世の中の夫婦やカップルやチャラい男女って独り身が夜寝てる時間にセックスしているわけじゃん?
違う所があるとすれば、降霊セミナーにはハマってなかった代わりにうちの母親は気功や波動整体も大好きだったぐらいかな。
あと西洋医学は悪だ!思想にハマった時は病院行かせてもらえなくて病気拗らせた結果10年経った今でも後遺症が残ってる。最悪だ。
本人が勝手に趣味でハマる分には構わないが、自分たちにまで影響があるし控えめかつ直球に申し上げて早く死んでくれないかなと思っている。
さておき、なんでおばさんはスピリチュアルにハマるんだろう?って思ってたんだけど、多分共通しているのは「自己肯定感がボロボロ」って所だと思う。
〇〇くんママと斎藤ひとりさんの話題で盛り上がっちゃったの~なんてやってた時期もあったから、おばさんの中で一定数陥るものなのだろう。
そう言った人たちをサンプルとして集めて主な特徴はこう、
・専業主婦である (共働きの家庭も周囲に少なくなかった中、スピリチュアルママはパートすらしてない事が多かった。)
・夫がある程度出世している (社長や重役、医者家系の人だった事が多かった。うちの父もそうである。)
・子どもの能力が高い事が多い気がする (スピリチュアルママを持つ同級生は皆クラスでも上位の成績優秀だった。難関私立中学に進んだ子もいる。これは鶏と卵どっちだか分からないが……。)
何が言いたいかと言うと、家族など周囲はそれなりの成功を収めている中で、本人そのものは一切の凡人であるという点である。
「すごい人の夫」や「優秀な子のママ」ではあるのだが、本人そのものにはこれといって特徴がなく、誰か別の人間との関係の上でしかそのアイデンティティを見出せない。
こういった所から「自分も凄い人でいなければいけない、そうなりたい」という劣等感でも生じるのだろうか。少なくとも自分の周囲にはスピリチュアルママにはこういう人が多かった。
それに関しては言えばスピリチュアルは彼女たちにとってかなり都合がいい。
皆が知らないものを、自分だけが知っている (まあ、エビデンスが不確かだから知られてないだけなのだが)
皆は誤解してるかもしれないけど、私だけ真実を知ってるのよ (まあ、頭の良い人の理論に言いくるめられているだけなのだが)
そんな自分ってすごい優秀かもしれない!(まあ、まともな人から見ればバカな金づるだと思われてるだけなのだが)
という、こういう流れだよね。
彼女たちの何がかわいそうって、ちょっとやそっとのスピリチュアルじゃ満たされもしないって事だ。
だからどんどん次のものに手を出すけど、それでも心が埋まらなくてもがいてる。
だってスピリチュアルは自己肯定感を得られそうで、実はもたらす効果そのものは全く真逆だから。人からの評価はまず地に落ちるし、結局代替してるだけで最初に別にあった本当に欲しいものは手に入らないまま。
だからうちの母親も一生このままなんだと思うんだけど、凄く惨めで痛々しく、可哀相。これ以上評判が落ちる前に早く死ねるといいねと思ってる。
こういう心理状況で成り立ってるのは少し前から分かっていたので、母親の事めちゃくちゃ褒めちぎってた時期が3年ぐらいあった。そしたら脱却できるんじゃないかと期待して。
でもダメだった。どんなにいい所を探して褒めても返って来る言葉は「うるさい、〇〇さんの講演の動画を見るから話しかけるな。」だった。
こういう動画とかもそれっぽく「愛が~」とか言うけど、本人は一切実践出来てない。実際の内容より、動画を見て知者になった気分になる方が彼女にとってはよほど重要だからだ。
何年前の話をしとるんや
逆にそのスキルがすごいと思う