「白色テロ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 白色テロとは

2016-02-02

ホワイトプロパガンダって、自画自賛の言葉だったんだね。

はすみとしこ自分を「ホワイトプロパガンダ漫画家」と定義しているが、私はそのホワイト白色テロみたいな意味だと勘違いして、最初彼女のことをおもしろい奴だなと思っていた。

 

白色テロとは、国家権力反体制派をおさえこむためにテロをおこなうこと。要するに権力側がおこなう暴力的弾圧のことである

まり彼女は「わたしサヨク在日弾圧する漫画家だぞ!」と自己定義して、そういう国家主義者ぶりを露悪趣味ネタ的に演じるオバサなのだなと思った。

 

ところが、ホワイトプロパガンダとは、決してそういう意味ではなかった。

自虐ネタなんかではなく、大まじめに輝かしい自画自賛をするための言葉だったのだ。

やや乱暴だが、「本当のことを効果的に広めよう」というプロパガンダが「ホワイトプロパガンダ」であり、「嘘の情報をばら撒いてやろう」というプロパガンダが「ブラックプロパガンダであると言い換えてもいいかもしれない。

彼女が自らを「ホワイトプロパガンダ漫画家」と名乗るのは、こうした背景があると考えられる。

(中略)

おそらくはすみは、「正義」のためにあのようなイラストを描いているつもりでいる。彼女にとって「ホワイトプロパガンダ漫画家」は、「サヨク達」のブラックプロパガンダに立ち向かう「白馬の騎士」のような輝かしい肩書きなのではないだろうか。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47635

今更だけど、ドン引きした。

2015-09-15

革命の原因と主体、あるいはデモ革命を起こせるか

清教徒革命庶民から伸長した富裕層の不満と王の経済政策における失錯

名誉革命貴族間の宗教的対立、弱体化していた王権への引導

アメリカ独立戦争事実上、一大国家が樹立されてんのにガキ扱いされて代表送れないとかおかしいじゃん?という全国民的な不満がボストン港をティーポットに

フランス革命→飢えた庶民を知識層が煽っていたらコントロールできなくなった

明治維新支配者層下流が外圧によって吹き上がった

ロシア革命→産革以降の資本主義のひずみに対応できなかったことによる庶民貧困と不満

イラン革命国民宗教弾圧されたことによる

戦後中南米各国→アメリカ様の気分


このうち庶民デモ暴動から直接革命に繋がったのは、米独立戦争フランス革命ロシア革命イラン革命

特にフランス革命ロシア革命は、腹減ったからパンよこせデモから始まってるんだよね。

この前、選挙学者?の西田亮介が出演したラジオ番組安保デモを評して、「ああい日常とかけ離れたイシューでやるよりは、もっと生活に密着したことでデモやるほうがいいんじゃねえかな」などとぼんやりした発言して荻上チキりんやtwitterのみなさまから鋭いツッコミを受けてたけど、彼は彼なりにこういう背景を踏まえたうえで言ってたんじゃないかと思う。

デモが本当に革命を起こすとしたら、現体制代替となる思想が広まったときではなく、大多数の都市部貧困層が生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされたとき(あるいは思想信条宗教的に同様の状況に立たされたときしかない。

その切実さは今の日本には、もちろんない。

歴史的に言って、革命とは「やりたいから」起こるのではなくて、「必要から」起こる。外圧とか白色テロル的な場合を除けばね。


しかしまあ、SEALsの人がこの前の小林よしのりとの対談で言ってたとおり、いまどき誰も「デモ革命」なんて求めてないんだろうけれど。

サカモト教授チップチューンではないほう)も、そんなつもりで「フランス革命」と言ったのではないだろうし。


パルミジャーノ

2013-08-03

全く問題ない!!麻生ナチス発言を歴史的経緯分析してみる

朝日の発言詳細から

http://www.asahi.com/politics/update/0801/TKY201307310772.html

 靖国神社の話にしても、静かに参拝すべきなんですよ。騒ぎにするのがおかしいんだって

 静かに、お国のために命を投げ出してくれた人に対して、敬意と感謝の念を払わない方がおかしい。静かに、きちっとお参りすればいい。

 何も、戦争に負けた日だけ行くことはない。いろんな日がある。大祭の日だってある。

 8月15日だけに限っていくから、また話が込み入る。日露戦争に勝った日でも行けって。といったおかげで、えらい物議をかもしたこともありますが。

 僕は4月28日、昭和27年、その日から今日日本独立した日だからと、靖国神社に連れて行かれた。

 それが、初めて靖国神社に参拝した記憶です。それから今日まで、毎年1回、必ず行っていますが、わーわー騒ぎになったのは、いつからですか。

 昔は静かに行っておられました。各総理も行っておられた。いつから騒ぎにした。マスコミですよ。いつのときからか、騒ぎになった。騒がれたら、中国も騒がざるをえない。

 韓国も騒ぎますよ。だから、静かにやろうやと。

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 憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。

