はてなキーワード: 能力主義とは
なんか今度は能力主義が来る気もするけどな。
同じスタートラインについてヨーイドンで競争したら単純に足の速い奴が圧勝するのは当然であるわけで。
要は資産というスタートラインをずらすチートに制限をかけるということはそういう社会に近づくということ。
そうなると代々の資産で食ってるような奴が失墜する代わりに一代で巨大企業作っちゃうような奴の存在感がますます凄いことになりそうな気がしなくもない。
サンデルもhttps://www.nikkei.com/article/DGXZQOFG0555D0V00C21A4000000/
で「能力主義を貫くならば平等な条件下での競争が大切なのに、既に生まれたときに大きな差がついている」つってるけど資産課税を強化して生まれた時の差を縮めるということは能力主義の流れはむしろ加速しかねないんじゃねえかと。
アメリカみたいな格差上等の社会やサッチャー以降のイギリスに比べりゃ日本なんて元々がほぼ社会主義国家だったのがちょっとだけネオリベ的な発想を取り入れてみました程度のポジションだぞ。
サンデルは格差を否定しているわけではなく金持ちも共同体で生きているんだから、たくさん納税して貧乏人を助けて格差を減らしていこうってことだと思うんだけど、
と言った感じで実現性が無い気がする。
やっぱ、個人の自由で思いっきり活動させるか、国の強力な統治のもと管理するかの2つしか無いと思う。
あと、最近流行りの能力主義批判も誤解を生みやすい考え方な気がする。
受け取る側によっては教育が格差を生むから悪、ってならないかな。
底辺の能力に対するルサンチマンは深いから教育は悪レベルで叩くだろうし、上級市民はそんな野蛮な底辺を見て「やっぱ能力って大事」ってなりそう。
サンデルの言ってることって、すげー頭が良くて、すげーいい人で、すげー理性的な人しか実践できないよね。
完全に絵に描いた餅。