はてなキーワード: 大腸癌とは
(http://anond.hatelabo.jp/20160102221820)
そこで、また自分なりの勉強のコツも見つかったので書いていきたいと思います。
①言葉の羅列系はゴロあわせ(2周目以降の暗記)
徳川歴代将軍とか、日本総理大臣を全部とか、そういう暗記が詰まったときは、ゴロあわせと決めてました。
織田信長、豊臣秀吉、この2人はどういう風に対比できるのかをまとめた表みたいなのがあったりするじゃないですか。
「鳴かぬなら、殺してしまおう、ホトトギス」といったのは織田信長、「鳴かぬなら、鳴かせてみせよう、ホトトギス」と言ったのが豊臣秀吉。
これを覚えようという場合は、「豊臣秀吉は、懐でぞうりをあっためて主人のゴキゲンとったエピソードとかあるから、殺してしまおうは無いな」とか、あるいは「織田信長は物凄く残酷だったらしいから、殺してしまおうだろう」というような。
これのいいところは、片方覚えれば自動的にもう片方も覚えられることです。
たとえば、「大動脈弁閉鎖不全(AR)は、速脈かつ大脈」一方で、「大動脈弁狭窄症(AS)は、遅脈かつ小脈」というのがあったりします。
僕は、この覚え方としては。ASのほうは覚えずに、ARだけ覚えました。
A「R」→「R」apid(速いって意味の英語)→速脈→速いかつ大きいだな→速脈かつ大脈。→ってことは、ASはその逆だから、遅脈かつ小脈か。
これはイメージ的な覚え方してるので正確には理屈で考えてないですが。片方覚えれば、一気に記憶量が2倍とかに膨れるのがこの系統のいいところですね。
③1つの大きな事象を覚える系は、エピソードで覚える(2周目以降の暗記)
たとえば、「第二次世界大戦」を覚えることになりました。
色々な事象が入り組んでいて、正確に暗記するのは難しく、膨大な量です。
こういう場合は、まず、その時のエピソードなんかを探すといいと思います。
戦争中の小説なんかを見て、「フンフン、防空壕でB-29っていう爆撃機の空襲に備えたり、疎開したりしたのか、飯もあんまりなかったんだな、どっかの島で戦って壮絶な死にそうな戦いもあったのか」っていう体験談とかとかを見たとします。
すると、「日本は外国から燃料を買えなかったり、そのため最後の方は特攻隊みたいな、操縦の技術が低くても勝負できるようなものだったらしい」とか、ある程度歴史の横の軸を覚えることができるかと思います。その部分を軸にすれば覚えやすい。
医学の場合は、「喘息。wheeze(呼気性)って聴診音聞こえる。肩で息をしていたり、呼吸とまったりもする。アスピリン喘息は女性に多く、鼻茸なんかが特徴的。運動誘発性喘息には~~~」というような、羅列が並ぶけど。これは覚えにくい。
なので、実際に問題とかで、「7歳の男児、学校で運動していたところ、突然呼吸困難を訴え、救急車で運ばれてきた。来院時の酸素化は88%(普通は98%以上)。胸部聴診上、呼気性の喘息を認める。このときの検査、治療として正しいのはどれか?」みたいな問題があったら。覚えていないところを、マーカーでぬる。で、この症例のイメージを持って、喘息の細かな事象の羅列を覚えていく。
理屈ではない暗記を効率的に覚えられるので、エピソード系で暗記っていう風にする。
④覚えにくく小さい散発的なものは、無理やりなイメージやひっかかりで暗記(2周目以降の暗記で、捨て所な細かい知識)
どうしようもない、散発的な知識って奴がある。
たとえば、「尿路結石では、シュウ酸カルシウム結石の場合は顕微鏡で四角形の結石が見えるし、シスチン結石の場合は顕微鏡で六角形の結石が見えます」っていうのがあるんですが。
これは出るかどうかも怪しいし、覚えにくい。尿路結石は5種類くらいあって、どれがどれなのか混乱しやすいんですよ。
これはもう割り切って。「『シ』ュウ酸『カ』ルシウム→『シ』『カ』クケイ→四角形」、「『シス』チン→『シ』ック『ス』→six→六→六角形」
問題自体、でるかどうかも分からず、でもこれ一発で答えさせる問題も過去にでている。しかもこんな覚え方実際本番で思い出せるかも怪しい。
でも、割り切って、覚えてればいいな~くらいで流します。
「毛細血管拡張性失調症(ataxia telangiectasia)って病気は、T細胞の障害で、IaA,IaEが下がる」みたいなのも、覚えにくさが半端無いんですが。
「『a』taxia 『t』elaniectasia」→「知らないけど、IgAとT細胞は下がるんでしょ」くらいで、IgEの低下はバッサリ切って覚えてました。
