「望郷」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 望郷とは

2014-03-20

何がいいのか理解できない曲

ラフマニノフで2番と言えば、のだめでも取り上げられたピアノ協奏曲第2番が筆頭だろう。

その次に上がってくるのが交響曲第2番かな。


しかピアノ協奏曲第2番はともかく、交響曲第2番はどうも苦手なのだ

というかピアノ協奏曲第2番で初めてラフマニノフを知ったクチだけど、その流れで交響曲第2番に行ったのが間違いだったかも。


何が苦手って、この曲はとにかくクドい。ちょっとおかしいんじゃないかってくらいクドい。

言いたいことを言い表すのに、こんないっぱい要らないだろうという感じ。

3行でまとめろとは言わないが、聴くのも演奏するのも非常に疲れる。特に演奏は、弾いても弾いても終わらない感が半端無い。

曲そのものの長さで言ったらマーラーブルックナーの方が長いけど、この曲はそれらの作曲家の曲よりも遙かに長い曲に感じてしまう。

しろこの曲が好きな人は、一体こいつの何に惚れ込んだのだろう。


個人的にラフマニノフオケ作品だったら、交響的舞曲最高傑作だと思う。

後期ラフマニノフ微妙という人もいるけど、交響的舞曲については、晩年作曲家の屈折した望郷の念が詰まった曲調が、尋常ならざる個性になっていて素晴らしい。

でもファンの数や演奏機会は交響曲第2番のほうがまだ多いとか、ちょっと納得いかないかも。

2014-03-16

http://anond.hatelabo.jp/20140316124156

俺は逆パターンで今望郷してる。

巨大組織から自分で全部やりたい!」って会社立ち上げたけど

資金繰りやら人の離脱やらでキリキリする度に昔のことを思い出すわ。

部下が安定供給される環境って恵まれてたんだなーって思う。

小さい組特有の楽しさってのもやっぱりあるし、

巨大組織メリットってのもやっぱりある

まぁ、あなたは今デカいとこにいるんだからいつでも小さいところには移れるし

今はそこでしか出来ない経験を楽しんだらいいんじゃないかな。

小さいところでの経験武器になるとは思うし。

でも、ベンチャー中小零細界隈はいつでもあなたの帰りを待ってますよ?

待ってますよ?戻りたいならいつでも戻って来たらええんやで?

一部上場SIer社員になったけれど

会社看板で楽も出来るし、仕事も選べる。

部下もプロパ、派遣合わせて20人超えた。

給与も悪くはない。

だけど小さい会社に居た頃が楽しかったと思うのは、望郷なんだろうか。

2011-09-27

帰りたい場所別にみる、日本の「帰りたい 帰れない」

全国2,000万人のサビ残企業戦士のみなさま、こんばんわ。

今日仕事もないのにバリバリ残業してますか?

やけくそで「光の射す方へ」向かって、I can fly!なんてしてはいけませんよ。

 

さて、そんなみなさまの「帰りたい 帰れない」の思いを

日本楽曲から探してみました。

日本人魂の叫びを覗いていきましょう。

 

過去」に帰りたい

いきなり最初から、ど真ん中ストレート

帰りたくても帰れない代名詞が「過去」でございます

曲名アーティスト発売年帰りたい場所概要歌詞
勇次長渕剛1985年過去若気の至り家出した
新しいスタート岡村孝子1991年過去人生の門出を前に意気込む
郷愁斉藤和義1997年過去帰省が終わって、また普段の生活に戻らないといけない
Gates of heavenDo As Infinity2003年過去クスリがやめられない
手のひら re-birthMCU2006年過去自分探し
鼓動GLAY2007年過去大人になるのって哀しい
矛盾だらけのWedding SongGiFT2008年過去子供の頃好きだった女性が他の男と結婚した
燻-くゆる-ナイトメア2006年穢れなきセピア過去汚れる前に初期衝動を思いだせ(初心を忘れたくない)

ビジュアル系バンドは汚れたくないんですねぇ。

ピュアだったあの頃……帰りたいですね。

 

