はてなキーワード: ヤングジャンプとは
昨日本屋で『テキサスレディオギャング』という漫画を買ったらとても面白かった。
この漫画は『日々ロック』っていう前までヤングジャンプで連載してたこれもすごくいい暑苦しい漫画を書いてた人の作品で、
どちらもうまく青春を謳歌できなかった人にはがつんと来ると思う。
で、こういう面白いけど一般受けはしないような漫画や小説、映画などなどみんなどこで誰と共有してるんだろう?
自分の場合、そもそも友人が少ないということもあるのだけれど、多くない友人であってもこのあたりの趣味が合うことはほとんどなく、
好きな映画や小説、漫画についてはほぼ誰とも共有することができなかった。
いや漫画だとまだましな方で、小説なんかは数が多すぎてちょっとマニアックなものになると誰とも共有することができない。
本でも映画でもたくさん見てる人って何かしら埋まらないものがあって、それを作品のなかに探していることが多いはず。自分はそうだ。
それだからこそ、共有できる人が近くにいたらいいのになぁと思う。
6,7年前と比べここ1,2年は、百合(女性キャラのいちゃつき)がオタク文化内で徐々に領域を形成してきたように思う。
で、制作サイドもそれに迎合して、今までより百合描写を取り入れるようになった気がする。
ヤングジャンプで百合話(数ヶ月前のカラテ百合?)の読切りが掲載されたときは本当に驚いた。
具体例挙げればきりがないが、アニメでも、女の子同士のスキンシップ多めみたいな作品が増えた。
ただ、古参が新参(にわか)を嫌うように、7年前頃のストパニ、百合姫初期から百合デビューした身にすると、
百合好きの方がいるなら、こういう思いに共感する方がいるかどうか気になったのと、
少年ジャンプにあきて
ヤングジャンプもなんとなく惰性でよんでいるけど
・ヤスミーン 畑優以
これが今2話目だけど結構グロテスクでどきどきする。進撃の巨人の1話見て気持ち悪さとハラハラを感じた人にはオススメ。東京グールとかテラフォーマーズとかにも通ずる
これも今のところ悪くなくてオススマ。なんといってもちょっとした異能けいのラブコメを期待できると思う
・ガールズノート KUJIRA
ちょっとエロけい。でもそこまでじゃなくてなんか妄想男子的なパラダイスを3姉妹が演じるというちょっと理想系なエッチな雰囲気の漫画悪くない
この一般紙と成年誌のギリギリの境目で連載する感じが良い。成年誌だと物足りないけど一般紙だとちょっと過激という寸止めが良い味だしてる
ということで、20~30代のちょっと漫画離れをはじめたけどビッグコミックとかを読みつつちょっとジャンプ心を失わないあなたにオススメの漫画です
1年に1回くらいうんこ漏らしている。酒を飲むと抑えが効かない事が多い。イチョウがそもそも弱い。
で、その1年に1回が今日来た。
帰宅時には、おなかが唾液でチャプチャプしていた。
俺も急いで階段を降りるために走った。
とりあえず、においはなかった。
嫌だなあって思った、ずーっとここ数年ずーっと人生嫌だった。
芥川が「ぼんやりした不安」で自殺したんだっけ、って想像していやになった
で、うんこ漏らして、ハッと思った、『下痢気味人生』というweb漫画を思い出したから。
無いのだが、つまらない人生を誤魔化すために今日だけで4周している。
コーヒーでさらにひどくならないかとちょっと予想したけど、別にわるくならなかった。
何個か駅を経て、家のある駅へ。
ヤングジャンプがなぜ面白くないのかと考えてみた。今週は『ハチワンダイバー』だけが面白かった。他は話のつなぎって感じ。
絵が綺麗すぎるんだなって思った。
絵が綺麗すぎて現実感がない。
ノンフィクションらしい『イノサン』すら非現実的すぎる絵がフラッシュっつ、覆い焼きしすぎだろ。
そう、非現実な『ねじ巻き』とか、『テラフォーマー』とかならまだしも、
リアルっぽいエロ漫画のあれとかすらキャラが漫画キャラ的で現実感がまったくない。
逆に、非現実的でも、『喧嘩稼業』はクッソ面白い。ホッパーの台詞とか超好き。
っつーか、モーニングのほうが遙かに面白いな今週だけで見ると。
だが、女にはなびけなかった。下痢気味ってのもあるが、xvideosで目が肥えすぎて外人さんで興奮するには相当なレベルが必要となってしまったから。
この外人は多分エリートなんだろう。ブランド物っぽい服装をしている気がする。
でも違うよなってのも思った。
で、家はマンションで、エレベーターで何階か上がって部屋につくんだけど。
部屋についたかつかないかで漏らしたことが1度あるので、エレベーターの中で鍵を用意する。
もうケツが決壊寸前。
ケツ穴を絞めながら、あと何秒か?と、いや間に合うというギリギリの感じ。
将棋の終盤ににていた。自分の玉が詰むまで何手の猶予があって、相手の王を詰ませるまで何手必要か?というののギリギリの計算ににていた。
ケツの決壊と、部屋につくまでの猶予はどうなんだ?