覚えられないし、散発的だけど、覚えるってのは非効率ですが。ある程度納得感を持って切らなきゃいけない部分も多いので、バッサリ切るためにこういう覚え方してます。テスト期間中くらいなら持つでしょ。
こうきたら、こうだ。っていう暗記を作ってしまう。
当然、思い出せる確率は低くなるが、そういうものだからしょうがない。
たとえば、四国の位置を覚える場合、全部覚えなくてもいい。3つ分かれば、もう1つは自動的に消去法なわけです。
⑥覚えにくい、頭に入りにくいならいいかえてみる(2周目以降の暗記)
「麻疹になると、T細胞(免疫系)が下がりますよ」みたいなことを書いてあっても、なんのこっちゃですが。
「麻疹になったときに、肺炎になると、相当ヤバイですよ!だって免疫下がってますから防御できないんですよ!麻疹はT細胞を弱らせるんですよ!」みたいな感じで言ってもらうと覚えやすい。自分で言い換えやるわけです。
「青森の林檎生産量は468000トン、長野は162000トン、山形52000トン」みたいな暗記は難しいですが。
「全国800000トンの生産の内、半分以上が青森、長野は青森の3分の1くらい、山形は長野のさらに3分の1くらい」という風な記憶でもほぼ正解選択肢が選べることに気づけば、かなり暗記しやすい。というか、元の数値を暗記する手間が省ける。もちろん、このために間違うこともあるでしょうが、9割方大丈夫でしょう。
とにかく、頭に入らないな、覚えにくいなって思ったら言い換えたりしてみる。ダメなら次の機会にまた言い換えたり結びつけたりする。
医学の場合だと、「年齢調節したガンの死亡部位では、男は1位肺がん、2位胃がん、3位大腸癌。一方女は、1位大腸癌、2位乳がん、3位肺がん」これを覚えるの結構キツイんですが。
「大まかに、男は上から、女は下から。+男はタバコ吸うから肺がん一位」→「ちょっとまてよ、乳と肺ってどっちが前だよ!」→「もし肺が2位で乳が3位ならそういう疑問持ってなかったはず、ってことは、乳が2位なはず」
このくらいの言い換えでいいと思います。途中で頭をひねろうとしたっていう体験も記憶に組み込んでいますが、こういう試行錯誤したからこうなってるはずだみたいな暗記も強いです。体験に基づく暗記は体で覚える系になって、かなり思い出しやすいし確信が持てる。
⑦なんの合理性もない理屈を無理やりつける(2周目以降の暗記)
「豊臣秀吉と、織田信長、どっちが先だっけ?」→「『お』と『と』では、五十音で『お』が早いから、織田信長でしょ。」
「咽頭結核熱はどのくらい学校休むんだっけ?」→「咽頭結核ね「ツー」だから、症状が消失して『2(ツー)』日でしょ。」
もうなんの合理性もないんですが、こういう引き出しで覚えるw
ずっと痔があって、太くて長いの出すと痛いから意識的に細くなるようにして、あるいは少しずつ出してた。
気づいたら太いの出そうと思っても出せなくなってた。
太さは手の親指よりやや太いくらいの感じ。2cm強。かなり柔らかい。
ネットで見ると正常なうんこの太さは2-3cmだとか書いてある。あるいは親指の太さだと書いてる人もいる。
ああそうか、じゃあ普通かなあと思っていたら、一方、うんこが親指くらいになってしまって細いから心配だって書いてる人もいる。
4cmの太さのうんこが出るって書いてる人もいる。
大腸癌だった人のコメントを見たら鉛筆くらいの細さになってしまったってある。さすがにそんなに細くはないけど…
とにかく心配だし、痔も悪化してきたから(毎回排便時激痛で出血する。ウォシュレットで叫びそうになる)、来週月曜肛門科に行こう。今日行こうと思ってたけど、他の病院行ってて。
やっぱり大腸内視鏡もやったほうがいいのかな。
まだ30だし、癌だったら進行はやいしさくっと死ぬんだろうなあ…
胃癌、大腸癌が怖い。一日中そのことばかり考えてる。考えてるとなぜか本当に胃や腸のあたりが痛くなってくる。胃の検査は最近やったから今度は大腸の検査してみるよ。でもよく考えたら癌になるときはなるし、死ぬときは死ぬんだよなあ。癌にならずに80歳まで生きる人もいっぱいいるし、結局運なのかなあ。生きてるのってほんとにつらい。自殺したいと思ってしまう。まあはてな民ならさっさと死ねと言うんだろうけど。生まれてきたくなかったよ。ほんとに怖い。生きてるのが怖い。
ネット見てると20代で癌になって死んだっていう話をたくさん見る。ほんと怖い。死にたい。いやちがう。生まれてきたくなかった。ほんとに怖い。
