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はてなキーワード: 物価上昇率とは

2013-11-20

金手数料10%

不動産手数料:通信  は 100:10:1

エンゲル係数 200%  これ 100年間の平均物価上昇率 が 20倍。 「決まってる」

2013-11-15

20倍 100倍 100分の1倍  

1倍 3.6倍

あれ? っと おもってみ

アメリカ合衆国 の 平均物価上昇率 20倍  うち 不動産100倍  通信0.01倍

時速3キロメートル の 20倍 は 時速60キロメートル

時速60キロメートル の 3.6分の1 は  時速16.6キロメートル

からね 「ばれてるよ」  いらないこと「は」いらない「だろ」

2013-10-21

http://anond.hatelabo.jp/20131021084119

 政府日銀が掲げる物価上昇率目標と消費増税念頭に「ダブル物価が上がって賃金がいつまでたっても上がらないと景気は失速する。賃金が上がらなかったら我々は失敗だ」と強調した。

本人たちがよく分かってる。単にバブル以下のお花畑構想のお話をしてるだけ。

2013-06-30

http://anond.hatelabo.jp/20130630204802

・財・サービス労働力の各市場における価格調整速度の違い

金利ゼロ下限制約

・下方硬直的な時間あたり賃金

貨幣錯覚

・低名目金利に伴うバブル

政府債務規模の拡大

etc, etc...

にともなって低すぎるインフレ経済成長を阻害する。

マイルドインフレ率を下回る物価上昇率の状態からは、インフレ好景気を引き起こす。

2013-04-27

4月27日 日本経済新聞 朝刊 1面

物価2% 「15年度の早期」

日銀総裁 緩和効果テコに

日銀黒田東彦総裁は26日の金融政策決定会合後の記者会見で、消費者物価の上昇率が「2015年の早いうちか前半に2%程度に達する」との見通しを示した。同日公表した最新の物価経済見通しでは、積極的な金融緩和などをテコにした日本経済の回復で、目標とする2%に2年程度で達する道筋を示した。ただ、実質経済成長率や物価見通しは民間予測よりかなり高めになっており、実現のハードルは高い。

展望リポート 民間予測と隔たり

最新の物価経済見通しを盛り込んだ「展望リポート」によると、今年度の物価上昇率(生鮮食品消費税率引き上げの影響を除く)見通しは0・7%、14年度は1・4%とし、1月時点の見通しと比べ0・3~0・5㌽上方修正した。今回初公表した15年度は1・9%とした。

日銀物価見通しは9人いる決定会合メンバーのうち、最大限と最小限を覗いた7人の見通しの中央値で示す。15年度の1・9%との見通しについて日銀幹部は「2%程度の物価目標に届くとの認識だ」と語った。

2%への道筋を描いたリポートでは、日本経済が0%台半ばの潜在成長率を大幅に上回る成長を続けるとのシナリオを示した。黒田総裁は「需給ギャッププラスになる」と語り、デフレ圧力朱印である需要不足から日本経済が早期に抜け出すとの見通しを強調。金融緩和効果で、市場インフレ期待も高まり2%の物価目標の達成につながると説明した。

ただ、日銀見立て通りに経済が推移するかは不透明さが強い。

海外経済の成長率が次第に高まっていく」。展望リポートは、日本経済の実質成長率は12年度の1%程度から13年度に2・9%まで急加速するとの見通しを盛り込んだが、中国など世界経済を牽引してきた新興国は成長鈍化が目立っており、国際通貨基金世界経済の成長率見通しを下方修正したばかり。

14年度の物価見通しの民間平均は、消費税率上げによる押し上げ効果を除くと0・5%程度。日銀見通しの1・4%を大きく下回る。SMBC日興証券宮前耕谷氏は「2年後に物価2%を達成するには2年連続で4%近い成長が必要。非現実的だ」と指摘する。

こうした市場空気を反映して、15年度の物価見通しは9人の委員の予測が0・8%~2・3%までばらつき、少なくとも2人が1%にすら届かないとの見通しを示した。「(15年度までの見通し期間の後半にかけて、2%に達する可能性が高い」との展望リポート表現にも、佐藤健裕、木内登英の両審議委員が反対した。

