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2021-12-12

俺っちが初めて買ったPCディスプレイってCRTディスプレイだったんだぜ。

ソニートリニトロン管をつかったEIZOのやつ。

すげえだろ。

2020-05-26

非常に強力でエキセントリック人物を想定し、世間不条理は全て彼が糸を引いているという仮説の元生活していると、世の中のありもしない側面が次々に浮かび上がってくる。

彼はリアリティ番組に出演していた美女軋轢の中でボロボロになって果てるという通常考えられないような状況を見てみたいと所望した。

また、次期検事総長と目された人物が賭麻雀露顕更迭されるというどう考えてもありえないような状況を見てみたいと所望した。

むごたらしい話だが、彼の存在仮定することでうまく説明できる。大きな意志がそうさせるのだ。彼にとってはありえそうもない事象が最高のショーなのだ

彼の名前や姿は誰も知らないしかし、一方でリアリティ番組に出演する美女をも、実際には知らない。検事という人種実在証明できない。私には何も分からない。

かつてギリシャ人熱狂した演劇は、舞台と観客との間に約束という謎の仕切りがあって、芝居を見ることはできても神々に触れることはできなかった。手を伸ばせばたちどころに劇は崩壊し、寸前まで神を演じていたアクターの熱い体温だけが手の中に残っていた。

トリニトロン世界は厚いガラスの板に阻まれて、触れることはできなかった。触れればわずかな電撃だけが感じられるばかりであった。

いよいよiPhone世界では触れられる感があった。触れればたちどころに静止する世界しかしやはり触れられない。触れきれない世界であった。

彼の世界はどうだろうか。彼の世界と私の世界の間に壁はなく、ついに連続世界に到達した。考えられないようなことをなし得る夢のような世界。一票によって歪な長期政権が実現される誠の世界。その彼の世界にあって、ふと、花ちゃんが本当に居たのかどうかわからなくなってしまった。さっきまでNetflixに出ていたのに、応援していたのに、触れたはずなのに、触れたかどうかがわからなくなってしまった彼の世界テレビの電源を落としたように、急に彼女は見えなくなってしまった。

2013-12-15

http://anond.hatelabo.jp/20131213194555

高学歴が増えたこととゲームがつまらなくなったことに、ある程度の相関はあると思う。

だがそれは高学歴開発者能力によるものではない。

ひとつには情熱の問題である

僕がゲーム業界就職したのは二十年以上前だが、そのころはゲーム業界就職するなんて、親にも親戚にも反対される場合が少なくなかった。そのまた十年前には、芸能界に入りたいと願う子供たちも、「そんなヤクザ世界ダメだ」と言われていたと聞いた。

から、それにもかかわらず願いをかなえたいという情熱を持つ新人比率が高かったわけだ。

それが、元増田の言うように

> その原因としてゲーム業界がある程度ステータスをもつようになり、(後略)

親や親戚が喜ぶ人気業界になったために、就職をゴールとする新人が増えてしまった。

ソニーがつまらなくなったと言われるのも同じ構図だろう。

ウォークマントリニトロンの頃は、面白そうな仕事ができそうな会社だけど松下東芝日立に入った方が親が喜ぶし友達の敬意も得られる、という状況だったのではないか。それが今ではソニーこそがステータスとなった。

僕が就職した時にゲーム業界に苦言を言った親戚も、後年僕が Sony Computer Entertainment仕事に携わると喜んだ。

能力がどれだけあろうと、情熱がなければそれは十分に発揮されないだろう。

これは高学歴だけの話ではない。

じゃあ高卒専門学校卒やFラン卒ならどうなのかというと、その人たちにとっても業界ステータスなのは変わらない。「低学歴からの志望者は情熱のある人ばかり」ということもないし、「情熱の無い低学歴業界を志望しない」ということもない。

また別の問題として、ユーザーの経歴の話がある。

僕は JRPG とか SRPG を好まない。ゲームバランスはだいたい俺TUEEできるようになっているし、ストーリー小説を読んだ方がマシだと考えているからだ。それでSRPGが好きだという後輩に「どれやっても一緒じゃん」と言ったら「全然違いますよ!」と怒られた。

ゲーム黎明期を生きてきたオッサンにとっては、それぞれのSRPG毎の違いなんて、スライムスライムベスストリートファイターIIと飢狼伝説戦場の狼忍者プリンセス、くらいの違いにしか感じられない。

