言いたい事はなんとなくわかる。
ただ「たくさんの選択肢から選ぶのが快感」だからAndroidが売れてるんじゃなくて、「たくさんの選択肢があるから自分に最適なものが見つかる」ってことなんじゃないかと俺は思う。例えば人間の手は性別年齢によって大きくサイズが異なるのに端末の大きさは一つ、っていう今のアップルの態度はユーザーに対して誠実とは思えない。飛ぶ鳥を落とす勢いの某韓国企業の強みは馬鹿みたいに多いラインナップで、グローバル端末に加えて各国の特性に特化したローカル端末まで揃えてさあ好きなのを選んでくださいというスタンスでシェアを伸ばしている。ジョブズはNikeの社長に「お前らの会社は商品が多すぎるから減らせ 100分の1にしろ」って言ったらしいけど、もし本当に商品数を100分の1にして消費者が喜ぶのか?果たして本当にそうだろうか?働かないアリにも価値があるという有名な研究結果があるが、同じように星の数ほどの商品ラインナップにも価値は存在する。つまり多様性だ。
選択と集中を突き詰めて2000年代の社会を牽引してきたAppleだが、スマートフォンの世界はもう成熟段階に差し掛かりつつあるのでたった一つの機種で戦えるほど甘くはない。「0.1mm単位でこだわった」とか「高級時計のような佇まい」なんていう糞の役にも立たない売り文句を掲げて肝心の中身はパチンコガンダムだったiPhone5を見ればそれは明らかだ。今消費者が求めているのは明確に自分の生活を向上させてくれるスマートフォン。手によく馴染み、高解像度の液晶と高品質カメラを備え、防塵防水なら尚の事良し、NFC/Felicaもあるにこしたことはない。そういうった明確な機能の前では「高級時計のような佇まい」など何の意味もなさない。
ヨーロッパではすでにiPhoneは韓国企業の前に完全に屈しつつある。Androidのシェアは当然ながらiOSを上回っているし、メーカーごとのシェアでもサムソン>appleだ。中国インドブラジルのような新興国ではさらに差が開く。お膝元のアメリカではまだアップルに軍配が上がるが、先行きは暗いという見解がアナリストの総意である。株価はiPhone5発売以降とんでも無い勢いで下がり続けている。
日本というガラパゴス市場にいるとサムソンの脅威は肌で感じにくいが世界的な趨勢を客観的に判断すると今や(あのパクリで悪名高い)サムソンはアップルを脅かすどころか凌駕しつつあるメーカーになっている。特に今後10年の主要な戦場となる新興国での存在感は抜群で、もうアップルが付け入る隙は無いほどまでブランド力が高まっている。
アップルに残された道は二つしか無いと考えている。一つは2000年代のように先進的でクリエイティブで歴史に名を残すプロダクトを作り続ける事。アップルの主要な企業理念「選択と集中」にも合致するし、ブランドイメージにも合致する最適な道であるが、しかしジョブズ没後のアップルを見ているとそれは期待出来そうにない。
もう一つの道は、サムスン・ソニー・パナソニックのように、それぞれの製品カテゴリに多くのラインナップを揃えるメーカーへと変質することだ。人種・文化・性別・年代がバラバラな数十億の地球人にたった一つのグローバル端末を提供するのではなく、低価格〜高価格帯まで多くのラインナップを揃えて、選択は消費者に任せると言うありきたりな戦略だ。かつてジョブズが追放されていた時代のアップルが迷い込んで死にかけた汎用で醜い戦略だ。しかし、創造的なプロダクトを出せなくなった今のアップルが生き残るにはこの道しか無いのではないか。
急ぎの用でもないのに電話を掛けてきて、こちらの作業を寸断させる奴ってなんなんだろう?
すぐ電話するって考えをまとめずにとりあえず掛けるから、用件が出るまで10秒、20秒、それから要領を得ない説明をだらだらと数分。
こないだなどは、単価と件数を口頭で伝え続けるという苦行までやらされた。
http://anond.hatelabo.jp/20130326102723
既存の経済学がどれもこれも現実のモデル化や未来予想・予言能力の獲得に成功しているとは言いがたいのは、下手に「お金」にとらわれているせいじゃないだろうか。
完全に逆。既存の経済学では「お金」に対して無頓着になり過ぎな部分が大きいのがうまくいっていない理由(の一つ)。
「お金」はあまりに扱いが難し過ぎて、完全に捨象してしまったり、分析に加えられることがあってもまだまだ浅い。
「税率を一律アップして
・所得が年200万で食費が年50万の奴に1万円、
・所得が年500万で食費が年100万の奴に2万円、
の補助をする政策と実質同じですよ」
という実態を説明すれば、どれだけの低所得者の賛成が得られると考えているのだろう。
どちらが先かはどっちでもいいんだけど、どちらにせよ、そういう状態において生きることを積極的に選択する人たちが生きるモチベーションは何だろう、というところが気になるのです。
だったら元増田の言う「iPhoneには選択肢がない、Androidはたくさんの選択肢の中から選ぶのが楽しい」というのは間違いだってことだね。
>多数決は正しい なんて教えるか?
民主主義の基本は『議決』つまり話しあいであって、多数決ではないし(多数決は議決手段の1つでしか無い)
資本主義の基本は『資本』つまり出資した額面・リクスに対して権利があるだし。
多数決が正しいなんて、教えないぞ?
話し合いで解決しなかった時の解決手段として、多数決がとられることがあるが、民主主義は別の名前は議会制政治であって、多数決政治ではない。
>誰とでも仲良く
世界をシンプルにしてみんながハッピーになれる世界を作るのがAppleでありiPhone。
日本人がそういう世界にまだたどり着いていない。日本人が遅れているだけ。
……と、人によっては言うんだろうな、と。
(しつこいようだけど、否定するつもりは全くないよ)
脆弱と言えば確かにそうだろうと思うけど、俺としては、ほとんどの時間をただ耐えることに費やすようなつまらない選択をしてまでロバストに生き残ることの意味がわからないんだよね。
そこまでして生きたい理由ってなんだろう?
実際4sの残り物と5しかないだろ。
お前の言うスマホの括りでもiPhoneは何十もある選択肢の2つに成り下がったという話だろ。
ほんとバカ