途中で切れた。長いと切れるんだな。知らなかった。
概観してみると、今の私を状態を説明する要点は、下記のようなものであると考えられる。
特性を持って生まれた子どもが、いわゆる体育会系の世界に入れられ、なまじ才能があったがために、支援が必要な特性について見過ごされたまま、強いストレスを肉体と精神の両方に受けることになったこと。
また、発達特性が仇となり、ストレスを軽減するための人間関係を作れず孤立したこと。
これらの要因により精神的な限界に達した時、受けた負荷が強いパニックの形で噴出してしまい、結局はそれが水泳を挫折する原因になったということ。
また、子ども当人(つまり、私)が、その負荷をむやみに強いられたと感じ、母親への不信を深め、その感情に向き合って修復する機会がないまま、成人後に関係を破綻させてしまったこと。
そして、これらの感情的な傷付きに至る経緯とは別に、特性について適切なケアやトレーニングを受ける機会を得られなかったこと。
これらのことが、社会に出てから仕事への意欲が薄いこと、将来への展望を描けないこと、社交場面における不安などに影響し、また自分の特性を扱う上での経験不足がストレスによる不眠、日中の眠気などに繋がり、上記の不安に拍車をかける結果となった可能性はあるのではないか、と私は思う。
そして、冒頭の「あなたの言葉は感情を説明しない」という指摘もまた、やはり『嫌だ』『つらい』という訴えを繰り返し退けられ練習を強要された経験から、自分のつらさを他人に訴えてケアしてもらうことを諦めてしまい、直視せずに蓋をすることが常態化している精神状態にある、そのために精神的な問題を抱え込みやすくなっている、と説明できるかもしれない。
また、休職前に孤立無援と感じられる状況にふたたび置かれたことで、水泳でパニックを起こしたときのように、強いパニックをおそらくまた起こし(あいまいな書き方なのは、あんまり覚えていないので)会社に行くことができなくなっている。
これが当時のトラウマのいわゆる『再演』にあたる可能性はあるかな、と少し思う。
両親は私を愛しすぎるほど愛してくれており(少し連絡が取れないだけで着信を100件超えて入れるのが常態化していた程度には)、特に金銭の面では一般的な親の倍以上に私に支援をしてくれたことは事実である。
上記の事実をもって、私をまだ幸運なほうと思う人もいるだろうし、就活のくだりなんか、特に甘ったれていると思う人間も多いだろう。
ただ、3歳〜16歳ごろの人格形成期+思春期に、チームメイトと精神的にまったく連帯できない状態でスパルタ式の暴力的な教練を日がな毎日受けるという負荷は、おそらく定型発達の人間でも耐えられる人は限られるのではないか、という気もする。
そういう負荷に発達特性のある子どもが挑む場合には、おそらく精神的なケアは定型発達の子ども以上に必要で重要なことだったのだろうと思われる。
私がそういう子どもであったことが親の不運で、特性由来のストレスに対する適切なケアや社会的トレーニングの機会が得られなかったことが私の不運である。
正直なところ。
母は小学校高学年くらいの段階で、私を発達障害者だと疑ってはいた。ネットの普及し始めた当時、私の持つASD的な特性の一部分はアスペルガーと呼ばれていたが、そのことについて母が情報収集していたことを覚えている。
しかしそれは、障害を受容した上で、適切な支援に繋げるという結果にはならなかった。
ちょうどそのくらいの時期に平成不況がやってきたのだ。私の特性を考え、進学先に私立中学を視野に入れていた母の計画は、完全にそれどころではなくなってしまった。父の会社にもリストラの波がやってきたのだ。
タイミングの悪いことに、私が水泳の過度のストレスからチックに陥った時、ちょうど母は不況への恐れからパートを始めたばかりの頃だった。私の『病気』の原因について、母は周囲からの責めを一人で負うしかなかった。父の両親との二世帯同居の家で、専業主婦の母は孤立した養育者だった。
結論から言うと父はリストラを免れ、我が家の経済危機は回避されたのだが、その頃には私の私立進学計画はとっくに頓挫していた。母が「結果で黙らせなさい」と言うようなことを口にし始めたのも、この頃だったかもしれない。
父親はというと、やはり私の親で発達的な特性が強く、自分の興味のあることしかやりたがらないタイプだった。養育者として、社会的な範を示すとか、発達的な特性とどう付き合っていくかとか、そうした問題についてまったく頼りになる人ではなかった。
悪い人ではない。悪気のある人でもない。一流企業にまじめに勤め、高収入であり、私に関わる多額の費用を全部賄ってくれた人である。そしてそれが、おそらく自身でも困りごとをたくさん抱えていたであろう身で父にできた、私への精一杯の愛情だったろうと思う。