足元の物価上昇率マイナス0・5%。政府消費税率を14年4月に現行の5%から8%に、15年10月に10%に上げる。この影響を盛り込んだ物価上昇率について日銀は14年度は3・4%、15年度は2・6%と見込んだ。マイナス圏の物価が3%前後まで上昇することで日本経済にどの程度負荷がかかるか展望リポートは明確には示していない。

日銀は決定会合で、新たな金融緩和策の枠組みを維持することも決めた。

2013-02-08

韓国物価上昇率韓国所得上昇率

http://anond.hatelabo.jp/20130208091315

韓国物価上昇率:4.7%(2008)、2.8%(2009)、3.0%(2010)、4.0%(2011)

韓国所得上昇率:6.0%(2008)、1.4%(2009)、5.8%(2010)、5.5%(2011)

2012年はまだ第4四半期が出ていない。途中経過を知りたければリンクから自分でみてみるといいが、足もとは良好。

2012-12-26

http://anond.hatelabo.jp/20121226105307

その物価上昇率はべつに日本だけに関係する話じゃないからね

世界情勢とか投機的に原油かわれてつられて食品が上昇みたいなことがある

からリアル世界での物価のものを例にするわけじゃないよねって話

だけどこの話でいうところおの物価上昇はそういうの抜きに考えての話

リアル世界ではスタグフとかあるけどさ

そういうのはあくまでもイレギュラー世界

http://anond.hatelabo.jp/20121226105116

物価が上がるから給料が上がるとは限らないし

物価が下がるから給料が下がるとは限らない

 

たぶんそれは、ハイパーインフレだとか別な名前を付けたがるんだろうけど

給料が上がっていくと、大抵の場合物価が上がるが、物価が上がったからといって、給料が上がるという法則はない。

そもそも現状も物価上昇率は0.8%で、マイナスじゃないがオマエラ給料上がってるのか?

2012-12-21

白川総裁賃金を上げたいのか、上げたくないのか

2008年9月2日

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-K6K9WN6S972801.html

白川総裁はその上で「一番怖いのは、物価が上がって、最初の原因は海外コスト高でも、

いったん物価が上がると、今度はそれを見て将来も物価が上がるという見通しを人々が持ち、

そうした見通しに基づいて賃金 が上がっていくと、2次的、3次的物価上昇が生じてくることだ」と指摘。

そうしたことがないようにしなければならない」と述べた。

2012年11月20日

http://devel.t-com.ne.jp/article/economy/20121121k0000m020048000c.html

白川総裁物価目標について、80年代後半のバブル期でも消費者物価の上昇率が3%に達したことがないことを踏まえ、

「3%は現実的でない。今まで経験のない物価上昇率を掲げ、政策を総動員すると長期金利が上昇し、財政再建にも実体経済にも悪影響が出る」と指摘。

さらに「国民が望むのは単なる物価上昇ではなく、雇用賃金が増加し、緩やかに物価改善する状態」と述べた。

2012-12-03

政策まとめ

http://matome.naver.jp/odai/2135321398034940301

を元に各党の政策をまとめてみた

独断偏見に基づく新自由主義

自民 = 維新 = みんなの党 = 新党改革新党日本緑の党 = 新党大地 = 社民党 = 共産党 = 公明

不明:国民新党,国民の生活が第一,国民新党

経済

自民
民主
共産
維新
みんなの党
国民の生活が第一
社民党
国民新党
新党大地
みどりの党
新党日本
新党改革
公明

社会保障

自民
民主
共産
維新
みんなの党
国民の生活が第一
社民党
国民新党
  • 若年者に対する負担を軽減する
新党大地
みどりの党
新党日本
新党改革
公明

エネルギー

自民
民主
共産
維新
みんなの党
国民の生活が第一
社民党
国民新党
新党大地
みどりの党
新党日本
新党改革
公明

#指摘があったので存在しない政党を消した

2012-07-01

フィリップス曲線に関する誤解」の誤解をといておくよ

なにか明らかに中途半端な聞き齧りの知識で「フィリップス曲線に関する誤解」を振りまいている人 http://anond.hatelabo.jp/20100802234031 がいると聞いたので、そういった誤解をしないようにしましょう、との意味を込めてまとめておきます

