ゲーム性は限りなく皆無であり図鑑を埋めることしか楽しみはない。
カロリー低めの蒟蒻ゼリー的なゲームに見えるが、実際は余計な経験値演出の多用により結構時間を食う。
閉じて完全に放置して跡でアーカイブだけ追うという遊び方の方が面白いのかも。
期待はしていなかったので期待はずれではないのだが、予想通りにクソゲーすぎて逆に何も面白くない。
ポストアポカリプス性を高めたOPの演出は狙いすぎておりあまり楽しめなかった。
スタッフのセリフ棒読みっぷりにふとコンパイル等が輝いていた頃のゲーム業界を思い出すも流石にあそこまで棒読みだともうちょっとマシな奴にやらせればいいのにと思ってしまう。
目新しいストーリーもないし、けもトークもこれといって面白い物は少ない。
システム面はお粗末ながらキャラのSDはそこそこ数が多いらしく見かけより力が入ってるのを感じる。
これがマイナーな作品ならば大量の公式作品提供に歓喜していた可能性はあるが、いかんせんけものフレンズぐらい人気があると優秀な二次創作が多すぎてそれだけでお腹いっぱいなので、公式が提供してくれているというだけでちびキャラが可愛いだけのクソゲーをありがたがるのは厳しいものがある。
総合評価は★になってしまったが、けものフレンズが本当に好きでけものフレンズなら何でもいい人なら★★★★★★★★ぐらいに感じるのかも知れない。
あくまでファンアイテムであり、いうなればキャラがプリントされたシールや缶バッジのようなそれに物凄く興味がある人間が公式にお布施するためのバイパスとしての役目が強いのではないだろうか。
ただ、そうすると小清水とオッサンが死ぬ(死んでねえ、とかいちいち断らないと冗談がわからず文全体を読み通せない国語の苦手な子達がマウント取れると思って興奮してしまうから面倒だ)必要なくね?
「主人公とゼロツー、お互いの旧パートナーを二度と戻ってこない形で消してしまうにはどうするか」を考えたらこれで良いような気がするけど。
「なんか適当な理由をつけて去っていった」みたいな軽い描写にしたらほとぼりが冷めたらまた戻ってきそうな感じがするので、復帰が二度とないと印象づける為に分かりやすく痛めつけて退場させたんじゃないの?
これが死に別れだったら重すぎるので、復帰できそうにない怪我程度に留めとく感じで。
こっそり近づいてきて、耳元で、たらればたられば囁いてくる。
例えば、君の父親が働く人だったら。
例えば、君の弟が元ひきこもりじゃなかったら。
あんな苦労ばかりだった時間の代わりに、どんな時間を過ごすことができたんだろうね。
例えば、君のおじいさんが借金の連帯保証人になった親友に逃げられていなければ。
親戚達はずっと集まって、みんなで今も年に何度も宴会していたかもしれないね。
おじいさんもおばあさんも、あの借金に殺されたようなもんじゃないか。
すべてを清算して、生活保護の生活をはじめた途端、ふたりとも続けざまに死んでいった。
まだ60代だったのにね。
例えば、君が弟に包丁で刺されてなければ。
君はかすり傷だったから平気だと許してるけど、今も夢に出るんだろう。
例えば、働き者のお父さんと、優しいお母さん、殴ってこない弟だったら。
どんな人生だったんだろう。
君はきっと、摂食障害にもならなかったし、あの異様な肌荒れもなかっただろうし、
過呼吸がくせになることもなかっただろうし、きっと鬱病にもならなかったよ。
うるさいな。どっかいけ。
前は駅の券売機とか自販機とかコインパーキングの清算のやつとか、ちょっとクタってただけでもウィウィーーって返ってきてたけど、最近そんな経験あんまない。
パチンコの台の横のお金いれるやつとか競馬の券売機とかは前からどんなクシャクシャな札でもヒュッ!と吸い込んでくれたので、なんだよできるんじゃねぇか他でもやれよとずっと思ってた。