おそらく、5秒程度の猶予があってある程度余裕があるだろうと脳内では予想していた。
部屋に入り、速効服を脱ぎ出す、脱ぎながら廊下を早足で進む。
廊下に服を脱ぎ捨てて、トイレのドアをあけて、ケツを便器に乗せた。
瞬間。
水溶性の尿のような便がでた。
あ、『2ch名人』『哲学ニュース』『xvideosife』も好きなんだけど、こっちは更新ペースが余り速くないからストレス解消につかいにくい。
で、その『かしこまり速報』に、「淫夢しか生きる楽しみが無い奴wwwwwwwwwww」っていうの最近読んだんだけど。
あ、まさに自分そうだなって思った。
淫夢の奴らって本当に人生楽しそうっていうか、人生生きてるって感じがする。「おまえさっき脱ぎ終わったときにさ、なかなかでてこなかったよな?」「そうだよ」って言ってる時のこいつらって本当に人生現在進行形なんだなあ、楽しそうだなあ。って思う。
ふと、漏らし終えてから脱いだ服の残骸を見る。
パンツにシミがついていた。
まごう事なき漏らしウンコ。
人生本当に辛いなって思った。
僕が雪村に出会ったのは、大学の研究室の新入生歓迎会のときのことで、そのとき歓迎する側にいたのが僕で、歓迎される側にいたのがいっこ下の雪村だった。
彼女は、長くきれいな黒髪の落ち着いた女の子で、お嬢様という感じではないが、どこか品のある立ち居をしていた。
僕は彼女とは別のテーブルにつくことになり、でも彼女のことが気になったのでたまにそちらの方へ目をやったりしていたのだけれど、ちゃんと正面に座って話す機会は、ひとつ上の先輩がくれた。
「真田くん、ちょっとこっち来てよ」と先輩が僕を手招いて呼んだ。「この子エーティーフィールド張ってて、俺ひとりじゃキビシイよ」
それで僕は、彼女の向かいに座って話をした。雪村は聡明で、控えめで、微笑みながら人の話にうなずき続けることができるタイプの女性だった。
でも僕は自分のことが話したいわけではなくて、彼女のことが聞きたかった。僕はゆっくりと、何か自分と合うような話題がないかと探した。彼女の趣味は読書で、好きな作家は恩田陸(←「ああ、あのガチホモミステリの……」)。よく読むのは講談社ノベルス(←今にして思えば恩田陸は講談社ノベルスとあんまり関係ない気がする)。映画も好きで、好きな監督はスタンリー・キューブリック(←『バリー・リンドン』)とピーター・ジャクソン(←『乙女の祈り』)。ピクサーとジブリも好き。好きな漫画は『夢幻紳士』『百鬼夜行抄』『うしおととら』『タブロウ・ゲート』……。まともにやったゲームは『ファイナルファンタジーX』くらいで、時間のカウンタが止まるまでやって(←大学受験が終わってから暇だったようだ)、「全てを越えし者」を倒すところまではいったとか。あと何かのレースゲームは前に進めなくて諦めたという。
僕はといえば、好きな作家は星新一で、好きな映画は『ショーシャンクの空に』で、好きな漫画はジャンプとチャンピオンとヤングジャンプとヤングマガジンとスピリッツとモーニングだった。僕はその程度の文化パワーの人間だった。
雪村は本当に本が好きで、暇なときには一日一冊くらいのペースで読んでいた。「『雑食なのでなんでも読みます』とか言うやつは信用できねえよ。そういうやつは絶対に大して本を読んでない」と吐き捨てる友人が僕にはいたが、雪村は本当に雑食で、ノンフィクションを除けばなんでも読む女の子だった。小説も漫画も。
その新入生歓迎会の日は、友達が帰るというので、彼女もそれについて早めに帰っていってしまった。僕はもっと残っていってよと頼んだけれど、穏やかに断られてしまった。