次々と新しいジャンル創造されていた黎明期を生きてきた我々は、マーブルマッドネスとかドルアーガの塔とかアウトランとかグラディウスとか現代大戦略とかウルティマIVとかスーパーマリオブラザーズとかの登場を見てきた我々には、ここ十年くらいのゲームが刺激に乏しいと感じてしまうのは仕方がない。

それは開発者能力の問題ではない。

また、クソゲー比率でいえば、ファミコンブームの頃に比べれば、おそらく格段に下がっているだろうと思う。それがまた刺激が足りないということに通じているのではないだろうか。

さらに言うと、「ゲームがつまらなくなった」なんてわざわざ主張するのはオッサンだろ? オッサンが若いころよりもゲーム情熱を注げなくなったという個人的なところも大きいんじゃないの。

他にも、ゲームがつまらなくなった理由や、つまらないと感じるようになった理由はいくつもある。

しかし僕は悲観していない。これはただゲーム業界成熟したというだけのことだ。

小説音楽映画漫画など、さまざまなエンターテインメント業界が似たような道を歩んできた。

新しいジャンルがどんどん出てくる黎明期、人気が出て粗製濫造になる発展期、大金をかけた駄作とインディーズ共存する成熟期、とゲーム業界も同じだ。インディーズの参入しやすさはエンターテインメント業界にとってとても大切なことだと思うが、ゲームも含めた成熟期にある業界は、程度の差こそあれ、素人がすぐに手を出すことができる。

というわけで、個別の開発者会社の話は別として、業界の先行きについては悲観していない。波があるのが当たり前で、どの業界もそうだし、浮き沈みがあることは健全な現象だ。

というわけで、相関はあったとしても、高学歴は原因ではないのだ。

それでも高学歴能力が原因だと主張するなら、ゲームごとのチームメンバー学歴統計を取ってみたらいい。

2011-04-07

震災恋愛と今と

地震が起こったとき、多数の人がそうであったように僕も寝ていた。

何かワケの分からない叫び声を上げながら目を覚ましたのを記憶している。

二度寝した

再び目を覚ましたとき、頭から10cm横に、25インチトリニトロンテレビが落ちていた。

今でも思い出すと背筋が凍る。

阪神淡路大震災は、当時未曾有の大災害と言われた。

確かその日はとても寒いが快晴で、生活圏だった大阪からも、西の空が燃えている事が分かった。

僕は被災者ですらなく、むしろ震災被害で儲ける側にいた。

別に悪い事してたわけじゃない、震災ニーズが生まれただけの事だけど、当時いた会社社長が嬉しそうに震災を喜んで語っていたのには流石に腹が立った。

ま、資本主義社会に生きてるからそれはしょうがないんだけど。

その前年暮れ頃まで付き合っていた彼女がいた。

当時僕は29歳。

彼女はまだ16~7歳だった。

もちろん高校生だ。

自分恋愛経験の中で、多分一番好きだったんじゃないかな。

可愛いし、ほんとにべたべたいちゃいちゃ、ところ構わずキスばっかりしてたように記憶する。

温泉旅行した思い出もある。

旅館の布団の上で一仕事終えて、眠りにつくと、数時間後に彼女が胃の痛みを訴えて苦しそうにしてるのに、僕は手を繋いであげる事が精一杯で眠気に負けて寝てしまった。

でも、再び目を覚ますと治ってて、2回戦目。

…をしていると「ご朝食はどうなさいますか~?」と仲居さんがノックしてきたので、慌てて中断したっけ。

いやしかし、それを「後で」とかいって、一応フィニッシュまで持っていったんだったかな(笑)

ふられたわけでもなく、ふったわけでもないが、ともかく、その年の暮れにその彼女とは別れる事になった。

彼女兵庫県阪神沿線に住んでいた。

から、当然被災者になった。

僕は震災の年に、地震の数日前からしい彼女と付き合い始めていた。

たまたま正月明けに知人に紹介されただけだったんだけど、別にタイプってわけでもなかった。

ただ、僕の隣の席が空いていたからに過ぎない。

その子も大阪の方だったので被災者はなっていない。

実は僕は、その別れた大好きだった彼女と、被災地域となったある場所同棲しようと思っていた。

結婚を前提に。

地震後、半年程経ってからその場所たまたま訪れたんだけど、そこは完全に更地となっていた。

どうして更地にされていたのかは知らないけども、もしかしたら、全壊とか火災とかあったのかもしれない。

ひょっとしたら、別れず、同棲していたら、死んでいたのかも知れない。

結局、僕は震災の年に付き合い始めたその子と結婚し、子供二人を設けて現在に至る。


…また、落ちもない、まとまらチラシの裏話を増田してしまったorz

 
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