はてなキーワード: レイシズムとは
「他者のヘイトは背景を斟酌して許容し、自己のヘイトは不合理なものとして自重する」っていう態度自体は、理性を重視するタイプの人々の間では割と一般的かと…
それ日本限定の話な。自分(自国)に対するヘイトや差別には徹底的に抵抗するのが正義と信じられてる国だってある。
そもそもそのロジック自体が、韓国人が未熟で幼稚で未開な存在って前提なんだよね。
「あいつらガキなんだからいちいち目くじら立てるなよ~」みたいなものでさ。
自重しても何も変わらんどころかどんどん酷くなる事がじわじわ浸透しつつあるからね。
韓国人の日本人に対するレイシズムを放置し続けてかれこれ10~20年は軽く経過してると思うけど、何か好転したものってあったっけ?
結局、関係のない第三国から見れば「くだらない事で何いがみあってるんだ?」と言う風になる。
よく、遠い国の内実や隣国との関係が悪化しているニュースなどを聞いても大して気にもとめないあの感じ。
気にしない人間は怠惰なのではなく、単に心が感じたように行動したに過ぎない。
国がなくなる?国がなくなったらどうだというんだろう。言葉が通じない?通じないなら学べばいい。
国家という問題について考えるとき、忘れてはならないのは「誰もその国に所属することを望んで産まれたわけではない」という点。
国というシステムは非常に古い歴史を持つが、しかし自然なものではない。人間が作り出した人工的な概念だ。つまり幻である。
なのに、そんな国というものについて過剰な期待、過剰な怒り、過剰な思い入れを持つのは自らの人生にとってマイナスになることはあってもプラスにはならないだろう。
人は本来自由なはずなのに、物語に過剰に入れ込んでしまうことで不自由になる。現実とは物語である。レイシズムも、ゲームにおける国家の争いがある意味では滑稽なように、たいしたことではない。
だから感情をあらわにしている人々に対して、小説の登場人物が叫んでいるシーンを当てはめてみればいい。彼らは幻であるところの物語(=現実)をまるで真実であるかのように思い込んでいる滑稽な人々に見えてくる。彼らを嗤っても意味はない。彼らに怒ることはもっと意味がない。フィクションのキャラクターをフィクションのキャラクターと明確に自覚しながら彼らを「説き伏せたり」彼らに「怒りをぶちまけたり」する人たちの行動はお笑いでしかない。そんなのは漫才師のコントでやればいいのである。
>韓流に
>多方面の日本人が
>ウンザリしてたようだ。
9万件も同意が入ってるようだけど、アホかと思った。
言外には「だからフジは叩かれて当然」という言葉があるんだろうけど、
何かを好きな人よりそれを嫌いな人・無関心な人のほうが多くなるのはあたりまえです。
テレビ局が韓流ばかりやってるのは色々事情があるかもしれないが、彼らが営利企業であることを考えれば主要な理由は「視聴率が稼げるから」だと分かるだろう。
つまり、韓流を嫌いな人がどれだけいたとしても、他の番組をやるより「視聴率が上がる」程度に好きな人が多いから流しているというだけなのだ。
もしフジで韓流を見たくないなら韓流以外の番組をもっと見ればいい。でも、最近はテレビ離れとか言ってテレビを見ない若者が増えているそうだ。
テレビを見ないくせにテレビで韓流流れているのは気に食わないのか?幼児のわがまま並ですね。
でもこんな表層のことははっきり言ってどうでもいい。
この散歩デモ参加者やネット上で韓流叩きしてる奴らの問題は、それが嫌韓に基づくものであるくせに誤魔化してるところだ。
高岡の趣旨や彼がネット右翼にどこまで共感してたのかは分からないが、少なくとも発言だけ見れば、言っているのは「韓国の番組を日本でたくさん流すのはおかしい。日本の番組もっと流せ」ってことだけ。
韓流ドラマがつまらんとか朝鮮人は日本から出て行けとか韓国は嫌いとか、そんなこと言ってないしそういう風に捉えられることを(真実は分からないが)望んではいなかったはず。
でも、ネット上のアホ共は高岡を「利用」して自分たちのレイシズム(韓国人は何やってもダメ、日本人はすばらしいという考え方)が正しいと証明されたような気になっている。
そこが許せない。
人には誰だって好き嫌いがある。
この世には子供に萌えたり老人に萌えたり死体に萌えたりする人がいるし、中国が好きな人やアメリカが好きな人やそして韓国が好きな人がいる。
韓流ドラマが嫌いな人もいる。だけど、自分の嫌いなものを見たくないからとデモを起こすバカがどこにいる?