一。フィリップス曲線は「予想物価が上がったら失業率改善する」ということをまさに意味しています

フィリップス曲線のもの失業率賃金上昇率の観察から得られた発見しかありませんが、その後にその理論的な背景がさまざまに考察されています。たとえば金融政策が背景にあるというもの。期待インフレ率が金融政策を受けて引き上がった場合名目賃金には硬直性があることから実質賃金が低下して失業率が低下します。また、実際のインフレ率は期待インフレ率に引き摺られる形で上昇します。この因果関係メカニズムが、失業率賃金上昇率(物価上昇率)という二変数に顕れたものフィリップス曲線です。この説明から実質賃金が十分調整する以上に期待インフレ率を上げても長期的には無駄であることも分かりますハイパーインフレ期待はフィリップス曲線を考えた時にも望ましいものとはなりません。なお、ここで重要となる名目賃金の硬直性ですが、これは別に労使交渉だけが原因になって生まれるものでもなく、また賃下げが一般化してきた現在日本においてさえ、完全雇用に十分なまでは賃金が下がらないという形でまだまだ存在するものです。

二。フィリップス曲線はわりと普遍的な関係です

フィリップス曲線失業率物価上昇率関係を表した右下がりの曲線ですが、この曲線は期待インフレ率によって上下シフトします。その結果、単純に失業率物価上昇率関係プロットすると不安定に見えることがありますが、期待インフレによるシフトコントロールすれば右下がりの関係が安定して得られます。これは、「失業率を下げようとすればより高めの物価上昇を受け入れる必要がある、すなわち失業率物価上昇率にはトレードオフがある」ということが、少なくとも短期においてはかなり普遍であることを意味します。

三。失業率物価上昇率の間に直接の因果関係あるかないか重要ではありません

物価統制でもしているのではない限り、政策で直接に操作出来るのは物価上昇率のものではありません。たとえば上記のように金融政策を受けて期待インフレが上昇し、それが失業率物価上昇率に影響するという関係を考える場合、「期待インフレの上昇が本当に失業率を引き下げるか」などは重要となってきますが、失業率物価上昇率に直接的な関係があるかは重要ではありません。物価上昇率は直接操作できないのですから。また、背景ロジックがしっかりあるため、「オランダ統計では赤ん坊の出生数とコウノトリの数に正の相関が見られる」といった擬似相関とはまったく異なります

最近フィリップス曲線に関する俄知識で不当な評価をする人が増えているようですが、せめて上記のようなことは理解して変な誤解を拡散しないようにして欲しいものです。フィリップス曲線は今でも経済分析する上で非常に有益なツールなのですから

cf.

http://krugman.blogs.nytimes.com/2012/04/08/unemployment-and-inflation/

http://www.boj.or.jp/research/wps_rev/rev_2005/rev05j06.htm

2010-08-02

フィリップス曲線に関する誤解をといておくよ

欲しがりませんカツマーさんがフィリップス曲線物欲しげな視線を送っていたけれどその期待には応えられない、ということをすぐほぼ日手帳メモっといてくださいよろしく。

一。フィリップス曲線は「物価を上げたら失業率改善する」とかなんら意味していません

失業率物価上昇率(もともとは賃金上昇率)が統計的に相関する場合があるというだけで、因果関係メカニズムを示したものではありません。失業率改善したら物価が上がるのかもしれないし、賃金が上がれば失業率改善するのかもしれん。

二。フィリップス曲線普遍的な相関ですらありません

アメリカイギリスの一時期において当てはまっただけで、相関しない国や時期はいくらでもあります。

三。たぶん直接の因果関係はない

失業率物価上昇率(もともとは賃金上昇率)が直接の因果関係があるのなら、時や場所を選ばないはず。だけどそんなことはなかったので、擬似相関の可能性が高いです。オランダ統計では赤ん坊の出生数とコウノトリの数に正の相関が見られるらしいですが、そんな感じです。

そんなこんながわかった上でフィリップス曲線からなにかを読み取りたいのなら、それはそれでかまわないんじゃないでしょうか。でももし因果関係を主張するならそれニセ科学ってことで。