「あの人の胸」に帰りたい

終わった恋は取り返しがつきません。

曲名アーティスト発売年帰りたい場所概要歌詞
落葉の駅八代亜紀-恋人何も言わず恋人の元を飛びだして
風立ちぬ松田聖子1981年恋人恋人と別れてセンチメンタル
無言坂香西かおり1993年恋人恋人浮気したので家出した
涙の海峡松原のぶえ1996年恋人北国の冬は人肌恋しい
山吹色の木の下でタオルズ2005年恋人過去いつもの風景に、昔を思い出した

松田聖子の「風立ちぬ」はカヴァー曲にリンクしました)

八代亜紀の「落葉の駅」なんて、

松任谷由実の「ルージュの伝言」って感じですね。

男が自分の為にあたふたしているのをみると

女性自分が愛されていることを知るみたいですよ。

めんどくさいですねぇ。

でも、おじさんはそういうのキライじゃないよ。

 

故郷」に帰りたい

日本歌謡曲における「北国」「津軽「海峡」の頻度は異常でございます

集団就職、出稼ぎ、懐かしいですね(ぇ

曲名アーティスト発売年帰りたい場所概要歌詞
津軽岩木淳-故郷やけ酒してホームシック
帰りたい帰れない加藤登紀子1970年故郷から手紙ホームシック
望郷しぐれ山本譲二1986年故郷実家からの小包でホームシック
カントリー・ロード本名陽子1996年故郷もう故郷に帰れない
上野和田青児1999年故郷上野発北国行きの電車
夢千里キム・ヨンジャ2002年故郷海を荒れてたかホームシック
津軽慕情山本謙司2004年故郷酒飲んでホームシック
リンゴのふる里へ和田青児2005年故郷雲が北に流れていたのでホームシック
ひだまり石野田奈津代2009年故郷上京して大変だけど私は元気です
帰りたい千田裕之2010年故郷過去ふと思いだしてホームシック
東京シャボン玉天童よしみ2011年故郷上京したけど思い通りいかない四畳半生活
バイ マイ タウンHOW MERRY MARRY2011年故郷上京して大変だけど負けないよ

昔はたまに来る手紙だったのが、

今は携帯電話インターネット24時間故郷とつながる時代。

そんな中でも、最近の若い人の歌は、

上京したての初々しさが伝わってきていいですね。

ひだまり石野田奈津代)」は、いずれ「東京シャボン玉天童よしみ)」状態になるのも、

鉄板」というやつでございますね。

頑張れ、若い人!

 

自分の家」に帰りたい

企業戦士のみなさま、いよいよ本命

我が家に帰りたい」でございます

どのように歌われているのでしょうか。

ひとつひとつ吟味していきましょう。

 

曲名アーティスト発売年帰りたい場所概要歌詞
大迷惑ユニコーン1989年マイホーム買ったら転勤を命じられたでござる

オリジナルユニコーンなので訂正)

あるあるwww

 

曲名アーティスト発売年帰りたい場所概要歌詞
の子守唄リサ2009年子どもが家にいるのに水商売自分

シングルマザーは大変やでー!

 

曲名アーティスト発売年帰りたい場所概要歌詞
Tell me why?Lil'B2009年デートしてるのに恋人に冷たくあしらわれた

デートやめて家に帰っちゃえよwww

簡単に「泪」という女の武器を使うから

DV男ばっかり引き寄せちゃうんだよ!

時代はツンデレクーデレ

 

なるほど、「帰りたい 帰れない」は様々ですね。

では、みなさま、よい残業ライフを!

2011-05-06

あの花Next to Normalが好きな俺にとってktkr!な件

N2N! N2N! ( ゚∀゚)o彡°


とりあえずBBQ編が物語の位置的にYou Don't Knowに対応してて俺得した

N2N的に考えると主人公以外の誰か(鶴子か主人公の父親あたり?)がメンマのこと見えてるんじゃね?と思う今日この頃


しかあの花はこっからどう物語料理するんだろ?