そんなものに500人以上(らしい)集まったということが、どれほどアホなことか、考えなかったんだろうか。中学生とかもいたらしいが、頭の足りない(狭いものの見方しか出来ない)人間が多そうだなという印象は確かにある。
だからこそ先の話になる。好き嫌いだけでデモは起こせないし人は集まらない。
フジを批判するということでようやく集まったという感じだが、それにしたって結局は「俺は韓流が嫌いだ。韓流流すなバカ野郎」ということになって、好き嫌いの次元に落ちてしまう。
韓国人、韓国、そして韓国の文化に対する侮蔑の気持ち、「あんなくだらないもの」という見下す感情があるからこそ、個人の好き嫌いにも関わらずデモが起きてしまったということの真相だ。
そんな事情を知ってか知らないか、多分知ってる人間もいるんだろうが、J-castによれば著名人の中にも何人か「フジ批判」に同調する人間がいるそうだ。
バカとしか言いようが無い。自分たちの発言の影響力をまるで分かっていない。いや、分かっていてやってるからこそ許されざるバカなのだ。
今までネット上の嫌韓勢力はどちらかというとアマチュア的、細々とした大学サークル的に活動してきた。テレビでは全く報道されないし、当然著名人もスルー。
なのにここにきて、表向きは「韓流ばかり流すフジテレビへの違和感」という形でこの嫌韓勢力に加担する人間が現れた。
確かに違和感を訴えるだけなら嫌韓勢力について何も知らなくても可能だろう。だが、それで彼らの無知が許されるわけではない。発言の影響力が一般人のそれとは比べ物にならないと自覚していれば、不用意な発言は控えるはずだ。
http://d.hatena.ne.jp/ever_neet/20110113/1294916683
国連の調査員いわく「日本の差別問題は根が深い」「役人たちはこの問題の大きさを認識していない」のだそうである。
穏やかじゃないですなと読み進めると、"日本の差別は、日本人の見えない輪をつくり、そこに「違う者」が入ろうとする「忙しい」などの建前を使い静かに拒絶すること"であり、"悪意はなく、酷い差別を受けることも無いが、友好的な人からも小さな差別を沢山受ける"ことであると。
欧米の某国に長く住んでいる人間として言わせてもらうなら、これを人種差別ととらえることこそ、問題の本質を理解していない。このような仲間/よそ者の区別はどの国にも存在し、それをレイシズムと定義している国をほかに知らない。そして、このマイルドな「差別」を一概に悪いことであると定義してしまうべきでもない。
たとえば、自分が昔ロンドンの会社で働いていたとき、外国人(非英国人)向けの「イギリスでの生活になじむための講習」のようなものを受けさせられたことがある。そこで最初に言われたのが、「イギリス人の友達が出来なくても心配しないように」ということ。実際その通りだった。ホームパーティーに誘われることは何度もあったが、例外なく外国人から。外国人の同僚に尋ねても、一様に同じ感想を漏らしていたし、イギリス人の同僚もその傾向があることは認めていたから、講師が言ったことはある程度一般化可能な事実だったのだろう。ちなみに、ロンドンは移民の人口が3割を超える多民族都市だ。
ニューヨークですら、事情は大して変わらない。アメリカ人は「イギリス人とそれ以外」のような分け方はしないが、「アメリカ的な振る舞い」をしない人間に対しては厳しい。そして、それは当然不文律であって、社会人になってからでは学ぶ機会が無いし、そもそも不文律自体が場所とコミュニティで異なる。個人的には、イギリスに比べればだいぶやりやすいとは思うけれど。
どちらも、上で紹介したブログが書くところの「静かな拒絶」の一例だ。それは確かに広義の差別になるのかも知れない。しかし、このような「差別」をしなければ、人種差別は確実に激化する。世の中には生き方の違う人間というのが確実に存在するのであって、そういう人たちを遠ざけたり遠ざかったりして無用な摩擦を避けるのは、ごく一般的な生活の知恵だ。この棲み分けが機能していない社会では、大抵人種差別が起こる。生き方も考え方も違う人間が密接に関わりあえば、当然不愉快な経験もする(ルームメイトがウンコのついた左手で蛇口をひねり、そのまま蛇口を洗い忘れて出て行った、とか。どこの国の人かは敢えて書かない)。そういう「不快な経験の積み重ね」が人種差別を拡大させる。こういう差別は理屈ではないので、より根深く残る。
