安倍首相は普通の自民党本流政治サラブレッドで、ふつうに良い感覚を持っていると思うよ。
「日本のロックダウンには罰則規定がない」という点について、どう思うか。安倍首相にたずねてみた。安倍首相は「自民党の内部でも、罰則規定を作れという意見が強い。しかし、戦後は、そういうことをしないようになった」と答えた。そして、「罰則規定を設けるのは、憲法改正に匹敵するような問題だ。野党とも討論して、国民の合意を得なければいけない」
安倍首相がおかしいのは、それが政権維持に最適な選択だからで、究極的には民意の問題。彼は生涯の念願である憲法改正のためには、スキャンダルでつまづいている暇はない、とか思ってるんでしょ。
それは割と本気であると思うぞ
解除されて経済活動を広げていこうとする社会と、現在/新たに罹患して闘病する方々の構図が、
社会のために必要な解除だし進めるべきだけど、人数が少なくなっていっても置いてけぼりにしないでよね、頼むから。
という気持ちが前面に出たんだ。
↓のエントリーにも書いたけど、安倍首相はその思想的背景や言動から想像するよりもやっていることはずっと調整型で、どこかの業界を犠牲にした政策がこれまでほぼない。
歴代の内閣は、建設業や大学研究費を無駄遣いとして圧縮したり、官僚の役割をないがしろにしたり、痛みを伴う改革で郵便局をブラック企業化したり、就活生の不遇を放置したりした。
安倍内閣はそういった、一部の業界やグループに極端な負担をかけ生贄にするような大胆な改革はしていない。
景気や情勢が絶好調というわけではないので痛みはあるし、過去に発生した痛みを改善できていないものもあるが、
遅いと言われるコロナ対策も、現状の医療業界の負荷を上げすぎないで効果を出すバランスをとっているようにも見える。
そうやって発言できない空気を作るから誰も政治を批判できなくなってしまう。
アニメ業界が今ひとつ世間から信頼されないのも、社会性を感じられない引きこもった空気が原因なんじゃないんですか?
政治にちゃんと参加する事も、業界を牽引し、創作表現を行う者として仕事の一つでしょう。