じいさんばあさんがみんな80年以上生きてたってのは奇跡なんじゃないか。いやでも80年生きようと死ぬのは怖いんじゃないか。だったらいつ死んでも同じなんじゃないか。結局怖いんじゃないか。
Facebookで良く流れてる「いい話」的なブログエントリ(「たった5歳の幼児がフライト中の急病人してあげた、驚きの緊急処置」とか「NYスラム街に1ヶ月滞在してわかった、たった1つの大切なこと」とかそういうやつだ)を読むたびに
なんだかもやもやするような、嫌悪感を感じてしまうような気分でおりました。
でも、こんないい事を言っているんだから素直に受け入れられない自分がおかしいんじゃないか、とか、
こういう記事は偽善っぽいから嫌悪感を感じるんだ、・・・でも、そもそも偽善って何だ?とか
が、今思えばわたしどものこの読後感の色は、
幼少に見た「おしん(1983,橋田壽賀子)」と同じ色をしているような気がしているのです。
わたしどもは母が見ていた「おしん」を一緒に見させられるのが嫌で嫌で仕方ありませんでした。
ご存知の通り、おしんは作中それはそれは可哀想で、
ちょっと美味いしいご飯を食べたかと思うと親に売られ、ちょっと仕事が軌道に乗ったかと思うと雇い主にダマされ・・・と終始、阿鼻叫喚の地獄絵図です。
おしんは持ち前の負けん気と頑張りで難局を乗り越えて行くわけですが、難局を乗り越えた小さなおしんの笑顔が画面一杯に迫ってくるたび、
「どうだいい話だろう、泣いてもいいんだぞう」という橋田の顔が背後に透けて見え、彼女の顔がわたしどもを急速にものがたりから引き離してしまうのです。
通常わたしどもは(それがわたしどもの利害に直結しない限りは)直に○○しろ、○○のように考えろ、と言われるのを好みません。
それが赤の他人からされたもので、しかも価値観に関するものであれば尚更です。
件の「おしん」は、まるで橋田に両肩を掴まれて「これはいい話だ、感動しろ」とガクガク揺さぶられるような感覚が、わたしどもを嫌悪感に陥れるのです。
自意識の高いわたしどもは、納得するのは好きだけど、説得されるのは嫌いなのかもしれません。
冒頭に挙げた「いい話」エントリも、
クリックバイト的な記法(「余命3ヶ月の○○が取った、驚きの行動が話題に」とか「わずか1ヶ月で○○の貧困を救った、信じられない3つの工夫」とかそういうやつだ)を駆使することで、
また同情を誘引しやすいパーツ(n歳の幼児、とか余命いくばくもない、とか)が組み合わされてものがたりが語られることによって、
技法を駆使して「いい話でしょう?ね!ね!」と語りかけてくる書き手の表情が透けて見え、わたしどもは途端にものがかりから引き離されてしまうのでした。
(題名にクリックバイト風の手法を使っているな、と気づくこと自体が、またわたしどもを冷めさせるのかもしれません)
いずれにせよわたしどもの混乱した頭もまとまり、大分すっきりした心持ちになりました。このエントリを書いているわたしどもの大腸癌も着々と進行し、明日大規模な切除手術を受ける予定です。医者は大丈夫と言ってくれていますが、おそらく助かる見込みは無いでしょう。
もし手術が失敗し私がこの世から去ったとき、このエントリの投稿ボタンは、残された息子が押してくれることになっています。
私がいなくなっても、このエントリがどうかあなたの心に残りますよう。
(あ、わたし大腸癌じゃないです)
親父が死んだ。大腸癌だった。
自覚症状がなかったわけはない。
それでも病院にいかなかったのは静かな自殺を行いたかったからだろう。
「身の程を知れ」「夢を見るな、現実を見ろ」と。
口だけは一人前、とても尊敬できる父親ではなかった。
年商15億程、自慢したいわけではないが誇りは持っている。
寄付の段取りを整え社員を連れて物資をもってボランティアに行く用意をしていた。
怒りの原因はよく分からなかった。
だが、今になって親父の気持ちが分かってきた。
うちの母親くらいしか話し相手がいなかった親父は単純に俺にかまって欲しかったのかもしれない。
俺に尊敬され、今の俺があるのは親父のお陰だと面と向かって言って欲しかったのかと思う。
俺の会社が成長すればする程、
社員に慕われている姿を見れば見るほど、
劣等感を感じ、
その内足元をすくわれる、ちやほやされるのは今だけなどというしかなかったのだろう。
おそらく親父を殺したのは俺だろう。
30代半ばから家にこもりきりで、
酒に溺れた親父の人生とは何だったのだろうと考えると、
自分であれば耐えられない。