次に僕が彼女と話をしたのは、それからしばらく後の教養の授業のときのことで、雪村は教室の最前列に座って、社会学だったか文化人類学だったかの講義を無視してペーパーバックを読んでいた。
勇気を出して隣りに座って(←勇気を出したのだ)、何読んでるの、と彼女に訊ねた。雪村は手に持った本の表紙を見せてくれた。G.R.R.マーティンの『玉座をめぐるゲーム』だった。もちろん僕にはまったくわからなかった。
それからも僕は、折にふれては勇気を出して彼女に話しかけていった。レポートがあるので……と断られてひどく落ち込んだりもしたけれど、ついに僕は彼女を連れて名古屋城にデートにいくことに成功した。名古屋城はつまらなかったけれど、彼女といるのは楽しかった。
これはおもしろかった。本当に。
それからも授業で隣りに座ったり、食事に誘ったりして、僕らは付き合うことになった。僕は実家に住んでいて、彼女は下宿をしていたので、よく彼女の家に泊まって二人で本を読んだり、映画を見たりした。本山にゲオがあったので、近所でレンタルができて助かった。
でも不思議なことに、幸せなことはそんなに長く続かないもので、僕と雪村が二人で東尋坊を見に旅行に行ったとき、泊まった旅館でカニを食べて一緒の布団で寝たあと、彼女は僕の知らない何かに引っ張られて、僕が寝ているうちに布団を出て服を着替えて旅館から脱げ出して、東尋坊の先から海に飛び降りてしまう。
東尋坊では死ねないという話があるけれど、やっぱりそれは嘘で、飛び降りればちゃんと死ぬ。雪村がそれで死んだのだから間違いない。
彼女を失った僕は悲しくなって、雪村が死んだというそのこと自体よりもむしろ雪村が僕に一言も告げずに死んでいったことに鬱々と悩んで、こりゃだめだ、このままじゃ何も解決しない、と思ってそのまま十五の夜ばりにバイクで走り出す。でもそのバイクは別に盗んだものじゃないし行き先もきちんとわかっていて、僕は一直線に福井まで行って、雪村と同じように海にダイブする。そして生きて浮かんでくる。本当に死にたいのなら、そのための飛び降り方をしなければならない。
病院のベッドでしばらく暮らすことになった僕は、とりあえずアマゾンで小説と漫画と学芸書とDVDを注文しまくって、それを片っ端から消費する。雪村が生きていたときにはこの女はまたなんか読んでんなあとしか思っていなかった僕が、いまさらになって雪村の触れていたものたちに目を向け始める。村上春樹を、伊坂幸太郎を、恩田陸を道尾秀介を舞城王太郎を僕は読む読む。雪村のようにペーパーバックをぺらぺらとはいかないが、翻訳者に感謝しながら、ヴォネガットをカポーティをフィッツジェラルドを読む読む。福満しげゆきを藤田和日郎を増田こうすけを読む読む。カントを、デリダを、ヴィトゲンシュタインをホフスタッターをドーキンスを読む読む。そんでDVDはよく考えたら病室じゃ見られねえなと思ってそのままジャケットだけを眺める。いいじゃんアマデウス。時計じかけのオレンジ。タクシードライバー。
そして読みたい本をあらかた読み終えてしまったので、そろそろ家に帰ってDVDでも見るかと思って僕は退院する。退院するために荷物を片付けてきれいな服に着替えて、もう忘れ物はないよな、と思って振り返った病室に雪村がいるのを見て僕はびっくりする。
「いまさら化けて出てんじゃねーよ」と僕は言う。
でも雪村は生きていた頃と同じ顔で、僕がさっきまで寝そべっていた病室のベッドに腰掛けている。いつもと同じように黒い服ばっかりを着ていて、別に幽霊だからって白いベッドが透けて見えたりはしない。
「いやーいいじゃん。嬉しいでしょ」と雪村は言う。
そんな口調じゃねーよ。