将棋漫画で「階級は一度取ったら二度と下がらないから、実際の強さの目安にならない。勝ち続ければそのうち上がるし」と読んだのだけど、じゃあ単なる名誉称号みたいなもんなのかな?
そう思って調べたんだが、どうやら名人に1回なったら一気に九段になるらしい。
その他のタイトル1回で七段。2回で八段。3回で九段とのこと。
つまり四段になってすぐに棋王を取って、3回防衛したら毎年七・八・九段と昇段していけて、そのあと頭打って全然将棋が捺せなくなってもずっと九段であると。
なるほど。
まあこれは強い人用の特急券だろう。
B級1組で七段とかの話も、そもそも鬼の住処に頭を突っ込んでる時点でエリート組だ。
普通は公式戦でちまちま上げるとして、五段までが100勝、六段で+120勝、七段+150勝、八段+190、九段+250。
七段まででも通算370勝。八段が560勝、九段で810勝だ。
これ通算で積み上げて810勝までにタイトル3回逃すって藤井聡太が30年全冠在籍とかのパターンぐらいしかなくね???
試しに将棋連盟の勝利データベースを見た感じだと、この考えで間違ってなさそうだ。
基本的に「タイトルに絡まないで上がれるのは七段まで。八段を超えたらまずタイトルホルダー」という感じのようである。
https://www.shogi.or.jp/game/record/all.html
なるほどー調べてみるとなんか分かったわ。
つまり、将棋の解説とかで八段が来たら「おっ、俺はよく知らんがとりあえずタイトル取ってるのは間違いないっぽいな」と考えればええってことやな。
若手の八段に関して言えばA級昇格で八段昇段しているケースがけっこう多いイメージ 最近だと中村太一八段、佐々木勇気八段、増田康宏八段、千田翔太八段 40代後半以上だと勝数規定...
おそらく将棋界で最も名前を間違えられる棋士、中村太地。
>八段を超えたらまずタイトルホルダー 大間違いやな 実際は勝ち数を積み重ねて昇段したベテランが結構いる フリークラス昇段規定で上がる棋士もいる 現役の八段以上の棋士の中で、...