母もまた、母の出来ることを最大限にしてくれた。母は、思春期の私の苛烈で発達のアンバランスな性格(受けていたストレスを考えると、おそらくそうなるしかなかった)に何度も振り回されて、傷付き、それでも最大限考慮した上で、「あなたは結果で黙らせなさい」と言うしかなかったのだと思う。
これは私がどう生き、どう傷つき、現在どう困っているかにまつわる記録ではあるが、同時に単に毒親からの被虐待についての記録としてはなるべく書きたくはないと思っている。充分悪者に書いただろう、と思えるような筆致だったかもしれないので、ここに補足しておく。私は難しい子供で、両親は常に一方的な加害者ではなく、私を支援してくれようとした。私たちはお互い感情的な対立を何度も経験し、お互いに何度も傷付き、それを乗り越えてきた。その過程でいくつか間違いがあり、一度関係が破綻してしまったが、それでもまだ、この先に和解の可能性がないわけではない。
それぞれの人間がそれぞれに苦しんだ結果、私の今日につながっているのである。
これを書いているいま、これからどうなるのか私にはわからない。これらの生い立ちから私が受けた傷を癒せるかもしれないし、そうではないかもしれない。困りごとを軽減してなんとか社会で上手くやっていけるかもしれないし、どうにもならないかもしれない。
ただ、良くなってほしいという希望を持って先生たちは治療に当たってくれているし、希望は捨てるべきではない。そう思うので自分の恥部を曝け出す覚悟でこれを書いた。一種の『底尽き』を気力で前に持ってきた、というやつかもしれない。
ただ、強いトラウマを抱えた発達障害当事者の予後は正直あんまり良くなさそうだなぁ、とは、当事者たちの声をインターネットで拾ってみて思わなくもない。
ただ、復帰できないとこれが現実に起こりうることが現状最大の懸念である。
当然、持っていく予定である。
プラダリアの取捨だれかおせーて。
それはそう。
カウンセリングにはこの記録を持っていこうとは思うが、どの程度まで自己開示すべきなのか、いまが適切なタイミングなのか、そのあたりをきちんと確認しながらやっていこうと思う。
少なくとも、これを書き下せたことで、私の中では問題解決へ向けて、整理と準備がついたと思っている。
べつにわかってもいっかと思って書いている。とくに失うものはない。
何かしらの連絡手段で私とつながっていて、内容でなんとなく察した人は、「もしかしてこれお前?読んだよ」とメッセージくれると嬉しいよ。困窮者だ!金ヅルにしよう!と思って寄ってこられるとちょっと悲しい。というか休職人間に金はない。
自分は言語理解が比較的高い特性を持っているので、書くことによって自分をメスで捌くように腑分けして、人前に晒すという自傷行動に割と慣れているし、やはり言葉によって自分を説明できるとなんとなく落ち着くタイプである。その助けもあってなんとか書き切れたが、それでも書き切るのにかなり涙を流したので、この記録には多大な精神的労力を必要とした。文字通り血を流しながら書いたと言っていい。
その上で、超フラットに、予断を挟まず言えば、その可能性はないとは言えない。私のような人間はレトリックを使うのがうまい。そのレトリックの中にいつでも逃げ場を作り出せてしまうので、「可能性がない」と言い切るのはフェアではない。自分でも気づいていない可能性がある。
・これは何か 私の半生を占める水泳と、それがその後の人生に及ぼした影響について整理するために書いた記録である。 なお、当時は強いストレス下に置かれていたため、詳細を思い出...
途中で切れた。長いと切れるんだな。知らなかった。 ・総括 概観してみると、今の私を状態を説明する要点は、下記のようなものであると考えられる。 特性を持って生まれた子どもが...
はてブに載ったエッグなんとかさんのnote?日記?と似たものを感じた どうして酷い仕打ちをしてきた者を憎み否定することができずその立場からくる行動を理解しようとしてしまうのか...
理解しないと影響が特定できないから否定できない
ワイも50差があるけど、ゆうて仕事そのもので困ることまずないのよな。生活の基本的な部分で苦労してるんだよね 両親はフリーダムで、『やりたくないことはやらない』というワイの...
発達障害を育てるのはムズいんだぞ。 苦手なことを矯正させようとしても、健常者の10倍は当人に負荷掛かるからな。二次障害発生しかねない。
言語化能力が高いなって思う。頑張ってほしい。
嘘が多いとは思ったよ たぶん、毒親と困っていること以外は魅せたい自分だよね でなくば、『文字通り血を流しながら書いたと言っていい』なんて書けまいて 個人の日記だから別にい...
↑こんな風に「話がデカいと頭がバグって嘘認定を始める」のはガチ勢の証
なんか効いちゃいました?