N2Nは家族愛を中心にしたけど、こっちはまだ何を中心に持ってくるか読みきれない。

今のところ「のすたるじー」とか「望郷」みたいなのがテーマか?とは思うけど、

母親ネタの転がし方次第で全く違うものになりえるのでまだまだ様子見。

今のところ★3つぐらいの面白さなので視聴継続決定。


Alice Ripley、日本に来てくれないかな…

2013年東宝がN2Nをやるらしいけど、日本語公演になるだろうし…orz

ぶっちゃげN2Nは役者の技量に大きく依る所があるので、日本語での公演は爆死フラグのような気がしてならない…((( ;゚Д゚)))

2009-11-13

柚子を食むような中身のない掌編

よく言われることだけれど、学校という箱は牢獄に似ている。コンクリートの壁が、リノリウム廊下足枷となっていて、仕切られたひとつひとつの教室が、割り振られた各々の机が鉄球と繋がった鎖となっている。閉じ込められた囚人達はなかなかガラスアルミからなる窓から飛び出していくことができない。

確かに、中には無理やり牢を脱獄していく者もいる。けれどそれらの人物は一様に例外中の例外であって、そもそもが学校という箱の中に納まりきらない、もしくは納まることができなかった異端者ばかりなのだ。大概の生徒はなにが起きているのかも分からないままに鎖に繋がれてしまっている。繋がれていることにも、投獄されていることにも気が付かない幸せ者もたくさんいるけれど、私のように気づいてしまう愚か者もそれ相応に溢れている。

集団は、そこに集団が形成された瞬間から社会性を有すものだ、と私に教えてくれたのは、中学校に通っていた頃の変わり者だった。社会性が存在するということは、すなわちそこにはカーストが生じ、相互の、もしくは一方的な関係が誕生するのだ、と。

なくなって久しいと思っていた牛乳瓶の底みたいな眼鏡をかけていた。彼の名前はなんといったのだろう。表情と、滔々と述べられた数多の発言は強く記憶に残っているというのに、肝心の名前が思い出せなかった。クラスメイトどころか、学校中から、ひいては教師達からも距離を置かれていた彼は、中学二年の秋から学校に来なくなった。

誰もいない教室で、窓際の自らの席に座って頬杖を突く。遠く、どこか他の教室の中で話しているらしい女子生徒の声を微かに耳にしながら、私はぼんやりと、見るともなしにグラウンドに散らばった各部活動の活動を眺め降ろしていた。少し黄色がかった空に、長細い雲が浮かんでいる。先ほどから少しも動いていないようにも見えたし、とても長い距離を流れ滑ってきたようにも見えた。鳥が羽ばたきながら勢いよく姿を消していく。

夕暮れというのは面白い時間だと思う。明確に日付が代わる真夜中のその瞬間よりも、鮮やかに一日の終焉を伝えてくるからだ。

郷愁のような物悲しさ。

厳密に言うのならば、まだ夕暮れと呼ぶには早かったものの、色付きかけた青色の空はひしひしと望郷の念を思い起こさせていた。

それにしても、どうして私は夕暮れ時に切なくなるのだろう。離れてしまった故郷があるわけでもないのだ。私はこの街で生まれ、この街で育ってきた。だから、郷愁を抱くわけも道理もないというのに。

あるいは、幼い頃になにか強烈な出来事を経験したのだろうか。それとも、外部から与えられた『夕暮れは物悲しいものだ』という概念に毒されてしまったのだろうか。もしくは、生物本能として、二重らせん構造の中に、ひとつひとつ塩基の中に太古の昔に経験した物悲しさが記憶されているのかもしれない。

人を含め、万物の生命体は元を辿れば海へと行き着き、稚拙細胞群へと集約されるのだという。それから現在に至るまでにそれぞれの生物が見た景色を、私は深層心理よりも奥深くに大切に補完しているのかもしれなかった。

何の役にも立たない妄想から意識を引き上げてほっと息を吐くと、少しだけ肩から重石が外されたような気がした。こういったことを考えてしまうのは、間違いなく中学生の頃の彼の影響だった。名前も思い出せない瓶底眼鏡君は、今でも確かに私の影に潜んでいて知らず知らずの内に意思決定を巡る過程の中で暗躍している。

「あなたは私と同じにおいがするよね」

そう、先日陸上部深海さんに言わせてしまったのも、もしかしたら暗躍する瓶底眼鏡君のせいなのかもしれない。私の意識は数日前の放課後に、鮮やかな朱に染まっていた昇降口へ遡っていく。