2010-02-16

ブランチャードはリフレを支持していない件について

リフレ村の方では「ブランチャードがインフレ率を4%前後に誘導することに言及した」ことで色々と盛り上がっているようでありますな。

http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20100214#p2

要するに、マクロ経済学大御所ブランチャードが「今まではインフレ率は2%前後に誘導するのが望ましいとされていたが、2%程度だとゼロ金利に陥りやすいので、もう少し高めの4%前後インフレ率を誘導した方がいいのかもしれない」という論文を発表したと。で、日頃から高めのインフレターゲットによる景気回復を主張なさっている皆様が盛り上がったという構図のようであります。

で、それに対して(直接言及があったわけではないものの)、我らが池田先生が果敢に反論。

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51377205.html

あちこちで話題になっているIMF論文をざっと読んでみた。日経の記事には「平時から4%など高めの物価上昇率を容認し金利水準も引き上げることで、金融危機のような経済ショック時の利下げの余地を広げることが望ましい」と書いてあるが、この記者は明らかに原論文を読んでいない(か英語が読めない)。論文にはこう書いてある:

Should policymakers therefore aim for a higher target inflation rate in normal times, in order to increase the room for monetary policy to react to such shocks? To be concrete, are the net costs of inflation much higher at, say, 4 percent than at 2 percent, the current target range?

[...]

Perhaps more important is the risk that higher inflation rates may induce changes in the structure of the economy (such as the widespread use of wage indexation) that magnify inflation shocks and reduce the effectiveness of policy action.But the question remains whether these costs are outweighed by the potential benefits in terms of avoiding the zero interest rate bound.

と書いており、むしろ高いインフレ目標には否定的だ。


うわぁ。読めてない。全然読めてないよ池田先生。ここでブランチャードが書いているのは、

ということであって、「高いインフレ目標には否定的」なんてこの段落から読み取れるわけがありません。これでは突っ込まれてもしょうがない。池田先生にはエントリーをアップする前に深呼吸を3回することをお勧めしたいと思います。


さて、一方でリフレ村で給食当番をなさっているらしい矢野先生は、高らかに以下のエントリーをアップされました。

http://d.hatena.ne.jp/koiti_yano/20100215/p1

主要国のインフレ目標「平時から4%に」 IMF提言

(以下略)

「まあ、当然の話だよね」とリフレ派なら誰もが思う訳ですが、(以下略)

リフレ政策論争を巡って、誰が正しくて誰が間違っていたのか?」が明らかになる日が近づいていると思います。


…いや、先生ブランチャードの論文リフレを全然サポートしてません。ちょっと考えれば分かる話です。なぜブランチャードは2%ではなく4%のインフレを検討課題としてあげているのでしょうか?ご自身も翻訳されているとおり、「ゼロ金利制約(それ以上利下げできない状態)にハマるリスク回避するため」です。リフレ派の人たちが主張するとおり、「ゼロ金利制約に陥っても、中銀が高めのレートでインフレターゲットを実行すればデフレから脱却できる!」のであれば、なにも4%のインフレを許容してまでゼロ金利回避する必要などありません。処方箋はあるのですから、それを粛々と実行して安定成長へと復帰すればよろしい。

ブランチャードらがここまで繰り返しゼロ金利制約の問題を強調するのは、その処方箋が当てにならないと判断したからです。この点を明確にするために、以下でブランチャード論文の一節を翻訳します。この論文

  1. What we thought we knew (以前はコンセンサスとして認められていたが、今回の危機で否定されたか、疑問符が付いたアイデアを列挙している)
  2. What we have learned from the crisis (文字通り、今回の危機の教訓)
  3. Implications for the design of policy (今後の経済政策へのインプリケーション)

