自分が初めて遊んだゲームはスーファミだから、灰色のスーファミ本体には現代っぽさを感じたし、64の流線形やPS2のモノリスっぽさはまさに未来的だった。Wiiで一転ホワイトになったのも、Apple製品のような洗練さを感じた。
新しいハードが出るたびにその本体デザインに新鮮味を感じ、時が経つとレトロ感を抱くようになるサイクルの繰り返し。でも出た当時の未来感は心の中に残っている。
では自分より上の世代、ファミコンからゲームに入った人はあの白と茶色のカラーリングに未来を感じたのだろうか。
演繹法で考えれば当然答えはYESに違いない。でもどうもそれが想像できない。あれは出た当初からレトロだったんじゃないかと思えて仕方ない。ウルトラマンやスターウォーズや2001年宇宙の旅などの過去のSFをみても、茶色のコンピュータなんて出てこない。ファミコンはレトロフューチャーではなく、レトロそのものだ。
月を知ってるなら、その月の初めか、念の為で前の月の終わりに、「ちょっと早いけど」って渡しちゃえばどうかな。その後さりげなく聞けたら来年からは困んないし。知ってる覚えてるは機会とかによるので、思いがあるので孝行もんだと思います。
いや今はそういうのに人を雇わないから
客観的に考えられる人間なら経済力とか自分の能力とか諸々ちゃんと考えて本当にきちんと育てられるのか、幸せにできるのかを考えて判断できるところで、難しい自覚がありつつもそれでも自分の感情を優先して作ったりとかして結局…みたいなのとか 嫌だなぁ
そもそも考えてもないもあるだろうし
産まない作らない選択ももっと肯定されても良いと思うけどな 知らんけど
悲しい事故だ
そうだね
夫や家族といった普通に愛すべき個人を愛してくれと主張したらサタン呼ばわりするし
頼りの合同結婚式も博愛の名の下にみたことない人同士を結婚させてるじゃん
日本社会は1ミスにめくじら立てたり立てられたり神経すり減らして
顔真っ赤で草
最近はてなブックマークで話題沸騰の「コミットメントなしのセックス」。
しかし、この「コミットメントなしのセックス」とはなんなのだろうか。
日本のビジネスシーンに目を転じてみると「コミット(メント)する」は「(漠然と)気合を入れる」くらいのニュアンスで用いられている。
つまり、コミットしないセックスとは気の抜けたセックスを指すということか。
そんなセックス好きなやつおるんだろうか。
みんななるべくなら元気よくセックスしたいと考えているんじゃないだろうか。
コミットメントなしのセックスに興奮をおぼえるフェチも存在するのかもしれない。
でもそういうひとがいたとして、自ら能動的にコミットメントなしのセックスを探し求めるのはコミットメントなしのセックスにコミットしていることになる。矛盾している。
となれば、コミットメントなしのセックスフェチのひとは真にコミットメントなしのセックスをするために凪のような心をもって気合の入らないセックスを待っているわけで、その忍耐心たるや尊敬に値する。そもそも彼らはコミットメントしていないのに行為の最中も性器を勃てたり濡らしたりしているわけだ。これはこれでもう何かの技術なのではないか。
そういうお酒がある。お酒と言ってもそのまま飲むお酒じゃなくて、カクテルに数敵垂らすためのものらしい。瓶の作りもそうなっていて、その小さい瓶からは1滴2滴という単位でしかお酒が出ないようになっている。
「ビターズが置いてないようなバーはね、バーじゃないんだよ」彼が昔そう言っていたことを時折思い出す。ちゃんとしたカクテルが作れるバーにはこのお酒が必ず置いてあって、このお酒が置いてないような店ではカクテルなんか頼むだけ無駄だというのが彼の持論だった。私はお酒があまり強くなかったし、彼が飲むような強いお酒はとても口に合わなかったから、彼についてバーに行く時はいつも彼の教え通りにフレッシュフルーツが何があるか聞いて、その中から好みの物を選んで「飲みやすい感じで」オーダーするだけだったけど、彼の言う通りアンゴスチュラビターズが置いてないようなバーで飲むカクテルは滅茶苦茶だったし、彼の選んでくれるお店のカクテルは同じフルーツでも飲むたびに私を楽しませてくれた。彼は気持ちばかりのアルコールが入ったカクテルを楽しむ私を見て、いつも自分の手柄のように喜んでいた。「ちゃんとしたバーではね、お酒が強くても弱くても素直でさえいれば美味しいお酒を飲ませてくれるんだ」それもまた彼の口癖だった。
彼はお酒が大好きで、しょっちゅうバーに通って色んなお酒を飲んでいたけれど、家で飲むのはいつもジンにビターズを垂らしたものだった。ロックアイスにビターズを垂らして、凍ったジンを注いで混ざりきらないまま飲み始めるのが彼のスタイルだった。ジンアンドビターズ、あるいはピンクジンというカクテルだと教えてくれた。時間があって機嫌がよい時は、カクテルグラスにビターズを広げた後に、シェイカーで混ぜたジンを注いで飲んでいた。時折私にも一口飲ませてくれたけど、私にはその美味しさは全くわからなくて、苦い顔をする私に彼はいつもお気に入りで毎朝飲んでいるオレンジジュースにレモン果汁を垂らしたものを飲ませてくれた。
彼と別れたあと、私はアンゴスチュラアロマティックビターズを買った。私にはこの苦みを楽しめるカクテルは飲めないけれど、彼のことを思い出した夜は彼のお気に入りだったオレンジジュースにレモン果汁とビターズを垂らしたものを飲むことにしている。付き合い以外でお酒を飲まない私が唯一持っているこのお酒を、今の彼氏はいつも不思議そうに見ている。彼氏もお酒を飲まないから、私がお酒のうんちくを聞く機会は全くなくなった。彼は今どうしてるんだろう。今もこのビターズを飲んでいるのだろうか。そうであればいいなと思う。でも彼の隣に同じものを飲む女が居なければいいなと思う。私はまだその苦みを飲み込めそうにないから。