はてなキーワード: フィギュアスケーターとは
こういう風に「なんで抵抗あるのかわからないけど嫌いなんです」みたいな事をわざわざ言う人は何がしたいのか?
答えは簡単で何かを理由もなく、または「正しくない」理由で嫌う事に抵抗感があるのです。
腐女子やオタクに限らず人間は何かを嫌ったり叩くときにとにかくそれらしい理由をつけたがります。
大義名分を持つことで叩いている自分が正義の味方だと思えるからです。
だから嫌いなアニメを叩くために「腐媚びしてるからダメ」「信者のマナーが悪いからダメ」とか理屈つけてるんですよね。
もちろんそれが全部嘘で無理やり捻り出した理屈だとは言いませんけども。
で、某アニメが嫌いなのは自由なんですけどあのアニメには大義名分になるような叩き要素がまだないんですよね。
スタッフが迂闊な発言で炎上したわけでもないし、ストーリーがとんでもない超展開したわけでもないし、登場人物が犯罪や不愉快になる事をしでかしてもないし、ファンのマナーも(今の所)大きく取りざたされてませんし。
だから叩こうにも叩けずに「好きになれない私が変なのかな〜?」とかチラチラしながら匿名で日記書いて同志を募ってるわけですね。
勘違いして欲しくないんですがあのアニメを嫌いになるのも批判するのも自由なんです。
私が言いたいのは「とにかく嫌い」なものに対して大手を振って叩ける箇所を血眼になって探すのは非生産的で虚しいってことです。
同人活動という完全なる趣味の場で好き嫌いに理由つけたって自分が疲れるだけですよ。
嫌いなものは嫌いでいいんです。
好きな作家さんが移動してしまったとか原作者の態度が気にくわないとかフィギュアスケーターに親を殺されたとかなんでもいいんですがそういう「正しくない」理由で何かを嫌う自分のことを受け入れて自分の好きなものに集中していればいいと思います。
久保ミツロウさんはTwitterで「この作品の世界の中では絶対に何かを好きになることで差別されたりはしない」とおっしゃっている
https://twitter.com/kubo_3260/status/806843079244201985
あの世界には同性愛差別は一ミリも存在していない、異性愛と同性愛がただのこのみの問題である世界だってことなんだろう
ところであのアニメ世界で主人公とほぼ恋愛関係にある(と思われる描写がいくつもされている)コーチはロシア人だが
こちら側の世界にはロシアに同性愛プロパガンダ禁止法という法律があってオープンリーゲイは大変生きにくい
”反プロパガンダ法では、「非伝統的な性的状況を作ることを狙った」情報、または同性愛と異性愛の関係が「社会的に同等」であるという「歪んだ理解」を持たせる情報を、未成年者に広めた者に対し、最大5000 ルーブル(約1万5000円)の罰金を科している。
また当局者に対しては、そのような「プロパガンダ」がマスメディアやインターネットを通じて広められた場合、最大20万ルーブル(約60万円)の罰金が科される。外国人は罰金の対象になるだけでなく、最大15日間の身柄拘束と、国外退去の処分が科せられる恐れがある。また団体には、最大100万ルーブル(約300万円)の罰金と、90日間の活動停止処分が科される。”
http://www.afpbb.com/articles/-/2953522
同性愛が当たり前にある日常の世界(それはおそらくこの世界がそれに近づいていくだろう世界)をアニメで描くのは何もおかしいことじゃないと思うけれど
なんの注釈もなしにロシア人フィギュアスケーターを出して同性愛を隠れテーマ(テーマでもないのかな)として描くのは
一足、あるいは二足飛びだって感じるところがある
オリンピックは競技をスポーツとして楽しみ高めるアマチュアの啓蒙大会なんだよ。
6位でやったねすごい、とか6位ですごいとかいうの税金で国としてどうなの、とか、6位でもがんばった、とか
もともといわれるべきでもないし、それが理由で「所詮6位の国のくせに」とか、「日本は世界で6位の国」とか
「6位の国だから謝罪しろ」とか「6位の国は関税を緩めろ」とかいわれるべきでも関連性もない話のはずなんだよ。
フィギュアスケーターを地球上から生み出すことについて発案する時点で、人種として6番目にあがるかな、
フィギュアを学ぶならどこでと考えたときに候補としてあがってくる順番が6番目かなとか
そういう基準でつかわれることはあっても、フィギュアの順位が6位だから、店で並ぶ順番がそれ相応に優遇されるとか
国旗を背負ってがんばったから税金が免除されるとか、そういうものじゃないはずなんだよ。
6位すごいね、というのが身近に感じることができる自国の選手から、興味をもって練習するにあたって、目標や高い意識をもって
スポーツを始めることができる啓蒙のために大会で名前が売れた、というだけだよ。
フィギュアがこの地球上のなにを支配してなにを変化させるのかという視野においてのみオリンピックが協賛してくれてるだけなはずなんだよ。
オリンピックで投資したり、オリンピック競技に投資したり、債権回収を目的としない育成を主眼とした協力を仰いで、それからつながるスポーツ選手も
スポーツの可能性を感じるところまでを体現するのが役割だとおもうよ。
アマチュアに対して結果を出してなにか結果や価値を出せ、出すのが責任だろみたいな、というかアマチュアに責任を
押し付けるのはアルバイト店員に正社員の自覚を持てみたいなものだと思うよ。
コンビにだってさ、大企業の年数数億とかの人の指示で全国動いてるわけだけど、私たちが利用しているのはコンビニ
というシステムだけであって、顔をあわせてお金をわたしているのはアルバイトの
店員さんなわけでしょう。
店員なぐってもコンビニは倒産しないし、経営改善もしないけど、バイト店員がいないとコンビニというシステムは成り立たないわけじゃん。
プロスケーターが、1000万円の価値のスケーティングをオリンピックで見せ付けても、その価値は「プレミアチケット」の価値であってスケーティングの技術じゃないんだよね。
じゃあ技術っておいくら万円なのっていわれたら、そんなの値段がつかないわけで、回転やら演技やらでゲートをもうけて通過した量に対して点をつけてランキングするわけだよね。
回転ができて、表現が点数で表せて、世界で比較した結果、という内容表示みたいな認定をもらって、スケートの基礎を推し量れるわけだよね。
じゃあ、アイススケートの啓蒙度合が、いってみれば世界第6位の日本って、何個リンクがあって、年何回演技を見に行って、プロスケーターってJリーグ選手の認知度と比べてどれくらいあるのかとか
それアメリカイギリスロシアとか比較して、上下ならべたらだいたい6番目より上なの下なのといったら、今回認定はだいたい6位みたいなもんでしょってことなんじゃないかな。
それを1人の女性に日本スケート界を全部背負わせて、結果はどうだ、みんなの期待はどうだ、といわれたら、プロとして数億円の年間契約で野球選手みたいな育て方でもすべきなんじゃない?
まあ、そんなシステムでアマチュアを育てた国もあったりするんだろうけど。それがいいかどうかは。
アマチュアが、点数を取るために多額の投資を受けてスポーツをしているような国もあったりするんだろうけど。それがいいかどうかは。