本当にあっ…と思ってるだけだよ
ADHDとしか診断されてないのにカウンセリングを受けてる理由が分からない。 ADHD治療ガイドラインの心理社会的治療の項目を読んでもカウンセリングが有効という記述はない。 過去のト...
親を客観的にフォローできるのえらい
なんか似た雰囲気感じたので繋げておきますね https://anond.hatelabo.jp/20240618222241 お仕事困る困るわきゃねーでしょなのですわ 年齢にもよるだろうけど、お仕事困るレベルなら、まず、学...
今の世の中でお金に変えにくい能力を持つ人たちがいる事実や、 支援を受けるどころか、まさかの故意の妨害・悪気はないにしろ妨害を受ける事実を 別に無視しているわけじゃないよ ...
嘘はついてないが書いていないことがある それは実家がめちゃくちゃ太いということだ
嘘しかありませんでした。書き起こす必要性感じなかったのでコピペ フツーに読んだら嘘しかないけどな パパもママも親戚も彼氏くんも(夫くん)も友達も『増田ってすごいね』っ...
不注意の知能はイコールじゃないんだが お前は知能の方も問題あるみたいでご愁傷さまやな
自己紹介ありがとうございます こういう発想が出ることを障害に括っているから生きづらいんだと思いますよ 2次障害ではない、知的障害がないというなら、これはあなたの人格だと思...
ブーメラン芸か? 男だからじゃなくてお前に魅力がないからイージーモードでないだけ わかるか? お前らみたいなカスをカスやねーと言うのに障害が関係あるわけ無いだろ 人格だよ...
嘘ですよね やっていけるなら軽度だからではなくて"やったから"だとわかると思います ホンマ闇深
文章をまとめる才能が致命的にないということだけが伝わった
増田って元増とお前みたいなのがレーダーチャートの点数が不幸にも揃ってる部分でマッチングしちゃう所がマジでシステム的に良くないと思う
「お前みたいなの」とは
ワイのことやな
これが「ADHD」と言われるのはおかしい。虐待の後遺症だろ。ガチ発達障害ってこれに「読めない、頭が悪い」って付けちゃう増田みたいな連中だよ。
これ、愛着障害が発達障害と診断されてしまうやつでは...?
薬ちゃんと全部飲めよ
ちらっと出てきた彼氏・・・(笑) まぁなんだかんだであれなんだろうね(笑)
五輪代表になって引退した後に水泳のインストラクターになればいいんじゃない?知らんけど
2011卒から2留してるからハンカチ世代(1988年)か? 水泳も勉強もできたけど仕事はダメダメってのもまああり得る話だわな。 この感じだと人とコミュニケーション取りながら正解を模索し...
彼氏もできた。 当然のように彼氏が出来ても女の人生はイージーとは言わない。おめーはその辺の男より頑張ったよ。
うーん大変だな!! 流石に女はイージーとは言い難い 難しいのって自分自身について考える余裕がなさ過ぎた事なんだよなそれが出来てれば進路選びもより慎重に行えたしライフスキル...
まだ認知が歪んでるねえ どう考えても毒親問題でしょ 大学行って就活に出しゃばってる来る卒論まで面倒見る親って本当にいるんだね わかりやすい共依存 水泳ってタイトルに入れて...
お前ゴミだなさっきから
ゴミだと思うなら具体的に 説明できない言語化できないけど気に入らないから誹謗中傷しようではゴミ以下だよ ほら、頑張ってw
共依存とも受け取れるしADHDをサポートしてくれる親とも受け取れると自分は思った 解釈次第で毒親にもなるし良い親にもなる
やっぱりスポーツで順位なんてつけるべきじゃないな 全ての大会を廃止して手を繋いでゴールしろ
長すぎて読む気もしないけど、がんばれよ
池添の宝塚記念は二桁番人気で凡走と馬券内半々くらいだけど、二桁番人気にはならなさそうだしそこそこ人気のときは凡走してるんだよなあ。でもグランプリ男の久々G1勝利見たいよな...
これ正常性バイアスでしょ。結果は何もしなくても出るけど、アホは同時に暴力が振るわれてると因果の有無が分からなくなる>追い込めば追い込むほど結果が出た
セクハラだけじゃなくて、パワハラに関しても女性の方が被害者になりやすいんだよね。 やっぱりまだまだ企業は男社会で、どの職場でも女性差別、女性蔑視は横行してるというのが現...
あらゆるレベルで圧倒的に足りないものばかりなのでなあ まず女に学をつけさせ、政治家の女を増やし、政治行動をする女を増やし、女の賃金を上げ、セクハラや性加害に対して対応す...
大学生活のとこすっごい共感した 私は緘黙があったのと卒論手伝ってくれる母親がいなかったので中退したよ
でも彼氏ができてるので強者ですよね