という3部構成になっており、問題の4%インフレは第3部の一項目です。以下で翻訳するのは第1部のB節、つまり「今や否定されつつある過去コンセンサス」について語った一節です。

http://www.imf.org/external/pubs/ft/spn/2010/spn1003.pdf

B. Low Inflation

インフレーションはただ安定しているだけでなく、非常に低く抑えられているべきだ(多くの中央銀行は2%前後ターゲットに選んでいる)」という広いコンセンサス(increasing consensus)があった。これはインフレによって流動性の罠へ陥ってしまうのではないかという議論へと繋がった。低い平均インフレは低い平均名目金利を招き、そして名目金利ゼロ以下には下げられないので、低インフレの下では不景気の際に利下げ(金融緩和)の余地が小さいと言うことになる。しかしながら、この低インフレ危険性は低いと見なされた。なぜなら、中央銀行が将来の高い名目マネーサプライ成長率とひいては将来の高いインフレーションコミット訳注約束)できるなら、中銀は期待インフレ率の上昇によって将来の予想実質金利を低下させ、それによって現在の景気を刺激することが出来るからだ脚注)。そして、それほど景気へのショックが大きくない世界では、2%のインフレがあればゼロ金利制約を回避するのには十分だと思われたのである。こうして、議論の焦点は、コミットメント重要性と中央銀行インフレ期待への影響力へと絞られたのである。

大恐慌時に発生した流動性の罠、それに伴うひどいデフレと低い名目金利は、もはや歴史上の出来事であると認識され、そのような政策の失敗は今や回避可能であると考えられた。1990年代日本経験、すなわちデフレゼロ金利および長く続く不景気は、この認識の前に不愉快に立ちふさがる問題だった。しかし、これは日銀が将来のマネーサプライ増と将来のインフレとにコミットする能力ないしは意思に欠けるからであると片付けられてしまった(公平を期しておくと、Fed日本経験を無視したわけではなく、2000年の初めにデフレリスクを憂慮した論文を発表している)。

脚注ではEggertsson and Woodford (2003)が参照されている)

ブランチャードらがなぜゼロ金利流動性の罠)に陥るリスクを重視するのか、このB節から明らかであると言えると思います。 特に太字で強調した部分を参照してください。どこかで見たことがある主張ではありませんか。少し分かり易く言い換えれば、リフレ政策が役に立ちそうにないから、「低インフレによって流動性の罠へ陥ってしまうのではないか」という懸念が復活しており、だからこそリフレ政策が必要になるような状況に陥らないように政策を運営すべきだと彼らは主張しているのです。4%のインフレ率というのはそのための政策案です(ただし、ブランチャードらもイマイチ自信がないのか、6つ挙げられた政策オプションのうち、この4%インフレの案だけは表題にクエスションマークが付いています)。

紅茶を片手に「まぁ、当然の話だよね」などと余裕をかましている場合ではありません。さぁ、今こそ高らかに「リフレ政策があれば流動性の罠など恐るるに足らない、だから4%のインフレ率なんか必要ない!」と宣言を!

外野増田池田先生矢野先生の熱い戦いを心から応援しております。

2009-10-05

[][]インフレ

インフレ期待の発生が財政破綻のトリガーを引くことになりかねないと考えられます。

(中略)

インフレスパイラルに陥る可能性が高く、安定的に穏やかなインフレ状態を続けることは難しいと思います。

(中略)

要するに、むしろデフレ期待が支配的だからこそ、GDPの2倍もの政府債務を抱えていてもいまは「平穏無事」なのです。冗談でも、リフレ派のような主張はしない方が安全です。われわれの世代は、もしかすると「逃げ切れる」かもしれないのだから...(これは、本気か冗談か!?)

http://agora-web.jp/archives/765910.html

金利ゼロでも物価が2%さがれば、実質2%の金利がついていることになる。

ゼロ金利政策金融緩和のようにみえて、実は金融引き締め

実質金利とは、表面上の金利から物価上昇率差し引くことによって求められます。

現金が目減りするかどうかの基準になるものです。

2009-01-04

[][]インフレ目標

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090103-OYT1T00071.htm

クルーグマン

一方、バーナンキ議長の率いる米連邦準備制度理事会FRB)は、慣例にとらわれない融資資産買い取りを進め、08年12月にはゼロ金利政策に踏み切った。私はこれを支持するし、FRB現実を正しく認識していると思う。

