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2013-08-22

高校野球商業主義

私の苦手な夏のイベントが終わった。


野球は大好きである

ことプロ野球おいては、2月になればキャンプの様子が気になり

3月になれば新戦力がどれほどの力になるのか友人と討論し

いくつかの試合チケットを手配し早く開幕しろと心待ちにする。


ひいきのチームが早々にペナントいから遠のいても

来期のチーム作りが気になり毎日テレビ観戦はまず欠かすことがない。


さて2013年全国高校野球選手権大会は、なにかと花巻東高校を巡って話題のあった大会である

準々決勝のサイン伝達疑惑準決勝カット打法へのバンド適応がその話の中心である


先にも書いたが私は大の野球好きでありながら、高校野球が苦手である


そもそも高校野球は他の高校スポーツとは大きく異なる点がある。

それは言わずもがな莫大なお金が動いているということである


もちろん高校サッカー高校ラグビーだってお金は動いている。その他の競技においても多かれ少なかれそうだ。

しかしその人気からくる経済効果主催者やその周辺で動く金額は桁が何桁か違うことだろう。


そのために高野連新聞社は、ことのほか高校野球の商品としてのイメージにこだわる。

当たり前である。商品が傷つき価値が下がってしまっては商売にケチが付くことになる。

タレント事務所純正女優ワイドショー写真週刊誌から必死に守るのと同じことである


高校野球日本におけるアマチュアスポーツ最高峰であり

そこでプレーする球児は純情な汗を流し必死で白球を追いかけるというイメージで売っている。


学校だって高校野球を自らの商売のために利用しているに過ぎない。

もちろん純然たる教育の一環として高校野球に取り組んでいる学校監督も多くあるだろう。

しか全国大会に進出して優勝を狙おうってエリート校はそうはいかない。


なによりも勝つことが至上命題である

学校の将来がかかっている

校長の沽券がかかっている。

監督来季がかかっている。

選手未来がかかっている。

地元の重圧がかかっている。

OBプライド・・・


書き出したら切りがない。

高校野球は欲望の塊なのである


どんなことをしてでも勝ちたい!

多少後ろめたくても次の試合に!

当たり前のことであるスポーツであるのだから勝利を目指すのことは。

その上に、いろいろなしがらみが絡み合い

その勝利へのこだわりは並々ならないものになっている。


しか視聴者はそうはいかない。

マスコミに植え付けられたイメージである純血潔白の球児が見たいのである

勝利への執着をなんの見返りも求めない爽やかな汗と勝手解釈する。


そうなると「サイン盗みはずるい!」「そもそも疑惑さえもルール違反だ!」とまくし立てる。

一方、「スポーツなんだから勝利にこだわって当然!」「ばれなきゃいいんだ!プロだってやってる!」と擁護派も声高になる。


準決勝カット打法を咎められると、「千葉君が不憫だ。可哀相。。。」「なぜ今さら。。。」と。


高野連がいきなりカット打法いちゃもんをつけたのはなぜだろうか?

花巻東に勝ってもらっては困るんじゃないだろうか。


まりにも強い勝利のへのこだわりを露呈させてしまった彼らが優勝でもしようものなら

また勝利至上主義への批判が集まり高野連は矢面に立たされる。

一つ間違えば気づき上げてきた高校野球ブランド崩壊にも繋がりかねない。


高野連にとって花巻東は決勝には進出せずに敗退していただくのが都合がいいわけだ。


花巻東高野連商業主義としての高校野球おいて両者はなんら間違っていないのである


さて長々とまとまりもなく書いてきたが

結局、私が高校野球が苦手なのはこのあたりにある。


やってる側とみる側の意識がこんなにもかけ離れていてはスポーツ純粋に楽しむことができないかである

エンターテイメントスポーツとしての高校野球を楽しむことができないのである


もし高野連新聞社商業主義アマチュアスポーツが感動を生まないと考えているなら大きな勘違いである

オリンピックが最たる例である

あれだけのお金政治的思惑が絡んでいても十分にエンターテイメントスポーツとして大成功しているではないか


そろそろ高校野球お金上等!と前面に押し出してみてはどうだろうか?

http://anond.hatelabo.jp/20130822095655

というか、花巻東あいつの何がかわいそうなのか。

さらされるようなこと自分でやっておいて。

場所が違うだけで、あいつも冷蔵庫に入ってるやつと同レベル品性なんだけど。

まともな球児は、ああいうことしないから。

花巻東千葉君より鳴門の板東君のほうが圧倒的にかわいそう

はてなインテリ気取りは、安楽君の登板過多にさんざん文句つけてきたくせに、

この夏1120球も投げた板東君についてはほとんど知りもしないし、

東君が消耗した一因である執拗なファール狙いについては擁護する。

要は体育会系が嫌いで何でも批判できればそれでいいんだろうな。

2013-08-21

花巻東 千葉翔太を追い込まないでください。

花巻東には4年前に同じスタイルで戦った佐藤涼平がいた。

小兵ができる最大限のことをルール内にやったに過ぎない今回の行動、

それは本人が自分とチームが生きる方法を望んだ事であり、

それをわかった上で監督は起用したのだ。

その後、千葉翔太が手本にした佐藤涼平

日体大に進み、20歳となった二年前に自殺した。

雄星ショック…元チームメート自殺 ギャップに苦しむ? ― スポニチ Sponichi Annex 社会

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/07/08/kiji/K20110708001165570.html

自らがチームに貢献できる方法模索したらダメなのか。

生まれた時の身体能力で全てが決まるような世の中でいいのか。

ぜひとも考えていただきたい。

2013-08-20

http://anond.hatelabo.jp/20130820213659

違反じゃないけど正統ではないプレイを非難したいのであれば、まず敬遠を咎めろよ。

個人の気分で良い悪いを決められちゃやってらんねーからルールブックがあんだろ。

ルール上、スリバントがファールグラウンドに落ちたら即アウトだ。

しかし、振ってファールなら続行だ。そういうルールだ。なにが正統じゃねーのか言ってみろ。

んで、同じ花巻東佐藤涼平くんという名前でぐぐれ。

花巻東選手について

花巻東選手について気になったので書いてみる

何が気になったかというと、ルール上は違反していない(私はルールにそれほど詳しくないので、

コメント等を見た限りの話)が、本来のプレイとしてどうなのかというやり方に、賛辞とも

言えるようなコメントが見当たることです。

腑に落ちないところがあります


頭を使って勝利を得た、未来を感じる、凄い選手だ、など。


勝つためにあの手この手と考えて攻めたのだから、良いのでしょうか?

