し、充実を図り、音域を広げる努力を続けることが、ひいては自分の得意な音域を充実させることに繋がる。
こうしてみてゆくと、パート分けにかかるあらゆる事項が「文理分け」と酷似していると言える。まだ習いたてもいいところの数式を目の前に「得意・不得意」を判断し、たまたまあたった先生のその授業で「苦手かどうか」「伸びうるかどうか」を判断し、また判断される。実際は、もっとあとに決めたい。でも、あとでは遅い。いま、決めなくてはならない。そんな中、「どっちつかずの人」とか「正直どっちでも同じようにできそうな人」なんてのも必ず出てくる。周りがどう見ても「こいつは理系だろ」と思うのに、「自分には将来やりたいことがある」と、文系科目をさらりとこなして進学してゆくようなのもいる。
理系だからといって物理数学ばかりやってればいいというものではない。様々な分野を習得し、深めてゆくことにより、ひいては得意分野についても実力の「底上げ」が図れるのである。
合唱はおもしろい。ソロでは決して為し得ない音楽をつくり出すことができるのが、合唱だ。しかし、全体として少々高度なことをやっていこうと思うと、たちどころに構成員の個人個人の資質がその成果へと反映してゆくのだ。この点も文理を基準として見た場合の社会のありようとすさまじく似ているといえよう。
個人で何かやろう、事業でも起こそう、なんて思った人にとって理系文系がどんどん関係なくなってくるのも、そうだ。曲を構成できる音域を全てカバーしなくてはならない。苦手な音域も多少の無理をしつつ広げていかなくてはならないかもしれない。でも、そういうのが向いている人もいる。向いていない人もいる。
いま、その分野で、自分は「鳴って」いるか。「響いて」いるか。これからのひとは、長い目で見て、そのパートを気持ちよく充実して歌いこなせそうか。そのための鍛錬ができそうか。そんなふうに考えてみるのもいいかもしれない。
「その音域が出せるか」ではない。誰だって出せるのだ。「その音域を響かせることができるか」「その音域をよく鳴らせているか」。
やっぱり鼻毛カッターとかハサミとか毛抜きでしょうか?
T字カミソリの替え刃を鼻につっこみ、くるんと一回転ってのはどれくらい認知度があるんでしょうか?
先ほど、ふと気になり「鼻毛処理」でググると一発目にこの方法が紹介されてるのですが、ゲテモノ扱いされてて少しショックでした。
少し調べてもあまり認知されてるようではありませんでした。
本当にツルツルになるのに。
ちなみに私が使用しているのは「キレテナーイ」の二枚刃のヤツです。三枚刃は幅が広くて上手く剃れません。
■追記
なんだか逆に質問されてしまったので。
後処理は何もしてません。
前処理というか、毛を柔らかくしないと上手く剃れないので入浴中に。
シャワーをあてるとかしなくても蒸気で10分もすれば柔らかくなってます。
ちなみにもう5,6年やってますが、ほとんど怪我はしてません。ちょっと血が出たことがあるくらい。
中村 -この前の合宿で『ゲド戦記』の第4巻について、ずいぶん議論したんですが・・・
宮崎 -聞いただけで寒気がするよ(笑)。『ゲド戦記』の4巻目は読んでないんですよ。4巻目が出たと聞いた瞬間に、絶対読まないって決めてた。友人が読んだというから、「バカだなお前」って言ったら、「やっぱりバカだった」って(笑)
宮崎 -だって、3巻目までは物語だったはずでしょ。多分その後書こうとすると、物語じゃなくなるよね。違う?ル=グウィンはフェミニズム運動でいつも槍玉にあがっている人だから、多分罪ほろぼしに書いたんだろう、という気がした。
拓弥 -まさに、ル=グウィンは後書きでそんなこと言っていました。
宮崎 -そうですか。だから、なんでそんなことして書くんだろう、ってね。僕は4巻目はくだらないと思うんですよ。読んでないのに言ってるけどね。3巻目まで終わってるのになんで書く必要があるんだろうと思いました。「白い手のテナー」で、いいじゃないねぇ。
宮崎 -それがババアになろうが何になろうが、そんな事は当たり前のことでね。亭主がくだらなくなろうが、そんなこと知ったこっちゃない。まぁそんな話はどうでもいいや。
拓弥 -宮崎さんはル=グウィンがお好きだと聞いていたんですが・・・
宮崎 -ル=グウィンは、断片はいいものを持っている人だと思うけれど、まぁ『闇の左手』なんかでも、本当の事を言うと、もういいよ、という感じですね。しんどいです、読むのが。アースシーの魔法使いをやってるほうがいいんじゃないのかな。僕はそう思います。あと、短編でときどき面白いものにぶつかることがあるんだけど、特に好きな話かといったら、そうでもない。面白い話もあるんだけれど、僕自身は、やっぱりアースシーの魔法使いの話が一番面白いな。がっかりする人もいるかもしれないけど。
平山 -ああ、がっかりしてます(一同笑)。
宮崎 -彼はル=グウィンのファンなの?そうだね、ハシバミの実の殻に蟻が字を書いているのを解読するという話があったでしょ。
平山 -はい、ありました。
宮崎 -あそこら編なんかは、どきっとして、すげえなと思うんだけど、そのあと続かないんだよね(笑)。その後読んでくと全然違う話で、もういいや、っていう感じで。
宮崎 -冒頭のその瞬間だけ、ものすごく興奮したんですけど、その後が続かないんですよね。
宮崎駿インタビュー , Juvenilia 32 東京大学児童文学を読む会1996年駒場祭号別冊
ダンボール箱の中から発掘されたので、ル=グウィンに言及している部分だけ貼っときます。
http://www.ghibli.jp/000283.html
もどうぞ。
最近読んで面白かった本から。
脳はやっぱり面白い。少し前に「脳!??内なる不思議の世界へ」展を見てきて、面白かったのでいろいろ知りたいと思って購入した本。人間などの超巨大な脳の対極にある、昆虫の微小脳を取り上げた本。微小脳はわずか1mm3ほどしかないが、巨大脳に負けず劣らず、それ以上にうまく情報を処理し、昆虫族を現在の地位に引き上げた。
本書はこの微小脳についての最新研究を濃縮し、駆け足にまとめあげている。視覚、嗅覚、飛行制御、記憶のメカニズム、蜜蜂のダンス言語。どれもまだ全て完全にわかったわけではないが、実験を積み重ねて得られた仮説が紹介されている。知ってました?ゴキブリもパブロフの犬のように唾液分泌を条件付け出来るってこと(著者の水波はワモンゴキブリの研究者。といっても写真はほとんど出てこないから安心して)。
これを読むと、ゴキブリは時計のように精巧な心を持った生き物であることがわかる。自分はやつらを殺すのにちょっと躊躇してしまうようになってしまった。おそらく人がゴキブリをあれほど怖がるのは、やつらの強さを本能的に悟ってしまうからなんだろう。
水波は最後にまとめとして、巨大脳を持つ私たち脊椎動物と、微小脳の昆虫族との共通の祖先を挙げ、その行動様式による進化の過程を考える。昆虫の脳の研究はまだ始まったばかりであり、巨大脳を持つ人間が学べることはまだまだ多い、としめくくる。面白かった。買って読むといいよ。
http://www.amazon.co.jp/dp/4121018605
何気なく手に取って読んでみたらびっくりした本。為末 大は男子ハードル走のメダリスト。ふつうアスリートと言ったら、こういう新書は書かない、書けないもんだし、書いても編集者とのインタビューを一冊本にまとめたりする(いわゆる「バカの壁」方式( ゜д゜)、ペッ)。ところがこれは本人が自分で書いていて、しかもものすごく文才がある。驚いた(一人称の「私」にはちょっと面食らったが)。
為末はハードル走者として論理的な状況分析を行い、いかに速く走るかということを解説する。日本人という人種はなぜ走りが遅いのか、カール・ルイスはなぜ速いのか、それぞれ理由を挙げていく。そして、その遅い日本人が世界で勝つにはどうすればいいのか。為末はそのための奇策を自ら考案、実践し、成果を出している。読んでいて非常にワクワクさせられた。
そして、ここからがすごいのだが、為末はアスリートとして、自分の社会に対する立ち位置をちゃんと考えている。日本には様々なスポーツ選手がいるが、未だ「論理的なエンターテナー」はいない。そこで自分はスポーツの、ハードル走の面白さを論理的に社会に伝えられたら、と考えているという。それがこの本の題名につながるのだ。すごい。こんな人はめったにいない。
為末は北京五輪に向けて確実に「昨日よりも速い自分」を作っていっているそうだ。そこまでの過程を新書の形にまとめあげ、さらに社会に還元さえしようとする。それもエンタテインメント(娯楽)として。気がつくと一気に読んでしまっていた。自分も何か大きな目標に向けて頑張りたくなるいい本だった。買って読むといいよ。