 つまり、米国は1998年当時の日本と同じ状況、金利を上下させる通常の金融政策が効かない「流動性の罠(わな)」に陥っているのだ。

 私は98年、日本銀行に対して、政策目標とする物価上昇率を示す「インフレ目標」政策を採用すべきだと指摘したが、この議論も再び活発になってきた。

 達成できると、国民に信じてもらうのは難しいが、現在米国で実際に効果を発揮させるには「向こう10年間、物価を年4%ずつ上昇させる」くらいのインフレ目標が必要だ。

スティグリッツ教授経済教室』

インフレターゲットは導入すべきでない

多くの国の中央銀行が導入しているインフレターゲット日本も導入するべきだという声が一部にはある。

中央銀行制度宗教のようなものだ。ほとんどの国の中央銀行が熱烈に報じているいくつかの信条があり、

彼らはそれを確信を持って唱え、その論理の進め方にはまるで判で押したような画一化が見られる。

しかもこれらの信条には往々にして、それを裏付ける科学的証拠がほとんどないのである。そのため、

彼らのご託宣はえてして間違っており、彼らの政策は予想された結果や望ましい結果をもたらさないことが多い。

2008-12-24

朝日新聞GLOBE(12/22) 金融危機中央銀行 [その5]

その1 http://anond.hatelabo.jp/20081223235800

その2 http://anond.hatelabo.jp/20081224002406

その3 http://anond.hatelabo.jp/20081224004222

その4 http://anond.hatelabo.jp/20081224013124

(G-4面上)

繰り返されるバブル 中央銀行責任とは

今年8月下旬、元日総裁山口泰は、米ワイオミング州にある人口8500人の小さな町、ジャクソンホールにいた。カンザスシティ連邦準備銀行主催する3日間の会議に出席するためだ。

この会議には毎年、世界中央銀行の首脳や高名な学者らが集まり、論戦を繰り広げる。会議の夕食会で、山口FRB議長のバーナンキECB総裁のトリシェにはさまれた席でなごやかに談笑していた。

その2日後、シンポジウムコメンテーターとして登場した山口は、米国経験した二つのバブルについて触れ、「IT(情報技術)の株価バブルは信用膨張(銀行の貸し出しなどの急増)を伴っておらず、その崩壊で巨額の不良資産が積み上がったわけではない。信用膨張を伴う(住宅)バブルにこそ注意すべきだ」と警告した。

山口は、「金融政策でバブルは防げない」と、あたかもそれがプロ常識かのように主張してきたFRBに、疑問を投げかけたのだった。

FRB流の考え方は、アラングリーンスパンの発言で一躍有名になる。

FRB議長だったグリーンスパン2002年ジャクソンホール会議で、「バブルは、崩壊して初めてわかる」「バブルを阻止するには急激な金利引き上げが必要だが、それは経済に深刻な打撃を与えてしまう」などと発言する。中央銀行の役目は、バブルが崩壊してから、大胆に金利を引き下げる「後始末」にあるとした。

FRB「後始末論」の失敗

その3年前、99年の会議では、大学教授だったバーナンキ山口が対立した。バーナンキが、日本バブル期金融政策について「政策金利を8〜10%に引き上げるべきだった」との見方を示したのに対し、山口は「(もう少し早めの金利引き上げが望ましかったが)政策金利をそれほどまで引き上げるのは非現実的」と反論した。

ただ、バーナンキは、金融政策による「バブル予防」を説いたわけではない。バブル崩壊後に、すばやく金利を引き下げてデフレを防ぐ大切さ。そこに主眼があった。グリーンスパンの「後始末論」は、バーナンキから影響を受けたとの見方もある。

しかし、「後始末論」のFRBは結局、大きな失敗を招き寄せることになる。

90年代のITバブルについて、グリーンスパンは当初の警戒心を封じ込めて「生産性が高まった結果」と肯定し、結果的にバブルを加速させた。ITバブル崩壊後は、急速に金利を引き下げる「後始末」を行った。さらにデフレを懸念して長期間にわたって低金利政策を維持した。

グリーンスパンバーナンキが、最も警戒していたのは、日本の「二の舞」になることだった。米国インフレ率は急速に低下していた。日本のようにいったんデフレになってしまうと、金利ゼロ以下にできないため、金融政策の発動が難しくなる。

その戦略は、いったんは成功したかにみえた。2001年不況は短期間で終わり、米国は再び力強く成長する。05年のジャクソンホール会議は、引退するグリーンスパンへの賛美に包まれた。