「雨は好き?」

いつものように時間を潰して帰ろうとして折りに、靴箱の前で唐突にそう話しかけられた。振り返った私は、綺麗な微笑を湛えた深海さんに見つめられたまま返事をすることができなかった。

「私はね、結構好きなんだよ。雨そのものというよりかは、雨が振っている雰囲気というのが」

眼差しは、あなたはどう、と訊ねてきていた。私は首を傾げ、いまは降っていない雨のことを考え、陰鬱な湿り気を帯びた気配を想像してから、それほどでもないと答えた。

それほどでもない。私は雨にあまり良い思い出がないのだ。

微笑む新海さんは、その微笑を消し去るどころか一層壮艶なものに変化させてからやっぱりと言った。

「やっぱり、あなたと私は同じにおいがするよね」

言葉意味を尋ねなかったことを、私は後悔するべきなのかもしれない。こうして誰もいない教室でひとり机に腰かけている今に至るまでその真意がまったく分からなかった。たぶん、これからも一片でさえ分からないのだろう。

その後、深海さんはじゃあと手を振って、するりと昇降口から外へ向かっていった。取り残されたのは私だけ。あるいは、私と昇降口に差し込んでいた夕陽だけだった。立ち昇った埃が煌めいていたのが、やけにノスタルジーな気配を含んでいた。昇降口には忘れ去られた物品が纏う物悲しい忘却に溢れていたような気がする。

彼はどこへ行ってしまったのだろう。グラウンドを眺める私に、再び瓶底眼鏡君の顔が浮かんできた。我々は決起しなければならないのだ。拳を高く握り締めていた後姿と一緒に。

視線の先で、陸上部が活動を続けている。ひとりひとりの容姿の違いはここからでは判別できない。みんな似たようなジャージに身を包んでさっきから走り込みを続けている。走っては、隣の人と話しながら歩き帰って来て、再び位置につく。反復練習を続ける集団の中に、きっと深海さんも混ざっている。

ふと集団の中の誰かが立ち止まった。顔は校舎の方を向いている。立ち尽くして、何かを探すように視線が動いているようだった。

そして、私は認識する。その人物が深海なつみであり、彼女が私を見つけて微笑んだことを。

どうして人物が彼女と判明したのか、表情まで見えてしまったのか分からないが、その刹那に私はたくさんのことを理解した。なぜ彼女が私に同じにおいを嗅いだのか、どうして彼の名前が思い出せないのか、彼女がいつも微笑んでいる理由と、夕暮れ時に人が物悲しくなってしまう原因を。理解させられてしまった。

堪らなくなって、私は思いがけず席を立つ。全身が、他の意識に乗り移られたように火照っていた。羞恥、憤怒、悲愴、愛憎――そのどれとも呼ぶことのできない感情が昂ぶって、一度大きく爆ぜてしまっていた。

廊下を、口許を掌で覆いながら早足で過ぎていく。

思えば、昔これと似たような感覚を得たことがあったような気がする。母が柚子を買ってきたときだった。剥くこともせずにかぶりついた柑橘のぶ厚い表皮はとても苦くて、渋くて、痛くて、痺れを伴っていて、とてつもない刺激となって私の口の中を駆け巡ったのだった。

そう、あの刺激だ。いまも私の口の中にはあの時の味が、感覚が広がっている。

視界を滲ませながら、私は一目散に帰らなければならないと考えていた。

ここではないどこかへ、逃げるようにして向かわなければならないと思わないわけにはいかなかった。

2007-08-10

http://anond.hatelabo.jp/20070810232625

ジャンプ人生でもっとも漫画を読んだ中高生時代でもほとんど読んだ記憶がない。10年もブランク開くのも当然か。

当時よく読んだのはやっぱりサンデーで、望郷戦士とか好きだったけど、あんな漫画二度と少年誌に載らないだろうな…。

一つでも好きな漫画があれば読み続けられるけど、それが終われば、雑誌とも疎遠になっちゃうのよね。

ビーム、と聞いて、桜玉吉を思い出すのは、自分だけでしょうか。ていうか、生きてるんでしょうか、あの人…。

久しぶりに買ってみるっす、ビーム

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん