物価って知ってる?
残念ながらりあむは三位というそこそこ順当な順位に終わってしまったが、まぁこんなものなのだろうか。
私は今年のGW前から始めた選挙エンジョイ勢なので、別にアイドルのキャラクターやストーリーなどにはあまり興味がない。
メタ対人ゲームとしてのモバマスはとても面白いがそれはそれであって、所詮このゲームのアイドルは虚構の存在であると思っている。
今回の選挙は、残念ながらりあむを一位に送れなかった以上は敗北と言えるだろう。
加えて、結果的にはおそらくモバマス運営の手のひらの上であったことも残念ではある。
ただ、負けても得るものはあった。
特に一番の収穫は、モバマス運営の素晴らしい腕前を身を持って体験できたことである。
結果論ではあるのだが、彼らはヲタクをカモることに関しては天才的であると思う。
今回のモバマス運営は、炎上上等の手を打って、それをコントロールしきったという点で極めて優れているプロデューサーであると言える。
デレステ登場の初手から声が付いている二組のコンビアイドルは、おそらく声のない捨て駒アイドルの担当プレイヤーを煽るためのものであろう。
そして煽られたPが不満を爆発させたところで、満を持して炎上上等の三アイドルを放り込み、そのうちの誰かが炎上することで総選挙に新しい風を吹き込む。
おそらくこれは狙ってやったものだと思う。
なぜならば、今回追加された七アイドルは、全て「今現在」勝っても物語が完結せず、「総選挙で勝った後と、負けた後のストーリーが組める」からだ。
そしてそれは全て、プレイヤーの手によって構成されるようになっている。
これは私もこのゲームの初心者故に大きく勘違いしていたのだが、運営が物語を組む必要性はなかったのだ。
例として、今回三位の夢見りあむを見てみよう。
りあむは「自分はがんばれないけれど、がんばるアイドルを見て癒されている、アイドルになりたいヲタク」である。
もし彼女が総選挙で勝った場合、彼女は「がんばっていないのに勝利してしまった」ことによりヲタクとしての信念と自身の現状がぶつかり合う、という「本当のアイドルになる」ストーリーをプレイヤー側が期待するようになっている。
もちろん、敗北した場合は「これから本当のアイドルになっていく」ストーリーとなる。
この「これから本当のアイドルになっていく」点はあかり、あきらにも共通している。
現実主義のあかりは儲けることが狙いのキャラクターであり、アイドルはただの手段に過ぎず、実際に受け狙いの属性は口調を除いて持っていない。
あきらに至ってはただひたすら属性過多であるというだけで、本人にアイドルをやる理由は現状では特にないのだ。
もしも勝利した場合、彼女たちの物語は「これから本当のアイドルになっていく」という点を読み取ったプレイヤーの手によって幾らでも作り出せるようになっている。
デレマスの四アイドルは、上記三人と同じようなキャラクターの上に、更にプレイヤーの不満を煽るという役割を負っていたと思われる。
ちとせは「己の死の後の世界を本当に変える」、千夜は「これから己の人生を見つけ出す」、凪と颯は「姉妹から独立する」、などのストーリーを構築できる。
そして、彼女たちは今この時点でシンデレラになるだけでは意味がない上で、最初から「寵愛を持っている」キャラクターとして作られている。
それは最初から曲を引っ提げてきた・声が付いていたという事実だけではなく、二人の関係性がやたらと強固であるという点にも見て取れる。
この四人は、いずれも他のキャラクターをあまり必要としないのである。
もちろん既存のプレイヤーが求めているのは己がリソースを吐いたキャラクターの強化なのだから、この四人のようなキャラクターは少し的外れであろう。
だからこそ、炎上の火種になれるし、プレイヤーは「コンビの関係性が外に開いてゆく」これからのストーリーを期待するのだ。
まぁ、こういった狙い撃ちがどれだけ成果を出したか、はツイッターなりブログなどを見れば容易に確かめることができるだろう。
私は夢見りあむを使って、頑張って課金してアイドルに票を突っ込んでいる、他のプレイヤーのやる気をそぎ落としたかった。
この手のゲームは九割の売り上げを一割のプレイヤーが上げるので、その一割のプレイヤーをゲームから退場させてしまえば勝てる(ついでにゲームが終わるが)からである。
そして、それができるキャラクターは、中間発表の時点では「特に何の物語もない」と思われていた、りあむを置いて他にはなかった。
増田を使ってお気持ち怪文書を投稿したのも、プレイヤーを攻撃したかったのが理由の一つだ。
しかしそれはプレイヤーが積極的に物語を作るこのような構造により、りあむを一位にしないかぎりは不可能であったし、仮にりあむを一位にしてもダメコンが効いた可能性が高い。
全く持って見事だと思う。
物語がないことすらも物語に取り込むのであれば、もはや私にできることは”ヲタクすげーなー”といいつつゲームをアンインストールすることしかない。
大量の課金で票をつぎ込む重課金者と、お気持ち怪文書を訳知り顔で解説する暇人、捨て駒アイドルにリソースを突っ込んだ敗北者に、運営の狙い通りに後乗っかりした愚者。
麿は毎日してるでおじゃる
プリキュアの名乗りみたいだな
まあそうなんだけど、トマトケチャップのトマトとジュース用の甘いトマトが全く別物なようにコーンにもいろいろあるわけでして、何が言いたいかというと最新の甘いスイートコーンの種を買って、育てて食べてみてください。全然違うから。
これは俺たち男が彼女や妻の扱いとして多方面から言われていることなんですけどね。
反論なんかしたら拗れるに決まってるだろ。
拗らせ尽くして有利な条件で離婚か脅迫がしたいときだけ反論しろ。
そうじゃないなら、例えば手伝いが欲しいなら、お前がやるべきは反論じゃあねえよ。
ワイは一本でもおれへんやで
本当にそうですよね
そりゃそうさ配慮してよ、。
拙者は毎日見せてるでござる