あと一つ。
上二つとも最終パートのOPED共に名曲でそれまでのOPEDも良かったけど、ラストを締めくくるって意味でこれほどぴったりだと思う曲はないって程
しっくりきた。あと一つがどうしても思い浮かばない。
いや余計なアニオリ要素を何故か混ぜてくるから忠実に再現もできてないんだよな
なのでめんどうなファンのために原作を重視し分かりづらいままにした、という理屈は通らない
4部は何というか、場面場面でもアニメとして魅力あるシーンって無かったよね?
よくもまあ、タイトルで終わってることをダラダラそんなに長文かけるねえ・・
逆に言えば君みたいなジョジョオタのためにわかりにくいのをあえてそのままアニメ化したんだろうに
わかりやすく売れるようにしたら過激派がすぐ炎上させるじゃん最近
ジョジョ原理主義者なんて最近のラノベ原作アニメのファンなんかより数段年季はいってんだから慎重に原作どおりにするのなんて当たり前じゃん
お前はなんのためにみてんだよ
お前が満足できればいいじゃねえか
盛り上がるところも見てる方も分かりやすい。
吸血鬼なのに銃で撃たれても死なない、とかはジョジョ知らない人間でもその場面だけ切り抜いて見ても分かる。
波紋を食らうと吸血鬼は死ぬってのもそれ以上難しくならない設定なので1回聞いたら理解できる。
要は波紋をどう当てるのかというのを待って見ていればいいから毎回波紋をヒットさせるという盛り上がりからの着地点が分かる。
これはかなり重要。
比べて、スタンドバトルがメインになる3部からは、毎回敵が出てくるたびに特殊能力持ちとの超能力バトルになる。
敵の種類も多いので毎回違う特殊能力を覚えなきゃいけない。
漫画なら自分のペースで読めるがアニメだとリアルタイムで初見は理解しないといけない。
これが楽しむための障害になる。
水を操れるとか超スピードとパワーとか炎を操れるとか剣裁きがすごいとか、砂を操れるとかとにかく理解しやすく分かりやすい。
敵の超能力にしても人形を操るとか実は本体が船だったとか予知能力とかピストルとかボスは時を止めるとか、
だから何となくオチも想像できたし決着も分かりやすくて盛り上がれる。
その点、主人公の承太郎のスタンドが超パワーとスピードなのも分かりやすくていいよね。
1部が北斗の拳のパクリでその流れをまだ3部までは残していたから基本オチもちゃんとスタンドのラッシュでお約束を守ってきたと思う。
ラストバトルのラッシュ合戦だけ切り取っても超能力ですごい戦いしてるってのは伝わってくる。
ここまで言うともう理解したと思うけど4部はとにかく分かりづらい。
物を直すという能力のクレイジーDからしてまず直す能力を頻繁に拡大解釈する。
普通の感覚だと戻す能力でミサイルとか体を引っ張るとか言われてもピンとこない。
せいぜいバイクをバラバラにして避けて直してまた走り出すくらいが一般人・初見の感覚のボーダーだと思う。
これも漫画だと自分のペースで読めるからいいけど、初見はリアルタイムでかみ砕かないといけないからハードル高いと思う。
絵を見せると本にして無力化とか紙に物を閉じ込めるとか鉄塔とか養分を吸収するとか擬音を貼り付けるとか正直分かりづらい方の能力が結構出てくるわけで。
吉良の触った相手を「爆弾そのものに変える」っていうのも感覚的に理解できてない人もいるんじゃないだろうか。
接触爆破型と起爆型も使ってくるし、シアーハートアタックも使うし、バイツァダストなんかとにかく分かりづらいだろう。
つまり理解してない状態でバトルが進行するから盛り上がれないのだ。
単純な答えと着地点になれないため万人を盛り上げてくれない。
それが4部が金使った割にコケた最大の原因。
だがアニメ化するに当たっては分かれるように何らかの補助をしなければならなかったのは事実だろう。
制作者たちが勘違いしたのは再現すればそのまま勝てると思ってたところだろう。
でも余計なアニメオリジナル要素も挟んできたり、そのまま再現してるとも言えないわけだが。
また、ジョジョアニメの解釈を優先させすぎなところも足を引っ張ってきたと思う。
個人的には「出しな・・・テメーのキラー・・・クイーンを・・・」はもっとトーンが低くてこれから西部劇のように決闘を行う、
ラストバトルが始まるような張り詰めた演技を期待していたが、出てきたのはいつも普段の演技と同じものだった。
こういうところでどうも自分の期待していたものとズレてるなという気がした。
全体的にアニメ4部の出来は完成度が高くアニメの質という観点からは良い物ではあるが、
この分かりづらさが売り上げに響いてきていると思う。
盛り上げられるところで一緒に乗れなかったら冷めてしまう。
もう少し原作が分かりづらい内容だということを予見していれば何か対策ができただろうが、
PS:
はじめてスーパーのオードブル買ってみたら、リアルポークビッツ(普通のウインナーの半分くらいの細さと太さのやつ)が入っててビクッってなった
食べるときほんとつらくて涙が出た
共食いなんかしたくないのに
ごめんね、ごめんねって心の中で言いながら食べた
アグニを神とあがめる人々とアグニ、トガタらの暮らしが始まったが、食料がないためにじょじょに人が死んでいく
しかし救われたおかげで、みなおだやかな死に顔
トガタは「食料出すこと期待されてるよ。うじうじ悩んでないでなんとかしないと」とアグニに言う
アグニは「考えがある」と言って、火のついていない自分の左顔を切って食料にしようと言う
トガタが斧をふるう係になってそれをやることに
でも顔半分だけじゃ効率悪いからトガタが「私の腕なり足なり切ったほうが早いのに」というけど、アグニは「俺の目の前でトガタに痛い思いは絶対させない」と言って、ひたすら顔を切られ続ける
アンパンチも元ネタっつってたけど、ほんとのほんとはこれをやりたかったんだろうなって気がする
ふと思ったんだが、アグニっつーか祝福者をまっぷたつにきったらどうなるんだろう
同じ人間が二人になるんだろうか