こういうことを書くと「異文化を真っ向から乗り越えてこそ真の理解があり、人種差別の解消はそこを目指すべき」みたいな幸せなことを言い出す人達がいるが、そういう人間に限って「異文化を真っ向から乗り越える」経験をしていない。それがどれだけの時間と忍耐を要求するかを理解していない。この世の中には異文化摩擦を乗り越えることに生活をささげられるほど暇な人はほとんどいないのだ。人種差別反対、あらゆる差別に反対、と叫んで悦に入るのは気持ちいいのだろうが、もう少し現実を見ろと言いたい。
人種差別には反対だが、それを抑制するために、少なくともそれによる不利益を抑制するために、受け入れたほうが良い差別はある。受け入れ側の日本人が「外国人をもっと平等に扱おう」と考えるその心根は善い。だが、それこそが日本人の人種差別に火をつける可能性は考慮すべきだ。目をきらきらさせて非現実的な理想を語る前に、カエサルの言葉をかみ締めよう。
「どんなに悪い結果に終わったことでも、それがはじめられたそもそもの動機は、善意によるものであった」
シンガポール紙より。
兵庫県の神戸中華同文学校に右翼から爆破予告あり、とのこと。日本から出て行け、さもなくば攻撃すると通告があったらしい。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0921&f=national_0921_190.shtml
しかも、ネットでコウナゴを佃煮にしようとしただけで逮捕する警察が、この脅迫には全く対応しようとしない!
(なぜシンガポールかって言うと、実は中国国内では反日暴動を政府が制御できなくなりつつあり、反日報道に規制がかかっている。尖閣諸島問題も報道がぶつっと途切れた。香港では後追いで報じられたみたい)
日本人のレイシズムには本当吐き気がする。いくら尖閣諸島の領有権争いをしてるからって、在日華人を差別する事はないだろ。日本人は卑劣だ。朝鮮学校のチマチョゴリのように分かりやすいアイコンがないから、生徒個人が攻撃に晒されてはいないみたいだけど・・・
日本政府は無辜の在日華人を危険に晒さないよう、尖閣諸島問題で一刻も早く中国に謝罪すべきだ。そして今すぐに右翼を一斉検挙せよ。たかが無人島のために外国人の命を危険に晒して平気でいられる神経が、日本人の人権意識のなさを示している。
ここが飛躍なんだよな
それに気付かないからはてサなんだ
「コカ・コーラを飲み、かつ死刑反対することは可能なのにコカ・コーラ派はなぜしないのか」とか
「日本語を話し、かつ池田大作先生のお言葉を伝えることは可能なのに日本語話者はなぜしないのか」とか
そのレベルの難癖だよな
http://anond.hatelabo.jp/20100823053807
1.今批判を受けている政治家はナショナリズムどころではなく明らかなレイシズムにいたっていること
3.リフレの有効性を主張して、かつレイシズムを批判することは可能なのにリフレ派はなぜしないのか
4.レイシズムを批判しないが、それを抑制する戦略があるならともかく、それもない
5.「本当はわかってるくせに。そんなことわかりたくもないと思ってるってこと」
金子議員とApemanさんを両方皮肉ってる、と理解していただければ。
金子議員の「反リフレ派の日韓併合談話推進」発言は、自分の気に食わない二つの属性を直結し、一部を取り上げて全体を誹謗する印象工作。非常に下品だ。
Apemanさんのエントリは、この構造をそのまま「リフレ派のレイシズム」批判として叩き返した皮肉。
ここまではウィットに富んだパロディだったと高く評価している。
Apemanさんをはじめ、リフレ政策の有効性を疑っていたりするわけではないのに、
> Apemanさんや、コメント欄にお書き込みの仲間のみなさんのような方々にこそ、是非拙著を読んでいただきたいと思っております。私がそこで主張しておりますのは、左翼的価値観の望むことを実現するためには、不況の脱却は必要条件だということです。十分条件ではないかもしれないが、必要条件。
http://matsuo-tadasu.ptu.jp/essay__100820.html
みたいな反論をしても、意味がないというか、そういうことを問題にしているわけじゃないのに、「リフレ派」はそういう問題のすり替えをする、とますます問題を悪化させるような。
たぶん、Apemanさんたちの問題意識の理解は、やはりrnaさんがもっとも本質をついていて、
