はてなキーワード: 南流山とは
端的にそれがわかるのが、市内を走るつくばエクスプレスの駅名だろう。
TX開業前から武蔵野線の駅だった南流山はいいとして、そのおとなりが流山セントラルパーク駅。そのような駅名であれば、その名を持つ公園が存在するものと思うのが当然だろうが、しかしそんなものは存在しない。あるのは「流山総合運動公園」である。せめて駅名にあわせて運動公園の方を改名するとかすればよかったのに。
存在しない公園名を持つ駅のとなりは「流山おおたかの森駅」である。元増田のマンションの最寄り駅がここ。こちらの駅名は虚ではない。都心から1時間もかからないにもかかわらず、この駅周辺にはオオタカが生息・繁殖する緑豊かな森がある。
いや、あった。
つくばエキスプレス開業前後から、森は伐採され宅地が造成され、オオタカが棲む森は大幅に小さくなった。住民アンケートによる最多票の駅名とは異なる駅名をあえて市がゴリ押ししてこの名に決めたのだから、将来に渡ってオオタカの棲める環境を整備していくのが行政の努めなのではないか。この森を含む一帯を県立自然公園として整備する方針はとうの昔に決定済みだが、宅地化が進む一方で公園整備はほとんど手つかずである。
今でもオオタカは生息しているが、とうとうここ数年は繁殖が確認されなくなったとのこと。この地でオオタカが飛ぶ姿を見られなくなるのは時間の問題だろう。
前に千葉県流山市の保育所に落ちた件を書きましたが、少しでも現実が伝わってほしいので改めて書きます。
他の公開情報を含めて色々言い訳してますが、この市はずっと待機児童を解消できてないんです。
平成29年度はうちも落ちてますし、他でも相当落ちてるという話を聞きます。どうなるか見ものですね。
同様の情報ですが、こちらは松戸市・柏市との比較の情報もあります。
タウンミーティング(平成28年12月17日 南流山センター)
保育園入所を希望する方の割合は、10年前は2割でしたが現在は4割を超えており、全国では7割を超えています。流山も長期的には5割、7割を超えていくと思うので、当面、鋭意整備を続けていきます。
これは補完率とは書かれてませんが、上記の補完率のことと考えてよいと思います。
こういう認識があって、待機児童をゼロにする意欲も上っ面ではなく本当にあるのであれば、補完率を高めに見積もればいいだけだと思うんですよ。
就学前人口の推移は直線的なので、要は読みづらいのは補完率のところなわけです。
平成29年4月はどう見積もったんですかね。40%は超えてるんでしょうね。
私だったら、本当に解決の意志があるなら45%、少なくとも43%くらいでは予算立てますね。
頭打ちなら及び腰になるのもわかりますよ。でもまだまだ伸びるんですよね。
将来的に70%を超える見込みなら無駄にもなりませんよね。
でもやらない。だからこう言わざるをえない。やる気ないんでしょ、と。
そもそも担当者の人事評価に待機児童数をゼロにできたかどうかを反映してるんですかね。
待機児童ゼロを達成できなかった時のペナルティを知りたいですね。
なお、待機児童数の定義についてですが、以下の報告書を見るに小さめに定義している可能性があります。
求職中を除いているのは確定。
他に「など」に含まれるのは何なんですかねぇ。
「母になるなら流山」という耳障りの良いキャッチフレーズを掲げながら、
待機児童についてやるやる詐欺をしつつ実際には解消する気がない、これが千葉県流山市です。
移住を検討してる人は、この情報を見てもう一度検討をし直してください。
追記:
色々とマナー違反は承知していますが、切実な問題意識があるということで大目に見ていただけると助かります。すみませんm(_ _)m
東洋経済の記事で「流山市が若年人口流入のため、市長が旗振りして地域ブランディングしている」
という記事があり、「これは凄い」的コメントがはてブやツイッターで溢れてた。
不動産屋の自分から言わせれば、流山市の人口流入の99%はTX開業で説明が付く話であり、
1.そもそも、首都圏民が「どこにマイホーム買おうかな?」と検討する際に、行政サービスの充実度を参考資料にする人なんて1%もいない。
99%は物件自体の利便性広さ価格で決める。流山市が人口増えたのは都心距離の割にマンション安いから。行政政策の寄与度は少ない
それを「人口流入は市長の手柄」という記事を書くからには、「市の政策と若年人口増に相関がある」ことを、東洋経済自身が行う必要がある。
例えば、ここ数年で流入した人に、ネット経由でも何でもいいから「なぜ流山市に流入したのか?」アンケートを東洋経済が取ることだ。
おそらく「通勤に便利」「マンションが安い」辺りが選択肢上位に来ると思うが。そのようなアンケートを東洋経済は実施したのか?
「東京は郊外から消えていく」の三浦展氏は、ちゃんと首都圏各地の各世代住民に大規模アンケートを実施して、自説の裏づけしている。
東洋経済も流山市民にアンケート取ったり、ナマの声を取材すべきだったのでは?
そういう相関関係のデータを挙げてない時点で、東洋経済のこの記事は「ダメ記事」である。
「ホットスポット問題が発生したから、適度な人口流入にとどまった」という側面がある。
(因みに市のHPを見ると、3・11以降もじわじわと人口は増えている)
多分、「おおたかの森」辺りの駅前分譲マンションに1都3県から2000人流入し、
一方で南流山辺りの賃貸2DKマンションから赤ちゃん連れファミリーが放射能忌避で埼玉とかに1000人流出し、
もし3・11が発生してなければ、交通インフラの割に地価(マンション価格)の安い流山市は
もっと人口が集中してしまい、江東区や武蔵小杉みたいにインフラ整備が追いつかずにパニックになってしまったのでは?
それ位、行政が「人口増加幅や家族構成、年代構成をハンドリングする」というのは難しい。
「流山市の望んでる人口増加率に偶然収まっている」のが実情では?
例えば人口密度日本一の豊島区は、単身者比率・ワンルーム比率が高いことに業を煮やしてワンルーム規制を実施してるが、
にもかかわらず建てられるのは相変わらずワンルームが多い。それ位人口流動は「行政の手に負えない」のである。
3.ツイッター見ると「自分の街も流山市を見習え」的ツイートが多いけど、
一般消費者向け(G To C)にアピールして人口増やすのは至難。
事業所を誘致して、雇用の場を作って、それにつられて人口が増える、という格好が王道だと思う。
一旦事業所を呼び込んで、結果的に一般消費者を増やすのだから、G To B To Cだ。
4.流山市長は「30代ファミリーの流入目指す」と胸張ってるが、バランスを考えなきゃ、
世代間バランスが取れた街造り、という観点なら、一気に街を作りこまなかった