ファウルを何度もやって、投手の球数を増やさせて、疲れたところを滅多打ち。

・見えないところでサインを盗み見て、周りからは分からないようにバッターに通知。

エースヒッターには敬遠

投手である場合には頭部には当たらないような偶然を装ってビンボール

・出塁したならクロスプレイに見せかけたぶつかりで怪我をさせる。

・味方にエースピッチャーがいたら、骨の髄まで酷使して勝つ。


最後のは関係ないですが、何だかドカベンとかで見たことがあるような状況ですね。

スラムダンクでもありましたよね、エースキラーって。

そんな激しいラフプレイを誉めてなんていないと言われそうですけど、

ここに列挙した内容はルール違反ではないですよね。

自分認識が誤っていたらすみませんが。

正統かそうではないか

何が言いたいかというと、ルール違反ではないけど本来のプレイスタイルとして

正統ではないことに対して賛辞を送ってしまうと、じゃあ俺も俺も、と勝つために

違反じゃないけど正統ではないプレイが横行しかねないのではないかということです。


かといって上記のプレイを一律ルール違反としてしまうとおそらく面白くなくなる

高校野球プレイしている側の目線ではなく、見ている側の目線なので面白い

面白くないなんておこがましいですが)。

じゃあ一定を越えたら違反で、越えなければ違反ではないとする。

そうなるとその一定を越えないようにスレスレプレイをするように進化する。

それはそれで面白い(失礼)のかもしれませんが、どうなんでしょう。


デッドボールに当たっていないのに、さも当たったかのようなアピールプレイを行って

塁に出る人が溢れる試合を皆さんは見たいのでしょうか。まあ、プレイする側としては

それで勝てるならやるのかもしれませんが、あるべき姿なのでしょうか。

一人ぐらいいたっていいでしょうけど。


正統正統って、お前の中にある正統で物を語るなとも言われそうですけど、

少なくとも上記プレイ野球おいて正統とは一般的に言えないと思います

じゃあどうするのか

正統ではないプレイに対して批判を展開するのはあまり良いとも思いません。

花巻選手も叩かれたら可哀想ですし。健全性ばかり求めて勝利を欲することを

無視するのでは、何のための試合でしょうか。

周囲としては賛辞はせず、特に取り上げないか、眉をひそめているだけで

よいのではないかと思います

何でもそうでしょうけど、黙認はするけど認めている訳じゃないぞ、としておかないと

調子に乗っちゃいますし。



最近球数制限の話をよく聞きますが、ファウルを何度もできるなら、みんな

こぞってやるようになりますよね。無理矢理マウンドから追い出せますから

2013-08-16

安楽と大谷、どちらが野球人として幸せなのか

済美・上甲監督高校野球に球数制限はそぐわない」

http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20130814/bbl1308140728003-n1.htm

 ──選手健康心配する声もある

 「たとえばあなたが同じ2年生エースだったらどうですか? 3年生の思いを背負っている。ずっと目標にしてきた甲子園のマウンドに立っていて、またここに来られるかもわからない。それが決勝だったら? 春夏合わせて4000校ある内の4校しか立てないわけです。おそらく一生に一度でしょう。監督に投げたいと言いませんか」

 ──高校生立場なら、投げさせてくださいと言うと思います。それでも…

 「あの子たちには『いま』しかないんです。それを高いところから、冷静な判断で取り上げることは、私は高校野球指導者じゃないと思います。止めたことで彼らに一生の悔いが残るかもしれない。もちろん2、3回戦なら投げさせません。でも決勝になれば、私は投げたいという本人の意思を尊重してやりたい」

 ──安楽君は米国からも注目された。球数制限のルールや、もっと余裕のある日程なら体への負担も軽減されるのでは

 「球数の問題はプロでもよくいいますね。でもそれは日本の伝統ある高校野球にはそぐわない。肉体の限界精神力で乗り越える。武士道精神のような厳しさもまた高校野球だと思います

花巻東佐々木監督の信念と後悔「済美・安楽君は大谷よりも上」

http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20130816/bbl1308161603007-n1.htm

 「大谷が1年時には絶対に登板させませんでした。当時は骨が大きく成長する時期だったので野手として下半身を作ることに専念させました。秋の東北大会センバツの出場が懸かった試合で負けたときは『なぜ大谷を投げさせない』と批判も受けましたが、あいつは野球で飯が食えると思っていたので、迷わなかった」と佐々木監督大谷の将来を考え、目の前の勝利にもこだわらなかった。

 佐々木監督選手健康を第一に考えて起用することを心がけているものの、実際には、迷いや後悔の念が生まれることがあるという。大谷大事に育てたのは良かったが、結局、最後甲子園に連れて行くことができなかったことは痛恨だったという。

 「安楽君は2年であれだけの速球が投げられて、勝ち方も知っている。正直、当時の大谷よりも上だと思います。私は大谷を勝てる投手にしてやれなかった」

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