>クルーグマンを読んで欲しいというのはその通りなんですが、今問題になってるのは「リフレ派政治家がクルーグマンじゃなくてアイヒマンだったら、それでも支持するの?」みたいな話です。いや、それは極端かな。。。
http://d.hatena.ne.jp/rna/20100817/p2#c1282255089
というところのはず。松尾さんはこの点には楽観的で、
> ともかく、リフレ派は組織でも派閥でもない上に、金子議員はリフレ派の中でもただの一ユーザーで、リーダーでもなんでもないのですから、リフレ政策に賛同することが金子議員の主張を許容することになるわけでは全くありません。別に自ら「リフレ派」と称さなくても、失業者をなくすために、多少のインフレはむしろ望ましいものと思って、無からおカネをどんどん作る政策を要求なさるならばそれでいいのです。その経済的なメカニズムについては、是非拙著をご検討下さい。
とのことですが、理屈では「リフレ政策に賛同することが金子議員の主張を許容することになるわけでは全くありません」と言えても、リフレ政策への支持がリフレ政策を主導する議員への支持として世間的には影響を及ぼす可能性があるのだから、松尾さん、人が良すぎ、ということ。
>それなりの規模の騒ぎにはなってるにもかかわらず、結局 rnaさん以外にはただの1人も「いやなるほど、たしかにレイシズムや歴史修正主義は問題だ。緊急の問題への取組みが一段落したら注意を払おう」ってリフレ派は現われてないですよね。これってあまりにも示唆的すぎると思うんですが。
http://d.hatena.ne.jp/rna/20100817/p2#c1282306601
というApemanさんの指摘に対して、リフレが成功したら少なからぬ人が反対するよ、といっても納得してもらえるわけない。それどころか、
>まあ、率直にいって、いまさら右派と左派とかよく本人もわかってないような対立軸持ち出して、ある特定の経済政策を主張する人を批判する場合は、1)その主張する人が感情的に嫌、2)別な私的利益を守りたい のいずれかでほぼ間違いないと思う。そうでなければ、ただの古臭い思想ボケ
http://twitter.com/hidetomitanaka/status/21626737559
なんていう人が主要なリフレ派の一人なんですから。Apemanさんたちがこれまでいろいろ積み重ねてきたものを、こんな風に踏みにじられておいて、それでもリフレ政策推進に協力すべきだなんて言われて、それはいくらなんでもひどいじゃないかと反論すれば、リフレ政策がわかっていないんじゃないかなんて。
もちろん、松尾さんがそうした主張の持ち主でないことはよくわかるけど、こういう言動を批判せず許容しておきながら、リフレ派はカルトじゃないとかいっても、白々しく聞こえて当然。
例えば「救うこと」「守ること」が義務だと思うなら「救うこと」「守ること」を実行するべきところであって、それについて増田とかに書くだけじゃしょうがないでしょ、ってこと。それが、本当にリソースを割く、義務をこなすってことじゃないの。
納税の義務を果たそうと思ったら納税するんであって、納税の意義や理想を個人的なブログでだけ述べたって仕方ないじゃない?
もちろん、その人が納税せずに書くことで、周囲の人間に影響を与えて、現実的な「"その人の納税"以上の税収」を導けるんであれば別よ? それっぽいことを個人的にしてます、じゃなくてちゃんと現実の動きに影響できる思想的指導者になるってことね。
でもそんな現実的な効果をあげた事例、はてなの「関心ある人」たちから出たっけ?
派遣社員の貧困問題は重要、我々の問題だ、と盛んにネットでいっておいて、隣に住む実在の貧困派遣社員にはなーんにもしない、みたいなことにしかなってなくない?
さらにどうかと思うのは、100円払っているかどうかも怪しい人らが「100円の価値しかないもの」「ネットに文をアップする数十分の価値しかないもの(時給換算でいくらだろ)」のことを「人権が!」とか「平等が!」とか「卑劣なレイシズムが!」とか「搾取が!」「責務が!」とかいって、ときに無関心な人間や批判的な人間をののしることなんだよねー。
「関心がある人」たちは現実にはタッチしないし、ののしられた「さほど関心がない人たち」は消えるわけだから。
あんたらの「100円の価値しかないもの」なんかしらねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーよ!!!っていう。