しかし、長すぎた金融緩和は結局、大規模な信用膨張や住宅バブルを引き起こす。住宅バブルが崩壊すると、深刻な金融危機に発展。米経済不況に沈む。

11月米国物価上昇率は前月比で大幅なマイナスに転落。バーナンキがあれほど懸念したデフレに近づいた。FRBは今月16日、史上初めて政策金利をほぼゼロに引き下げるところまで追い込まれた。

規制強化と利上げが必要

FRBの何が問題だったのか。

山口は「FRB日本から間違った教訓を引き出してしまった」とみる。「わずかな物価の下落を恐れて緩和しすぎると、問題が大きくなる」。信用膨張を抑えるには、政府中央銀行による金融規制の強化と金利の引き上げをセットで行うべきだ、というのが山口意見だ。

山口の考え方は、国際決済銀行(BIS、本部・スイス)で最近までチーフエコノミストを務めたウィリアムホワイトに近い。

白川は山口が副総裁のときに金融政策担当の理事を務めた。2人の考え方には共通点が多い。白川はホワイトとも個人的な親交を結ぶ。白川の著書「現代の金融政策」では、BIS流の考え方と、FRB流の手法の違いが整理され、白川自身はFRB流に批判的であることが読み取れる。

もっとも、実際には、経済が成長しているさなかに、どこまでが「生産性の向上」で、どこからが「バブル」なのか、見極めるのは難しい。効果的なバブル予防策を説く経済理論確立されておらず、FRB流の「後始末論」には、依然として根強い支持がある。

だが、山口や白川に共通するのは、バブルの判定がなかなか難しいことは承知で「何かできることを模索すべき」という考え方だ。バブルが起きていると確信したら早めに金利を引き上げる、危険な兆候の段階でも記者会見などで世論に注意を促す、といったことも含まれる。

しかし、バブルが起こるのは、人々が過剰なまでの自信を持つからにほかならない。バブルの結末は悲惨でも、その渦中にある人はバブルを謳歌しがちだ。中央銀行が、世論に逆らってでも行動する覚悟がないと、結局、バブルは防げない。

パーティーが盛り上がっている時に、パンチボールを片付けるのがFRB仕事」と言ったのは、元FRB議長のウィリアムマーチンだった。

冷水を浴びせかける役目が生易しくないことは、グリーンスパンの名声と凋落が物語っている。■

2008-09-07

http://anond.hatelabo.jp/20080907134729

上げ潮派って中川秀直氏のことじゃないのか?

http://www.nakagawahidenao.jp/pc/modules/wordpress0/index.php?p=23

この社説異論があるのは、「財政再建に秘策はない」ではなく「財政再建に秘策がある」からだ。具体的には、2011年度で名目成長率4%を達成する経済成長にある。問題は、この経済成長社説が言う「歳出削減増税という当たり前の選択肢」から抜け落ちていることである。そこで、重要なのが物価上昇率であるが、先進国では一般的な物価上昇率である2%前後を想定することは充分に可能ではないか。それと成熟した日本経済の成長力2%前後を加算しての4%名目成長率目標となる。ただ、その前提に長期金利の封じ込めが必要となる。そこで日銀金融政策の役割が問われてくる。2011年度に名目成長率4%が達成できれば、「構造改革経済財政の中期展望」による3・1%より1%近く高くなり、税収は消費税4%前後違ってくることになる。ならば、国民負担は大幅に軽減されることになる。このような歳出削減経済成長の両立による消費税引き上げ幅の縮小による財政再建こそ、民意が選択した小さな政府路線に拠る秘策と言えるのではないか。党財政改革研究会の議論ではこうした視点を踏まえて議論すべきであり、また総裁選においても成長率をどうみるかは、大きな争点になるべきと考える。

どう見ても日銀金利を下げて物価上昇率(ここではGDPデフレーターな)を2%前後に上げ、財政再建しましょうと言っているように見えるが?

2008-07-01

異界の出来事。

投機筋の人たちって、年収何千萬の生活だから、10円、100円の物価上昇なんて関係ないんだなぁ。物価上昇率より稼ぎ出せばいいだけのことだし。

2割の人たちが8割持っていくんですね、やっぱり。

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