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 わーわー騒がないで。本当に、みんないい憲法と、みんな納得して、あの憲法変わっているからね。

 ぜひ、そういった意味で、僕は民主主義を否定するつもりはまったくありませんが、しかし、私どもは重ねて言いますが、喧噪(けんそう)のなかで決めてほしくない。

麻生がいうナチス憲法は「全権委任法」のことだと考える

正直言ってわかりづらい。多分麻生推敲した文章を読んでいるのではなく、その場その場の空気に合わせて話しているからだろう。

しかし、それでも見えるものはある。

問題発言前後の文章だが、「憲法は~」の部分まで一貫して”喧騒は好ましくない”のニュアンスだ。

そしてその後の「わーわー」の部分からも”喧騒は好ましくない”のニュアンスであることはバカにだってわかる。

なぜか「憲法は~」の部分だけ”静かにやっちまおうぜ!”というニュアンスに見える。

しかし本当だろうか?

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ワイマール憲法は本当に”静かにやっちまった”のか?

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ここから歴史的経緯を持ちだしてみる。

ナチスがどうやって「全権委任法」を成立させたのか?

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要約するとこうだ。

 1933年1月ヒトラー内閣成立後、ナチスは徹底して政敵である共産党弾圧を図る。そしてヒトラー政権基盤を固めるために議会を解散。3月5日総選挙を行うことを決めた。

 そして選挙直前1933年2月27日、決定的な事件が起こる。

 ドイツ国会議事堂放火事件。この放火犯ナチスコミュニストと決め付ける。

 ヒトラーは、「コミュニストの幹部は一人残らず銃殺だ。共産党議員は全員今夜中に吊し首にしてやる。コミュニストの仲間は一人残らず牢にぶち込め。社会民主党員も同じだ!」

 ゲーリングラジオ放送で「共産主義を我々の民族から抹殺することが、私の最も重要な責務である」と述べ、

 「(国家社会主義革命の敵に対しては、テロルの使用が不可欠である」と政府による白色テロを宣言した。

 共産主義者は次々と警察によって予防拘禁され、2日後には無政府主義者社会民主主義者も対象に加えられた。

 共産主義者の襲撃が起きるというデマが流され、共産党民主主義政党の集会はナチス党の突撃隊に襲われ、共産党指導者を含めた逮捕者や死者も続出した。

 選挙期間中に死亡したナチス党員は18人、その他の政党の死者は51人、負傷者は数百人にのぼった。

 そして選挙で躍進したナチスドイツ国家人民党中央党の協力を得て3分の2の賛成を確保し、全権委任法を成立させた。

 この日は1933年3月23日国会放火事件から一ヶ月も経っていない。

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どこが”静かにやっちまった”んだ?

熱狂と喧騒の中じゃないか

あの手口学んだらどうかね?も「反面教師として」と考えると発言に一本の筋が通る。

ワイマール憲法は”喧騒の中で”誰も気づかずに変わった。

喧騒の中で、ナチスへの熱狂と、共産党への弾圧の中で変わった。

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”だから喧騒の中で議論するな”

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という事だろ。

民主主義否定するつもりもありませんが」

ナチス民主主義手続きに則って全権委任法を成立させた経緯のことを言ってるにすぎない。

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もっと言えば共産党赤旗だって過去、橋下を否定する文脈で

熱狂と喧騒の中で全権委任法が成立した経緯を批判的に論じている。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-03-24/2012032401_05_1.html

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今回の騒動で分かったのは本当にマスゴミゴミだってことだ。

確かに麻生の話はあっちこっちに飛び、全体としてはよくわからない。

取りようによってはどうにでも取れるし、危険単語も使用している。

しかし、その一部分を利用して、ユダヤ人団体にご注進報道までしやがった。

麻生じゃないが、「日本で騒いでいるんなら、ユダヤ人団体も騒がざるを得ない」

それを政治的に利用した。慰安婦騒動と全く一緒だ。

これに便乗する野党野党マスゴミ非道さも炙りだされた。

こいつらはナチス政治利用したのだ!

こっちの罪のほうが重いんじゃないか

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麻生太郎ナチス発言を国語受験問題的に分析してみる」とかいブログがあったが全く的外れにすぎない。かわいそうなくらいに

http://nabeteru.seesaa.net/article/370956778.html

2008-07-07

サミットテロリズム解釈

そうか、「サミットでは白色『テロが発生した』」という解釈も、一部の人たちの間では成立するのか。

まあ政府無政府主義者の間では常に、デモでのテロが白色か黒色かという紛争が絶えないけど。

キーワード白色テロ、黒色テロ

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